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2012年1月24日 (火)

クリスタルLEDテレビ

 
 
ネットのニュースに「魅せる有機EL、技術押しのCrystal LED」と題してこんな記事があったので、ちょいとコメントを:
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1201/19/news051.html
 
 
記者さん曰く、サムスンとLGの55インチ有機ELディスプレイの画質に差はない。
で、それぞれの方式は、
 
サムスンーーーRGBのシャドウマスク塗り分け
LGーーー白色有機EL+RGBWカラーフィルター  
 
専門外の人にはわからないと思うけど、サムスンの携帯端末用の小型有機ELはシャドウマスクを用いてRGBから構成される画素を真空蒸着で形成する。
でも、大型にはシャドウマスク方式は難易度が高くて、量産は現状では無理。
サムスンが年内に出荷できるかどうかは、微妙だと思う。
 
LGの方式は有機ELの部分は白をベタで形成するのでシャドウマスクを必要とせず、量産可能。
すでにルミオテックやパナ電工が白色有機ELを少量生産しているので、技術的にも確立されている。また、このRGBW方式はかつて三洋コダックディスプレイで採用され、量産された実績がある。
  
あと、記者さんが寿命について言及していないけど、サムスンのパネルは従来の1ユニット構造なのに対してLGのパネルは白色マルチフォトン構造(たぶん2ユニット)と考えられるので、LGの方が寿命が長いと考えられる。
  
生産時の歩留まりもLGの方が高いだろう。
 
ということで、LGからは間違いなく55インチが市場に投入される。
サムスンのは、微妙。
 
 
で、ソニーのLEDテレビ。
よく作りました。拍手!
 
けど、1台の試作に材料代だけで3000万はかかってると思う。
量産は未定。
 
LEDを600万個を使用するテレビって、
LED一個がたとえ1円としても、LEDのコストだけで600万円。
実際の値段は青色LEDが1個10円はするだろうから、それだけで2000万円です。
 
ということで、LEDの値段が、たとえば青色LEDが一個1円くらい(それでも200万個だと200万円、それにGBが加わる)にならないと、一般家庭に普及させることはできません。
 
はっきり言って、非現実的。
このテレビ。
  
でも、これを作っちゃうソニーの技術者魂がスゴイと思う。
 
 
  
   
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