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2010年7月 5日 (月)

現場の眼

 
 
まずは記事を読んでください。
 
日経Web刊より:
 
 
白色有機ELの東北デバイス、再生法申請
2010/7/3
 
有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)パネルなどを製造する東北デバイス(岩手県花巻市、相馬平和社長)は2日、東京地裁に民事再生手続きを同日申し立て、保全命令を受けたと発表した。負債総額は約37億円で、うち銀行借入金など金融債務は約18億円。
 
「スポンサーの支援を得て再生を目指す」(東北デバイス)方針で、49人いる従業員の雇用も継続する。
 
同社は2005年設立。青森県の誘致を受けて、06年に六ケ所村で世界初の白色有機ELパネル量産工場を稼働させた。有機ELは消費電力が少ない次世代光源として注目されており、累計で約50億円の設備投資を実施した。
 
有機ELの需要拡大が見込みより遅れたため赤字が続き、資金繰りを圧迫。09年12月期はサンプル出荷が多く、売上高は約1500万円にとどまった。ベンチャーキャピタルなどの出資で一時は約12億8000万円に増えた資本金を昨年末に8千万円へ減資した。
 
青森県では昨年、アンデス電気(八戸市)も民事再生を申請し再建中。県は東部地域でディスプレー関連産業の集積を目指す「クリスタルバレイ構想」を進めてきたが、中核企業の相次ぐ破綻で苦戦は必至だ。
 
三村申吾知事は「大変残念。技術や雇用を守るため、対策に万全を期したい」とのコメントを発表した。
 
・・・・・・ 
 
このバカブログの2008年2月 7日 (木)のエントリーで、すでに予想してました。
遅かれ早かれこうなると。  
  
事業内容に無理があり、技術にも限界があり、「現場の眼」から見ると無理でした。
 
 
同じ事は研究開発や実用化でも言える事。
目標設定と研究開発費、資金、それと一番重要なのが技術力すなわち人材。
現場から見ると無茶や無理な事も雲の上ではそれがわからない。
平気で餅の絵を描く。
 
7月からスタートした山形県の「産学官連携有機エレクトロニクス事業化推進センター」。
有機EL照明の専門家が不在で、有機照明器具を普及させると言う。
現場の眼から見ると、なんだかなあ。
   
山形も青森から学ぶ事は多いと思うんだけど。
もっと現場の意見を聞きませんか、雲の上の方々? 
 
ゴリもそう思うやろ。 
 
 
 
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