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2013年10月

2013年10月30日 (水)

光るサクランボ 

 

 

山形と言えば、さくらんぼ、

有機ELと言えば、山形、

 

ということで、 

 

 

山形新聞より:

 

 

「ゆらっ」「キラッ」有機EL照明 サクランボ形、寒河江に設置

2013年10月24日

 

寒河江市技術交流プラザ(寒河江中央工業団地内)に山形大有機エレクトロニクスイノベーションセンター(米沢市)が開発したサクランボ形のフレキシブル有機EL照明が設置され、除幕式が23日行われた。風による揺れを感知すると、サクランボの実に当たる部分の発光量が増す仕組みで、今後の製品化に期待が高まっている。

 

プラザを運営している寒河江市技術振興協会(阿部孝一会長)が創立20周年記念事業として企画。照明技術は山形大、全体デザインは東北芸術工科大が担当した。

 

同市特産のサクランボが日差しできらめく様子をイメージ。実をかたどった赤い発光部と、揺れ幅を感知するセンサーを内蔵した軸部分から成る。ともに薄くて耐久性に優れたフィルム状の素材でできており、空調機器の風で揺れると実の発光量が変化する。

 

センサーと連動した照明の仕組みは、振動や水流による揺らぎにも応用可能。身近なイルミネーションとして製品化も期待され、特許を申請している。開発に当たった硯里善幸山形大准教授は「有機EL照明の認知度を高めるきっかけにしたい」としている。

 

除幕式では、関係者が展示スペースの1階ロビーで点灯セレモニーを行い、硯里准教授が照明技術の概要を説明した。

 

ほかの次世代有機EL照明として、複雑な配線をLANケーブルで簡略化させたタイプ、寒河江市産のニットや米沢織と組み合わせた製品も展示しており、平日午前9時~午後5時に見学できる。

 

寒河江市技術振興協会の20周年記念式典も同日、同市のホテルサンチェリーで行われ、阿部会長が「各企業が強みを持ち、連携していく姿勢が重要。さらなる人材育成、能力開発に励み地域発展につなげよう」とあいさつ。EV(電気自動車)安全協会(東京都千代田区)の山下浩二氏が記念講演した。

 

・・・・・

 

ということで、

山形大学有機エレクトロニクスイノベーションセンターで開発した光る有機ELサクランボが寒河江市(さがえし)の技術交流プラザに設置されました。

 

で、

この光るサクランボ、

実はスゴいんです。

 

フィルムフレキシブル有機ELで、

リン光高効率で、

茎の部分が曲げセンサー付きで、

触ったり、団扇で扇ぐと点滅する。

 

最先端技術満載なのです。

 

いやあ、

こんなのが寒河江市に展示されてるとはサムスンも知らないだろうなあ。

 

 

ちなみに、

山形県では寒河江市と東根市がサクランボの産地として競っていて、一般にはサクランボと言えば、寒河江、だけどサクランボの生産量日本一で発祥の地は東根。

だから、この二市は競っていて、新幹線の東根駅も、「さくらんぼ東根駅」とするくらい、アピールに余念がない。

 

今回も有機ELに目をつけた寒河江にちょっとポイントがついたかもしれない。

 

ということで、

東根市の関係者の皆様、

寒河江市より、

スゴイ有機ELサクランボを設置しませんか?

いつでもお手伝いいたします。

 

 

 

 

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2013年10月29日 (火)

ヤマトウ

 
 
Img_1524
 
 
きょう、ヤマトウで講演させていただきました。
山形東高校ね。
 
ここは創立129周年の、由緒正しい、伝統のある、山形で一番の進学校。
どんな生徒さん達がいるのかとても楽しみで、校門をくぐる時から、きょろきょろと辺りを見回していると、校舎内では一生懸命廊下を雑巾掛けする男子生徒がいたり、窓を一生懸命拭いている女子生徒がいたり、隅々まで掃除をしていた。
 
すれ違う生徒さん達も挨拶してくれて気持ちがいいし、
なるほどなるほど、
ここの生徒さん達は受験勉強ばかりじゃなくて、しっかり教育を受けているのだなあと、感心した。
 
1時間の講演中も、熱心に聞いてくれて、笑うところは笑い、感心するところは感心してくれた。
頭のいい、素直な生徒さんが多いという印象かな。  
イケメンは少ないけど。
 
何を隠そう、管理人の知り合いも実はヤマトウ卒業生が多くて、うちの大学の結城学長もそうだし、山形県の齋藤前知事もそうだし、Ken奥山デザイナーもそうだし、山形県庁の多くの職員の方々もそうだし、山形銀行の長谷川頭取もそうだし、他の県内企業の社長さんがたもそうだしね。
 
要するに、ヤマトウ生の頭の良さと素直さに、個性がプラスされて、独創性が加われば、トップになれるということ。
なるほどなるほど、と勝手に頷いた。
 
 
そんな訳で、ヤマトウというのは山形県を支えるエリート養成機関なんだけど、そんな責任重大なヤマトウの校長先生は佐竹俊明先生で、今年の4月から着任された。とても気さくな先生で、着任直後の4月17日にいきなり管理人にメールをいただき、創立記念日の講演依頼をされるという大胆かつ繊細、行動の早い校長先生でもあるのだ。手が早いかどうかは知らないけど。
 
 
で、
早速、生徒さんから相談のメールをいただいた。

同じような疑問、お悩みを抱える高校生もおられるかもしれないので、勝手に転載して、ここに御答えいたします。

 

・・・・・

 

突然すみません。

本日ありがたい講演を頂いた山形東高校の○○と申します。

稚拙な文面で失礼します。

 

私は工学部に入り何か物作りのしたいと考えているのですが、

やるならば日本一世界一になる発明やプロジェクトを手掛けたいと思っています

大きな声では言えませんが・・・学力的にも・・・

 

一番になるには海外で勉強する必要があると考えていたので今日の城戸先生のお話は非常にためになりました。成功する秘訣とか。。。

私は前から疑問に思っていたのですが、留学はいつすべきなのか?という事です。

どこに留学するかも考えず大学在学中にするものだと漠然と思っていましたが先生は大学院をニューヨークで過ごしたとおっしゃられました。

それでこの疑問がさらに増しました。

また留学するならどこがいいのかも気になりました。

 

留学はいつすべきか?

留学先はどこがいいのか?

 

という無知な学生の疑問に答えて頂けたら幸いです。

 

お忙しいなかすみません。

 

山形東高校○○○○

 

・・・・

 

ベストアンサーは以下のとおりです。

 

まず、ヤマトウから日本の大学工学部に進学する。

その際、どういう分野の研究をしたいのか、ある程度明確にして(高校生だとまだボンヤリとしかわからないかもしれないけど)、その分野のトップクラスの研究室を目指して大学を決める。

まず大学ありきではありません。

研究室を目指します。

 

後々、ボディブロウのように効いてくるのは、というか実感するのは、誰の研究室を出たかです。

指導教授が超重要です。

企業の人事は、大学名ではなく、研究室を重要視するところが多くなってきてますしね。

基本的に、研究環境も、研究のレベルも、実は大学ではなく、各研究者個人に大きく依存してます。

 

東大にしても、世界のトップレベルで競っている研究室もあれば、重箱の隅をつついているくだらない研究室もあるのです。

 

ですから、まずは、日本の大学を卒業して、この国の大学のいいところを学んで、吸収して欲しいと思います。

 

外国にでたいのであれば、大学院はアメリカがお薦めです。

なぜなら、世界中から優秀な学生が集まってます。

日本国内でトップの大学や高校を出ていても、アメリカでは単に一アジアの島国から来た学生に過ぎません。だれも、ヤマトウ出身だからとか、トウダイ出身だからと言って、目にかけてくれませんし、チヤホヤもしてくれません。

要するに「実力」だけが頼りの世界です。

 

だからといって、高校を卒業して、いきなりのアメリカ留学はお薦めできません。

なぜなら、トップクラスの大学はアメリカでも狭き門ですし、「とりあえず留学」的に入れる大学に入学しても、英語はうまくなるでしょうが、その他、得るものはないでしょう。

 

また、なかには国内の大学受験を失敗したからと言う後ろ向きな理由でアメリカ留学される人もいるみたいですが、そんな「負け犬の逃亡」的留学ではモチベーションも低くて成功する訳がありません。

アメリカの悪い面に染められて、堕落するだけです。

 

留学というのは、あくまでも崇高な目的を持って、高いモチベーションとやる気がないと、得られるものは「ない」ということです。

今どき、単に英語がうまいだけじゃあ、帰国子女がわんさかいる中、仕事でも有利になりませんし、やはり、社会に出て重要なのは、本人の実力、人間としての魅力、人的ネットワークであったりする訳です。

 

ということで、まとめますと、

日本の大学に進学して、卒論研究などを通して、研究者としての基礎的スキルをまず身に付ける。

学部4年間で、ある程度、やりたい研究が見えてきたら、できれば大学院修士課程の2年間は、国内の他大学の大学院に進学して、新たな分野に挑戦して研究者としての幅を広げる。

 

そして、博士課程はアメリカへ。

日本のトップクラスの大学院で修士まで出て、まじめに、そして真剣に修論研究を行えば、実験スキルも知識も世界に通用します。というか、負けません。

 

そんな実力を引っさげて、大学院博士課程はアメリカに進学する。

その際に、日本の大学、大学院の研究室の指導教授が世界のトップクラスなら、アメリカにもの親しい著名な教授がいて、紹介してくれることでしょう。

すなわち、コネクションを利用すると比較的入りやすいのです。  

 

実を言うと、一般には日本で博士課程まで行ってから、博士研究員として1年間くらい海外留学するケースがほとんどで、アメリカの留学生の中で日本人は超レアな存在となってます。

博士研究員で研究だけするのと、学生として留学して、苦労して博士号を取得するのとでは、得るものの大きさが違います。

養殖池のニジマスを釣るのと、大海でキングサーモンを釣るくらいの違いです。

ちょっと極端だけど。

 

そんなわけで、○○君のように、海外留学したいと言う若い人達にもっともっと出てきて欲しいわけで、ぜひとも海外で体験を積んで、武者修行して、いずれは帰国してこの国のために尽くしてくれたらなあ、と思います。

 

一度、時間があれば研究室に来てください。

もっと詳しい情報を差し上げます。

 

 

  

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2013年10月28日 (月)

講演続き

  
 
いやあ、光陰矢の如し。
ブログアップしない日々があれよあれよという間に過ぎてしまいました。
 
すまんすまん。
 
で、
この間いろいろありました。
講演にしても、
 
10月18日は、山形市で「第58回全国肢体不自由児療育研究大会」にて1時間ほど講演させていただき、10月22日は東京で日本化学会の「CSJ化学フェスタ」で基調講演、10月24日は日経BPのFPDインターナショナルのセミナーで基調講演、と教育、専門、一般向け、と幅が広い。
 
まあ、ゴルフの話しにしても、やれと言われれば真剣に内容を考えて、聞きに来られる方々に最大限、楽しんでもらえるように準備するので、たとえ同じような内容であっても中身を常にアップデートして吟味するので、講演会が続くと夜の夜中まで忙しくなって、バカブログを更新するヒマはない。
 
しかも、
講演会以外にも、たとえばテープカットなんていう仕事も入る。
 
 
山形新聞より:
 
 

米沢信金が有機ELのタワー型照明を設置

2013年10月25日

米沢信用金庫(米沢市、種村信次理事長)が25日、本店営業部ロビーにタワー型の有機EL照明を設置した。オープニングセレモニーも開かれ、世界に一つだけの照明器具がお披露目された。

 

披露されたのは、高さ約1.9メートルの「EL-TREE」。同市のルミオテックが製造した有機ELパネルを52枚使用し、山形大工学部発のベンチャー「オーガニックライティング」がデザインを担当した「オール米沢製」のオーダーメード照明だ。有機EL照明発祥の地である米沢から普及啓発と地域活性化を図ることを目的に、同金庫が県と市の補助を受けて約390万円で製作した。

 

セレモニーでは、世界で初めて白色有機ELを開発した同大の城戸淳二卓越研究教授が「米沢の地で、有機ELの魅力を存分に感じてもらいたい」とあいさつ。関係者のテープカットとともに、「EL-TREE」のコンセプトになっている「おもてなし」の優しい光が周囲を柔らかく照らした。

 

・・・・

 

ということで、

実物の写真は山形新聞のサイトでご覧ください。

 

何を隠そう、このEL-Tree、

有機ELパネルは、米沢市に工場のあるルミオテック社で製、

器具が大学発ベンチャーのオーガニックライティング社製、

ということで、Made in Yonezawa。

 

ブランド的には本家、元祖の製品。

 

それが、米沢市の中心にある中小企業の味方、米沢信用金庫の本店に設置されたのだから、白色有機ELの生みの親としてはうれしい。

テープカットを頼まれて断るわけにはいかない。

 

なにせ、金融機関で本格的な有機EL照明器具の設置は、世界初

世界初ですからね。

 

ありがとうございます。

心から感謝いたします。

 

米沢市民、山形県民、その他もろもろ、ぜひとも米沢信用金庫に足をお運びください。

 

 

ということで、

明日の講演は、山形市の山形東高校の創立記念日講演会。

どんな高校生たちがいるのか、とても楽しみなのだ。

 

 

 

 

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2013年10月16日 (水)

初講演

 
 
きょうは朝から雨。
10年に一度の大型台風とか。
けど、風はほとんどない。
何を隠そう、ここ米沢には台風を含む自然災害が来ないのだ。
 
雨も弱くなった夕刻に市内のホテルへ。
実は、
こんな日に講演会なのだ。
 
 
で、
その講演題目がこれ。
 
 
1_3
 
 
「大学教授のゴルフ上達法」
 
とうとう来ましたか、こんな講演依頼。
まあね、
いつか、
どこかの物好きが、
講演依頼されるんじゃないかと思ってた。
 
1時間ほどお話ししたけど、
もっと時間が欲しかった。
 
 
しかし、
こういう講演は、こちらとしても新鮮だったなあ。
 
 
 

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2013年10月14日 (月)

予定調和

 
 
山形新聞から:
 
 
山形大次期学長に小山清人氏 来年4月1日就任
 

 2013年10月11日


山形大は11日、結城章夫学長(65)の任期満了(来年3月31日)に伴い、次期学長に副学長の小山清人氏(64)を選出したと発表した。文部科学相の任命を受け、来年4月1日に正式に就任する。学長の任期は4年(再任時2年)だったが、規定変更で今回から再任なしの6年になった。

 

候補者は人文、地域教育文化、理、工、農の5学部が推薦した小山氏1人。同日の学長選考会議(議長・有馬朗人武蔵学園長)で本人にヒアリングし、全会一致で決めた。会議終了後に開いた記者会見で有馬議長は「現学長の大学づくりの先頭に立っている人物。教育者としても研究者としても大変優れている」と選出の理由を説明した。

 

小山氏は「結城学長の改革の成果を引き継ぎ、発展させる」と抱負を述べた。小山氏は和歌山県出身。山形大大学院修士課程修了、1974(昭和49)年に工学部助手となり、92年から教授。2004~07年に工学部長を務め07年、副学長に就いた。

 

学外委員7人、学内委員7人で構成する学長選考会議が最終決定する現在の選考方式になって以降、候補者が1人だったのは結城学長の再選時に続き2度目となる。この時は全6学部中3学部が推薦しておらず、今回のように医学部を除き5学部まで足並みがそろったのは異例。

 

結城氏は規定変更の暫定措置で、6年半学長を務める。

 

・・・・・

 

ということで、久しぶりの工学部出身の学長の誕生です。

しかも、小山教授は機能高分子工学科の教授で管理人が助手として着任した25年前から陰となり日向となり支援していただいた恩人でもあります。

きっと、小山教授がいなければ、管理人は今頃、他大学にいたでしょう。

間違いなく。

それくらい、管理人のために有機ELの研究をする環境を整えていただきました。

 

で、

 

小山教授、

もちろん、

 

研究ができる、

教育ができる、

組織運営ができる。

 

将棋の駒を進めるように、

先を読みながら、

物事を進めていかれる。 

 

だから、管理人、

確か、工学部長になられたときに申し上げた。 

予定どおりじゃないですか、と。

 

工学部長、副学長、学長と、まるでご本人が予定されていたかのように駒を進められた。

 

いやあ、

予定調和とはこのことか。

 

 

 

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2013年10月12日 (土)

プラズマ

 

 

日経から:

 

パナソニック、プラズマから撤退 尼崎工場売却へ
13年度末をメドに

2013/10/9

 

パナソニックは2013年度末をめどにプラズマテレビ向けパネル生産を停止する方針を固めた。生産拠点の尼崎工場(兵庫県尼崎市)も売却する方針で同事業から完全撤退する。プラズマテレビ事業は同社が13年3月期まで2年連続で7500億円を超える最終赤字を計上する要因の一つだった。最大の懸案に区切りがつくことで同社の構造改革が大きく前進する。

月内にも発表する。プラズマテレビ市場の一角を占めるパナソニックが撤退することで、薄型テレビにおけるプラズマテレビも事実上、終焉(しゅうえん)を迎える。

同社はプラズマテレビの新規開発をすでに中止、当初は14年度の生産終了を検討していた。製品在庫がなくなる14年度に販売も終える見通し。尼崎工場で製造などに従事する従業員は主に他部門への配置転換を進める。

尼崎工場は生産棟が3棟あり、現在稼働しているのは第2棟のみ。このうち休止している第3棟について外部企業と売却交渉しており、年内に合意できる見通し。第3棟の土地の所有者である兵庫県、尼崎市とも借地権の移転に向けて調整しているもよう。残る第1、第2棟は売却も含めて活用を検討する。

パナソニックは尼崎工場に00年代半ばから5000億円以上を投じた。製造設備の減損処理は実施済みで、建屋で400億円強を残すのみ。撤退で評価損を計上しても、本業の収益回復で吸収できる見通し。

 

・・・・・

 

とういうことで、プラズマパネルメーカーが国内からなくなる

 

実は、プラズマテレビと言うと、もともとは富士通とパイオニア。

富士通で篠田さんらが開発されたのは有名な話。しかし、99年に富士通と日立のプラズマ部門が合併して富士通日立プラズマディスプレイに、そして2005年には、日立の子会社になり日立プラズマディスプレイになって富士通の手から完全に離れた。その日立も2008年にはパネルの生産から撤退して、パネルはパナソニックから調達するようになって、DNAは途絶えた。

一方、パイオニアはディスプレイ分野に進出するべく、小型は有機EL、大型はプラズマと研究段階から長期的に取り組み、有機ELは世界初の実用化に成功し、パッシブ型では草分け的存在に。

プラズマも、「クロ」を世に送り出し、その画質では一歩先を行ってた。2004年にはNECプラズマディスプレイを買収したが、直後にNECの顧客であったソニーがプラズマテレビから撤退し、NECの負の遺産を背負い込んだ。(きっとNECはソニーのプラズマテレビ撤退を知ってたに違いない)

そのパイオニアのプラズマも、2008年にはパナソニックに吸収され、パナソニックが唯一のプラズマパネルメーカーとなった。

そのパナソニックのプラズマ技術も基本技術は、アメリカのベンチャー「Plasmaco」を買収したもので、世界中のプラズマ技術の結集がパナソニックのプラズマテレビということになる。

 

そのプラズマが液晶に負けて、今回の撤退というワケだけど、パナソニックは、「選択と集中」ということで大型テレビ技術でプラズマを選択して、集中投資したので、結局は単純に選択した技術を間違えたということになる。

技術で負けたというよりも、経営の失敗。

5000億もあれば、有機ELディスプレイラインを立ち上げて、中小型なんていち早く有機ELにして、しかもスマホなんかに応用して、曲げられるとか、割れない、とか付加価値を高められて、今頃は55インチ有機ELテレビを売りまくってるんじゃないかなと思うんだけど、

経営ってそんなに難しいものなのか。

 

生まれ故郷大阪の地盤沈下を黙って見過ごすわけにはいかないなあと思う今日この頃なのである。

 

 

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2013年10月10日 (木)

Galaxy Round

 

 

cnn.co.jpから:

 

 

サムスン、世界初の曲面ディスプレーのスマホを発表

 

ロンドン(CNNMoney) 韓国のサムスン電子は9日、曲面ディスプレーを採用した世界初のスマートフォン「ギャラクシー・ラウンド」を発表した。

 

ギャラクシー・ラウンドの画面の大きさは5.7インチ。10日から韓国で発売される。価格の詳細や、韓国以外の国での発売予定については明らかになっていない。

韓国のLGエレクトロニクスも7日、スマートフォン向けの曲げられる湾曲ディスプレーの量産開始を発表している。

両社とも以前から曲面デザインの製品開発に取り組んでおり、すでに湾曲した画面を搭載した高級テレビが発売されている。

 

サムスンの公式ブログによれば、ギャラクシー・ラウンドはテーブルの上に置いた状態で少し片側に傾けるだけで電源が入るという。だがこうした機能が、ターゲットとなる購買層に喜ばれるかどうかは分からない。

 

サムスンは9月、腕時計型の端末「ギャラクシー・ギア」を発表。当初は大きな反響を呼んだ。同社製スマートフォンと連携して通話したり電子メールを送ることができる製品だが、ハイテク製品好きな人々からはあまり受けがよくなかった。

サムスンは今年7~9月期の営業利益が過去最高の92億~96億ドル(前年同期比23%増)となる見通しだと発表している。

 

・・・・・

 

ということで、曲面有機ELディスプレイ搭載のスマホです。

 

で、

まず、なにが新しいかと言うと、

ディスプレイを含むスマホ本体が湾曲していること。

 

それだけ。

 

で、

曲面にして使いやすいかと言うと、

 

微妙。

 

むしろ、

違和感がある。

 

たぶん、曲面だからという理由で、この機種を選ぶ人はとても少ないと思う。

 

 

で、

技術面。

 

サムスンではポリイミドと言うプラスチックを基板に使った丸められる「有機ELディスプレイ」を開発してるけど、韓国内の宇部興産のポリイミド工場が立ち上がったという話は聞いてないし、まだ量産できるほど製造プロセスが確立しているとも思えない。

 

ということで、今回の曲面ディスプレイは薄いガラス板を使用したものと推察。

50ミクロン程度のガラス板はペラペラで曲げられるし、55インチの湾曲した大型有機ELディスプレイもこの種の薄板ガラスを使用しているので、今回の5.7インチディスプレイもその方式だろう。

 

ポリイミドを使用したタイプなら、「曲げられる」より「丸められる」特徴を生かした端末にしただろうし、ポリイミドなら「割れない」という最大の特徴もアピールできる。それができないのは、基板が従来と同じガラスだから。

 

そう言う意味では、Galaxy Roundは、技術的に目新しさはなく、単に「世界で最初に曲面ディスプレイを早く採用した会社」という記録を狙っただけのものと思われる。

 

でも、

こういう端末を企画して製品にまでできるサムスンの技術力は高いと思う。

 

 

 

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2013年10月 9日 (水)

ノーベル賞

  
 
というと、
ぞくぞくと今年の受賞者が発表される中、日本人がいないのでちょっと残念かな。
まあ、候補者は多いわけだし、今年はダメでも、来年、再来年とチャンスはいつでもあると思う。
 
 
で、
この季節になると、何を隠そう、いつも新聞社やテレビ局からオフィスに電話があって、この時期には日本にいるのかとか、すぐに取材ができるように待機しておいてくれとか、いうリクエストがくる。
 
というのも、
UCSBの中村修二教授が、物理学賞の候補にいつも挙がるので、受賞された場合に、共著があって親交も深い管理人に中村教授の業績や、近い研究分野の研究者としてのコメントをもうらおうという魂胆なのだ。
 
決して、
この管理人が候補に挙がっているからなどと、冗談でも言ってくれる心やさしいマスコミ関係者は一人もいない。
 
当然やけど。
 
 
で、
昨日の白川先生以外にも、最近はノーベル賞受賞者の方々にお目にかかる機会が多い。
先々週だったか、9月29日の日曜日。
本来ならフェアウェイ上に白いボールを300ヤードほどかっ飛ばしているところだけど、電車で一路、杜の都仙台、東北大川内キャンパスへ。 
「平成25年度化学系学協会東北支部及び日本化学会東北支部70周年記念国際会議」というとても長い名前の会議で講演させていただいた。
 
いつも講演会では前日の夜にパワポ(実際にはKeyNote)を作るんだけど、今回も、さてさて講演題目はなんだったかな、とか、何時に何処へ行けばいいのかなとか、ぶつぶつ言いながらネットでプログラムを探した。
 
で、
見つけました特別講演のセッション。
 
 
特別講演プログラム
 
1 荻野 博
2 Ada E. Yonath
3 玉尾平 
4 城戸淳二
5 李 遠哲
 
 
この5人です。
 
驚きました。
 
単純に、シンプルに。
 
あの〜、
私でよろしいんでしょうか。
 
と、
正直思いました。
 
というのも、
 
荻野先生は、東北大学名誉教授で、化学会の重鎮。
Yonath教授は、イスラエルのワイツマン科学研究所の教授で、2009年のノーベル化学賞受賞者。
玉尾教授は、京都大学名誉教授で日本化学会会長。
李教授は、台湾中央研究院名誉院長で、1986年のノーベル化学賞受賞者。
 
ね、
すごいでしょ。
 
それに引き換えこの管理人、一地方大学の、一教授。  
ノーベル賞受賞者に挟まれながらの招待講演って、なかなか経験できることではありません。
有り難うございます、主催者様。
 
 
遡ること、2001年のアメリカ化学会のノーベルシンポジウム。
白川先生、マクダイアミッド先生、ヒーガー先生の受賞講演に引き続き、この管理人、有機EL分野の代表として招待講演させていただきました。
大きな会場には1500人以上、聴衆がいたかと思います。
気持ちよかったなあ、
思い出すなあ、12年前。
 
 
で、
李先生。
日本語がペラペラ。
日本人ネイティブ並み。
 
講演では、学生時代のご苦労話など、なかなか聞けない話を約一時間、とてもおもしろかったです。参考になりました。
うちの学生にも聞かせてやりたかった。
 
ちょっと、立ち話をさせていただいたんだけど、李先生の兄嫁が山形県御出身とのこと、ぜひ山形にも一度お立ち寄りくださいとお願いした。
 
超一流の科学者というのは古今東西にかかわらず、人間性も超一流なんだなあ。
 
 
 

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2013年10月 8日 (火)

ひらとき委員会

   
 
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きょうは東京日帰り出張。
午前中にUCLAとの定例スカイプ会議の途中で退席して米沢駅へ向かった。
 
着いたのは四谷駅から徒歩5分の日本学術振興会。
そうです。
ひらめきときめきサイエンスの委員会。
 
何を隠そう、
管理人、
委員であり、実施者であり。
 
委員として意見を申し上げ、実施者として他の委員の方々のご意見を参考にさせていただき、
この委員会はとてもためになるのだ。
今回は、今年度の実施状況の報告を受けて、来年度の方針を話し合い、決定した。
 
 
で、
委員会が始まる前、
副委員長の白川英樹先生が管理人のところにツカツカやってこられて、
一言。
 
城戸先生にこれをお見せしたかったんですよ。
 
で、
お見せいただいたのがこれ。
 
 
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ポリマー型の有機EL素子。
 
実は、これ、
スゴイんです。
 
白川先生が科学未来館などで実施されているアウトリーチ活動で、中高生が作ったもの。
何がスゴイかというと、
作るのに真空蒸着機とか、スピンコーターとか、通常使う成膜装置を使わないこと。
 
ポリマー層の膜厚制御、金属電極の成膜、などなど、高価な機械がないと出来ないのに、ディップコーティングと言う、単に溶液を作ってそこに基板を浸けるだけと言うキッチンでも出来る方法で、ポリマータイプの有機EL素子を作製される。
 
実は、ここにいたるまでずいぶん御苦労されたとかで、最先端科学技術を駆使して作製する最高性能有機EL素子も大変なんだけど、これだけシンプルな方法で子供たちに有機EL素子を作らせてあげたいと、努力されるノーベル賞化学賞受賞者の姿にただただ感激した。
 
自分自身も現役を退いたら、子供達のために知恵を絞るこんな先生になりたいなあ、と思った。
 
 

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2013年10月 7日 (月)

パイオニアの有機EL照明

 

先週のこと、幕張でCEATECがありました。

かつてはエレクトロニクスショー(エレショー)といってホームエレクトロニクス及び産業用電子機器・部品・デバイス等の展示会です。

 

今回、ソニーやパナソニックが大型有機ELテレビを展示されたのは、皆さんご存知かと思いますが、ちょっと目立たないですけど、パイオニアの照明用有機EL照明パネルも展示されてました。

管理人、実はCEATECに行ってないんで知らなかったんだけどね。

 

で、

ネットでのこの紹介記事がこれ、

まあ、ご一読ください。

 

MONOISTから: 

 

・・・・・

 

製造コスト10分の1! パイオニアの「発光層塗布型」有機EL照明モジュールが登場

 

パイオニアはCEATEC JAPANで、大幅な製造コスト削減を実現した「発光層塗布型」の有機EL照明モジュールのサンプルを参考出品した。従来の蒸着製膜プロセスを採用したものに比べ、製造コストは5分の1から10分の1に低減できるという。

 

20131007_114022

 

パイオニアは、2013年9月25日に発表した「発光層塗布型」有機EL照明モジュールのサンプル製品をCEATEC JAPANに出展した。パイオニアは三菱化学と提携し有機EL照明事業を展開してきたが、従来の蒸着プロセスによるものに比べ、新たに塗布型による製造プロセスを確立したことで、製造コストは5分の1から10分の1程度へと大幅に低減することが可能だという。

 

有機EL照明は、面発光で薄型・軽量である上、形状に制約がなく透明にできるなど、既存の照明にない特徴が注目を集めている。パイオニアは三菱化学と共同で有機EL照明事業を展開しており、2011年7月に発光層を蒸着プロセスで成膜した有機EL照明パネル・モジュールの量産を開始。2013年6月には両社の出資によりMCパイオニアOLEDライティングを設立し、店舗照明や美容・医療用照明器具などさまざまな用途向けに有機EL照明パネルモジュールの提案・販売を進めてきている。

 

・蒸着方式か塗布方式か

有機ELは、基板や電極などの上に発光層を成膜する必要があるが、その方式として、「蒸着成膜プロセス」と「塗布成膜プロセス」のどちらかが採用されている。

蒸着成膜プロセスは、真空装置内で原料を加熱して蒸発させ、ガス状になった原料を基板上に堆積させる成膜方法。清浄環境下で成膜できる一方、原料の利用効率が悪く、また、技術やコストの面で真空装置の大型化が困難なため、基板の大型化が難しいといわれている。

一方の塗布成膜プロセスは、原料を溶かし込んだ溶液を塗布して、原料を基板上に堆積させる成膜方法。原料の利用効率がよく、また、真空状態を必要としないため、製造装置の大型化が比較的容易だ。そのため、コストメリットが大きいとされている。ただ一方で、塗布のムラなどが発生しやすく、蒸着方式に比べて品質的な安定性を確保するのが難しいとされている。

 

・2014年から量産出荷を開始

今回パイオニアと三菱化学が発光層塗布型有機EL照明モジュールをサンプル出荷できたのは、材料研究やデバイス・パネル製造技術を共同で開発し、安定性を確保することができたからだ。既に量産ラインの準備も進めており、2014年1~3月には量産出荷を開始する予定だ。

生産は山形県天童市の東北パイオニアで行っており、量産品については、92.4×92.4mmのモジュール型で生産する計画。製造コストを従来の蒸着型に対し5分の1から10分の1程度へと大幅に低減する他、有機EL照明パネルの寿命については従来比の約4倍(3万時間:輝度2000cd/m2時、LT70)の長寿命を達成する予定だという。パイオニアでは「量産の準備は整っており積極的に用途提案を行い、販売を進めていく」(ブース担当者)としている。

 

・・・・・

 

ということで、一見、いいこと尽くめの塗布型パネルです。

ところが実際は?

 

そこんところは、城戸研究室ホームページで解説しますので、そちらをご参照ください。

       ↓

リニューアルした城戸研究室ホームページへGo!

 

 

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2013年10月 6日 (日)

肉の斎院のぎょうざ

  
 
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この写真は、米沢市のとなりの高畠町にある「肉の斎院」のぎょうざ。
何を隠そう、管理人、
ここの餃子が好きです。
 
まあ、
世の中には、
餃子にこだわる人は結構いて、
 
大阪王将派、とか、
 
ホワイト餃子派、とか、
 
まあ、各自のお好みがあるワケです。
 
で、
 
何を隠そう、大阪で生まれ育った管理人、
鶴橋の大阪王将の味が、舌の鍵と鍵穴の関係になっていて、世界中どこの餃子を食べても、鶴橋大阪王将の味にはかなわない。
と言っても、鶴橋店はとっくの昔にないけどね。
 
そんな大阪王将、最近では地方まで進出してるんだけど、餃子専門店じゃなくて京都王将のように中華料理屋になっちゃって、30〜40年前当時の餃子専門店のときの大阪王将の味とは似て異なる。
その辺が、ちょっと残念。
それでも、京都王将よりも大阪王将の餃子の方が圧倒的にうまいけど。
 
 
で、
肉の斎院の餃子。
ここのは皮が自家製で厚めで、お肉がたっぷりでジューシーで、うまい。
大阪王将とはそのコンセプトが180度違う訳だけど、ここのは好き。
 
町の餃子屋さんで食べるよりも、 
おいしい、し、
コストパフォーマンスが圧倒的に高い。
 
 
実は、先日の新歓コンパで高畠出身のヤノが、このバカブログに肉の斎院の餃子のことが書かれてあって、うれしいと言ったので、最近食べてないなあと答えたら、親切にも買ってきてくれた。
 
ヤノ君、おいしかったよ。
ありがとう。
 
 
それにしても、高畠ってところは、有機農法での野菜栽培が普及していたり、食にこだわってて、おいしいものがたくさんある。
 
米沢も少しは見習った方がいいと思うきょうこのごろなのだ。
 
 
 

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2013年10月 5日 (土)

お知らせ:秋田での講演会

 
 
Img_1489
 
 
来る11月26日。
秋田市にて講演させていただきます。
「あきた産学官連携フォーラム2013」というイベント。
 
内容はって言うと、
・有機ELのこと
・山形がゼロから有機ELバレーが出来たいきさつ
・ベンチャーの立ち上げ
・地域の活性化とは
・人材育成
・などなど
 
秋田の皆さん、ぜひおいでください。
 
 
 

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2013年10月 4日 (金)

審査員

  
 
先週木曜日のこと、
一泊二日で山形県の酒田市に行った。
車が運転できなかったので、電車。
 
米沢から新庄まで新幹線。
新庄から在来線。
ざくっと、3時間か。
東京に行くより遠いで。
 
でも、
在来線はゆっくりと最上川沿いを下り、
なかなか風情があっていいんだなあ、これが。
 
たまには、電車の旅もいい。
 
 
で、
何をしに行ったかと言うと、
娘の「第65回山形県中学校・高等学校英語弁論大会」出場のため。
付き添いですね。
 
 
Photo
 
 
山形県内の中学生18人、高校生18人が英語で熱弁を振るった。 
 
最初は、Recitation(暗唱)。
中学生9人が、それぞれ英語の物語を暗記してスピーチした。
みな、各地区の代表だけあって、なかなかのものだった。
 
次が、Speech。
9人の代表たちが、それぞれの思い、情熱、言いたいこと、を英語で訴えた。
その中で、うちの娘、なんとトップバッターで、
怖じ気づきもせず、
どうどうと、
 
「Life is Pink」
 
と、
主張した。
 
いやあ、
我が娘ながら、なかなかやるんだなあ、
って感動。  
 
で、
パートスリーが高校生18人のスピーチ。
さずがに高校生ともなると、その内容、表現力は中学生に比べて高い。
聞き応えのある、ちょっと感動のスピーチもあった。
 
 
で、
最後に表彰式。
 
Recitationから。
まあ、聞きながら心の中で採点していて、だれが優勝か、なんて家内と話をしながら見てたんだけど、
 
あれっ?
 
と、ちょっと思いとは異なる順位が発表された。
たとえば、同じタイトルで競ってて、発音も、表現力も明らかにこのこの方が上手だなと思っても、別の子が選ばれたりね。
 
何を隠そう、
この管理人、ニューヨークに5年住み、英語はそこそこしゃべれるし、プレゼンテーションもそこそこやるし、人のプレゼンも評価できるし、指導もできる。
いっしょに見ていた家内も、同じく、英語はできる。
 
 
で、
最初の暗唱の部から、
れれれ、
 
という順位だったので、
娘のスピーチ部門はどうなの?
と、
ちょっぴり心配していたら、
 
予想通り、
 
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の順位が発表された。
 
まあね、
親バカですからね、
うちのバカ娘が優勝だと思ってました。
悪くても3位以内でしょうと、ね。
 
でも、結局は9人のうち、トップスリーにも入らなかったって、
ちょっと納得がいかない。
 
 
なんなの、これって?
 
 
と、思いながら、
最後の高校生の部の発表に突入。
 
この部門、
この二人が一位と二位だなあと、心に密かに決めていた二人がいた。
家内も一緒。
 
でも、この二人、
18人中の6位以内にも入らず。
 
ええええええええええええええええええええええええええええええええ
 
って、
これにはマジで驚いた。
 
この二人、ダントツですよ、
審査員の皆さん。
 
どういう点を評価の対象にしてるんですかねえ、
とマジで疑った。
 
ちなみに、その二人って、
 
「What would you do?」のAnju Hirasawaさん、と
「Cosmopolitans in a Remote Village」のHibiki Chubachiさん。
たまたまだけど、お二人とも山形西校の生徒さんたち。
 
Hirasawaさんは、農業について、現状、問題点、TTPのこと、山形ガールズ農場のこと、おもしろおかしく情熱的に語った。
 
いやあ、
機会があればもう一度聞きたいなあ、と思ったくらい。
 
で、
Chubachiさん。
戸沢村から山形市に通っておられるんだけど、それを田舎もんとバカにされ、でも、自分は国際人なんだから、と色んな事例を挙げて元気に主張された。
 
いいなあ、こういう女子。
 
はっきり言って、東京から見たら山形市も戸沢村も田舎なんだからね。 
もっとはっきり言うと、ニューヨークの人達から見たら、東京都も山形市も、単に東洋の島国にある町なんだから。
 
 
ということで、
管理人の判定では、高校生の部は、HirasawaさんとChubachiさんが甲乙つけ難く、優勝を分け合ったというところか。
 
おめでとうございます。
 
 
で、
このコンテストの結果。
見に来ていた担当英語教員やネイティブのALTの先生方の間で、疑問噴出。
 
なんで?
 
実は、管理人夫婦だけじゃなかったのね。
おかしいと思ったの。
 
 
で、
考えた。
なんで、こんな判定がでたのか。
 
実は、
審査員は3名。
名前は書かないけどね。
 
1名は大学教授、もう一人は県の教育委員会から、三人目はネイティブの方。
きっと、審査委員会ではそれぞれ順位をつけて議論したんだと思うけど、審査委員それぞれには好みがあって、意見が分かれたかもしれないけど、結局は一番声の大きな人の意見が通ったに違いない。
その人がどういう基準で審査しようが、結局は一人の審査員の判定で順位が決まったように思う。
だから、多くの聴衆が疑問に思うような結果になった。
 
まあね、
こんなこと書くと、
娘が3位以内にも入れなかった腹いせに文句を言ってるんじゃないかと思われても仕方ないんだけど、
かわいそうなのは、生徒さん達。
 
一生懸命練習してきて、その結果が納得のいくものだったら、いいんだけど、何で?っていう判定をくだされたら、やる気が失せる。
 
実際、
うちの娘に、
 
「来年も高校生の部で出るっ?」
 
て聞いたら、
 
「出ない!」
 
と、即答。
 
嗚呼、
 
純粋な女子中生を傷つけちゃったね、審査委員先生方。
 
だから、
今回出場した生徒さん達、指導された先生方、ALTの皆様、やる気なくされた人達が多くおられたと思う。
 
英語弁論大会が国民の英語能力のレベルを上げるためのものであるならば、このような審査方法じゃあ、その逆効果かもしれないね。
 
 
で、
そんなことが二度とないよう、最後に提案。
 
審査員の人数を増やしてください。
ざくっと10名です。
審査委員会では、みな、自分の推薦するスピーチをその理由を述べ、最終的に多数決で順位をつける。
 
これが間違いなく公平でしょう。
 
 
でもまあ、今回の英語弁論大会、
娘の一生懸命練習してる姿、演台を前に頑張ってる姿、広い会場で父親を見つけて目を合わせてくれたこと、そんな娘のきくばり、大きくなった姿、精神面での成長を実感して感動でした。
娘もとてもいい経験をさせていただきました。
 
ご指導いただいた米沢二中の木村先生、折笠先生、それと個人的にご指導いただいたコレットさんと、デビーさんのネイティブのお二人の先生方、
 
有り難うございました。
心から御礼申し上げます。
 
Thank you very much!
 
 

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2013年10月 3日 (木)

八重洲地下街の有機EL照明

 
 
ちょっと古いニュースですけど、
山形新聞から:
 
 

東京駅八重洲口、山形県産有機の明かりともる 飲食店街に出店の「山形酒菜一」が導入

 

 

JR東京駅八重洲口の新しい顔として20日オープンした商業施設「グランルーフ」に、製造の全工程を県内企業で手掛けた有機EL照明がともった。地下1階の飲食店街に出店した「山形酒菜一」(山形市、酒井貞昭社長)がメーンの照明として導入した。県産の「有機の明かり」が都内の商業施設に設置されるのは、県産業技術振興機構が把握している中では初めてという。

 

店舗は広さ約86平方メートル、座席数は最大36。庄内浜の魚介類やそばなど県産食材による和食と地酒を提供する。東京初出店で「山形にこだわり、山形を発信する」がコンセプト。店内には蔵王の樹氷などの写真パネルを掲げ、BGMは山形交響楽団。スタッフ30人の半数以上が県出身者だ。

 

有機EL照明もこだわりの一つ。「食材や日本酒と同様、山形独自の技術、産業を紹介しようと取り入れた」と酒井社長。次世代照明として注目され、量産化の途に就いた一方、生産コストや市場形成に課題がある“県産の明かり”の応援へ、同機構の補助を受け、設置した。

 

デザインは同機構がオリジナルのシャンデリアをアレンジし、「花笠のイメージ」との要望に応えた。ルミオテック(米沢市)の照明パネル12枚を使い、電子回路と組み立てをタカハタ電子(同)が、多数のひし形を組み合わせたような直径85センチの枠の製作を米沢小高工業(同)が担った。

 

パネルは、自然光に近い高演色性が特長の白色6枚とぬくもりを醸す電球色6枚で構成し、料理を引き立てつつ、優しく照らすよう配意している。同機構は「全国の注目施設で、多くの人に有機EL照明による雰囲気、効果を体験してもらえる」と期待する。

 

グランルーフは、八重洲口を挟むビル2棟を長さ230メートルの歩行者デッキ(通路)で結び、その上を覆う白い大屋根が特徴的な商業施設。憩いの場としても利用できる。地下1階から地上3階に飲食店など15店舗が入っている。

 

かつて百貨店があったビルを解体、JR東日本などが再開発した。丸の内側は赤れんが駅舎を復元し歴史を感じさせるが、八重洲口は先進的なデザインで東京の新しい顔を目指す。

 

この日オープン式典が開かれ、東京駅を舞台にしたクリスマス映画「すべては君に逢えたから」出演の女優木村文乃さんが参列。法被姿の地元町内会の人たちとともに、歩行者デッキを“渡り初め”した。

 

・・

 

ということですので、

有機EL関係者の皆様もそうでない人も、

八重洲で食事をされるときには、

 

ぜひ「酒菜一」へ。

 

 

 

 

 

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2013年10月 2日 (水)

内定取り消しか

 
 
きょうも大学で打ち合わせの連打。
しかし、夕刻からは研究室の新歓コンパ。
3年生が配属されてきたのだ。
 
が、
この二人、
遅れてきた。 
 
 
Img_1491
 
 
聞くと、この修士2年の二人は内定式と懇親会があったということで、首都圏から戻ってきたのだ。
 
で、
左のイデタ。
自分の名前に似てるイデ○○興産から内定いただいていて、ひょっとすると来春からは有機ELの研究を続けるかもしれない。
 
で、
右のタカハシ。
トー○の関連会社から内定をいただいていて、懇親会で役員の方から山形大のキド研究室だよねえ、ゴルフ本読みましたよ、とか声を掛けられてニコニコしていたそうだ。
 
 
で、
タカハシに言った。
 
お前は、正確にはプー研究室出身やろ。
役員の方にウソついたな。
だいたいホームページ見たら、学生が確認できるねんからな。
内定取り消しや。
 
何を隠そう、有機ELグループの体制は、「キド・ササベ研」と「プー研」が共同指導体制にあって、男湯と女湯みたいに入り口は別々(配属は別々)だけど、中は混浴なのだ。
でも、卒論、修論の主指導教員が、キドであったり、プーさんであったり違う。
 
ということで、実は、イデタも面接の際にキド・プー・ササベ研といってウソをついたに違いないと思うのだけど。
お前も内定取り消しや。  
 
それを聞いていた他の学生が言った。
イデタさんとタカハシさんって、カニ風味のカマボコみたい。 
外見と中身が違うのね。
うまく言った、座布団一枚あげる。
 
 
Img_1492
 
 
で、
この二人はキド研。
左は博士1年のセイノ。
右は修士1年で幹事のヤノ。 
幹事の仕事を見事にこなしております。
出張の際のトランクではヘマをしましたけど。 
 
 
Img_1493
 
 
この写真、真ん中が北大からの転校生、コマツ。
リーディング大学院の1年です。
 
 
Img_1494
 
 
で、肝心の3年生。
後ろの3人ですね。
左から、ヤグチ・マリ。
真ん中、イガラシ。
これで研究室のイガラシは3人になりました。
 
で、右端がナツキちゃん。
男みたいですけど、女です。
たぶん。 
3年生は、キド・ササベ研で6人、プー研で4人。
合計10人、ちょうど定員の配属です。
 
 
で、
〆はシュークリームね。
もちろん、大学近くのスミヤの。
ここのは、作り立てだし、ほんとにうまい。 
日本一。
 
しかし、イデタはほんまに写りたがりやで。
 
 
Img_1495
 
 
で、
最後に全体写真。
しかしまあ、こんなに大勢元気な学生が集まったもんだ。
 
 
Img_1497
 
 
3年のみんな、がんばってな。
期待してるで。
 
 
 

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2013年10月 1日 (火)

表彰状

 
 
先週は、ホントにいろいろなことがあって、
まあ、それは追々報告させていただくとして、
きょうは久々の一日中大学オフィスで打ち合わせの連打。
 
で、
その一つ。
ある企業の方々と青色リン光材料の共同研究の打ち合わせを行っていると、うちの笹部助教の姿がないのに気がついた。
スゴくいい青色材料ができてきたのに。
 
で、
聞いた。
どこ?
 
となりに座っていた矢嶋技術員が答えて、
山形県庁です。
 
あっ、
そうそう、
言ってたなあ。
 
山形科学技術奨励賞を受賞しに県庁に行くって。
 
そうです。
うちの助教の笹部が、
第12回山形科学技術奨励賞をいただきました。
 
ありがとうございます。
県庁の皆様。
 
けど、
この賞って、
この管理人、
ぶっちゃけ、
もらってないもんね。
 
教授を超えたな、
笹部助教。
おめでとう!
 
 
Img_1488
 
 
で、
打ち合わせの合間に、
高橋技官が、
日本分析化学会から有効賞を受賞されたとのご報告。
 
おおお、
スゴイじゃないですか。
おめでとうございます!
 
高橋技官というのは、管理人が平成元年に山形大に奉職した際の講座の技官さん。
講座対抗の野球大会ではピッチャーでご活躍、テニスもうまい。
でも、本職は元素分析のエキスパートで工学部で右に出るものはおりません、いまでもお世話になりっぱなし。
 
いやあ、
よかった、よかった。
 
 
Img_1485  
 
 
で、
この管理人。
実は、先日のイノベセンターの開所式の朝、
結城学長から直々に、これらを授与された。
 
 
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はい、
そうです。
日本学術振興会ひらめきときめきサイエンスの推進賞です。
 
実は、2〜3年前にこの賞をいただいたんだけど、あの時はオフィシャルじゃなくて、管理人一人だけだったけど、今回のはオフィシャル。
5回以上「ひらとき」を開催した主催者に贈られた。 
 
立派なメダルと楯もいただいて、
恐縮。
 
未来の科学者、技術者を育てるために、この10年近く、「ひらとき」とかサイエンスキャンプを開催してきたけど、
もちろん、自分一人でできる訳じゃなくって、
助教の笹部や、プーさんや、現役学生の力を借りて、
やってきた。
 
だから、
私一人がいただいたんじゃなくて、みんなにいただいたんだと思う。
関係者全員とこの喜びを分かち合いたい。
 
今度、お祝いせなあかんな。
 
 
 
 

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