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2018年1月10日 (水)

グローバルリーダー

 
 
 

 
 

きょうはリーディング大学院一期生のプログラムとしての最終審査でした。
うちの学生も3名が審査を受け、専門の研究成果とリーディング生として学んだことを発表し、審査委員の産学連携教授の先生方の質問に答えました。
  
  
 
彼ら、彼女らはこの5年間学費免除でしかも毎月給料をもらいながらの研究生活だったわけで、他のコースの博士課程の学生よりかなり優遇されています。
しかも、期間中に外国留学も行ったと言う、手取り足取りの状況でした。
 
  
 
 
その中で、ちょっと不満に思ったこと。
 
 
 
まず、このプログラムは「グローバルリーダー」を育てるのが目的ということ。
  
すなわち、単に博士を生み出すのではなくて、将来、日本代表選手となって科学技術の分野で世界を股にかけて活躍する人材を育てるのが目的です。
 
今回の発表を聞いていて、その点がどうも希薄なんです。
  
素晴らしい研究成果を挙げていて、博士としては合格かもしれません。
 
 
けど、将来的にグローバルリーダー、イノベーターになるという志、目標、夢、、、なんかが欠けるというか。
   
  
  
私自身、博士号を取得して山形大学に助手として赴任した時、それまでの研究テーマである水溶性高分子の金属錯体という基礎研究から、専門をガラッと変えました。
 
しかも、プラスチックが電気で光れば世界を変えられると思い、 有機ELなんて非常識な研究テーマに独学で一からやり直しました。
そんな夢を語る学生が、私が担当の3件の発表の中にいなかったのが、ちょっと残念でしたね。
 
博士を取得してからの5年間で研究者としての将来は決まります。
この5年間でうだつの上がらない研究者は、一生ダメでしょう。
ノーベル賞クラスの研究者は、この5年間で目覚ましい成果を叩き出します。
 
 
この三人には、そんな、尖って目標に対して突っ走る博士になって欲しいと思います。
まだ遅くはありませんから。
 
 
 
 
 
 

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