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2018年11月

2018年11月30日 (金)

速報

 
 
 

 
 
ただいま、東京から米沢に向かう山形新幹線の中。
 
 
今朝のことでした。
うちの千葉助教がベストポスター賞を受賞しました。
 
ペロブスカイトQD用いた有機EL素子で高効率化に成功した内容です。
有機ELが今後、塗布型になり、無機と有機のハイブリッドになるという最先端の研究ですね。
 
シンポジウムオーガナイザーもポスターセッションの場でべた褒めでしたから、その内容のレベルの高さは第三者から見ても間違いありません。
 
 
今後の発展をお楽しみに。
 
 
 
 
 
 
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2018年11月29日 (木)

ポスターセッション

 
 

 

 

きょうは我々にとっては最終日。
ということで、最後の晩餐はシーフード。
 
そのあとのポスターセッションでは、
千葉助教とエビちゃんが発表。
 
  
 
 
千葉助教のポスターはベストポスターにノミネートされたと得意顔。
   
   
 
 
エビちゃんも聞きに来てくれた人がひっきりなしで、その人気に嬉しそう。
  
  
 
 
ポスター会場をブラブラしているとばったり出会ったのがこの二人の日本人。
一人は元山形大の助教で今はR研。
ボスが東大のS教授。
 
もう一人は阪大で、
今のボスのS教授の元ボスが東大のS教授。
という妙なつながり。
 
しかも、東大のS教授も、阪大のS教授も実は私と因縁が深くて、
そのエピソードを話すと二人とも知らなくて、
 
 
ええええっ!
 
となって、両S教授の裏の顔を洗いざらい教えてあげた。
 
 
地球の裏側で、たまたまとは言い難いこの出会い。
いやあ、これもご縁かなあ、と思った今日この頃でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
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2018年11月28日 (水)

20年後

 
 
 
 
Materials Research Society(MRS)の秋の大会はいつもボストンで、この20数年はこの時期にここに来てます。
 
しかも、いつも学生を連れて来て、発表させて、いいもの食べて、いろいろ経験してもらいます。
 
 
ということで、
 
 
今回も4名の精鋭が一緒。
 
 

   
   
今夜はそのうちの3名が発表。
 
   
 
 
少々緊張してるように見えるものの、
 
 
 
 
なんとか、切り抜けました。
  
  
 
 
こんな経験できる研究室って、実はとても少ないので、彼らはハッピーだと思います。
 
 
 
で、
 
ポスター会場をウロウロしていると、
東工大の細野先生とばったり。
 
そして、
かれこれ、20分ばかり立ち話。  
 
 
その内容はというと、
 
 
日本の材料技術は世界一だけど、
中国の勢いがすごい。
 
拠点大学を形成し、
世界中から優秀な中国人を集めるだけじゃなく、
外国人も高給で招聘する。
 
今は、日本もなんとか頑張ってるけど、
相対的には研究費の額も、
研究者の数も、
研究者の質も、
論文の数も、
中国が日本を越えた。
 
これからは引き離されるばかりで、
これから10年は日本はダメでしょう。
 
今から改革して、
やり直して、
教育制度、
研究費、
見直して、
死ぬ気で頑張ったら、
20年後にはまたトップに返り咲くかもしれない。
 
 
何故こうなったのか、
理由の一つは、
政治家に博士がいないから、
科学技術を理解する政治家がいないから。
 
半導体業界や、
電気業界を支援する政治家がいないから。
 
 
医師会や農業団体を支える政治家がいても、
科学者を支援する政治家はいない。
 
 
いやあ、
科学技術立国なんて、
過去の話。
 
いまでは、
夢のまた夢。
 
 
我々がなんとか道筋作らないと、
若い人たちは、将来、科学者ですら中国に出稼ぎに行く時代になる。
 
 
という暗い結論でした。
 
 
 
ノーベル賞受賞者がいくら研究費の増額を求めても、
聞く耳持たないこの国の政治家たち。
 
というか、
マスコミ報道でもわかるけど、
あまりにも低い政治家のレベル。
まずこの人たちを入れ替えないと、この国の将来は真っ暗だと思う。
 
 
この20数年でMRSの参加者もずいぶん変わったと感じる今日この頃なのでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
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2018年11月27日 (火)

還暦シンポジウムのご案内

 

 

Photo
 
 


いやあ、早いもので還暦です。
若い頃は、60歳といえば爺さんと思ってましたけど、
自分がこの歳になると、心はまだまだ38歳くらいです。
 
で、
 
卒業生たちが企画してくれました、
還暦祝いのシンポジウム。

概要は以下のとおりです。
 
 
 
・ ・ ・ ・ ・ ・ 
 

◆城戸淳二教授 還暦記念シンポジウム
日時:2019年1月25日(金)
場所:リーガロイヤルホテル東京
 東京都新宿区戸塚町1-104-19
 TEL:03-5285-8962
 http://www.rihga.co.jp/tokyo/index.html 
受付:15:00~
講演会:エメラルドの間
 16:00~16:45 城戸研卒業生のご講演 (人選中)
 16:45~17:30 城戸淳二先生のご講演
懇親会:クリスタルの間 18:00~20:00
会費:¥15,000

◆二次会
懇親会が終わり次第、新宿方面へ移動
場所:選定中
会費:¥5,000程度

還暦を迎えられる城戸先生を囲んで、お互いの近況や懐かしい話でもしながら、ますますのご活躍を願い楽しく語らいましょう!

参加申込の締切:2018年12月15日(土) ※会場の定員に限りがありますので、お早めにお申し込み下さい。 
 
・ ・ ・ ・ ・ 
 
 
城戸研卒業生、山形大工学部卒業生、博士研究員、研究生、交換留学生、共同研究してただきました企業のみなさま、たまたま知り合った皆様、その他城戸と何らかの関係がある皆様、
 
この機会に祝ってやろうと思われる方々はぜひご参加ください。
 
 
参加のお申し込みは以下のURLにて。
 
 

 
では、1月25日に東京で会いましょう。
 
 
 
 
 
 
 
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2018年11月26日 (月)

レシピコンテスト報告

 

こんにちは、

お久しぶりです。  

バカブログ再開です。

 

 

 

 

まずは、報告から。 

先週の金曜日に第3回ドライフーズレシピコンテストの最終審査が米沢栄養大学で行われました。

 

今回は日本全国から35件の応募があり、その中から書類選考で8件に絞らさせていただきました。

 

前回あたりから、かなり本格的なレシピの応募が増え、今回もそのまま商品化できるようなものばかりで、参加者の皆さんも真剣です。

 

 

 

 

ほんと、本格的です。

  
   

    
  
一見プロかと思わせる男性参加者。
 
どこかで、お見かけしたような気がします。
 
 

 

お菓子づくりの経験のない私は興味津々、見学させていただきました。

    
  

    
 
午後1時から4時までの3時間。
休む間も無く、みなさん一生懸命です。 
 
  

   
 
何ができるのかと思ったら大福でした。
    
   

    
   
手つきがプロですよ。 
 
    

 

審査員が何やらひそひそ話。

  
 
 
で、以下、作品を紹介します。
 
 
 
 
「ちょっぴり大人の味、レーズン大福」
  

 
 
 
美味しくいただきました。
盛り付けもきれいです。
お茶に合いますね。
唯一の和菓子でした。
 
 
 
「もちもちレーズンババロア」
 
 
 
おいしくてお代わりして食べてしまいました。
私のような子供は大好きです。  
 
  
 
 
「クリームチーズレーズン」
   
 
  
  
 
 
これはスイーツというよりも、白ワインにあうおつまみ。
干しデラウェアの特性を知り尽くした作者ならではの作品です。
さすがです。  
 
 
 
 
「ぶどうのブッセ」
  
 
 
単純に、好きです。
とてもバランスのとれたシンプルなお菓子だと思います。 
    
  
  
「優雅な葡萄狩り、丸ごとデラウェアのダックワーズ」
  
 
 
審査員特別賞。
こういう娘たちがいる家庭ってさぞかし楽しいだろうなという3姉妹の共同作品です。
味はもちろん、盛り付けにも凝った作品ですね。
おめでとうございます!   
 
 
 
 
「レーズンとナッツのトリュフ」
  
 
 
3位でした。
干しデラウェアをチョコと組み合わせて、その味を最大に引き出してました。
目から鱗の作品。
盛り付けを工夫したら優勝だったかも。
こんなチョコをバレンタインデーにいただいたらイチコロですね。惚れますね。
 
  
イチロー先生が「トッフル」と呼んでいたのを聞き逃しませんでした。 
 
 
 
 
「デラウェア貴婦人のモンブラン」
  
 
 
準優勝。
いやあ、味では一番かも。
これだけ手の込んだ作品は感動ものでした。
  
  
 
「レーズン尽くし!さっぱりカスタードのタルト」
  

  
 
 
 
優勝作品です。
干しデラウェアを生かした、
とても可愛らしい、おいしいお菓子です。 
ぜひプロのパティシエを目指して欲しいです。  
 
 
 
 
 
 
ということで、今回も盛り上がったドライフーズレシピコンテスト。
来年も開催予定で、食材は「秘伝豆」です。
 
 
腕自慢の皆様、ぜひご参加ください。
 
 
 
 
 
 
 
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