きど
秋田から戻った次の日。
久しぶりに米沢駅前の喜多屋果実店へ。
(写真)満面の笑みは社長の金子さん
家族みんなでジャラートをいただき、
甘ーい果物を少々購入。
でも、きょうの目的は有機EL照明の見学。
何を隠そう、ここは民間の小売店で世界で初めて有機EL照明を取り入れた歴史に残る果物屋さんなのだ。
(写真)一番手前のが有機EL照明デザインコンペ優秀作品のFライト。
とにかく駅前から米沢の有機ELを発信したいと言う事で、安くない照明器具を購入された。
白色有機ELの研究者としては、ホッペにチュウしたいくらい有難い。
いつもながら、
店内には季節のブドウとか、桃とか、フルーツボートとか。
とにかくおいしそうな果物が一杯。
(写真)パパイヤです。パパ大好きです。
(写真)福島の桃はホントにおいしいです。
で、照明の写真を撮っていると、「城戸先生ですか?」と女性の声がした。
まあ、若い頃から女性から声を掛けられる事には慣れてるので、驚きもせず、「はい、城戸です。」
と、振り返ったら美人が立っていた。
「アブラカワです。」とおっしゃったので、元カノにアブラカワと言う人はいないので、どちらのアブラカワさんかと考えていたら、「卒業生のアブラカワの嫁です。」とおっしゃった。
なんだなんだ、あのアブラカワの奥さんですかと、アブラカワのことで少々盛り上がった。
ご実家が米沢で里帰りとか。
(写真)右はお兄さん。
たまには連絡ちょうだいね、アブラカワ君。
それと、マスコミの方、喜多屋果実店の紹介をお願いします。
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きょうはお客さんと志乃へ。
志乃と言うのは管理人超おすすめの郷土料理のお店。
まあ、見てください。
(写真)ここのダシにはトウモロコシが入ってて、おいしいの。ビールにピッタンコ。
で、うれしいのがおしぼり。
管理人のおもてなし評価の第一はおしぼり。
このように、皮を剥いて、夏なら冷たいおしぼりを出すのが一流。
おもてなし二流は、皮付き。
客に仕事をさせてはいけないし、むいた皮というかゴミになった袋が見た目汚い。
おもてなし三流は、使い捨てペラペラおしぼり。
もち、四流は、なんもなし。
欧米ではおしぼりは出ないけど、
テーブルクロスが布製が一流。
ビニールは二流、
紙は三流。
おもてなしとは客の立場になって考える事。
簡単なことです。
(写真)山形の秋の風物詩、芋煮会、ここで味わえます。
(写真)もちろん米沢牛のカルビも。
(写真)最後は焼きおにぎりと丸茄子。
(写真)有名人もお忍びでご来店。
(写真)あの坂田利夫師匠も。
米沢の味はこちら。
皆様もぜひ。
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いやあ、すまぬすまぬ。
別に入院でも外国出張でもないのに長期のブログ休暇。
何を隠そう、お盆休みは8月15日から17日の三日間だけ。
その他は、通常営業でブログ休暇は単なる怠慢でした。
で、とりあえずお盆休暇の報告。
二日前に近場の涼しい所に出かけようと言うことになって、急遽ネットでホテルを予約して車で出かけた。
場所は秋田。
白神山地。
ねっ、涼しそうでしょう。
一日目は、男鹿半島の温泉地まで。
ここの温泉地は昭和の頃は賑わったんだろうなあ、と思わせる風情。
ということは、今はちょっぴり寂しいと言う事。
宿泊料金もリーズナブルながら、料理、サービス、大浴場ともここで推薦するほどでも無し。
だから、ホテルの名前書きません。
で、二日目。
白神山地を目指してGo!
目的地が近づき、ずんずん山道を登って行くと道が細くなって、心細くなって、おいおい大丈夫なのかい、と娘に確認するも、大丈夫じゃないの、と心強い返事。
というか、お前に言われてもぜんぜん安心できんし。
と、ときおり車と命がけのすれ違いを体験しつつ、目的地に到着。
森の中を一時間ほど散策した。
(写真)神々しい滝発見。まだ山には入ってません。
(写真)ブナ林、こんな感じです。
(写真)神々しいブナの木発見。
ちょっと遅いお昼は山を下りた所にある「cafe岳」で。
このお店のお嬢さんというかウェイトレスさんと言うか、看板娘さんはとっても秋田美人。
バカ娘いわく、「美人だったね」。
バカ父いわく、「あれを秋田美人と言うのだよ。」
(写真)チキンカレー、コーヒー、どれもおいしかったです。
二日目のお宿は田沢湖畔のホテル「花心亭しらはま」へ。
ここは名前を出すだけあって、おすすめ。
(写真)地元秋田の食材がずらり。
まず、宿泊客の立場になってサービスを考えている事。
心からのおもてなし、というのがピッタンコ当てはまる。
お風呂、料理、部屋、すべて満点。
女中さんのお姉さんも笑顔で対応してくれて、名札を見ると下の名前がユイなので、
バカ娘が、「ユイちゃんかわいいね。」というので、
バカ父が、「あれを秋田美人と言うんだよ。」と答えた。
その唯ちゃんに、「ここのホテルの設計や内装、サービスは誰が考えてるの?」と聞いたら、
「社長です。」と答えたので、
「じゃあ、この個室のダイニングルームにジャズでも流してくれたら完璧ですよ、ぜひ社長に伝えてくださいね。」と言った。
田沢湖に行くと言うよりも、もう一度、このホテルに泊まりに行きたいと思う。
三日目は道路脇のババヘラアイスを食べて、角館に寄って、武家屋敷を歩いて、コーヒー飲んで、ちょっと遅めのお昼は横手にて名物の「横手やきそば」。
有名店で列ができてたんだけど、10分ほど並んで入店。
15分ほど待って出てきたのがこれ。
(写真)やきそばです。(見たらわかる)
ここの焼きそばは、麺をまずゆでると言う事で、こがさず、ちょっどべたつく。
豚肉はひき肉で、紅ショウガの代わりに福神漬け。
で、全国焼きそば協議会会長(うそです)の管理人としては、正直、
大阪の高架下のお好み焼き屋の焼きそばの方がうまい。と、思う。
やっぱり、ソースをちょっと焦がして風味を出して、豚肉はバラ肉に限る。それに、福神漬けはないで。やっぱり、紅ショウガや。
ということで、この名店の名前も出しません。営業妨害で訴えられたら困りますから。
期待してたのに、ちょっと残念だった横手焼きそば。
夕刻、無事に米沢に到着して「旬菜こんどう」へ。
米沢の名店の味は、期待を裏切らなかった。
そして秋田にはホントに美人が多かった。
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今日は SSHの研究発表会in神戸。
SSHというのはスーパーサイエンスハイスクールのことで、全国に約150校認定されている。
文科省から特別な予算が付いて、理科好き高校生がプロジェクトチームを編成し、課題を設定して実験する。
その晴れ舞台が今日と明日の二日間。
今朝、まず文科省局長の御挨拶。
紋切り型の挨拶じゃなくて、ズバズバおっしゃる歯切れの良いお言葉で聞いてて気持ちがよかった。
やっぱり局長ともなるとひと味違う。
口頭発表では一組の講評をまかされて、発表、質疑応答の後、マイクをとった。
京都府立洛北高校の「牛乳の泡の形成に関する脂質の影響」で、牛乳の泡立ちをいろんな角度から実験して、興味ある考察をされていたので、管理人が一言。
「おもしろいですね。アイスカプチーノに応用できるとかで、まだ課題がありそうですが、さらに研究を進めて課題を解決して、それを特許申請してから来年またここで発表してください。泡と言えばノンアルコールビールの泡が本物とは違うので、これをできるだけ本物ぽくできれば、これも特許になりますよ。ぜひ、日清食品みたいな会社を京都から立ち上げてください。」的な事を長々と言った。
(写真)研究課題です。
(写真)原稿も読まず、プレゼンしっかりしてます。Goodです。
午後のポスター会場は、多くのポスターが並び、原宿のような人ごみで、いつも参加する高分子学会のポスター会場をはるかに越える活気があった。
個人的におもしろかったのが、千葉県立船橋高校の「殻無し有精卵の孵化研究」。
タマゴの殻から出しての有精卵を孵化します。
酸素の透過が重要だと言う事でサランラップとか他の樹脂フィルムを工夫してふ化を試みていた。
ひよこの形をした生物が気持ち悪くないの?と聞いたら、慣れたらかわいいです、と言った。
いやあ、最近の女子高生は強いで。
個人的に本格研究ナンバーワンは、市川学園市川高校の化学発光「蛍光物質による化学発光の実験的考察」。
これは溶液中での化学発光のメカニズムについてメスを入れたもので、溶液中のOH-濃度が重要と言う事を見いだした。
この内容、日本化学会で発表できるで、とアドバイスした。
(写真)学会レベルの発表でした。山大に来て有機ELを研究せんか?
(写真)茨城の名門校。この人が一番熱かった。
(写真)福島の名門校は放射線が課題。注目度大でした。
(写真)広島の名門校も。第二の秦逸三か。
とにかく、暑い夏に熱い高校生たちと出会い、心が熱くなった一日だった。
でも、こんなすばらしいSSHの制度、山形県から一校も参加していないのはいったいぜんたいどういう訳だろう。
山形県の高校の科学の先生方、もうちょっと熱くなってよ。
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一週間ほど前の記事です。
毎日jpより:
有機エレクトロニクス:山大へ10億円補助 文科省研究、人件費に /山形
山形大が研究開発を進める有機エレクトロニクスの実用化研究施設「有機エレクトロニクスイノベーションセンター」(米沢市)の建設計画で、文部科学省が山形大に対し、5年間で計10億円の補助金を出すことが1日、決まった。補助金は研究者の人件費や研究費などに充てられる。
山形大は、有機エレクトロニクスの実用化研究のため、民間企業などから研究者を登用する予定。
山形大、県、県中小企業団体中央会など9機関で作る「県イノベーション推進協議会」が、国の「地域イノベーション戦略推進地域(国際競争力強化地域)」に申請し、1日に選定された。【和田明美】
・・・・・・
工学部キャンパス内の「有機エレクトロニクス研究センター」、
ここでは基礎、基盤研究。
オフィスアルカディアに建設する「有機エレクトロニクスイノベーションセンター」、
ここでは、応用、実用化研究を行う。
基礎、基盤から、実用化まで、シームレスにつなぐ山形大学の有機エレクトロニクス研究。
今回の文科省の予算でスーパーイノベーターと呼ばれる実用化研究開発のトップクラスの人材を民間企業から招聘する。
何を隠そう、すでに数名のスーパースターと面談を行った。
この組織のメンバーを公表すると世の中デングリガエルかもしれない。
すごいです。
まだ若干名募集してますので、
我こそはと思う人、管理人までご連絡を。
日経から:
LGディスプレー、有機ELに2200億円投資
14年下半期にも量産
【ソウル=尾島島雄】韓国の液晶パネル大手、LGディスプレーは次世代テレビの基幹部品として有望視している有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)パネルについて早ければ2013年から3兆ウォン(約2200億円)規模で投資を開始し、14年下半期にも量産を始める方針を明らかにした。サムスン電子も大型投資の時期を探っており、韓国2社が画質の高い有機ELで日本の電機大手に先んじる構図が鮮明になってきた。
LGディスプレーの権暎壽(クォン・ヨンス)社長が8日、日本経済新聞の取材で明らかにした。13年からの投資は「第8.5世代」と呼ぶ220センチ×250センチ前後の大型ガラス基板を採用したラインで生産能力は月間6万枚(ガラス基板投入ベース)を見込む。
これに先立ちLGディスプレーは12年から少量のテレビ用有機ELパネルを生産。グループ会社のLG電子が55型のテレビに組み上げ、月間3万台で12年下半期から販売する。この販売実績と生産コストを勘案しながら、大型の量産投資に踏み切るかを最終判断するとしている。
有機ELは消費電力が低く高精細で将来的に液晶に代わる部品として期待されるがLG電子が販売する15型など市販テレビは小型にとどまっていた。リビング用の大画面製品に有機ELパネルを搭載するのは世界で初めてとなる。
55型テレビの発売に続きパネルの大量生産が始まれば、40型台など有機ELテレビの製品群を拡充するとみられ、市場が急速に広がる可能性が強まる。薄型テレビ世界最大手のサムスン電子も市場参入に向け有機ELの技術開発を急いでおり、初期の市場獲得を目指す韓国2社の競争が激しくなってきた。
日本の電機各社の有機EL事業は韓国勢に比べて立ち遅れている。07年に世界で初めて11型の有機ELテレビを発売したソニーはすでに国内販売を終了。東芝、日立製作所、パナソニック、シャープなども基礎技術の研究にとどまっている。量産技術の確立が遅れれば、韓国勢に水をあけられる懸念もある。
・・・・・
ということで、とうとう出ます、
大型有機ELテレビ。
それも、韓国企業から。
思えば2002年。
経産省/NEDOの「高効率有機デバイスプロジェクト」での山形大集中研のテーマが60インチの大型有機ELの要素技術開発。
やりました、
高効率化、
超寿命化、
大型量産装置開発。
世界のトップをダントツで走りました。
それが今、
大型テレビを量産するのは韓国企業、
技術で勝ってたのに、
ビジネスで負ける。
こんなこと、いつまで続けるつもりなのか、国内企業、
および、経済産業省。
しかも、今走ってる有機ELディスプレイプロジェクトは、狙いは40インチ。
このプロジェクトが2年後に終了するときには、
韓国企業が55インチを量産している。
ああ、
この後手後手の戦略。
というか、国家として、企業としての戦略がなさ過ぎる。
もし、このオレに、国が3000億円預けてくれるなら、
オールニッポンチームで、大型有機ELテレビを国内で量産してみせる。
何度も言うんだけど、だれも聞いてくれないんだなあ。
立ち上がれ日本のディスプレイメーカー、でクリック↓
きょうは仙台出張。
東北大の川内キャンパスで開かれた「ひらめきときめきサイエンス」に委員としての参加。
今回のテーマは、空気と水のマイクロ科学実験。
で、これがおもしろかった。
まず午前中、
霧箱で放射線を観測。
まず、セキネツトム先生が、中学生に対してすごくわかりやすく、放射線、放射能について説明。
管理人が思うに、
怖がるのは、それを知らないから、それがわからないから。
例えば、幽霊。
いるのか、いないのか、わからない。
だから怖い。
自然界にはいっぱい放射線物質が存在し、人はそれを浴びながら生きている。
というか、この何百万年、自然界からの放射線を浴び続け、その耐性も備えている。
どこに、どれだけ、どんな、放射性物質が存在するか、きちっと把握できれば、過剰に反応する必要はない。
(写真)自然界の放射線
(写真)セキネ先生講義中
(写真)霧箱作製中
(写真)アルコール注入
(写真)セキネ先生、線源(校内で採取したチリ)配布
(写真)セット完了
(写真)暗くしてLEDランプで照らせばこのとおり
アルファ線は狐のシッポのように。
ベータ線は流れ星のように。
(写真)先生のはでかいです。すごいです。
午後からは荻野和子先生のマイクロケミストリーによる水の電気分解。
水素発生させて水素爆発。
中学生曰く、ちっちゃいから安全なんですね。
はいそうです。
でっかいのは、建物の屋根が飛びます。
(写真)講義中の荻野先生
(写真)興味津々の中学生
燃料電池も作っちゃいました。
こんなこと体験できる中学生はいてないで。
(写真)マイクロ燃料電池です
それにしても、この企画、とてもタイムリーでした。
しかも楽しかった。
昼食時、
生徒さんに聞いた。
あのね、原発をやめてその分を火力発電でまかなったら、どうなると思う?
燃料の石油は高いんで、電気代が高くなるね。
そのうえ、工場でも電気代が高くなって、製品の値段が上がるよ。
どうしたらいい?
「原発の安全性を高めたらいいと思います。」
仙台の中学生、
冷静だわ。
実際には、国内でものを作れなくなり、海外に工場がシフトし、失業者が増え、犯罪が増え、平和で豊かな国がアジアから一つ消えることになります。
早く大きくなって、総理大臣になってね。
いけいけ仙台の中学生、でクリック↓
世界初の有機EL照明専業会社のオーガニックライティング社、
ホームページができました。
http://www.organiclighting.co.jp/index.html
8月に売り出す新製品も紹介されてます。
http://www.organiclighting.co.jp/item.html
これはいわゆる有機ELパネルキット。
ルミオテック製のパネルに有機EL電源が接続されていて、オン、オフだけじゃなく、点滅もさせることができる。
教材としても最適なので、みなさまぜひ。
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きょうも仕事。
土日はできるだけ仕事を入れないようにしてるんだけど、こういう依頼は断れない。
山形県理科研究同好会夏期研修会での講演。
米沢の隣町、高畠の温泉で研修をされるので、そこで有機ELを勉強されたいとのこと。
はいはい、と二つ返事で引き受けた。
午後4時前に現地到着。
会場は温泉らしく畳の間。
畳に座っての講演は初めての体験。
20名ほどの参加者、有機ELの本格的な講演に真剣に聞き入っておられた。
いやあ、さすがにモチベーションが高い。
でも、理解してもらえたかなあ。
質疑応答で、小中での理科教育について聞かれたので、理科離れが進む理由の一つは理科の先生が教えるのがヘタなせい。
理科が好きじゃない人に理科を教えられて理科が好きになる訳がない。
企業の研究所や事業所でモノづくりにかかわっている現場の人間に熱く語らせる事がもっとも効果的ですよ、と答えた。
しかし、ここに参加されてるような熱心な理科の先生に習う生徒たちは幸運だね。
いけいけ山形の理科、でクリック↓
午前中は愛車を法定速度内でぶっ飛ばして山形市へ。
全国中学校理科教育研究会山形大会で「有機ELと創造教育」と題して約1時間半の講演。
長々とバカ話を聞いていただいてありがとうございました。
大学に戻って、2時からはオープンキャンパス。
ポスターにもあるとおり、城戸教授みずからが案内するイベント。
高校生やら、一般の方々、米沢警察署のおまわりさん、米沢二中の木村先生、などなど、数十名の熱心な見学者をご案内した。
その中に、この人。
昨年12月のサイエンスキャンプに参加してくれた高校生。
ぜひ山形大に進学したいとの事で、わざわざ参加してくれた。
ごめんね、名前忘れた。
工学部機能高分子工学科。
忘れずに。
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きょうも東京。
昼頃に米沢をでて午後からの会議。
ライティングジャパンのセミナープログラム委員会に出席。
LEDや有機ELが省エネ光源として注目される今、この展示会やセミナーが重要度を増している。
委員会の最後に、担当の方からチラシに掲載する各委員の写真が去年のままでいいか聞かれたので、チェックしてみると、某P電工の狐田さん(仮名)の写真が妙に若々しいので、きっと10年前の写真だなあと思って、最近のに変えた方がいいですよ、と言いかけたけど失礼なのでやめた。
続く懇親会を途中で失礼して、午後7時台のつばさで帰宅しようと思って東京駅に着いたんだけど、山形新幹線つばさが山形県内の豪雨で運休しているとの館内放送。
おいおい、きょうは急遽東京泊か?
しかしそうなったら明日午前中の山形市での講演会には間に合うのか?
とか、ちょっと不安が頭をよぎったけど、
すぐに行動。
とりあえず、やまびこで福島まで行こう。
そしたら雨もやんで、走り出すかもしれないし、
ローカル線が走ってるかもしれないし、
最悪でも福島駅からタクシーで帰れる。
そんな人がたくさん乗り込んだやまびこ。
福島に近づくと、つばさを福島駅から走らせるとの事。
駅で10分ほど待ってたら山形側からつばさがホームに入ってきて、清掃後、乗り込んだ。
いやあ、ついてるんだなあ、オレは。
いけいけ有機EL照明、でクリック↓
とは、
次世代化学材料評価技術研究組合のこと。
きょうは設立記念パティーが都内で開かれたので出席した。
まあ、普通だったらパーディ出席の為だけに東京往復することはないんだけど、組合とは有機EL材料の評価に関する共同研究を行ってるので山形大の代表という気持ちで顔を出した。
会場では化学メーカーとか産総研とか経産省のトップとか担当の方々が顔を揃えていたので、よろしくお願いします、とか、いやいやこれはこれは、とか、お久しぶりです、とか、どうもどうも、とか、約二時間オードブルに手を出すヒマもなかった。
CEREBAと略されていたので、なぜCEREBにしなかったんですか、と関係者に聞きたかったけど、やっぱりCEREBだとお金を湯水のように使うイメージがあるのでCEREBAの方がいいのかなあと、とりあえずは自己納得している。
セレブと言えば、帰りに東京駅の待合室でソファに腰掛けていると、城戸先生と、声を掛けて来る男性がいるので、見上げると、アクセンチュアの森です、と自己紹介された。
あああ、森さんですか、お久しぶりです、と数年前にお目にかかった時のことを思い出して懐かしがった。
今は、国際大学という新潟県の大学の学長を務められているとのことで、これから新潟です、とおっしゃった。
とても、切れ者で、お金持ちで、人格者でもある方なんだけど、ぜんぜんそんなそぶりを見せない森さんは、好感度ナンバーワンなのだ。
いろんなトップと交流したエキサイティングな一日だった。
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