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2017年1月20日 (金)

困ったちゃん

昨日から東京に出張で、今日は横浜、そして明日はまた東京、
と首都圏での仕事が続くきょうこの頃です。
そんな時に出くわすのが、困った人たちです。
その1。
新幹線でゴミをそのままにしていく人。
たとえば、名古屋から乗車するとします。
新大阪から乗った人が、ゴミを残して降りたとします。
その席に座った人はどう感じるでしょうね。
車内に自分が持ち込んだものは、きちんと持ち帰って欲しいものです。
こういうのって、見るだけで不愉快になります。
その2。
新幹線で靴を脱ぐオヤジ。
想像してみてください。
新幹線で隣に座った人が靴を脱いだらどうでしょう。
臭いです。
少なくとも臭そうです。
最悪は、
実際に目撃しましたけど、
新幹線のグリーン車で、
新聞紙をひいて、
靴を脱いで、
左手にガラケーでメール、
右手に菓子パン、
降りるときは、
新聞紙はひきっぱなし、すべてのゴミが座席の前にそのまま。
いい大人ですよ。   
きっと、そんな親の子供は同じことをする大人になるでしょう。
子は親の鑑ですから。
その3。
志の低い学生。
そして、 職業柄、
卒業時期になってたまに出くわす困った学生。
これは大学の先生なら皆経験されてると思います。
ご存知のように講義を受け持てば、単位をだすために試験をします。
たとえば、60点以上は「可」、70点以上は「良」、80点以上が「優」というふうに成績の評価基準は決まっています。
でもいるんです、
59点だから、あと1点なんとかして欲しい。
就職の内定が決まってるので、なんとかして欲しい。
レポートを提出するので、なんとかして欲しい。
そんな学生にはキッパリと言います。
無理です。
なぜなら、59点で単位がもらえたら、58点の学生が来て言うでしょう、
59点と58点では、1点しか違いません。
だから単位をください、と。
それを続けると、どんどん基準が下がって50点でも単位をだすことになりますね。
だから、基準が設けられてます。
60点以上が「可」なんですよ、と。
卒業論文、修士論文でもあります。
とても単位をあげられない実験内容なのに、卒業させて欲しいと泣きつきます。
内定をもらってるので、なんとかして欲しいと粘ります。
でも、私は言います。
あなたの実験結果では、基準に達する修士論文は書けません。
そもそも実験量が少なすぎますね、
それに勉強がおろそかで化学の基礎がわかってませんね、
だから、
延長するので勉強して、実験を続け、基準に達する修論を書いてください。
でも、そういう学生に限って言います。
よその研究室では、このレベルで卒業できるのに、
とか、
先輩より実験してるのに、なぜあの先輩が卒業できて、私はできないんですか、と。
こういう考え、意識を持っていること自体がダメですね。
言った瞬間
アウト
です。
卒業は難しいでしょう。
なぜなら、あまりにも目標が低いからです。
「志」が低すぎるからです。
自分をもっとも低いレベルと比較して、上だの下だの、
寂しすぎますね。 
とても悲しくなります。
もし私が親なら、育て方を間違えたと自分を責めるでしょう。
そのような学生は社会に出ても通用しませんし、
絶対に失敗します。
会社に迷惑をかけます。
組織のお荷物になります。
ですから、
そんなことを言ってる限り、
研究室に残して、
親の代わりに、
考え方、行動、すべて別人のように生まれ変わるまで、鍛え直します。
たとえそれが1年かかろうが、2年かかろうとも。   
城戸研スタンダードに達した学生しか卒業させません。
新幹線の中でも、職場でも、
困ったちゃんには会いたくないものです。
さあ、この国を地方大学から元気にしましょう。

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