ポスター
今回、改めて感じたのは、地元の中学の反応が鈍い。わざわざ東京からも参加者があるし、県内では遠く新庄や小国からも来てくれたのに。
たとえば、米沢市内では、
米沢一中、米沢二中、南原中、からの参加はあったものの、その他の中学からはなし。
どうも、こういう傾向はあるみたいで、結局はいかにその中学の理科の先生が熱心かにかかっている。また、校長なんかも理科教育に熱心なところは生徒に強くすすめるんだろうと思う。
理科を教えるのに必要なことは、いかに理科がおもしろいかということを感じさせてやるか、いかに興味を持たせるか、いかにモチベーションを高めてあげるか、であって、決して教科書に書いてあることを板書して教えることがすべてじゃないと思う。
そんなこと、塾の講師でもできることだから。
教師というのは、塾の講師とは違う。
あらゆる方法を駆使してでも理科のおもしろさを伝えてあげることが一番大事なんだから。
来年も実施する予定なんで、今年参加しなかった米沢市内の中学校、特に四中、
ぜひ参加してください。
有機EL照明使い屏風絵ライトアップ 川西で展示発表会
2012年11月06日
屏風(びょうぶ)絵をライトアップする有機EL(エレクトロルミネッセンス)の照明器具が開発され、5日に川西町の「割烹(かっぽう)喜楽」で展示発表会が開かれた。美術品用の商品化は初めて。
有機EL照明は太陽光に近く、色彩を自然に見せる演出性が高い上、熱や紫外線による退色・劣化を防げるのが特徴。省エネ効果も高く、美術品の照明として優れているという。
ライトアップするのは江戸後期の絵師・狩野栄信作「四季耕作図屏風」。鈴木明弘店主(53)によると、1927(昭和2)年に創業した先々代が買い付けたらしく、7年前の改装で蔵の中から見つかった。「会合用の部屋で蛍光灯をぎらぎらつけて飾っていた」(鈴木店主)が、今年の春先に県と町が同店で会議を開いた際、保存面から有機EL照明を提案されたという。
春から秋にかけての稲作風景を描いた作品で、縦1.8メートル、横7.2メートル。これを有機ELパネル(縦26センチ、横4センチ)を5枚埋め込んだ5連パネルの筐体(きょうたい)3基、2連パネルの筐体5基を使って上下から照らし出す。鈴木店主は「着物の赤、雨の降っている様子までが鮮明で、200年以上前の色がよみがえった」と話した。
商品名は「BYOUBU LIGHT」。山形大工学部ベンチャーのオーガニックライティング(米沢市)が設計開発を手掛け、多田木工製作所(天童市)が筐体を製作、県産業技術振興機構がコーディネートした。
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きれいなものをよりきれいに、
それが有機EL照明です。
世界初、
うつくしい屏風がよりうつくしく見られるようになりました。
美術館、博物館の責任者の方、
オーガニックライティングに連絡を今すぐ↓
きょうの読売オンラインから:
山形大、有機材料研究の大学院新設
山形大は2013年4月、有機ELや有機トランジスターなどに活用する有機材料や、企業と連携した最先端研究の進め方などを総合的に学ぶ「フロンティア有機材料システム創成フレックス大学院」を工学部に新設する。
博士課程の前・後期を合わせた5年間の一貫教育で、世界的な活躍が期待できる研究者の育成を目指す。
同大大学院理工学研究科の全科目から自由に履修できる「フレックス制」が特色で、同大や国内外の大学などから12人を選抜。学生には報奨金として月額15万円を支給する予定で、授業料や学生寮の家賃も補助する。優秀な学生は、4年間での修了も可能。白色の有機ELを開発した同学部の城戸淳二教授らが指導に当たる。
今回のフレックス大学院構想は、博士課程教育を活性化するために日本学術振興会が打ち出した推進事業に採択された。同大は今月29日、面接による選抜試験を実施する予定。
(2012年11月5日 読売新聞)
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これって、リーディング大学院のことね。
やる気のある人、おいで。
Yesterday is history, tomorrow a mystery, today is a gift ... that's why it's called the present.
いやあ、カンフーパンダは教育的映画だよなあ、と再度感心した。
実は、笹川中学にはこの3月に定年退官された前校長先生に声を掛けていただいたんだけど、数年前の着任時には中学が荒れていて、それを地域ぐるみで浄化して、しかもICTをいち早く導入し、いまや四日市のモデル校とまで言われるようなった、とか。
いやあ、教育者の端くれとして、校長先生の奮戦記を聞きたいなあ、と思った。
学校も会社もやっぱりトップだなあ。
講演も無事終わり、午後3時過ぎに中学を発ち、JR四日市から名古屋駅、そしてのぞみで東京へ。
山形新幹線改札前の本屋で雑誌を買って、19:16発のつばさに乗った。
で、
本屋でのこと、
キャシャーの前の列の左側に目をやると、こんなワゴンが、
見覚えのある表紙。
おいおい、ぶっちゃけ教授のゴルフ本やないか。
と、
正直おどろいた。
うれしかった。
で、
誰か手に取るひとはいないかなあ、としばし遠くから眺めてたんだけど、だれも衝動買いせず、
おいおい、
こんな新書は安いんやから、「熟慮買い」せずに「衝動買い」しろよ、と列のサラリーマンに心の中で声を掛けた。
でも、うれしかったなあ、こんなに本屋さんの一等地にワゴンで販売されるようになるなんて。
長旅の疲れが癒された。