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2008年12月24日 (水)

荘内銀行

  
 
は、なぜ顧客に選ばれるのか?
知りたいひとは、この本をお読みください。
 
 
1

 
今朝、八重洲口の本屋で見つけて、帰りの「つばさ」の中で読んだ一冊。
庄内地方は山形県でも日本海に面した鶴岡市と酒田市のことで、その鶴岡市に本店を持つ山形の中でも第三か四の地銀が荘内銀行。
 
かつて経営危機に陥ったこの銀行を建て直したのが町田頭取。
旧・富士銀行で次期頭取に一番近い常務と呼ばれながら94年に赴任された。
以来、改革に次ぐ改革で今や山形では一番元気な銀行と呼ばれるようになった。
 
前半は、ショッピングセンター内の支店であるISB(インストアブランチ)を日本で始めて成功させて業績を一気に回復させ、成長させたいきさつが紹介されてある。
部下や行員たちと信頼関係を築き、行内の改革、顧客主義への徹底したこだわり、読んでいてこの町田物語には感動すら覚える。
 
ご本人にもお目にかかったことがあって、第一印象は「切れる人」との印象だったけど、切れるだけじゃないね、人間も大きいのだ。
  
他にも、小林さんとか、五十嵐さんとか、荘内銀行の顔見知りの方々が登場していてうれしい。
頭取命令でISBビジネスというどこも成功しなかったビジネスを日本で初めて確立した加藤龍平という方にはぜひともお目にかかりたい気持ちになった。
 
  
地域への貢献が銀行の業績アップにもつながるということで、米沢ビジネスネットワークオフィスを当時NECパーソナルプロダクツの柴田さん(現・山形大学教授)や山形大学上林教授らと発足し、地域企業の活性化にも貢献されている。
 
また、昨年から荘内銀行、米沢信用金庫の2行と山形大学で「産学金連携コーディネーター」制度をスタートさせた。
ここでは小山清人副学長の名前も出てくるじゃないか。
 
 
いいなあと思ったのが町田さんの経営理念。
 
 
・・・・・・
 
若い人たちが自由闊達である職場、
創意工夫を大切にし、絶えず仕事の質を高めていく風土、
お客様の夢や希望に共感し、
それが叶えられるようにする努力する気風。
そんなロマンのある銀行にしよう
 
・・・・・・
 
 
これは、ちょっと変更するとそっくり大学にも当てはまる。
 
 
・・・・・・
 
若い人たちが自由闊達である職場、
創意工夫を大切にし、絶えず仕事の質を高めていく風土、
学生の夢や希望に共感し、
それが叶えられるようにする努力する気風。
そんなロマンのある大学にしよう
 
・・・・・・
 
 
もちろん、お役所にも、
 
 
・・・・・・
 
若い人たちが自由闊達である職場、
創意工夫を大切にし、絶えず仕事の質を高めていく風土、
県民の夢や希望に共感し、
それが叶えられるようにする努力する気風。
そんなロマンのある県庁にしよう
 
・・・・・・
 
  
  
山形銀行ご出身の齋藤知事にはぜひとも県庁改革をお願いしたい。
 
 
銀行マン必読、サービス業に携わる方必読、大学教授も必読だな。
読み物としてもおもしろい。 
 
読後感、爽快。 
 
 
 
 
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