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2016年9月12日 (月)

日本の有機ELディスプレイ、その1

 
 
なぜ、このブログの更新がおろそかになっているかという と、
まず第一にフェースブック(FB)を始めたのでそちらで情報発信してることと、ココログのインターフェースが全く更新されず、FBに比べると記事のアップがとてつもなく面倒臭いから。
 
写真の掲載ひとつとっても、FBならスマホで写真撮ってそのまま掲載。
けど、ココログならパソコンを立ち上げて、写真のサイズを変更して・・・
と、とてつもなく面倒くさい。
 
けど、パソコンで長い文章もストレスなく書き込めるという点でブログは重宝するので、これはこれでやめられない。
 
 
そんなことで、ごくたまにしかアップしなくなったこのココログのブログ。
「毎日更新」の看板に偽りありと言われるので、これからはできるだけアップしようと思います。
 
 
 
で、きょうは有機EL。
 
ここのところ、有機ELディスプレイが注目されてます。
というのも、アップルがiPhoneで採用すると言ったから。
 
有機ELは液晶と違って、画像がきれいで、フォルム状にもできるので折りたためる。
だから、次世代のスマホは折りたたみ自由自在の形状になるというのが、アップルだけじゃなく、みんなの思いで液晶の次は有機ELなわけです。
 
だから、「液晶の次は液晶」と言った社長の会社(シャープですけど)はジェットコースターのように急降下してしまい、いまや外国企業の傘下に。
まあ、あの人も液晶パネルを立ち上げて出世した人だけに、有機EL憎しで有機ELの開発をおろそかにしたんで、時代に乗り遅れたということです。きっと、一事が万事そうだったんだろうなあ。
 
 
 
で、日本の有機EL。
 
いま、国内でTFT有機ELディスプレイの開発をしているパネルメーカーは3社。
ジャパンディスプレイ(JDI)とJOLEDとシャープ。
 
JDIはソニーと東芝と日立の中小型液晶事業を統合した会社で、いまも事業としては液晶がメイン。
これらの会社は有機ELの開発も行っていたんで、有機ELの開発も行ってます。
特に、東芝は東芝松下ディスプレイ(TMD)時代に石川工場で小型有機ELパネルの製造も行ったこともあって、生産技術に関しては、かつては技術者もいました。
 
ただ、TMDが有機EL事業をストップして技術者がいなくなってしまい、いまのJDIは製造技術に関しては実質ゼロからのスタートでした。
だから、サムスンやLGに遅れてしまい、いまだに有機ELの事業化には成功してません。
 
中国では液晶パネルや半導体の内製化を国が推進しており、液晶工場への投資が進んでます。現在は3割くらいの内製化率を上げるために、これは国策なわけです。
 
ですから、
間違いなく、確実に、100%の確率で、JDIのお客さんである中国のセットメーカーは3年後にはJDIから自国パネルメーカーからのパネル調達になるでしょうし、JDIにとって最大の大口顧客のアップルも、液晶から有機ELに舵を切ることから、JDIの客は一気になくなることが予想されます。
 
ですから、JDIが生き残るためには、一刻も早く有機ELの生産に取り掛からなければならず、それができないと5年後には会社の存続すら難しいでしょう。
 
 
実は、
JDIが立ち上がる際に、初代社長が山形大にディスカッションにこられました。
その際に、共同研究を提案しましたが、結局は自社内での開発を選択されました。
まあね、東芝や日立やソニーの研究者がいるわけで、大学に頼る必要なないという判断なのでしょう。
日本企業によくある話です。
 
 
で、
結局は有機ELが立ち上がらず、現在に至るわけです。
 
 
山形大学には材料からデバイス、製造プロセスまで、すべて最新の技術、情報が集まってます。サムスンやLGなどの外国企業は積極的にコラボされに来ます。
中国の工場にも呼ばれることがあります。
外国企業はとにかく積極的に、必死に、事業のことを考えて最新技術を学ぼうとします。
 
しかし、残念ながら私は石川工場には行ったことがありませんし、JDIから山形に来られることもありません。
 
日の丸有機ELディスプレイの普及を夢見る者として、いくらでもお手伝いさせていただきたいと思うのに、その機会がないというのは悲しいことです。
しかも、このまま朽ち果てていくのをただ見守るだけというのは、やりきれない気持ちになります。
 
 
JDIの大株主である産業革新機構のご担当の方、経済産業省の方、今からでも遅くはないですよ。
オールジャパン体制で一発逆転を狙いませんか?
 
 
と、提案したい。
 
 
 
 

再度1位を目指します。

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