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2018年1月

2018年1月31日 (水)

目利き

 
 

 

 
 
今夜もジュンビーノでワイン。
 
実はこのお店、オープンして約半年。
オーナーシェフの佐藤さんは、もともと雇われ店長で飲食店を任されてました。
その時から、メニューのセンスの良さでちょくちょく通ってたんですけど、独立すると聞いてとても期待してました。
 
オープン当初から観察してますけど、いまでは米沢でもワインならここと言われるくらいのお店として成長しました。
自分の目には狂いはなかったと思います。
 
特に、私のようなダイエット中のおっさんにとっては、食事メインのお店よりも、ワインメインでそれに合う料理を提供するお店はカロリーを取りすぎず、しかも満足度が高いんです。
 
いやあ、
ありがたい、ありがたい。
 
しかも、バイトの女の子は可愛い子ばっかりだしね。
客層も落ち着いていて、雰囲気もいいです。   
 
 
で、
こうやって自分の目利きぶりを自慢してるわけですけど、
 
一昨日もベンチャーキャピタルの人たち、
昨日はベンチャーの若手社長、
そして今日も、ベンチャーキャピタル、
と、
 
ここのところ、ベンチャー関係者と話す機会が多いわけですけど、
そこでの共通認識がこれ、
 
この国のベンチャーキャピタルには目利きが少ない。
 
とても少ない。
 
 
じゃあ、
どうするべきかと言うと、
一昨日のベンチャーキャピタルのように、担当者が専門家のコンサルを同席させて、専門家としての目でベンチャーの技術を評価する。
 
すると、
うちの技術力、ビジネスモデル、将来性を完璧に理解されて、2時間で投資が決定しました。
 
だから、専門外のベンチャーの担当は、まず専門家を雇い、その意見を参考にすればいいのに、プライドなのか自分で理解しようとする。
そして、できない。
だから、時間だけがズルズルとかかる。  
 
 
いやあ、
こんな人があまりにも多いんですよ、
この国のベンチャーキャピタルには。
 
 
いずれ私はエンジェルになって、ベンチャーに投資する立場になります。
その時は2時間ですべて判断しますからね。
 
 
ご期待ください、
若い起業家の皆さん。
 
 
 
 
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2018年1月30日 (火)

まごチャンネル

   
 
Photo
 
 
きょうのお客さんは東京から。
山形新幹線も遅れず予定どおり到着。
 
スマート未来ハウスの見学、
工学部キャンパスに移動してオフィスにてディスカッション。
 
 
まごチャンネル」と「有機EL」のコラボで話はまとまりました。
 
 
それにしても、ご縁というか、なんと言うか、
先月のWIRED Audi Innovation Awardの会場で知り合って、
人と人とは霊界のクラウドで繋がってますねと言う話で意見は一致して、
大企業はあてにならないから、お互いベンチャーをでっかくして、この国を活性化しましょう、
と言うことで盛り上がりました。
 
 
まごチャンネルが世界を変えるかもね。
 
 
 
 
 
 
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2018年1月29日 (月)

モデル

 
 
 
 
今夜もジュンビーノでワイン。
初めてお連れしたお客さんが、
 
 
おいしい。
 
 
ですよね、
でないとお連れしません。
 
 
しかも、
このお店の特徴は、バイトの女の子がみんなかわいい。
 
きっと、店長が顔で選んでるんじゃないかと、ちょっと疑ってます。
 
 
 
で、
顔といえば、モデルさん。
 
実は、今日のお客さんの娘さんがモデル。
それが自慢で、きょうも色々と娘さんの話を聞かされました。
 
 
その娘さんの最近の仕事がJR。
  
  
ほんと、
見た目が、
美人で、
スラッとしてて、
まさしく、モデル体型。
 
  

  
 
しかも、某横浜の国立大学卒業で、才女。
 
  

  
  
高校の時から知ってます。
当時はクラシックバレエで、プリマドンナ。
 
  
 
 
金澤ちゆきちゃん。
がんばって欲しいです。
 
 
 
で、
うちの娘。
 
ミス京大と呼ばれ、
京大の有村架純と噂されてるようですけど、
 
有機化学が大好きなので、
モデルにはならないと思います。
 
 
親バカ。
 
 
ごめんなさい。  
 
 
 
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2018年1月28日 (日)

WIRED Audi INNOVATION AWARD

  
 
 
Wired
(写真は主催者のサイトから)
 
先月のことで恐縮です。
12月6日のことですけど、東京の海岸スタジオでWIRED Audi INNOVATION AWARDの授賞式がありました。
 
WIRED誌が主催でAudiがスポンサーということで、
受賞者30人は都内からひとりひとりAudiで送迎されるという、なんとも豪勢な授賞式です。
 
 
Audi_2
 
 
ただ、
私は送迎してもらえるとは聞いてましたけど、Audiでの送迎とはつゆ知らず、仕事先からタクシーで会場に行ってしまいました。
 
 
Photo
 
 
受賞者は科学者、起業家、芸術家、それはそれは多彩な面々で、正直言って、聞いたことないお人が多かったです。
 
坂本龍一さんは別ですけど。
 
 
Photo_2
 
 
ただ、
懇親パーティの会場でポスターを拝見しながら、受賞者の皆さんと話をすると、これがとてもユニークでとんがってて、すごい人たちばかりなんです。
 
 
Photo_3
 
 
主催者曰く、
「化学反応」を期待したい。
 
 
Photo_4
 
 
実は、今週、授賞式で出会った起業家の方と大学で打ち合わせです。
 
その日だけは山形新幹線が運休しないことを祈るばかりです。
 
 
でっかい化学反応が、
 
起こりそうなんですよ。
 
 
 
 
 
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2018年1月27日 (土)

どこトレ

 

 

昨夜は、山形新幹線が五分遅れで東京駅に到着して、

いつものホテルに直行。

 

で、

今日はとある委員会。

昨年同様この委員会に出席するんですけど、専門知識がアップデートされるので、それはそれで有り難い。

けど、真冬のこの時期は天候によってはとてつもない苦労を強いられるので、それが困んですよね。

 

で、

今は米沢に戻る最終の山形新幹線の中ですけど、

もしも、これが運休ならもう一泊東京だったので、全然遅れもせす東京駅を出発してくれました。

 

そんなことで、今日は朝からスマホで山形新幹線の運行状況をちょくちょくチェックしてたんですけど、そのサイトが昨日フェースブックで教えていただいたこれ、

 

 

 

 

 

どこトレ。

 

これが詳しい。

米沢駅を登録しておくと、新幹線の状況がすごく詳しくわかる。

 

いやあ、

知らなかったなあ。

 

 

で、

思いつきました。

 

米沢駅の改札のモニターに常にこれを表示する。

乗客も何分遅れなのか一目でわかるし、

駅員さんの負担にもならない。

 

 

こんな便利なサイト、

もっと有効利用してくださいよ、

 

米沢駅長。

 

 

 

 
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2018年1月26日 (金)

つらら

 
 
 

 
 
今年一番の寒波です。
昨日は、東京出張でしたけど、山形新幹線のあまりにもひどいダイヤの乱れのためキャンセル。
 
で、
きょうも引き続き乱れてて、
午後一番のお客さんは、東京から来られたものの、
福島ー米沢間で、2時間車中で待たされたとか。
 
 
そんな時は米沢に引きこもるのが一番なんですけど、
夕刻から山形市で早稲田大学OB会の新年会があるので、新幹線をネットでチェックしつつ、結局は米沢駅10分遅れ程度で新幹線が到着。
 
 
つららの垂れ下がるホームで15分ほど待ったけど、
 
いやあ、
 
空気の冷たいこと。
 
 
諸先輩方と杯を酌み交わして、
山形駅へ。
 
 
そして、そのまま東京まで。
 
 
新幹線は5分の遅れで運行していて、
まあ、今のところ予定どおり。 
 
明日は、絶対に欠席できない超重要な委員会があるので、新幹線の運行に感謝。
 
 
けど、
大雪が想定済みの山形新幹線、
今回のようなドタバタは勘弁してほしいなあと思いました。
 
 
 
 
 
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2018年1月25日 (木)

ベンチャーキャピタル

  
 
 
きょうは大雪で、山形新幹線もダイヤがメチャメチャで、東京日帰り出張の予定をキャンセルせざるを得ませんでした。
 
用務の一つが、山形大学EdgeNextプログラムのイベントで、早稲田大学など関係する大学の人たちとの顔合わせ会で、ソニーの社長だった出井さんも来られるということで、久しぶりにお目にかかれるととても楽しみにしてました。
 
ちょっと、残念。
 
 
で、
このプログラムは、簡単にいうと起業家、アントレプレナーを育成するのが目的で、時々講義させていただくことになってます。
 
自分で言うのもなんですが、私は大学教授として学生の教育ばかりでなく、基礎研究で研究論文を書きながら、アウトリーチ活動で中高生と関わり、ベンチャーをいくつか立ち上げてる起業家でもある、稀有な存在だと思います。
 
そう言う経験から、学生たちに現場の生の声を聞かせようと思っています。
 
 
特に、
教えてあげたいのは、この国にはベンチャー育成のインフラがまだ整っていないこと。
特に、技術系のベンチャーでは開発の要素が強いものが多くて、アメリカではSBIRを利用して比較的簡単に研究資金を調達できますが、残念ながらこの国にはありません。
 
しかも、ベンチャーキャピタル(VC)の規模が小さくて、はっきり言ってしょぼいVCが多いです。
 
さらに、アメリカのVCがプロフェッショナルの集まりなのに対して、この国のVCはアマチュアに毛が生えた程度の人たちが多いこと。
 
これは、今まで起業家として資金調達のために多くのVCの担当者の方々と会って話をした結論です。
すなわち、この国ではマニュアルに沿ってベンチャーを評価します。なぜなら、いわゆる「目利き感覚」がないからです。
 
 
実際にVCの資料をいただいて投資先のリストを見ると、なんでこんなとこに資金を出すのか疑問を持つ場合がとても多いですし、やはり技術が理解できるだけでもダメで、将来性、起業家本人のやる気、潜在能力などなど、
 
見抜く力が全く欠如してますね。
 
 
そして、
最終的には、起業家を心の底から信じれるかどうかです。
 
それが全てかもしれません。
そんなことは、マニュアルには書いてないでしょうけど。
 
国も大学発ベンチャーを支援するために多くのVCを創設してますが、アントレプレナーを育てるのと同時に、ベンチャーキャピタリストを育てないと、決してベンチャーは成功しません。
 
 
そんな裏事情まで知ってしまうと、この国の将来に期待できなくなり、うんざりしてしまいますが、誰かが改革しなければならないのです。
 
 
応援よろしくお願いします。
 
 
 
 
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2018年1月24日 (水)

フラスクの高性能有機EL材料

 

 

少し前の記事ですけど、日経新聞に掲載されました。

 

・・・・・・

 

有機EL レアメタル使わず 山形大、効率高く長寿命 

1月15日

山形大学の城戸淳二教授と笹部久宏准教授は、希少金属(レアメタル)を使わなくても発光効率が高く長寿命の有機EL素子を開発した。緑色を出す素子では発光効率が1.5倍以上、寿命が4倍になり、レアメタルを含む実用品と同程度の性能を達成した。数年後に他の色の素子でも技術を確立し、省エネで安い有機ELディスプレーの実現に役立てる。

山形大発ベンチャーのフラスク(山形県米沢市)と共同で開発した。有機ELの発光層に九州大学の安達千波矢教授が開発した特殊な材料を活用した。水素、炭素、窒素などで構成される「熱活性化遅延蛍光(TADF)材料」で、電気をほぼ100%の効率で光に変換できる。発光層と接する層の化合物も工夫し、発光材料からエネルギーを奪いにくくした。

緑色を出す有機EL素子を試作し、性能を解析した。レアメタルを含まないと発光効率は10%程度だったが、20%以上に高まった。寿命も延びて約1万時間光った。現在の有機EL素子はレアメタルのイリジウムなどを発光層に用いており、高価なのが課題だった。

研究チームは今後、青色などを出す素子も作り性能を詳しく調べる。光の三原色(赤緑青)がそろえば、有機ELディスプレーの消費電力を3分の2にできると見込む。液晶の代わりに有機ELを搭載した高画質のテレビやスマートフォンは急速に台数が増えている。

 

・・・・・・

 

これだと、一体全体何が新たに開発されたのか、わかりませんので、フルバージョンをお読みください。

・・・・・・

 

山形大学有機材料システムフロンティアセンターの城戸淳二教授らと株式会社フラスクの菰田卓哉社長らの研究グループは、第三世代の熱活性化遅延蛍光型発光材料を用いて、高輝度・長寿命な有機エレクトロルミネッセント(EL)素子を開発することに成功した。実用的な輝度1,000 cd/m2で、輝度半減寿命が約1万時間、駆動電圧4.15V、電力効率54 lm/W、外部量子効率20%以上が得られる。新たな素子は、これまでの報告に比べ、1.5倍以上の外部量子効率を実現しつつ、寿命は4倍に達した。

 有機EL素子は、有機半導体材料の薄膜を積層した一種のLED(発光ダイオード)であるが、面状で発光し、かつ直流低電圧で高輝度が得られるなどの特徴があり、スマートフォンやタブレット等の携帯端末に用いられ、大型ディスプレイや照明用光源としても急速に普及しつつある。現在、ディスプレイにおいて、大型化やさらなる低消費電力化が望まれている。本格的な普及には大幅な低コスト化が必要とされており、白金やイリジウム等のレアメタルを用いない第三世代の熱活性化遅延蛍光発光材料の使用が望まれているが、長寿命化と省電力化の両立が課題となっていた。山形大学の城戸淳二教授率いる研究グループと株式会社フラスクの菰田卓哉社長らは、大幅な低コスト化と高効率化が見込まれる第三世代の熱活性化遅延蛍光型発光材料と新たな有機半導体材料を用いることにより、省エネルギーかつ低コストな次世代型有機EL素子の実現を目指してきた。

 

 一般に、有機EL素子はホール輸送層や発光層、電子輸送層、電子注入層などの異なる有機半導体物質を真空蒸着により積層して形成するが、第三世代の熱活性化遅延蛍光材料では、ホール輸送材料と発光材料との相互作用が、効率低下を引き起こす大きな問題となっていた。本研究において、図に示す立体的に嵩高く、発光材料との相互作用をしにくいホール輸送材料であるヘキサフェニルベンゼン誘導体を用いることにより、発光材料の消光を防ぎ、発光開始電圧2.66ボルト、実用的な輝度1,000 cd/m2では、駆動電圧4.15ボルト、外部量子効率21.6%、輝度半減寿命約1万時間が得られる緑色有機EL素子の開発に成功した。具体的な素子構造は、ガラス基板上のインジウムスズ酸化物透明電極上に、ホール注入層としてポリマーバッファー層を20 nm、ホール輸送材料としてトリフェニルアミン誘導体 (NPD) 10 nm、新たに開発したヘキサフェニルベンゼン誘導体 (4DBTHPB) 10 nm、緑色発光層を 30 nm、ホールブロック層 (DBT-TRZ) 10 nm を成膜、そして電子輸送層としてフェナントロリン誘導体 (DPB) とリチウム錯体 (Liq) の混合層を40 nm、電子注入層としてリチウム錯体(Libpp)を1 nm積層した。最後に陰極としてアルミニウムを100 nm真空蒸着した。この新たな素子は、これまでの報告に比べ、1.5倍以上の外部量子効率を実現しつつ、寿命は4倍に達した。

 今回のヘキサフェニルベンゼン誘導体 4DBTHPB は、立体的な嵩高さと高い三重項励起エネルギーを併せ持つだけではなく、電子耐性にも優れるように分子構造にジベンゾチオフェン部位をもたせている。これらにより、発光材料のポテンシャルを最大限に発揮させつつ、長寿命化が可能になったと考えられる。研究室内では、本研究の知見を活かし、新たな長寿命化材料群の開発にも目処がついたという。今後、次世代有機ELのさらなる省電力化と長寿命化に向け、材料および素子構造を開発していく。

 

 本成果は、ドイツの Wiley 社が発行する国際学術誌である Chemistry A European Journal 1129日にオンライン出版された。

 

Photo

・・・・・・

 

これでもわかりませんか?

じゃあ、もっと簡単に言いますと、

 

図の中の4DBTHPBっていう新しい有機半導体材料を開発して、TADFという発光材料を用いた有機EL素子に応用したところ、効率や素子寿命が大幅に向上した。

という内容です。

 

そして、この高性能な材料は、山形大学発のベンチャー、フラスク、から販売するということです。

ということは、

近い将来、有機ELディスプレイに搭載され、この材料が皆様のお茶の間の有機ELテレビの中に使われるかも知れないということです。

 

よくわかりましたね。

 

 

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2018年1月23日 (火)

ATM

  
 
 

 
  
 
今日はある会社の新年会&歓送会で、
鴨鍋。
 
 
 
 
 
 
で、
参加者の中には私以外に大阪からきたオニイサン。
 
 
まあね、
大阪人が二人いたら、
その場は大阪。
   
バカ話で2時間半。
   
  
 
 
 
 
ATMの話題になった時に、
大学教授らしく、
 
だいたい、ATMってなんの略かみなさん知ってるんですか?
と聞くと、
 
 
その大阪オニイチャンが一言、 
 
 
オートマチック
トウチャン
マネー
 
 
なんでも、娘は日頃言うこと聞かないくせに、
おこずかいをねだる時は、猫なで声ですり寄ってくるとのこと、
 
 
いやあ、
どの家庭でも一緒なんですよね、
 
 
ATM。
 
 
 

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諸悪の根源

 



なんとも悲しい話です。




京都大学IPS細胞研究所で論文の捏造と改ざん。


地盤沈下甚だしい日本の科学技術の分野において、世界に誇れる数少ない科学者である山中伸弥先生が頭を下げる姿は見たくなかったですね。 






記憶に新しいところでは小保方事件。


他にも、東京大学でもありました。


どうも、バイオの分野ではデータを捏造しやすいのか、とても多い印象があります。




では、


どうしてこういうことが起こるのでしょうか?




いろいろ、問題点は指摘されてますが、どれもこれも当たっているようで、当たってないんでしょうね。


なぜなら、一向に改善しないからです。






例えば、文部科学省の科学技術・学術政策局政策課のサイトには、研究不正の起こる背景が記載されています。




箇条書きにすると以下のとおりです。








研究を取り巻く現状:


・世界的な大競争時代。


・競争的資金獲得のために目立つ成果を上げる必要がある。


・研究者の流動性が高まり、ポスト獲得のために研究成果が必要。






研究組織・研究者の問題点


・研究者の使命感の低下。


・研究者倫理を身につけていない。研究グループ内でじっくり議論しない。


・自浄作用が働きにくい組織。組織の中での議論が行われにくい。


・研究費獲得が目的になっている。


・若くして主任研究者になった場合に、長期的研究費を獲得するために研究成果が必要。


・国プロジェクトにおいて論文の数、質が評価の対象となり、過度に重要視される。










以上のことが論文捏造の根底にあるとすれば、それをなぜ正そうとしないのでしょうか?


文部科学省の理化学研究所を舞台に小保方事件があってもなお、次から次へと研究不正が出てきてるわけですからね。




しかも、


この国の科学技術力は目に見えて低下し、論文の質も数も右肩下がりに下がり続けています。


ということは、これまでの国の科学技術に取り組む姿勢が間違っていたということ以外の何物でもありません。




これでは、20年後には、まともな科学者、科学技術は残っていないでしょう。


日本沈没です。  






では、


どうすれば日本の科学技術にかつての輝きを取り戻せるのでしょうか?




それはいたって簡単です。




研究者を取り巻く環境をかつてのように戻せばいいだけです。






まず、


大学交付金の1%減を即刻やめること。




国から120億円の交付金を支給されている地方大学であれば、毎年1億円以上の減額です。


すでに授業を値上げし、教員への校費、研究費を微々たるものにまで減額しています。各大学の節約も、もう限界です。


しかも、外部資金がないと研究できない環境は異常です。


学生の卒業研究すらまともにできないでしょう。




すでに、近隣の地方大では交付金削減に対して、人件費を減らして対応しているので、教員の新規採用が凍結されてます。その結果、教員の平均年齢が上がり、かつ仕事量が増えています。


研究なんてできませんね。




また、


地方大学から交付金減で得た原資で大型プロジェクトを新たに生み出し、それを東京大や京都大などの旧帝大中心に交付するので、旧帝大には、研究費が潤沢です。しかし、大型プロジェクト予算獲得のために過度に研究成果が重要視されており、これが研究不正につながりかねません。




ですから、


まず諸悪の根源である交付金1%減をやめない限り、地方大はますます疲弊して、旧帝大では研究不正がなくならず、ますますこの国の科学技術力は低下していきます。






なぜ、こんな単純はことがわからないのか、この国の政治家、文部官僚の方々の理解力の低さに呆れてしまいます。














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2018年1月19日 (金)

異業種交流会のお知らせ

 

 

 

 

 

今年もまたこの季節になってきました。

有機エレクトロニクス異業種交流会です。

 

写真は昨年のもので、第6回とありますが、実は有機エレクトロニクス研究会の前身有機EL研究会で確か8回ほど行ってますので、異業種交流会としては14〜5回目ですね。

有機ELや有機太陽電池、有機トランジスタなどの分野、業界のパネル、装置、材料、検査装置、その他諸々の関係者が集まり、ワイワイガヤガヤやるイベントです。

この交流会に出ないと事業が3年遅れると言われるくらい最先端の情報が飛び交うイベントですので、ぜひご参加ください。

ちなみに、口頭発表、パネル展示もまだ余裕がございますので、自社製品をアピールしたい方は、学会ホームページからお申し込みください。

 

◎有機エレクトロニクス研究会 第7回異業種交流会
日 時:平成30年3月9日(金) 13:00~19:00
会 場:伝国の杜、上杉城史苑
 https://www.spsj.or.jp/entry/annaidetail.asp?kaisaino=1299

 

 

 

 

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2018年1月16日 (火)

今でしょ!

 
 
 
1
 
 
 
受験生の皆さん、
センター試験お疲れ様でした。
 
 
何を隠そう、うちの娘も昨年受験しました。
受験生だけじゃなく、保護者も大変です。
 
 
で、
二次試験。
 
センター試験の点数を眺めながら、最終決定です。
悩んでる人も多いと思います。
 
 
そんな一昨日のこと、
 
「林修先生の初耳学」
 
という番組で、
 
興味深いタイムリーなテーマが取り上げられました。
 
 
大学の選び方
 
 
ですね。
 
 
 
2
 
 
 
で、
まずはいわゆる人気ランキングのカラクリを公開。
 
 
 
3
 
 
たとえば、近畿大学。
近大です。
 
英語では、Kindai University。
昔はKinki Universityでしたけど、
外国ではよろしくない発音なので、変更したとか。
 
 
 
4
 
 
 
で、林先生が「受験生の数」のトリックを披露。
簡単にいうと、同じ大学の日程のことなる学部、学科を一回の受験でエントリーすると、そう受験者数に数えられるということ。
すなわち、一人で3つエントリーすると、受験生は3倍増になるということです。  
 
 
 
5
 
 
 
ということで、
そんな人気ランキングが本当の人気ランキングなのかということ。
 
 
6
 
 
 
まあ、
少子化で受験生が減るなか、
いかに学生を確保するかで汲々としている大学。
特に私立大学にとっては死活問題です。
 
 
 
7
 
 
 
で、
林先生が重視されてるランキング。
 
 
 
8
 
 
 
それが、
トップクラスの学術論文がどれくらい発表されているかというランキングです。
 
 
9
 
 
 
トップクラスの論文というのは、引用される回数の多いインパクトの高い論文ということです。 
研究というのは先人の研究成果を参考にしたりして、その論文を引用します。
ですから、引用回数が多いということは、多くの人がその論文を参考にしているという目安になります。
すなわち、その分野に大きなインパクトを与えたということですね。
 
 
その高被引用論文の中でもトップ1%の論文が何報あるかで、各大学をランキングすると、こうなります。
 
 
 
10
 
 
 
さずが、東大、京大、阪大など旧帝大は多いです。
これは、研究者の数、研究費の額が地方大と比べると数倍あるので、当然といえば当然です。
 
 
 
11
 
 
 
自然科学の分野を22の分野にして、各分野でのランキングを見ることもできます。
その中でも「材料科学」の分野はこうなります。
 
 
 
12
 
 
 
なんと、
山形大学が7位です。
 
 
ノーベル賞受賞者を輩出している名古屋大より上です。
東京工業大学に迫ってますね。
 
 
規模が小さくて、研究費も少ない山形大学の材料科学研究が、こんな上にランクされてるっていうのは、
まじ、
 
スゴイことなんです。
 
 
視聴者の人たちにとっては初耳でしょう。
 
 
 
13
 
 
 
しかも、
林先生はご存知かどうか知りませんが、
山形大学のトップ1% 高被引用論文は、
 
 
城戸研究室
 
 
から発表されたものなんです。
 
 
ということは、
正確に表現すると、
 
 
 
14_2
 
 
 
とてつもなくスゲえな山形大学城戸研究室、
 
 
なんですね。
林先生にとっても初耳かもしれません。
 
 
なにせ、単独の研究室で研究者も多い名古屋大を上回り、
東工大の材料研究者たちに迫るわけですから、
 
 
まあ、
奇跡的です。
 
 
そういうわけで、
有機材料、高分子材料を勉強したい、研究したい人は、
 
 
ぜひ、
山形大学工学部高分子・有機材料工学科を受験しましょう。
 
 
 
決断は、
 
 
今でしょ!  
 
 
 

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2018年1月12日 (金)

アニメ

 
 
 

 
 
昨日から台北です。
米沢はというと、最低気温がマイナス12度とか、シベリアのような状況ですけど、ここは天国です。
 
もちろん、遊びでも、観光でもなくて、
台湾の高分子学会の年会で基調講演を頼まれたからです。
 
で、
 
前から薄々気づいてたんですけど、、
日本のアニメの影響が、
 
すごい、
 
です。
今日も聞きました。
 
ある台湾の大学の教授の息子さん、
今は東北大に留学されてます。
 
なぜ、日本なのかを聞くと、
 
 
アニメが好きだから。
 
 
日本のアニメを小さい頃から観ていて、
日本語をアニメから学んで、
日本に行きたくなった、
そうです。
 
 
そんな子供が実はたくさんいます。
 
日本語学校にも行かず、
日本語が話せる人たち、
 
 
とにかくアニメの影響がすごいんです。
 
 
それに加えて、
日本のドラマ。
 
 
かつて日本でも韓流ドラマが流行りましたけど、 
それ以上かも知れません。
大人たちが観てます。
 
ある台湾の若手の教授曰く、
 
陸王が面白かった。
 
 
その奥さんは相棒が好きだそうです。
 
 
なんでも、日本で放送があった2日後には、
ネットでサブタイトル付きで観れるそうです。
 
 
これって、もっと利用しませんか?
国家戦略としてアニメを世界中に発信すべきだと思います。
 
 
アジアの国々、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、
世界中ですね。
 
お金をばらまくより、
良質のアニメ、
 
 
悲しいかな、今やこれしか世界に誇れるものはないかも知れません。
 
 
 
 
 
 

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2018年1月10日 (水)

グローバルリーダー

 
 
 

 
 

きょうはリーディング大学院一期生のプログラムとしての最終審査でした。
うちの学生も3名が審査を受け、専門の研究成果とリーディング生として学んだことを発表し、審査委員の産学連携教授の先生方の質問に答えました。
  
  
 
彼ら、彼女らはこの5年間学費免除でしかも毎月給料をもらいながらの研究生活だったわけで、他のコースの博士課程の学生よりかなり優遇されています。
しかも、期間中に外国留学も行ったと言う、手取り足取りの状況でした。
 
  
 
 
その中で、ちょっと不満に思ったこと。
 
 
 
まず、このプログラムは「グローバルリーダー」を育てるのが目的ということ。
  
すなわち、単に博士を生み出すのではなくて、将来、日本代表選手となって科学技術の分野で世界を股にかけて活躍する人材を育てるのが目的です。
 
今回の発表を聞いていて、その点がどうも希薄なんです。
  
素晴らしい研究成果を挙げていて、博士としては合格かもしれません。
 
 
けど、将来的にグローバルリーダー、イノベーターになるという志、目標、夢、、、なんかが欠けるというか。
   
  
  
私自身、博士号を取得して山形大学に助手として赴任した時、それまでの研究テーマである水溶性高分子の金属錯体という基礎研究から、専門をガラッと変えました。
 
しかも、プラスチックが電気で光れば世界を変えられると思い、 有機ELなんて非常識な研究テーマに独学で一からやり直しました。
そんな夢を語る学生が、私が担当の3件の発表の中にいなかったのが、ちょっと残念でしたね。
 
博士を取得してからの5年間で研究者としての将来は決まります。
この5年間でうだつの上がらない研究者は、一生ダメでしょう。
ノーベル賞クラスの研究者は、この5年間で目覚ましい成果を叩き出します。
 
 
この三人には、そんな、尖って目標に対して突っ走る博士になって欲しいと思います。
まだ遅くはありませんから。
 
 
 
 
 
 

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2018年1月 8日 (月)

これから

 
 
 
随分とご無沙汰してしましました。
すいません。 
 
 
実は今、出張で東京に向かう新幹線の中です。
 
 
年末から娘が帰省していて、昨日、京都に戻りました。
久しぶりの親子三人、
楽しかったです。
 
19歳になり、来年は成人式ということで、
それも米沢でぜひ参加したいとのいうので、
着物を見に行ったりして、
ちょっと合わせて見たりすると、
娘も随分と成長したなあと、思うわけです。
 
一方、
最近、大学時代の仲間と同窓会的な飲み会をしたんですけど、
同年代の友人たちはもうすぐ定年だとか、
すでに役職定年だとか、
なんだか、お先のない話ばかりです。
 
けど、
 
実は私、
これからなんです。
 
 
ベンチャーを立ち上げて、
でっかくして、
地域を活性化して、
国を元気にして、
 
そして、超大金持ちになって、
 
そのお金を教育に使う。 
 
 
山形新聞から

 

 

 

まだまだ夢の半ばです。

人生の第三幕がこれから上がります。

 

しかも、

一人では、踊れません。

 

仲間とか支援者がいります。

 

特に、

政治家の皆さん、地方自治体の皆さん、文部科学省や経済産業省、農林水産省の皆さん、

力を貸してください。

 

 

一緒に、この国をもう一度、

技術立国として、輝く国にしましょうよ。

 

遅くなりましたが、

あけましておめでとうございます。

 

 

 

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