雪
日経Web刊から:
エルピーダが更生法申請 負債総額4480億円
半導体市況悪化で苦境
パソコンなどに使う半導体のDRAMで世界3位のエルピーダメモリは27日、会社更生法の適用を東京地裁に申請し、受理された。負債額は約4480億円(2011年3月末時点)で、製造業では過去最大。09年に公的資金300億円を使って政府も再建を支援したが、市況低迷や円高で業績が悪化。韓国メーカーとの競争力格差が広がる中、経済産業省や金融機関も再建は難しいと判断し支援を断念した。電機産業の苦境が一段と深まってきた。
エルピーダは昨年末から米半導体大手のマイクロン・テクノロジーや台湾の半導体大手、南亜科技と資本・業務提携交渉を本格化した。価格が急落したパソコン向けの汎用DRAMの生産を台湾に移管するなど、日米台連合で開発・生産体制を再編し生き残る道を模索してきた。
エルピーダの坂本幸雄社長は27日夕、都内で記者会見した。法的整理に踏み切った理由について「(提携交渉先から)今日までに様々な提案が来ることになっていたが、具体的な案が来なかった」と説明した。
国内で唯一の生産拠点である広島工場(広島県東広島市)は米半導体受託生産大手、グローバル・ファウンドリーズ(カリフォルニア州)に売却する交渉も進めてきた。坂本社長は広島工場について「操業は続ける」と述べるにとどまった。
通常の会社更生法手続きでは経営陣は退任するがエルピーダは、主要債権者の同意などを前提に一部経営陣が残って再建に携わる「DIP型会社更生」を採用する。記者会見に同席した申立代理人の小林信明弁護士は「半導体業界は高度な専門性を求められるため坂本氏が経営陣に残り、再建を全うしてもらう」と述べた。
エルピーダは09年に改正産業活力再生法(産活法)の認定を受けた。業績不振に陥った事業会社を公的資金を使って支援する枠組みの適用第1号となった。日本政策投資銀行が優先株を引き受け300億円を出資したほか、三井住友銀行やみずほコーポレート銀行など主取引銀行4行が中心となり約1000億円を協調融資した。
経済産業省や政投銀、主取引銀行は、3月末に期限の切れる産活法の適用延長や融資の継続を認める前提として、抜本的な経営再建策の提出をエルピーダに求めていた。一部の金融機関は提携の実現性を含め再建への道筋が明確でないとして、支援継続に難色を示したもようだ。
日本の半導体メーカーは1980年代、DRAMを中心とする製品で世界市場の8割のシェアを握った。日米半導体摩擦が高まり能力増強をためらう間に、サムスン電子など韓国メーカーが台頭。積極的な投資で事業を拡大し、日本勢をシェアで逆転した。
日立製作所とNEC、三菱電機の3社が事業を統合したエルピーダは、DRAM事業の「最後の砦(とりで)」だったが赤字が続き自己資本比率が低下。量産投資で資金力の豊富なサムスンの後手に回り業績が低迷する悪循環に陥った。11年4~12月期の連結決算は最終損益が989億円の赤字(前年同期は102億円の黒字)だった。
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日本という国はこれまでどれだけの研究予算を半導体につぎ込んで来たか。
これまでどれだけの研究予算を太陽電池につぎ込んで来たか。
これまでどれだけの液晶ディスプレイに研究予算をつぎ込んで来たか。
なぜいつもこうなるの?
誰も考えないの?
私、知ってます。
だから勝つことができます。
3000億ほど、とりあえず私を信じて投資してください。
しかしなあ、エルピーダもねえ。
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毎日jpより:
追跡やまがた:有機エレクトロニクス事業化推進センター 装置再稼働に苦労 /山形
県内の有機エレクトロニクス関連企業の商品化開発支援のため10年7月に米沢市に開設された「産官学連携有機エレクトロニクス事業化推進センター」。県の外郭団体が運営する。前身の研究機関が生んだ研究成果を企業に還元する役割を担い、10、11年度とも2億円超の県予算が充てられた。しかし、開設前からメーンの装置が止まり正常に稼働するまで約1年かかるトラブルに見舞われ、企業の要請に追いついていない実態がある。世界的な激しい開発競争の中、センターの課題と今後を探った。【和田明美】
◇3年めど、成果移転検証
センターは、山形大工学部の城戸淳二卓越研究教授が所長を務めた「有機エレクトロニクス研究所」の閉鎖後、引き継ぐ形で開設。しかし、開設前から有機EL照明パネル製作用の大型装置「エルベス」が正常に稼働しなくなっていた。山形大側は引き継ぎの際に「動かし続けないと不具合が生じる」と伝えていたが、県は研究所の7年間の事業を終了。装置に携わってきた研究者ら15人全員が山形大や企業などに戻り、操作できる人が3カ月以上不在になった影響だった。その後、山形大から非常勤職員が入るなどして大型装置を再立ち上げした。
複数の県内企業や山形大によると、装置は一定期間の稼働を経て性能が上がるため、いったん止めると、正常に動くまでに1年ほどかかるという。実際にエルベスが正常に動き始めたのは開設から1年以上たった昨秋ごろだった。
その後、県内企業がセンターに依頼して試作品用のパネル提供を受けた。今年度は県内5社がセンターを利用したという。
しかし、ある企業は今年、センターにパネル製作を依頼したが「材料が春に入るので、依頼のパネルができるのは夏ぐらいと断られた」と話す。この企業は「山形大に装置を移して山形大にやってもらった方がずっと早い」と不満を漏らす。
センターの当摩照夫エグゼクティブゼネラルマネジャーは「引き継ぎを受けなかったので再立ち上げに苦労した。装置維持に年1億円もかかるなど、いろいろ非効率な面があるが、来年度は一つでも新しい用途開発をものにしたい」と話す。
県は昨秋、センターに、蛍光灯やLED(発光ダイオード)などより優位性を発揮できる有機EL照明の使い道を発掘するように依頼。県内7社のグループが検査用光源の商品開発にセンターと取り組む。また来年度には、植物工場やスタジオ照明などに有機EL照明の活用を検討する。
県商工観光部の広瀬渉部長は「センターは3年めどの事業。来年度半ばには、県内企業への成果移転ができているかなどを検証して、今後のことを決める」と話す。
一方で、山形大工学部は、県内外企業と有機エレクトロニクスの実用化研究を行う有機エレクトロニクスイノベーションセンターを13年4月に開設する予定。広瀬部長は「イノベーションセンターに、推進センターの装置や人を移して、山形大の実用化研究と融合させるのが基本方針だ」と述べる。県や山形大が、センターの一体化でどう効率的に企業の支援ができるかが課題となる。
・・・・・・
しかし、和田さんが書いたとは思えないくらいマイルドだなあ、この記事。
オレが記者だったらぶった切ってたね。
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多くのメールをお寄せいただき有り難うございました。
みなさま、それなりの推理、方法でなかなかおもしろかったです。
その中でもいくつかの珍答、回答をご紹介します。
・・・・・・
Mさん:
少々時間帯が合わないのですが、ラーメン鉢の龍をみると中国系が居る所、長崎
しか選択肢が有りませんので、長崎です。
城戸コメント:とても安易な発想です。もっと頭を使わないとボケてしまうのでご用心ください。
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Sさん:
いやあ、今回はてこずりましたね。日本に土地勘のない小生としては、Google Mapだけが便りでした。
まず高解像のテクを使って、「地鶏炭火焼天祥」を読み取り、そこから住所検索をかけて、宮崎市中央通を割り出しました。
10分ほどかかりました。
城戸コメント:ハイテク駆使。さすが理系です。目標に向かって一直線に進むタイプですね。
・・・・・・
Eさん:
お世話になっております。
本日のブログの解答ですが、行き先は宮崎では無いかと。
・1105発ソラシド航空で宮崎へ
・風来軒にてラーメンで昼食
・以前ブログに出ていた宮崎の共同研究先で打ち合わせ
・宮崎駅前繁華街で飲み会
どうでしょうか?
城戸コメント:風来軒が鉢の模様でわかるのは、あなたは豚骨ラーメンマニアですか。それにしてもすごい。
・・・・・・
Kさん:
初めてメールさせていただきました。
いつもひそかにブログを拝見させて頂いております。
2/23のブログのクイズには答えたくてメールさせていただきました。
1枚目のお写真は、ソラシドエアー(旧スカイネットアジア航空)です。
機体は少々古いのですが座席のピッチが広く足もと快適です。
2枚目のお写真は、風来軒のとんこつラーメンです。
ちなみに清武店が発祥の本店で、店長さんは中野さんというお方で、
とてもきれいな奥さんと、確か平成元年くらいに創業されました。
当時は、プレハブのお店でしたが、おいしくてあれよあれよとお店が大きくなりま
した。
3枚目のお写真は、宮崎大学の学長であられる、
菅沼龍夫先生です。
場所は、夜の西橘通りではないかと思います。
ブログのアクセス解析で、宮崎からのアクセスが少ないとおっしゃってましたので
その改善に行かれたのかと思いましたが、ご講演に行かれたのでしょうか?
宮崎大学は、工学分野では太陽光発電や資源回収、
医学、獣医学ではペプチド研究で最先端のご研究がなされており
とても活発な地方大学のひとつだと思います。
城戸先生が来られて、宮崎大学の皆さんもお喜びになられたことと存じます。
遠いところお疲れと思いますが、お体を大切になさってください。
それでは、メールにて失礼致します。
城戸コメント:Kさん、完璧です。たまに宮崎、宮崎大へ行かれるのですね。すべての写真に対するコメントも端的に的をつき教育的です。
これからは「ひそか」に読まずに、どうどうとこのぶっちゃけブログをご愛読ください。
・・・・・・
ということで、行き先は羽田空港からソラシドエアで宮崎県へ。
スチュワーデスさんは、なんだかバイトの子が制服を着ているという感じ。
ANAやJALのような凛とした感じがない。
元看護婦や保母さんが多いということで、まあ、しょうがないか。
でも、機内サービスのコーヒー無料はANAに勝ってる。
お昼は風来軒。
臭すぎないちょっとこってり系。
クセがなくて、単純に「おいしい」。
出張に同行したSさん。
食べ盛りなので「替え玉」を。
そこで、麺だけじゃなくスープも足してくれたので感激。
で、今回の訪問先は宮崎大学。
小さいキャンパスながら、まとまりいい宮大。
右手に見える図書館は立派。
山大の負け。
太陽自動追尾集光型太陽電池もこのとおり。
宮崎らしい技術です。
山大にはこんなシンボルはありません。
山大の負け。
宮崎は食でも自慢できるものが多くて、
これは地鶏の炭火焼。
で、再度登場は宮崎大学の菅沼学長。
菅沼先生は医学部の教授で、解剖学がご専門。
長野県は飯田のご出身で、信州大の白井先生としゃべり方がなんとなく似ておられる。
立派な方なのに、飾らなくて、とても尊敬できる方。
近々、山形にもおいでいただけると約束いただいた。
いやあ、楽しみだなあ。
地方からニッポンを変えましょう!
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一昨日の月曜日のこと、
昼から米沢四中へ。
何を隠そう3年前から評議委員を仰せつかっている。
午後1時半から、まず授業参観。
1年から3年まで各クラスをまわる。
おもしろいことに、クラスによって雰囲気が違ってて、
これって、担任のカラーなのか、
たまたま集まった生徒のカラーなのか。
校長室に戻って、
まず、生徒会長や副会長たち生徒会三役の公約を聞いた。
「逆境に負けない団結力のある四中」
「勇往邁進~目標に向かい前進する四中~」
「魔法の言葉とエールで明るい四中を創る」
「笑顔が輝く新しい学校」
「明るく積極的な挨拶ができる学校」
「ルールをきちんと守れる学校」
いやあ、立派だわ、
この子たち。
で、ちょっと意地悪な質問を一発。
「みんなが挨拶できるようになるには、具体的にどんな運動をしたらいいですか?」
生徒さん、たじたじ。
そこで、管理人、
「あのね、政治家が選挙の時に税金を安くします、なんて約束しても、その具体的な方法を提示しないと信じられないでしょ。だから、みんなが積極的に挨拶ができる学校を作ります、なんて言っても具体性が欠けると結局は実現できないんですよ。そこまで考えてね。」
と、意地悪を言った。
あのね、悪気はないから。
ただ、研究者というのは目標を設定するだけじゃなく、そこに至までのアプローチ、方法もいっしょに考えるのが習性になってるんですよ。
このあと、各学年主任の先生方からの報告。
それぞれ工夫され、頑張っておられるのがよくわかる。
でも、ここでもちょっと意地悪な質問。
「図書室を拝見しましたが、本が少ないように思います。毎年の予算はいくらですか?」
先生、たじたじ。
いわゆる伝記物とか、大辞典とか、とにかく古くて、今どきの本がない。
本というのは、まず読む習慣を付けさせること。
そのためには、どんな本でもいい、まず手に取らせることが重要だと思う。
山田悠介、東野圭吾、などなど、もっと置きましょうよ。
実は四中、
校舎が地震で痛んでしまって、今はプレハブの仮説校舎。
うかがうと、冷暖房完備でこの米沢でも今の時期、寒くはないとのこと。
夏もエアコンで快適とか。
でも、壁が薄くて安普請で防音性に欠ける、
ちょっとぶつかっただけで穴があく、
などなどの問題も。
それに、体育館がなくて体育は校外まで出かけて行くとのこと、
また、全体での集会が出来ない。
だから、全校生の雰囲気というのが、つかみにくいとのことだった。
新校舎が完成するまで3年、
中には3年間プレハブで過ごす生徒もいるだろう、
一日でも早く、小さくてもいいから、プレハブでもいいから体育館を立ててあげて欲しいと思う。
米沢で一番大きくて、しかも進学校である四中のために、米沢市役所や教育委員会は何もしないのか。
なんだか、行政というのは子供達に冷たい気がするなあ。
四中評議委員会の詳細についてはカッペイちゃんのブログまで。
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元文科省事務次官のうちの結城学長、
秋入学にコメントされてます。
日テレNEWS24から:
「秋入学は慎重に判断」山大・結城学長
(山形県)
東京大学などが秋入学への移行を進めていることについて、山形大学の結城章夫学長はきょう、全国の状況を見ながら慎重に対応する考えを明らかにした。大学の入学時期をめぐっては東京大学が、先月、春入学を廃止し、秋入学に全面移行する方針を打ち出し、国公立大学の4割以上が「秋入学を検討する」との調査結果が出ている。きょうの定例記者会見で山形大学の結城学長は「全国の大学や社会の状況を見て慎重に対応を考えたい」と述べた。秋入学のメリットととしてヨーロッパやアメリカと入学時期を同じにすることで留学しやすくなることや高校卒業から大学入学までの半年間に、様々な体験が可能になることなどが挙げられている。しかし、教員や医師を養成する学部学科がある山形大学にとっては、春の卒業を前提とする教員採用試験や医師国家試験などとの兼ね合いが問題になる。対応を決める時期について結城学長は「すぐに決断する段階ではなく、全体がどのような方向に向くか、もう少し見極めたい」と述べた。
・・・・・
早稲田大学を3月に卒業してニューヨークの大学院に秋入学した管理人、
自らの体験から、秋入学が留学をしやすくするとは思わない。
なぜなら、3月に卒業して9月の入学までじっくり準備できるから。
英語の勉強も出来るし、現地の生活にも慣れるし。
次、
毎日jpから:
記者の目:東京大の学部生秋入学移行=木村健二(社会部)
◇各大学は主体的に検討を
東京大が、学部生の入学時期を春から秋へ全面的に移そうとしている。京都大など他の有力大11校や産業界にも4月からの協議を呼びかけ、5年前後で実現を目指すもので、大学側から大胆な改革案が出されたことは評価したい。だが、東大の抱える課題が、必ずしも他大学の課題と同じだとは限らない。東大案にこだわらず、各大学は春秋の併用も含め、適否を主体的に考えてほしい。
◇よりグローバル、よりタフに
入学時期の在り方を見直してきた東大の懇談会は、1月20日に中間報告を公表した。その中で秋入学移行の利点について(1)国際標準(秋入学)に合わせ留学生の出し入れを容易にし、国際化に対応する(2)入試時期は現行通りとし、入学や卒業の前後に生じる隙間(すきま)の期間「ギャップターム」(GT)で学生に多様な経験を積ませる--を挙げた。中間報告の副題は「よりグローバルに、よりタフに」。東大の掲げた二つの旗印が明快に示されている。
この中でまず「グローバル」の面を見てみよう。
東大の日本人学生の海外留学者は昨年5月現在、学部生が53人(全体の0.4%)、大学院生でも286人(同2.1%)にすぎず、毎年ほぼ横ばい傾向が続く。受け入れの方も既に秋入学を取り入れた大学院生こそ2690人(同18.6%)に上るが、学部生は276人(同1.9%)だけだ。大学の年間スケジュールや大学院入試、就職試験が留学の妨げになったと感じる学生が多く、中間報告は「留学の受け入れ・送り出しで、入学時期、学期のズレは余分な時間・コストを強いる」と指摘した。
中間報告は世界全体で約7割が秋入学を採用し、欧米諸国は約8割だと指摘。4月入学を基本にした日本の教育システムを「特異な状態」と問題視した。だが、秋入学を導入すれば、すぐに留学生が増えるのだろうか。少なくとも、日本に来る外国人留学生の実態からすると、即効薬というわけでもなさそうだ。
独立行政法人「日本学生支援機構」によると、昨年5月1日現在の外国人留学生数は13万8075人で、うち実に93.5%の12万9163人をアジアが占めた。9月入学の中国が8万7533人(全体の63.4%)と最多だが、2位は3月入学の韓国が1万7640人(同12.8%)。これを見ても、受け入れ、送り出し、ともに春入学の回路も開いておいた方がよい。
次は、「タフ」の面だ。
東大では、学生の「同質化」が進む。東大の学生生活実態調査によると、回答した学生1456人のうち、ほぼ3分の2が私立などの中高一貫教育を受けた学生だった。
ある東大教授が、こんな例え話をした。「『このお菓子の運命はどうなりますか?』などと突拍子もない質問をしてみると(東大生からは)驚くほど同じような平凡な答えしか返ってこない。こういう質問だったら、フリーターの人たちの方が面白い答えが出るのかもしれない。いまの東大生には豊かな発想が乏しい」。この背景には、学生の多くが、点数至上主義に基づく同様の受験教育を受けてきたことがありそうだ。
この東大固有の学生気質の転換に向け、中間報告では、GTを使った活動の具体例としてボランティアや国際交流など13種類のメニューを挙げた。これは、体験活動を通じて学生に「たくましく」なってもらうことに力点があるとみられる。だがこの東大固有の学生気質へのいわば「対策」は、即、他の大学にも当てはまるのだろうか。
◇自校の個性重視、安易な同調禁物
東大や京大に受からず入学する学生もいる早稲田大の首脳は「多くの早大生は挫折しているから、もともとタフ。東大生はあまり苦労せずに入ってきているから、タフになることが重要になる」と話す。今後の大学間や産業界との協議では、GTの活用方法が大きな論点になる。大学によって温度差が出るのは当然で、各大学は、東大に従うだけでなく、自校の個性を見極めた検討を進めるべきだ。
東大が開いた1月20日の記者会見で、私は単独でも秋入学を導入するのか聞いたが、浜田純一学長は「単独ではなく、必ず他の大学と一緒に」と答えた。社会への影響に配慮したのだろうが、これにはがっかりした。頭脳明晰(めいせき)で、たくましく、国際性豊か--。こんな人材が育てば、たとえ卒業時期がずれていようが、どんな企業や組織でも採用する。自信があるなら東大は単独でも導入に踏み切ればいいし、逆に他の大学が、春入学に利点があると考えるならばそれを続ければいい。繰り返すが、東大に「右へ倣え」ではなく、十分な議論を行ってほしい。
・・・・・
記者さん、冷静な分析で。
とにかく、入学時期に関係なく、日本の大学に来たいと思う外国人、特に欧米人は少なくて、それは単に日本という国に魅力がないし、その大学にも興味がないから。
それに、今の日本の大学生は根性やチャレンジ精神がないから外国に出ない。
だから、秋入学だからと言って根性がつく訳じゃなし、チャレンジャーになる訳じゃなし。
とにかく東大中心、旧帝大重視、地方大学切り捨ての文科省。
根本的に問題を解決しないとダメですよ。
とりあえず東大一校で秋入学を始めてもらって、その効果とやらを確認してからでよろしいのではないでしょうか、他大学の学長先生。
こんなことに時間と金を割いてる場合じゃないのですよ、今の教育現場は。
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ヤジさんとはうちの技術員のヤジマさんのこと。
学生たちは親しみを込めてこう呼ぶ。
そのヤジさん、
きょうは機嫌が悪い。
聞くと昨夜は午前4時半まで寝付けなかったとのこと。
さらに聞くと、語りだした。
うちのクリーンルーム。
空調に電力を食い過ぎるので、改造するために製造メーカーのダ○○ンの仙台支店の営業に来てもらった。
その営業が、クソみたいなやつ。
まず、アポの時間に15分遅れる。
(まあ、それはいい。)
名刺を忘れた。
(まあ、それも許したろ。)
図面を忘れたといい、紙にヘタなスケッチを書き出した。
(おいコラッ。)
足を組んで説明する。
(あのなあ、おまえ。)
友達のような、口のきき方。
(ボケか!)
見るとカバンをもたず、紙袋。
しかも着替えを入れてる。
(帰れ!何のついでに来たんや!)
それを見ていた秘書たち。
(コーヒーかけたろか!)
なんてことがあったようで、コアラを人にしたようなヤジさんや秘書たちの怒ること怒ること。
それを聞いた教授の私。
今度そいつが来たら教えてください。
営業の何たるかをじっくり教えてやります。
しかし、ダイキ○って、日本を代表する空調機器の会社と違うんか。
社長の顔が見たいわ。
この国の製造業の衰退はこんな経営者のせいなんやろな、結局は。
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日刊工業新聞Web刊から:
山形・米沢市、山形大に事業用地貸与-有機エレの研究拠点
掲載日 2012年02月21日
【山形】山形県米沢市は、中小企業基盤整備機構が分譲する市内の事業団地「米沢オフィス・アルカディア」内に同市が取得した2区画(約1万平方メートル)の用地を山形大学に無償貸与する契約を結んだ。山形大は同用地に有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)照明など有機エレクトロニクス分野の事業化研究拠点を整備する。
山形大が設置するのは事業化研究施設「山形大学有機エレクトロニクスイノベーションセンター(仮称)」で、総面積は約4000平方メートル。クリーンルームや企業の研究開発スペースなどを設ける。
同センターは4月に着工し、2013年4月の開所を目指している。山形大は11年7月に経済産業省の「技術の橋渡し拠点整備事業」に採択され、総工費約15億円のうち3分の2は補助金を受ける。
・・・・・・
ということで、実用化研究を行うイノベーションセンターが整備されます。
すでに報告しましたかも知れませんけど。
確か、今年の年末には建物が完成して、
来年4月にはオープンです。
東北の復興の拠点ですね。。
お楽しみに。
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きのうの土曜日。
午前中。
米沢市の名門「ひばりが丘幼稚園」で講演させていただいた。
もちろん園児相手の話じゃなくて、保護者のみなさん向けにね。
ちなみにいただいた演題は「温かさと厳しさと感動ある子育て」。
まあ、うちの子育て方針そのままです。
会場となったお遊戯館には人が一杯で、2500人(?)くらい集まられたか。
1時間10分と言う長い時間、このおっさんの与太話にとても熱心に耳を傾けていただき、メモをとられる方もおられたりして、しゃべり手としてはしゃべりがいのある講演会でうれしかった。
有り難うございました。
まじめな話、米沢市内に幼稚園は数あれど、ひばりが丘に子供を通わせる保護者は一般的に子育てに感心のある熱心な人が多い。
サトウさんとか、スズリさんとか。
その期待に応えるひばりが丘も素晴らしくて、少子化でお客さんが減っている今でも定員がいっぱいなのだから。
で、きょう日曜日。
午前中。
久しぶりに体を動かしにスポーツジムに行ったら、この1年間で体重が増えただけじゃなくて、ガチガチのガビガビのボロボロになっていた。
いやあ、このままじゃあ老化する一方で60歳でプロゴルフのシニアツアーにデビューできないじゃないかと、心配になったので、これから一生懸命ダイエットして身体を鍛えるぞと決心した。
みなさん、このおっさんに甘いものを与えないように。
午後。
こないだ東京出張の時に買って来たレディーガガのCDを大音響で娘といっしょに聞いていたら、この家で一番偉い人が、あなたはティーンエイジャーですか?と聞いた。
身体は53歳だけど、心は18なのですよ。
子育て、真っ最中。
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このバカブログで時おり登場する「義経焼き」のある羊肉のミナカタ。
安くておいしくて栄養満点。
同じく年に数度出てくる「居酒屋弁慶」。
ここは城戸研究室第二会議室と呼ばれ、この23年間お世話になっている。
とくに助手時代には週に3度は午前2時まで親方に「帰れ」と言うまで飲んだ。
最近はササベ助教の巣になっているとか。
で、昨夜。
祝賀会の二次会。
@弁慶。
卒業生、見送る人、お世話した人、された人。
いっぱい集まった。
他研究室のM助教。
どういう訳か、誰かの電話で呼び出され、途中から参加。
しかも来週卒研発表を控えた研究室のムラサキもどういう訳か弁慶にいて、
お前はこんなところで、飲んでる場合かと一括しつつもいっしょに飲んだ。
カウンターにはこれまた他学科のM准教授やA准教授もいたりして、
特にM准教授には、お知り合いの初心者ゴルファーにマナーとルールをきちんと教えるんだよ、
ときちんと説教した。
いやはや、教授というのは朝から晩まで教育教育で心が休まる暇がない。
午後6時に謝恩会が始まり、弁慶を出たのが12時半。
よく食べて、よく飲んだ一日だった。
3位じゃ絶対ダメなんです。ご支援のクリックを↓
きょうは謝恩会。
でも、今どきの名称に変わっていて、卒業祝賀会。
だからかも知れないけど、他の研究室でお世話になりましたと挨拶に来たのは一人もいない。
しかも、学部代表、修士代表の挨拶で、
自分の指導教員しか感謝してない。
はっ?
お前らはアホじゃ。
今どきの学生は常識を知らなさずぎる。
親の顔が見たいよ。
(写真)乾杯は米竹教授
というワケで、二次会は反省会。
学生及び関係者が集まり、今後の研究方針とかテーマに関してケンケンガクガクの議論を戦わせたあとに、無礼講。
どういうわけか、他学科、他研究室の某M研究室の、ムラサキ君。
どうも、指導教員に不満があるらしく、大学院は首都圏の大学に行くとか。
で、その指導教員に来てもらうと、態度かコロッと変わり、ええええっ、さっきの勢いはどこやねん、と一同。
いやあ、最近の若いやつは根性がない。
で、根性がないと言えば、P准教授。
Pだったら個人を特定できないのでぶっちゃけてもいいと思うけど。
聞くと、きょうは奥さんと娘さんが仙台に行って留守とか。
で、P准教授。
きょうは極楽や。
朝まで飲んだる。
ええええっ、
普段は地獄なんですか?とサトウ。
で、このサトウ、
P研究室には三次希望でいやいや来たとか。
だから、実験もいい加減だし、
茶髪だし、
うんこちびるし、
とにかく、最低なやっちゃな、
と思っていると、
某ヒラサワ准教授が、一言、
サトウ君はよくやった。
すばらしい発表だった。
ええええっ、
実験って、まじめにやってると見る人が見てるんだなあ、といういいお手本。
人は、見かけによらないなあ。
見かけによらないと言えば、イデタ。
祝賀会で、「ベストプレゼンテーション賞」を受賞した。
ええええっ、
なんでお前やねん、
とK指導教員。
だいたいK教員、
毎晩の飲み会でイデタの発表は寝てて聞いてないし。
って、オレのことか。
でも、イデタのお母さん。
まじめな話、
彼はひょっとしたらひょっとする人物です。
将来期待できます。
だれに似たんでしょうね。
とりあえずこれで一段落ついた城戸研究室だった。
今朝、娘の体温、36度5分。
さすが、最新医療。
で、きょうは修論発表。
朝一から中山研の二人。
そのあと、城戸研の面々。
いやあ城戸研の修士、パワポからプレゼンまで、平均点は高い。
夜は、関係者とともに、「いろり」へ。
なかでも、剛君はご機嫌で、いろいろとぶっちゃけ話。
それと、トヨダが高分子討論会で大阪に行った時の夜の話をして、
それはあかんやろ、と突っ込んだ。
まあ、どんな話かは本人から。
で、P准教授の話、つづき。
あのブログでも読まれた奥様は平気だったとか。
いやあ、できた奥さんだわ。
P准教授、感謝しなさい!
と、一同。
明日は、学科の謝恩会。
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今朝、
うちの娘が学校に行く準備をしていた時、
ちょっと咳をした、
声がちょっとおかしい、
で、直感、
インフルエンザや。
というのも、娘の通う米沢二中では別のクラスが学級閉鎖になったばかり、
娘のクラスもすでに11人が学校を休んでいて、
そのうちの5〜6人はインフルエンザということで、
その中には仲良しのナナちゃんもいるということで、
うちの娘がかかるのも時間の問題と、思っていた。
いわゆる、想定内。
熱を測ると37度3分。
学校に電話をしてお休み。
午前9時に羅医院へ。
窓口には、別の美人のナナちゃん。
羅先生が自ら娘の鼻水を綿棒で取ってくれて、
検査をしてくれた。
その結果、
A型、
想定内。
そこで処方してくれたのが、これ。
昨年から使用され始めたと言うインフルエンザ用の新薬、イナビル。
口から吸引するだけ。
しかも、一度だけ。
タミフルとか、リレンザとかは聞いたことあるけど、これが一番新しくて、使い方が簡単で、効く、とか。
羅医院ではつねに最先端の治療を受けられるからたよりになる。
で、さっき、よるの10時、昼間に一度39度を超えた熱も37度3分にまで低下。
明日は平熱に戻るだろう。
いやあ、よかったよかった。
羅先生、ありがとう。
しかし、
最近の医薬の進歩はスゴいなあ。
きょうは想定外の多さのチョコレートをもらった。
嫁ハン、ハルカちゃん、キョーコちゃん、ノリコちゃん、タカコちゃん、イズミちゃん、オバちゃん、オネエちゃん。
いやあ、相変わらずもてるなあ。
午後から、
卒論発表。
うちの精鋭が出場。
クロカワとか、シラハタとか、心配していた学生も、
想定外の出来。
いやあ、うれしいなあ。
きっと准教授や助教たちの熱心な指導があったのだろう。
で、夕刻から反省会、今後の方針、などの話をするために関係者たちと「弁慶」へ。
青色リン光素子、塗布型素子、透明素子、この4年生たちは次世代の城戸研を背負ったテーマで実験しているのだ。
で、P准教授。
少々お酒が回りすぎたのか、若かりし頃のガールフレンドの話になって、最近、facebookで再会して、子供二人の母になってたとのこと。
しかも、その一人がP准教授にそっくりということで、それが奥さんにバレたらやばいやばい、と言っていた。
ブログで書いたろか、と脅したら「P准教授」だったら、全国に50人はいるだろうから個人を特定されませんから、いいですよと余裕だった。
珍しく、7−3分けのP准教授。
で、きょうの主役の一人、イデタ。
最近、鼻がよく利くようになって、人間の6000倍は嗅ぎ分けられると言って自慢した。
おかあさん、なんとか言ってくださいよう。
その横は、サトウヘンタイ。
茶髪にしたのは目立ちたいから、とのこと。
P准教授曰く、「○○○ヘア」
いやあ、そう言えばそうかなあ。
で、この二人。
右は、教授との賭けに負けて、明日、その責任を取ってみせます、と約束した。
いやあ、明日の朝が楽しみだわ。
しかしまあ、元気のいい4年生が揃ったもんだ。
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先週水曜日のこと、
修論や卒論の発表練習の合間、
休憩が終わって、
会議室に向かうと、
学生たちがお祝いをしてくれました。
そうです。
管理人、53歳の誕生日です。
トーマス・エジソンと同じ日、
建国記念日。
みんな、ありがとう。
ちなみに、ケーキは「ナガオカ」製。
ここのところ、こちらで作製してもらってるけど、
似顔絵、
うまいです。
ケーキもこちらのはとてもおいしい。
で、昨夜、2月11日当日。
夕刻から仲間と打ち合わせ@一心太助。
ここは新鮮な魚が米沢一おいしいと思う。
味だけじゃなくて、盛りつけのダイナミックさがいい。
何を隠そう、こちらには山大生がバイトでたくさんお世話になっていて、
その筋からか、管理人の誕生日も事前に把握、
で、
いやあ、有り難い有り難い。
一心太助、また行きますね。
その二次会、
みんなが有機ELスナックへ行きたい、というので、
約8名、スナック「タレント」へ。
そこで、キョーコちゃんが準備してくれてたケーキが登場、
これです。
サイコー!
サイコー!
洋菓子屋「白い雲」製だとか。
すごいです。
最近のケーキ職人たち。
タレントの美人ママさんとか、マロさんとか、みんなでいただきました。
おいしかったです。
ということで、ケーキを一杯いただいた一週間でした。
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まず、読んでください。
朝日新聞Web刊から:
ソニー、大型有機ELテレビ参入へ 平井次期社長表明
ソニーの次期社長となる平井一夫副社長は9日、朝日新聞のインタビューに応じ、50型以上の家庭用大型有機ELテレビを発売する方針を明らかにした。液晶テレビの販売では韓国勢に大きく水をあけられたソニーだが、一度撤退した有機ELテレビで再び巻き返しをはかる。
有機ELテレビは、パネルの素材が自ら光を放ち、液晶よりも画質が良く、消費電力も少ない。ソニーは11型の小さな有機ELテレビを発売していたが、価格が高く、2年前に国内販売をやめた経緯がある。平井氏は大型有機ELについて「需要があれば出す。ユーザーからは品質、機能、デザインへの高い要求と、手ごろな価格にしてほしい要求がある」と話した。
今年1月、韓国のサムスン電子とLG電子は、55型の大型有機ELテレビを年内に売り出す方針を発表。これに対し、平井氏は、発売時期は明言しなかったが、「ソニーらしさに応える商品を出すのが重要だ」とした。
・・・・・
ただただうれしいです。
平井社長!
よくぞ言っていただきました。
ストリンガー氏がトップのうちはソニーのテレビ事業はじり貧でいつかテレビ事業から撤退と思ってました。
ソニーのテレビは終わりだと思ってました。
ソニーには、トップクラスの有機ELの基盤技術があります。
ソニーには、トップクラスのテレビ技術者がいます。
これまでいなかったのは、「テレビのソニー」を絶対に守ろうとする執着心、根性、のある経営者。
平井社長には「お茶の間の顔」であるテレビ、ぜひともソニーブランドを守り続けて欲しいと思います。
それから、
有機EL大型パネルの製造基盤技術はすでに山形にあります。
有機EL照明の技術を転用するだけです。
簡単です。
必要なのは、若干の投資と根性だけです。
いくらでもお手伝いしますので、50インチ以上のテレビを製造してください。
決してLGからパネルを調達してサムスンに対抗する、なんて言わないでくださいね。
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(写真)山形大学工学部キャンパス
きょうは東京でお仕事。
朝、7時34分発のつばさに予定どおりに乗ったのはいいけど、駅でしばらく停車。
何でかって言うと、東北新幹線の白石付近でポイント故障でやまびこが遅れてるから、とのこと。
おいおい、山形新幹線に関係ないやろ、って怒ったけど、つばさはいつもやまびこと連結してるんで、単独行動はできないのだなあと、ちょっとふがいなさを感じた。
結局は、東京駅には1時間20分遅れたので、特急料金を返して欲しかったんだけど、きっと返してくれないんだろうなあと思って涙をのんだ。
で、田町の東京サテライトで開かれた一つ目の会議には1時間遅れ。
どうもすいませんでした。
みんなJR東が悪いんです。
で、場所を変えて汐留へ。
ここでも会議。
大阪から来た人達は、東京はさぶいさぶいとおっしゃるので、
あのねえ、こんなん春みたいなもんですよ、
青空ですし、暖かいし。
午後9時半に米沢駅に着いたら、雪が降っていて、
駐車場に停めた車の上には15センチほど雪が積もっていて、
雪を払ってうちに着いたら10時前になっていた。
はやく春よ来い。
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米沢駅近くのスナック、多恋人(タレント)。
知り合いから呼ばれて行った。
そしたら、有機ELパネルが展示してある。
展示会で見た有機EL照明が。
で、呼んでくれたマロさん曰く。
やっぱり米沢にもこんな店がないとね。
ここにはマロとかピョンとかマスダさんとかイシムラさんとか、かつては有機EL関係者が集ったらしい。
このマロさん、何を隠そう有機エレクトロニクス研究所時代の部下。
京都の人だけど、米沢が気に入って、別宅を買って、たまに遊びに来られる。
有り難い有り難い。
この人です。
自分のコレクションであるルミオテックのパネルを細工して持ち込んで、
タカハタ電子から器具を借りて来て、
DNライティングからも器具を借りて来て、
店内を飾ってくれた。
特に有機ELで照らされた赤いバラの奇麗なこと。
雪が多くて寒い米沢だけど、みんなの心は熱いなあ。
で、そんな熱い米沢にふさわしいイベントがこれ。
異業種交流会。
・・・・・・
各 位
社団法人高分子学会
有機エレクトロニクス研究会
拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、本研究会では下記の研究会を開催いたします。
有機エレクトロニクス分野(有機EL、有機太陽電池、有機トランジスタ、蓄電デバイスなど)では、パネルメーカーをはじめ、材料、周辺材料、製造装置、検査装置メーカーなど、多くの業種の企業が関わっておられます。これまでなかなか一堂に会する機会がなく、異業種企業間での情報交換の場がありませんでした。
すでに、有機EL研究会では企業間の交流を深めるため、異業種交流会を過去開催し、関連企業約30社に5分程度のショートプレゼンテーションを、その後、約30社にパネル展示していただき、その場で名刺交換会を兼ねた交流会を行ってきました。懇親会では毎年200名近い参加があり、好評を博しております。本年は有機ELを有機エレクトロニクスに分野広げ、有機エレクトロニクス研究会第1回異業種交流会を開催します。
自社製品をアピールしたい方、他社動向を調査したい方、商売相手を探しておられる方等、多くの方々の参加をお待ちしております。
また、同日午前中に有機エレクトロニクスシンポジウム in 米沢 2012(主催 山形大学、共催 高分子学会等、参加費無料)が開催されます。詳しくは、下記アドレスをご参照ください。
http://www2.yz.yamagata-u.ac.jp/info/2012/120302elsympo.html
ショートプレゼンテーションは参加者の前で企業紹介(5分/1社)を、パネル展示は当方準備のブース(パネルと机を組み合わせたもの)の範囲内を自由に使っていただき、企業紹介をしていただきます。
詳細は事務局までお問合せください。なお、ショートプレゼンテーション、パネル展示企業は、運営委員会で調整させていただきます。
敬具
記
講座名:有機エレクトロニクス研究会 第1回異業種交流会
日 時:平成24年3月2日(金) 13:00 ~ 19:00
会 場:伝国の杜、上杉城史苑
ホームページ
http://www.spsj.or.jp/entry/annaidetail.asp?kaisaino=716
・・・・・・
この不景気な状況で、自社製品を売り込みたい人、材料メーカー、装置メーカー、パネルメーカー、その他もろもろ、みんな集合しましょう。
国内の有機EL照明パネルメーカーさん、出展されます。
熱い人達、大集合!
ポスター展示、まだ若干空きがありますのでお申し込みを。
とにかく、米沢に来ないと時代に乗り遅れるから。
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来る3月2日、
米沢にて、
下記のシンポジウムが開催されます。
参加費無料、
午後は、引き続き高分子学会有機エレクトロニクス研究会「異業種交流会」です。
■「有機エレクトロニクスシンポジウム in 米沢 2012」
○日時:平成24年3月2日(金) 午前10:00~12:00
同日午後に高分子学会主催 有機エレクトロニクス研究会 第1回異業種交流会を開催
○会場:伝国の杜
○プログラム
10:00-10:05 開会の挨拶
大場 好弘 氏 (山形大学 有機エレクトロニクス研究センター長)
10:05-10:45 基調講演
「有機ELテレビの企画から立ち上げまで、
有機エレクトロニクスの今後の展開」
占部 哲夫 氏 (ソニー株式会社 シニア・リサーチ・アドバイザー)
10:45-11:45 パネルディスカッション
占部 哲夫 氏 (ソニー株式会社 シニア・リサーチ・アドバイザー )
尾越 国三 氏 (東北パイオニア株式会社 OLED事業部 技師長)
吉田 司 氏 (岐阜大学 准教授)
城戸 淳二 氏 (山形大学 卓越研究教授)
時任 静士 氏 (山形大学 卓越研究教授)
座長/大場 好弘 氏 (山形大学 有機エレクトロニクス研究センター長)
11:45-12:00 質疑応答
・・・・・・
ソニーの有機ELテレビの話、
東北パイオニアの有機ELディスプレイの話、
両方とも世界初でした。
どういうわけか、岐阜大学の吉田先生の色素増感太陽電池の話。
山形大でもないのに、なぜに、吉田先生が。
その訳は、当日。
ビッグサプライズがあるかもよ。
申し込みは今すぐ!
こちらまで↓
http://www2.yz.yamagata-u.ac.jp/info/2012/120302elsympo.html
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山形大学工学部生協書籍部にて、
好評発売中です、
管理人の新刊本。
100冊仕入れてね、
と生協の担当者にお願いしたのが約1ヶ月前、
店頭に並んだのが、約2週間前、
とっくに売り切れてると思ったら、
メチャ、売れ残ってるやんけ!
機能高分子工学科の学生は、一学年130人はいる。
2年から4年までで400人はいる。
それに大学院生、
管理人に関係ある学生は600人はいる。
それに教職員、
何百人いてるんや。
いやあ、この学部の学生や教職員の好奇心のなさ、低さ、には驚くね。
このアホバカ教授が何を書いてるのか、
興味がないのか。
ひょっとして立ち読みか。
そういえば、うちの学生、ポスドク、秘書、ヤジマさん、全部で60人は越えてるのに、一人として、著者にサインをもらいに来たヤツがいない。
嗚呼、
終わりや。
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(写真)左から、笹部助教、モトフジ氏、アキニワ氏。
東北は大雪だというのにわざわざ京都からおいでいたいたお客さんたち。
一人は卒業生、お二人はその上司の方々。
リクルートを兼ねて、有機ELなどの情報を聞きに来られた。
就職難なので、企業からリクルートのお客さんはvery welcome。
感謝、感謝。
その上司のお一人、モトフジさん、が、なんとうちの笹部助教の後輩。
D3の時の4年生だったとか。
聞くと、当時の笹部先輩はとても怖かったらしい。
でも、今は、甘い。
でも、プーさんはもっと甘い。
なんて話で盛り上がり、もとヤンチャボウズのモトフジさん、かつてゼロからやり直したことがあるとか。
そうですよね、うちの研究室ももともとフラスコ一個からスタートしたので、今、すべてを失っても、またやり直せる自信がありますもんね、と意気投合した。
大研究室育ちで、大教授の跡を単に継いだ教員というのは苦労を知らないし、結局は自分自身に自信を持てない。
だから、大きなことはできないし、組織改革なんて出来ないんですよ、とここでも意気投合した。
やっぱり、革命者というのは雑草のような人間で、本流からはずれた、辺境の地で生まれ育つもんですよ、とビールを飲み干した。
今の日本、改革は地方からしかできないと思う。
そう思いませんか、文科省や経産省のみなさん。
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(写真)前学部長の負の遺産。昨日もこのせいで正門付近で自動車事故があった。
日経Web刊から:
ピント外れだったソニー、ストリンガー体制の7年間
ソニーは1日、CEO(最高経営責任者)がハワード・ストリンガー氏から平井一夫氏に代わる人事を発表した。ストリンガー体制が発足したのは2005年。振り返れば、急速にグローバル化が進むデジタル市場の波に乗れず、戦略が業績に結びつかない「ズレまくり」の7年間だった。
「ハワードの強いリーダーシップで陣頭指揮をとってこなければ、ソニーはもっと困難な状況に置かれていたのではないか」。平井氏は1日、こんなコメントを出した。だが、はたしてリーダーシップと呼べるようなものがどれだけあったのだろうか。
■アップルに近づいたライバルCEO
ストリンガー氏がCEOに抜てきされた05年。ソニーの事業領域と重なるIT(情報技術)、メディア業界の有力企業の間で、相次いで新CEOが誕生した。世界最大の半導体メーカー、インテルのポール・オッテリーニ氏と娯楽大手、ウォルト・ディズニーのボブ・アイガー氏だ。就任早々、2人の新CEOが取った行動はアップルのスティーブ・ジョブズCEO(当時)への急接近だった。
それまでインテルはウィンドウズ対応のパソコン向けにMPU(超小型演算処理装置)を供給していたが、オッテリーニ氏はアップル向けの販売を開始。アップルが得意とする消費者向け機器ビジネスのノウハウを吸収した。一方、アイガー氏はグループで抱える映画やテレビ番組などのコンテンツをアップルの配信サービス向けに供給した。
その後、両社はアップル躍進の恩恵を受ける形で「勝ち組」の地位を固め、ともに高収益経営を続けている。
翻ってストリンガー氏。大型ヒット商品を欠き、12年3月期まで4期連続で最終損益が赤字になる見通しだ。
2人の「同期CEO」に倣ってアップルと組むべきだったと言いたいわけではない。製品やサービスでアップルと競合するソニーをインテルやディズニーと同列には比べられない。指摘したいのは、市場動向の先を読んで迅速に対応するのがCEOの仕事だということだ。それまでインテルもディズニーもアップルとの関係が良好とは言えなかったが、新CEOはデジタル市場の風向きを読んで「親アップル」にかじを切った。それこそがリーダーシップと呼べるものだろう。
デジタル化の追い風に乗れなかったストリンガー・ソニー。先を読むセンスを欠いていたと思わせるのが、テレビとスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)を巡る「迷走」だ。
まずテレビ。ソニーは04年に韓国サムスン電子と液晶パネルの合弁会社を設立。薄型テレビの需要拡大に備えてパネルの安定調達先を確保する狙いだったが、逆にパネルは供給過剰になり、かえって機動的な調達を妨げる重荷になった。ようやく8年ぶりに合弁解消にこぎ着けたのは12年1月のことだった。
続いてスマホ。ソニーは11年10月にスウェーデンのエリクソンと折半出資する携帯電話端末の合弁会社を100%子会社にすると発表した。経営の主導権を握り、配信サービスとの組み合わせなどで競争力を高め、急拡大するスマホ市場で巻き返そうとのシナリオだ。だが、こちらは合弁合意から解消まで10年以上の歳月を費やした。
サムスン、エリクソンともストリンガー氏がCEOになる前の決定事項で、当時はゴーサインを出す合理的な理由があったに違いない。それでもインターネットの浸透など競争環境が急速に変わるなかで、もっと早く軌道修正ができなかったのかとの疑問はつきまとう。「従来型のテレビはもうからない。当面の主役はスマホ」。素人目にも分かるような状況になってからの意思決定は、プロの経営者としての資質を問われても仕方ない。
■「サイロ」から抜け出せるか
ソニーは日本企業として、いち早く米国流の経営スタイルを取り入れた。だがCEOの能力を冷徹に見極め、必要ならば引導を渡す機能が十分働いたのかという疑念も残る。米国のIT業界をみれば、05年以降だけでもヤフーやデルなど不振企業のCEOが続々と交代し、何とか再浮上のきっかけをつかもうともがいている。
ストリンガー氏はCEO就任後、部門間のコミュニケーションや風通しが悪い縦割り組織を「サイロ(牧草をためる縦長倉庫)」と呼び、しばしばやり玉に挙げた。だがソニーの経営自体がリーダーシップの新陳代謝を妨げるほど硬直化していたのかもしれない。
ストリンガー氏がようやく「サイロから出てきた」と言えば、言い過ぎだろうか。
(村山恵一)
・・・・・・
本来、ものづくり企業のトップがモノづくりを知らない、なんてあり得ない訳で、映画屋をトップにしたのがそもそもの間違い。
これって、かつて三洋電機が野中ともよと言う経営の「ケ」も知らないような人を引っ張ってきて、致命的な打撃を与えられたのに等しいと思う。
そろそろまじめに考えませんか、企業経営者の皆さん。
でないと、この国から製造業は消滅します。
今でさえ、絶滅危惧種ですよ。
ソニー平井新社長への期待は大きい。
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昨日の東京出張、
とある大学を野暮用で訪問した。
建物の前には雪だるまの残骸が。
雪遊びの好きな学生さんがおられるようで。
もともとは、こんなにカワイかったようです。
→http://a-scientist.jugem.jp/?day=20120125
一方、きょう米沢に戻って大学に行くと、
このとおり。
雪だるま、500個は軽くつくれます。
けど、だれも、一個も、つくりません。
うちの学生はあんまり雪遊びが好きじゃないんでしょうか。
私は草の上の方が好きですけど。
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