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2017年1月25日 (水)

フェイスブック友だち

 
 
 
昨日はちょっと大変でした。
まあ、聞いてください。
 
 
月曜日の夜、
大学での仕事を終えて横浜まで移動。
 
で昨日、火曜日の朝、
横浜で民間企業の社外取締役として役員会に出席。
 
午後、市ヶ谷で国プロ打ち合わせ。
 
夕刻、
大手町でベンチャーキャピタルの方々とお話し。
 
 
ここまでは順調でした。
で、最終で帰ろうと思って、東京駅に行くと、流れてました、
 
山形新幹線は運休しております
 
というアナウンス。
 
 
おいおい、
また東京で一泊か?
 
と脳裏をかすめましたが、
ひょっとしてローカル電車が福島から米沢まで走ってるかもしれないと、
とりあえず、東北新幹線で福島へ向かいました。
 
 
で、
ヒマなので、
ことの顛末をフェイスブックで書き込もうと写真入りでアップ。
 
 
 
東京からやまびこで福島まで。
福島から米沢へは、歩いて峠を越えます。
 
 
 
ちなみに、峠越えで福島から米沢へは距離でいうと35キロくらいあるでしょうか。
8時間はかかるでしょうから、この時期、確実に死にますね。
 
すると、コメントが、
 
 
Aさん  そっち方面は大変ですね。こっちは寒いけどしれてます。
 
Bさん それは、ちょっと・・・。
 
Cさん  泊まるんですよね
 
Dさん  峠〜とうげ〜、普通列車の際は止まり力餅を売りに来るんですね 
 
 
みなさん、他人事のようです。
まあ、他人事ですけど。
 
 
 
もし遭難したら、このピーナッツバターをなめる。
 
 
 
これはDean and Delucaで娘のために買ったものです。
それにも、コメント。
 
 
Eさん  城戸先生、お疲れ様です😃昨日は米沢駅ホームでスマホ📱をもって撮影している城戸先生の姿を新幹線🚄の中からお見かけしました😃福島駅から米沢駅までは現在新幹線は運休しているので、選択枝は、バスかタクシーか福島市に宿泊か、だと思われます
 
Fさん  栄養価が高いんですね~ 
    
  
   
福島駅に着いて、
 
さあ、愛する妻の待つ米沢までがんばるか。
 
 
 
いろいろ書き込まれますが、なんだか人の不幸を喜んでるようなコメントも見受けられるようになりました。
 
 
Gさん 気をつけて!
 
Hさん  私も愛してます♡
 
Iさん 福島も積もってますね〜
 
Jさん 道中、気をつけて下さい…。
 
Kさん 西口ですね!
 
Lさん おや、私も昨日福島でした!
  
  
  
で、生きて自宅に到着して、
    
やっと着いた。
ええ運動になったわ。

    
 
 
すると、
 
Mさん 城戸先生、お疲れ様でした😊
 
Nさん あんまり本気にしてませんが、お疲れ様です。それ運動ではなく労働ですが、細かい話は抜きでおやすみなさい。右の雪がクレヨンしんちゃんのケツに似ています
 
Oさん 福島からどうやって帰ったのですか?まじで歩いて帰ったのですか?あの栗子トンネルを歩くのは地獄ですよ〜〜。
 
Pさん すごい❄雪ですね…。
 
Qさん 車のスピードでお疲れ様です
 
Rさん 家内が雪懐かしいと言ってたよ。ところで城戸先生心肺停止にならなくてよかったですね。
 
Sさん 今朝、東京から仙台に出て車で東根へ。新幹線が不通ってありえへん
  
   
まあ、こんな感じで、
私としてはファイスブックが非常時にいかに役に立つかと、試したわけですけど、
見事に、
 
使えない
 
か、ということを証明してくれました。
 
東京を出た時点で、米沢の人たちは福島ー米沢間が不通だと知ってるわけで、
そうだとすると、
35キロの雪山を私が歩いて帰ろうとする無茶を、
 
止めるか、
 
じゃあ、
 
今から福島までお迎えにあがります
 
と車を出すか、  
 
二つに一つだと思ってましたが、
そんな心優しい人、一人もいませんでした。
 
しかも、
 
どなたとは言いませんが、コメントをくれた人の中には、米沢市役所の人もいて、
私が米沢の活性化のために日頃からどれだけ努力しているか知っているにもかかわらず、見事に見捨てられました。
 
とても残念です。
もう、米沢は見捨てます。
 
 
 
で、
 
 
実際にはタクシーに乗ったわけですけど、
こんな夜に米沢まで雪道というかアイスバーンの山道を走ってくれるか心配で、
タクシー乗り場で、まず開いているドア越しに、運転手さんに聞いてみました。
 
 
米沢まで行ってもらえますか?
 
 
その時、初老の小柄な運転手さんの目が、
 
 
になったのを見逃しませんでした。
 
まあね、今から往復すると日が変わります。
しかも、雪道で危険です。
しかも、結構年配で体力も心配です。
 
だから、一瞬たじろいだのでしょう。  
 
けど、乗せてくれましたよ。
福島の人は親切です。
 
 
 
 
 
 
途中、
峠の山頂付近ですけど、
猛吹雪で前が見えず、後部座席の私でさえ、ちょっとビビりましたけど、
運転手さん、
動じることなしに運転を続けました。
 
ベテランだから、慣れているのか、
もう感性が鈍っていて、
何ににも反応しないのか。  
  
   
しかも、途中の長いトンネルの中で急にフロントガラスが曇って、
前が見えなくなりました。
 
 
 
 
 
 
私は身の危険を感じましたが、
ベテラン初老小柄運転手さん、
動ぜず、
おもむろに、
温風を当て始めたら、
下の方から、
ゆっくりと晴れて行きました。
 
この間、約3分。
 
前は見えていませんでした。
 
 
まあ、  
ベテラン初老小柄鈍感運転手さんにとっては、
フロントガラスが曇ってようが、クリアだろうが、結局は前がよく見えてなかったのかもしれません。
 
 
そんな感じで、
西栗子トンネルの入り口付近で、髪の長い雪女に手招きされましたが、
それにも目をくれず、
 
無事に我が家につきました。
 
 
1万6000円ほどかかりましたが、 その日のうちに無事に帰宅できた幸運を喜びました。
 
 
それにしても、
フェイスブック、
 
そして
フェイスブック友達は、
 
 
役に立ちません。
 
 
 
 
 
さあ、この国を福島から元気にしましょう。

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