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2016年9月 9日 (金)

山形大発ベンチャー、ベジア誕生!

 
 
今朝の山形新聞等で報道されました山形大学発のベンチャー、ベジア。
よりくわしくお話しします。
いまから4年前の2012年、同じく山形大学発のベンチャーとしてナチュラルプロセスファクトリー(NPF)を設立しました。
 
NPFホームページはこちら → http://natural-process-factory.com
 
この会社は「有機エレクトロニクスの光と流体力学の風が農業をイノベーションする」と合言葉に、山形大学工学部の技術で農業の六次産業化に貢献しようというものです。
これまで、新型常温乾燥期の開発や乾燥食材を用いた食品の開発など、おもに研究開発をメインに行ってきました。
その成果の一つに、山形県鶴岡市の老舗和菓子屋さんの「木村屋」さんのだだちゃ豆を使ったお菓子「だだちゃ豆右衛門」があります。
 
ホームページはこちら → http://www.kimuraya-shop.jp/fs/kimuraya/c/gr66
 
フィナンシェ、ダックワーズ、餅の三種類あって、どれもだだちゃ豆特有の香りが口の中に広がり、後味までしっかりだだちゃ豆という、だだちゃ豆の特徴を最高に生かしたお菓子に仕上がってます。
発売から半年ですが、いまや品切れが続くほどバカ売れで、山形を代表するお菓子となりました。
 
実は、木村屋さんでは当初、だだちゃ豆の粉末を購入してこのようなお菓子を製造しようと考えられました。しかし、手に入る粉末は香りに乏しく、しかも非常に高価でした。
そこで、NPF社の常温乾燥機を購入され、自社工場でだだちゃ豆を乾燥し、粉砕し、お菓子づくりに使われるようになり、今日に至ります。
 
 
このように、その地域の特産物を用いて、食品を製造販売することは、 その地域の産業の活性化、農業の活性化につながり、またその地域のブランド化にも役立ちます。
そこで、立ち上げたのが今回の「株式会社ベジア」です。
 
この会社はNPFと異なり、製造工場です。
地域の農産物をこの工場で加工して、販売するわけです。
たとえば山形県であれば、内陸の米沢市のある置賜地方、県庁所在地の山形市のある村山地方、そして日本海側で鶴岡市のある庄内地方があります。
理想的には、加工工場が各地域に1箇所あれば、その地域の農産物を乾燥し、たとえばその粉を地域のお菓子屋さんに供給させていただき、その地方ならではのお菓子、食品にします。B to Bですね。
また、自ら食品を製造して直接ネット販売などを行うことも予定してます。B to Cです。
食材となる原料も、B級品や規格外のこれまで捨てられていたものまで活用できるので、農家さんにとっても朗報です。
 
 
具体的には、最初は廃校などを利用して、パイロットプラント的な小規模工場からスタートします。
そして、大規模化が必要となった時には工場を建設します。
 
資金は、小規模工場の段階では市町村に支援いただこうと考えてます。ベンチャーですから、資金はありません。あるのは技術力です。
ですから、やる気のある市町村がお金を出し、我々は技術を提供し、地域の産業を開拓します。
実は、すでにいくつかの市町村の企業誘致担当の方々とはヒアリングを行っており、このスキームに乗りたいという市町村があり、今年度中に2〜3の工場が立ち上がります。
 
最終的には北海道から沖縄まで全国に20から50箇所くらいに工場を建設し、常温乾燥で農業を活性化したいと思ってます。
 
 
ちなみに、工場建設には資金が必要なので、来年度以降はベンチャーキャピタルなどからの資金調達を考えてますので、ご興味のあるVCにはコンタクト頂ければと考えております。
 
本件に関するお問い合わせは、城戸まで。
junjikido@icloud.com
 
 
 

再度1位を目指します。

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