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2011年6月

2011年6月30日 (木)

世界一

 
 
きょうは東京。
こんなところに来ました。
 
  
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Geo-Cosmosです。
はい、日本科学未来館です。
世界でここにしかない、でっかい世界一の有機EL地球儀を見に来ました。
 
以前来た時はLED製だったけど、それと比べると精細度が高くて、きれい。
説明によると宇宙飛行士が見るのと同じ気分になるほど、だとか。
 
まあ、それはちょっと言い過ぎやけどね。
 
 
で、ホントの仕事はここの7階の会議場で開催されている有機EL討論会で特別講演を行うため。
山形大で走ってる種々の国プロジェクトを紹介した。
他にも、九州大の安達先生、ソニーの占部さんらが同じく国プロの紹介。
それぞれ国家を背負っていて、その思いが伝わってきた。
どれも目指すは世界一。 
 
 
会場には270名の参加者。
後ろに立ち見。
聞くと最近ではダントツの入りだとか。
やっぱりこの三大国家プロジェクトは注目されているのだと実感した。
  
 
みんな、がんばろうね。
 
 
 
PS 九大のヤヒロさん、おめでとう!
 
 
 
 
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2011年6月29日 (水)

トップ

  
 
まずは、これ。
 
 
山形新聞Web版から:
 
 
結城学長の再任を決定 山形大学長選考会議
2011年06月27日 
 
 
山形大の次期学長選考で同大学長選考会議(議長・有馬朗人武蔵学園長)は27日、現学長の結城章夫氏(62)の再任を決めた。任期は9月1日から2014年3月まで。
 
候補者は結城氏1人。会議では結城氏が所信を表明した後、質疑が行われ、委員が協議。賛成多数で結城氏の再任が決まった。
 
今回の学長選考では、これまで実施してきた全学の教職員を対象にした投票「学内意向聴取」は行わず、6学部の教授会と外部有識者を含む経営協議会がそれぞれ候補者を推薦することにした。3学部と経営協議会が結城氏を推薦、残りの3学部はだれも推薦しなかった。
 
結城氏は東大工学部卒。旧科学技術庁に入庁し、米ミシガン大大学院で修士号を取得。文部科学事務次官を経て07年9月に山形大学長に就任した。前回の学長選考は学内意向聴取の段階で結城氏以外の候補が1位となったが、学長選考会議が結城氏を選出していた。
 
・・・・・・
 
ということで、結城学長、おめでとうございます。
期待しております!
 
 
これまでは、選挙で選ばれていた、あるいは選挙の結果を参考に選ばれていた学長だけど、外部有識者を含めた選考委員会で選ぶ。
こうする事により、理論的には学部の色に染まらない、中立な、能力のある人を、内部から、あるいは外部から、学長に来ていただける。
  
まあ、異論はあると思うけど、山形大学の場合、すばらしく機能しているように思う。
というのも、大学変わりましたからね。
 
 
一方、変わらないといけないのは、国内の大企業。
きょうのお客さんの中には某外国の某ディスプレイメーカーの方々がおられて、日本のディスプレイメーカーの話になって、あそこはあと2年だね、とか、あそこはあそこに吸収されるね、とか、あそこは中国の資本に買われるね、とか、生臭いぶっちゃけ話をした。
 
現場で開発に、事業に、かかわっていると、雲の上からはわからない現実が見えて、未来が予想できるんだけど、今の状況が続くと日本の大企業は遅かれ早かれ中国にみんな買収されるんじゃないかと思う。
 
まあ、具体的な名前を出すと株価が下がって訴えられても困るんで、ここでは書かないけど、知りたかったら個人的に聞いてね。
 
 
とにかく、この国は震災以外にも未曾有の危機にさらされている訳で、これを放置する政治家たちの能天気ぶりにはほとほとあきれ果てるのである。
有識者会議には雲の上の東大教授ばかりでなく、現場で汗流す地方大学の教授も参加させて、意見を聞くのが一番なんだけど、そういう事にすら気がつかないのは、なぜなんだろう。
  
 
ところで、明日は文科省プロジェクトのヒアリング、
学長、学部長がプレゼンテーション、
この私はと言えば助さんのようにお供の一人、
 
審査委員に現場のわかる人は一人くらいはいるのだろうか。   
 
 
 
 
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2011年6月28日 (火)

講演会

 
  
1
 
 
きょうは筑波日帰り旅行。
って言っても出張だけど。
 
朝、米沢発9:40のつばさに乗って、帰りは最終で到着が11時過ぎ。
うちに着いたら、中一の娘がまだ起きていて、その母親に早く寝なさいと叱られていた。
 
 
で、出張の目的は講演会。
筑波研究学園都市交流協議会という聞き慣れない団体の総会のあとの講演会と言う事で軽く引き受けて「有機EL開発の産学官連携と将来展望」という演題で1時間半ほど好き勝手にしゃべりまくった。
 
  
で、懇親会。
参加者と名刺交換。
 
で、驚いた。
 
 
茨城県の上月副知事、
つくば市の市原市長、
筑波大学の山田学長、
物質・材料研究機構の岩瀬理事、
国土地理院の岡本院長、
国土交通省国土技術政策総合研究所の西川所長、
文科省基礎研究振興課の内丸課長、
宇宙航空研究開発機構JAXAの大嶋参与、
他にも、産総研の方々、や文科省の方々、などなど、なんだか落ち着いたオジサンたちが聴衆なんだなあと思っていたら、とても偉い人達の集まりだったと言う事をその時知った。
つくばには国研ばかりじゃなくて、企業の研究所もたくさんあって、保土谷化学の岡田所長やクラレの津軽所長とも名刺交換させていただいた。
 
 
文科省の内丸課長は、うちの小田教授や結城学長が文科省時代にいっしょに仕事をしたことがあるとおっしゃったんだけど、小田教授の下だとさぞかし大変だっただろうなあ、と思った。
 
茨城県副知事の上月さんは、関西ご出身で、とても切れ者で、やる気があって、ぜひとも山形県知事か米沢市長に立候補いただきたいと思った。
 
クラレの津軽所長は、他のクラレの人達となんだか雰囲気が似ていて、クラレと言う会社の雰囲気はこうなんだなあと確信しつつ、コミヤさんや、倉敷のフジタさんを思い出した。
まあ、フジタさんはカンフーパンダのポーに似てるけど。
 
 
そんなことで、内容のとても濃い講演会後の懇親会だった訳で、暑い中、つくばまで出かけていってよかったと思った。
 
 
帰りのつくば駅の売店では、立派なブルーベリーがおいてあったので二パック1100円也を買い求めた。
うちの家内はフルーツ好きなので、きっと喜ぶと思ったら、やっぱりその大きさに目を丸くして感謝しているようだった。
でも、そんなときだけの様な気がするなあ、感謝されるのは。 
  
 
 
 

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2011年6月27日 (月)

うれしい来客

 
 
ブログお休みをいただいてる間も千客万来。
中にはこんなにうれしいお客さんも。
 
 
1
 
 
左は、おなじみ当学部3年のワタナベ君。
彼は高校生のときに「サイエンスキャンプ」で有機ELのおもしろさに感動し、山大を受験して今3年。
この秋には念願の研究室入りとなる。
 
 
で、右。
北海道大学4年生のコマツ君。
修士は城戸研究室で有機ELを研究したいと見学にやってきた。
 
何を隠そう、彼が予備校生のとき。
城戸が講演に行った。
その講演に感動(?)し、この度、大学院は山形大でと見学にやってきた。
大学に入学して、研究室に配属され、大学は偏差値じゃない、研究室で選ぶべきだ、と北大から山大にやって来る。
  
この子、大物になると思う。
 
 
数年前の仙台の河合塾での講演。
理系の受験生たちに有機ELのおもしろさをしゃべりまくった。
 
 
草の根運動は実るのだ。
行ってよかった。
 
 
 
 

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2011年6月24日 (金)

JAL

 
 
昨日の続きだけど、
JALの事。
 
行きの便。
映画「あしたのジョー」を観ていたら、10分経って画面が真っ暗。
スチュワーデスさんに言ったら、リセットしてみます。
で、結局は直らなかった。
 
 
帰り。
たぶん同じ機体。
自分の席は映画が見れたけど、一部観れない座席があるようで機内放送で謝ってる。
 
ええええっ。
この不具合、三日前にあったでしょ、
結局は直す気持ちが無いのね。
 
 
で、結論。
JALさんとは縁がありませんでした。
二度と乗りません。
  
  
 
 
 
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2011年6月23日 (木)

再開

 
 
いや〜、ホントに申し訳ない。
スマンスマン。
ご心配おかけしました。
 
この2週間、最初の一日は、酔っぱらってまあ今日はいいかと軽い気持ちでさぼり。
二日目もまあ二日ぐらいは、と軽い気持ち。
で、三日目になるととりあえずきりよく一周間のお休み、と軽く。
で、気がつくと三週間。
 
ピンピンしてます。
怒ってもいません。
  
 
今日から再開です。
 
 
で、先週末から外国へ。
昨日、帰国しました。
どこでしょうか、あててください。
いきなりクイズ。
 
 
1
 
  
空港です。
  
 
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ラウンジです。 
 
 
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到着空港ビルを出たところ。 
 
さて、どこの空港をどの航空会社で、どこに到着したでしょうか? 
 
 
で、あまりにも簡単なので、答えを。
 
羽田空港、
日本航空のラウンジで、
到着はソウルの金浦空港。
 
ね、簡単でしょ。
 
 
で、何をしにいったかと言うと、
 
 
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KANEKA/SKKUインキュベーションセンターシンポジウムで講演。
カネカが成均館大学に設立したインキュベーションセンター主催の国際会議。
 
講演にはなんと「白川英樹」先生。
写真の中に頭が見えますね。
 
 
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はい、こんな感じで講演されました。
白川先生と同じ会議で講演させていただくのは、2001年のアメリカ化学会でのノーベルシンポジウム以来か。
 
光栄な事です。
 
 
会議の合間に訪ねたのがここ。
  
   
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はい、サムスン電子本社です。
李潤雨副会長と面談。
 
副会長、いつもパワーを感じるんだなあ。
こんな経営者が日本の電機メーカーにも欲しいと心から思った。
国内某電機メーカー、ケツの穴小さいもんね。
  
 
 
 
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2011年6月 2日 (木)

不愉快な事

 
 
最近、テレビを観ていると原発とか政治とか不愉快な事だらけで、ニュースすら観る気がしない。
と思っていると身の回りにも不愉快なことが起こった。
以下のとおり。
 
 
あるテレビ番組。
有機EL照明、地域活性化のネタで城戸の取材をしたいとの連絡。
 
はいはい、もちろんオッケーです、と二つ返事。
ロケ日程も決まり、内容の打ち合わせに。
 
それが、急にメールが来て中止。
理由が、このとおり。
  
・・・・・・
 
大変申し訳ございません・・・
たった今スポンサー側から連絡がありまして、今回の取材は取りやめてほしい、ということになってしまいました。
 
有機EL開発はスポンサーも力を入れている分野で、先生の研究をライバル視しているようです・・
 
私どもの内輪の事情で、このような結果になってしまい大変申し訳ございませんでした。
 
私自身先生のご活動に大変興味がありまして、過去にシリコンバレーや、ドイツのフラウンホーファー研究所、フィンランドのオウルなどでも大学との共同研究の取材をしたこともあり、ぜひまた別の番組でお願いできたらと思っております。
 
先ほどお電話をいたしましたら、本日は学会に参加のため不在とのことでしたので、メールにて失礼いたします。
 
すでにご調整いただいていたかと思いますので、大変恐縮ですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
 
・・・・・・
 
なんちゅうケツの穴の小さい会社や。
社長の顔が見たいわ!
今度、講演行くのドタキャンしたろか!

って、そんな大人げない事はしませんけどね。
 
 
 
 
 
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2011年6月 1日 (水)

中学理科教育研究会

 
   
1
 
 
先週、娘の通う米沢二中で中間試験があって、ぽつぽつと結果が帰ってきていて、理科95点、社会97点、英語100点、とバカ娘のわりにはなかなかがんばった。
あとは国語と数学の点数だけど、お前は天才少女やで、と褒めまくる今日この頃なのだ。
  
しかしまあ、この父親はというと中学のときなんて、ほんとのバカ息子で90点以上なんてとった事無かったのに、こういうところはきっと母親に似たに違いない。
 
そんな娘を持つ父親が、「有機EL研究と創造教育」なんて内容で講演させていただくのが、第58回全国中学校理科教育研究会の山形大会。
8月5日なんだけど、有機ELという最先端科学を紹介し、創造教育のなんたるか、と熱弁する。
 
と言っても、自分自身のバカだった中学時代など体験談を交えて教育とはいかにあるべきか、なんて話させていただくわけで、中学、高校と成績低空飛行でもその気になって勉強すれば博士になれるし、世界だって変えることができる、という内容。
これまでの記念講演とはひと味もふた味も違う内容でしょう。 
一時間20分、退屈させません。  
 
 
先週のエントリーでも書きましたけど、東京書籍の科学の教科書にも掲載されてる管理人。
全国の理科の先生、8月の山形へぜひお越しください。
 
  
 
 
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有機エレクトロニクス研究会のお知らせ

 
 
昨年度で期限満了で終了した高分子学会有機EL研究会。
高分子エレクトロニクス研究会と合併して、今年度より有機エレクトロニクス研究会として新たに再スタートします。
そして、その第一回目の研究会が7月1日に開催されます。
 
・・・・・・
 
各 位
              
                社団法人高分子学会
            有機エレクトロニクス研究会

拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、本研究会では下記の研究会を開催いたします。
有機エレクトロニクスデバイスの実用化はπ共役系材料の開発と共に歩んできました。今回はπ共役系高分子の現状を俯瞰しつつ、古くから利用されているが進化を続け注目されているπ共役系高分子材料(ポリアニリン、ポリチオフェン)の応用と新しい作成技術を紹介します。また、π共役系高分子を利用した未来デバイスの形を提案もあります。ますます目が離せないπ共役系高分子を再整理するまたとない機会です。多数のご参加をお待ちしています。
                             敬具

            記
講座名:11-1有機エレクトロニクス研究会
日 時:平成23年7月1日(金)  13:00~17:00
会 場:化学会館7階ホール    
ホームページ:
http://www.spsj.or.jp/entry/annaidetail.asp?kaisaino=657
        
                             以上
 

・・・・・・
 
管理人、運営委員長を仰せつかっておりまして、もちろん参加して最初にご挨拶申し上げます。
ぜひ、ご参加ください。
  
  
  
 
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