マレーシア
きょうはゴルフ。
何を隠そう、昨年の6月からゴルフというものを始めて、早1年と3ヶ月。
しかも、そこには2月には右腕を骨折し、椎間板ヘルニアになり、身体が不自由だった3ヶ月が含まれる。
今も右腕リハビリ中だけど。
もともとゴルフというのはダルイ玉打ち競技で、ぜんぜん興味がなくて、まったく始める気持ちもなかったんだけど、開業医のラ先生とか友人たちが飲み会でゴルフの話ばかりするので、止まってる玉を棒で打つなんて単純な競技、なんでそんなに熱くなるんだ、だいたい止まってるボールを打つなんてたやすい事ですよ、と大口をたたいてた。
そんなワケで、「ゴルフは簡単である」という事を身をもって証明する為に、半分、いやいや始めた。
で、この1年3ヶ月、仕事の合間に近くの練習場に行き、コースにもたまに出た。
最初こそ、グリップとか立ち方とか、基本中の基本は教えてもらったけど、レッスンプロのDVDを見たり、本を読んだりして勉強し、基本的には独学でこれまでやってきた。
きょう。
磯子カンツリークラブ in 横浜。
企業の方とラウンド。
スコアは、前半40、後半49のトータル89。
同伴者はビビった。
特にスギモトさん。
というのも、始めてたった一年で90を切るなんて、ウソでしょ、みたいに。
一般には、1年では100すら切れないらしい。
まあ、予想したとおり、やってみてゴルフと言うのはボーリングと一緒で、「型」を覚えて、それを繰り返すことができれば、スコアはよくなるもの、と言う結論。
だから、ヘタな人は、その「型の繰り返し」ができず、ミスを連発して自滅する。
頭を使わない人はゴルフが上達しないと言う事もこの1年でわかった。
それから、ゴルフって「メチャメチャおもろい」、という想定外の事実も判明した。
ゴルフをしない人は人生の楽しみの70%を捨てているのではないかと思うほど楽しい。
で、きょう89、というスコア。
実は、やってみてわかったんだけど「型」を覚えるのも重要だけど、それを応用する力がないと、こういうスコアは出ない。
すなわち、コースに出ると、平らなのはティーグラウンドだけ、最初の一発目だけ、フェアウェイであっても足場は平じゃない事が多い。
また、ラフに入ったり、斜面から打ったりと、単なる同じ動作の繰り返しではないというところが実は難しい。
結局のところ、ゴルフは「単純」だけど、「簡単」じゃない。
臨機応変に対応しなければならないところ、と、精神力。
一発のミスショットでめげてはいけない。
気持ちの切り替え、平常心、とにかく熱くなったり、しょぼくれたり、感情の起伏がスコアに大きな影響を与える。
なんてことまでわかった。
そこのところも、自力で克服し、89がでた。
上達のコツを自ら見いだしてそれを練習して、実践して、ここまできたのだ。
「大学教授のゴルフ上達法」みたいなものを編み出したと思っていただいても間違いじゃない。
51歳で始めて約1年で90を切ったんだから説得力がある。
弟子入りしたいひと、どうぞ。
それから、このバカブログでそのエッセンスを披露してもいいんだけど、もしそんな本を出版したいという出版社があるんだったら、喜んで口述筆記で書かせてもらいますので、コンタクトしてください。
最後に、
企業の方でも、大学教授でも、うでに自身のある方、どっからでもかかってきてください。
いつでも挑戦はお受けいたします。
スギモトさん、次は絶対負けませんから。
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お知らせです。
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2011年度有機エレクトロニクス講習会
〜有機エレクトロニクスは何に使えるか〜
趣旨:
機能性有機材料をベースにした有機エレクトロニクスは、次世代の大きな産業分野として期待されています。その応用範囲は、ディスプレイ、照明、太陽電池、電池、センサー、メモリ、電子回路応用といった多岐に渡ります。しかしながら一方で、期待されるような実用化、商品化が進んでいないのも実情です。今回の講習会では、この分野に関心のある方々に、あらためて有機エレクトロニクスの応用としてどんな可能性があるのかを理解して頂くとともに議論して頂くことを目的に企画しました。各分野でご活躍されている講師をお招きして、基礎的な内容だけでなく、実用化を意識した応用研究の動向についても踏み込み、さらに将来展望も含めてご講演いただきます。本企画が、会員の皆様の研究活動の一助となることを期待し、多数のご参加をお待ちしています。
主催:
高分子学会 有機エレクトロニクス研究会
開催日:
2011年10月07日 10:00~16:45
開催場所:
化学会館7階ホール
東京都千代田区神田駿河台1-5
Tel:03-3292-6161
交通:
http://www.chemistry.or.jp/kaimu/office/map.html
プログラム:
<10:00-10:45>
1)ラジカルポリマーとデバイス応用
(早大院理工)西出 宏之
<10:45-11:30>
2)次世代大容量キャパシタの最新動向
(農工大院工)直井 勝彦
<11:30-12:15>
3)液晶半導体のナノ構造化による機能化
(香川大工)舟橋 正浩
<13:30-14:15>
4)有機EL照明の開発動向
(パナソニック電工)菰田 卓哉
<14:15-15:00>
5)有機太陽電池のデバイス構造制御とモジュール化
(産総研)當摩 哲也
<15:15-16:00>
6)縦型ベースメタル有機トランジスタの開発と大電流応用
(山形大院理工)中山 健一
<16:00-16:45>
7)有機トランジスタ駆動フレキシブル有機ELディスプレイ
(NHK放送技研)藤崎 好英
受付期間:
2011年07月28日~2011年10月06日
参加要領:
1)定員100名 (定員になり次第、締め切らせていただきます。)
2)参加費(税込) ①企業 13,650円 ②大学・官公庁 5,250円 ③学生・名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー 2,100円
④有機エレクトロニクス研究会メンバー a)企業 10,500円,b)大学・官公庁 4,200円
3)申込方法Webでお申込み後、参加費を10月末日までにご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)を順次送付させていただきます。
4)振込先 銀行振込<三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 (社)高分子学会>
郵便振込<00110-6-111688 (社)高分子学会>
振込手数料は振込人にてご負担下さいますようお願いいたします。
銀行・郵便振替の領収書をもって本会からの領収書にかえさせていただきます。
5)その他:演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。
申込先 (社)高分子学会 有機エレクトロニクス研究会係
〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F
TEL 03-5540-3771 FAX 03-5540-3737
学会ホームページ:
http://www.spsj.or.jp/entry/annaidetail.asp?kaisaino=681
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ということで、この講師陣でこの参加費、こんなお得な講習会はありません。
申し込みは、今すぐ!
ついでに、有機エレクトロニクス研究会の会員登録も。
こちらもクリック↓
ヘッドマウントディスプレイと言うのは眼鏡をかけるように、目の前に小型高精細のディスプレイを配置する事によって、いかにも大型ディスプレイを観ているかのような高臨場感を与えるディスプレイ。
これまで、液晶を用いて製品化されてたけど、その臨場感に欠け、普及せず、その存在すら忘れてた。
それが、ソニー、
やってくれました。
コンストラスト比が高くて、高速応答性の有機ELを使い、極めて高臨場感の本物のヘッドマウントディスプレイを製品化してくれた。
これまで、アメリカのeMagine社がミリタリー向けに製品化していたものの、今回のは民生用。
値段もリーズナブルで、59800円。
しかも、3D。
これ、お買い得だと思う。
右目用と左目用のディスプレイをそれぞれ配置する事により、クロストークなく、市販されてる液晶やプラズマの大型テレビの3Dより、高画質。
これが眼鏡のように軽くなれば、ひょっとして大型テレビの市場を奪うかも、
と、思う。
ソニー、やってくれたね。
体験談はこちら↓
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20110831_474225.html
やってくれましたソニー、でクリック↓
いやあ、すまんすまん。
長らくお休みいただきました。
先週土曜日のこと、
卒業生の結婚式、披露宴に参列のため山形市へ。
卒業生と言っても、うちで博士号を取得して、今も博士研究員としてうちにいる。
もう長い付き合いの、チバ、です。
相手は銀行員のお嬢さん。
サヤカさん。
数ヶ月前に初めてお目にかかったんだけど、美人なだけじゃなくて、しっかりもので、チョカチョカのチバにはピッタンコと言う感じで、よかったよかったと喜んだ。
(写真)鏡割りで始まった結婚披露宴エンターテイメント。
で、気付いたのが、チバの弟さん(左から二番目)が、うちの卒業生の権守にそっくり。
チバも久しぶりにあって、あまりにも似てきたのでビックリしたとか。
(写真)飲みまくる卒業生。さて、権守はどれでしょう。
(写真)新婦のお友達と。
(写真)ケーキ入刀!
(写真)同僚研究員のイガラシです。歌わないと発狂するらしいです。
で、なにが政略結婚かと言うと、
実は、新婦の勤め先は荘内銀行。
何を隠そう、山形大学は荘内銀行と連携協力協定を締結している仲。
その連携をさらに深めて強固にすべく、今回の結婚が企てられた(らしい)。
なにせ、チバは城戸研でも将来を有望視されてる(?)若手研究員、ひょっとしてひょっとすると城戸の後を継いで有機エレクトロニクス分野で大学を引っ張るリーダーになるかもしれない(?)。
ということで、かわいい嫁が銀行から送り込まれたのだ(?)。
そんな話を新婦の上司である某支店長に話したところそんなことはありません、あっさりと言われた。
(写真)隣の宇野支店長。
しかし、独身で将来有望視されてるうちの研究室の笹部助教の隣にも銀行から美人が送り込まれてきているのを目の当たりにすると、やはりこれはなにかあるな、と勘ぐってしまうのだ。
(写真)このとおり。
いやあ、おそるべし荘内銀行。
いまでもあるんだなあ、政略結婚。
お二人さん、いつまでもお幸せに。
で、番外編。
これは二次会での光景。
(写真)卒業生二人。
何を隠そう、左が権守、右が神谷。
権守は大日本印刷、神谷が凸版印刷。
会社どおしはライバル同士だけど、本人たちは気持ち悪いくらいできているのだ。
いやあ、人間関係複雑だなあ。
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産経関西Web版から:
「目標、世界シェア3割超え」有機ELパネル投入 パナ電工
パナソニック電工は31日、次世代照明として注目が集まる有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)照明=写真=のパネルを9月1日から、国内外の照明器具メーカー向けに出荷すると発表した。パネルを組み込んだ複合部品(モジュール)も12月から販売する。パネルと複合部品で平成27年度に150億円、30年度に750億円の売上高を目指す。
パネルは4月に設立した出光興産との共同出資会社で生産。将来的には有機ELを使った照明器具の販売も計画している。松蔭邦彰専務は「早期に世界シェア3割以上を取る」と述べた。
有機ELは、薄くて消費電力が小さく、パネル面全体が発光するため、蛍光灯に代わる光源として期待されている。当面は薄くて低発熱といった特長を生かし、美術館の展示照明などに売り込む。
(2011年9月 1日 09:00)
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思えば今から十数年前、当時の松下電工から岸上さんが城戸研究室に滞在し、パナ電工での白色有機ELの研究がスタートした。
その後、一緒にNEDOの「高効率有機デバイス」プロジェクトで白色有機ELの効率を向上し、山形の有機エレクトロニクス研究所で有機ELパネルと照明器具を開発し、そして今の有機EL照明プロジェクトで世界最高性能を目指している。
こんなこと言ったら失礼かもしれないけど、NEDOプロジェクトで最も成功した例かもしれない。
それにしても、長かったですね、製品化まで。
でも、とうとうやりましたね。
おめでとうございます!
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