隣の芝生
お昼休み、「らあじゃ」で大好物の「空絶辛」のスープカレーをいただいて研究室の戻ると、山形県内の高校の校長先生が講演依頼のあいさつに来られた。
県内の高校の問題点、課題などいろいろお話したんだけど、気になったのが山形県の教育レベル。
一応、教育県と呼ばれる山形だけど必ずしも学力レベルは高くない。
隣の秋田が文部科学省の全国学力テストでは、2年連続でトップクラスに輝いたのとは対照的だ。
「秋田では2005年度から、保護者や地域住民が自由に学校を訪問できる「みんなの登校日」を実施し、昨年は県民の4分の1にあたる延べ28万人が訪れた。01年度からは全国に先駆けて小1、小2、中1の3学年で30人程度の「少人数学級」を導入。家庭や地域と連携した、きめ細かな指導が実を結んだという分析だ。」読売新聞
山形が見習うべきは、子供の学力アップを願う地域住民の努力と、こういった制度を始めた行政だと思う。
トップのリーダーシップ次第で教育レベルは上がるのだ。
それにしても、このままだと山形は教育県という名を返上した方がいいだろうなあ。
校長先生に続き、お隣福島県から内堀副知事が企業誘致担当の職員さんと見えられた。
このバカブログの島根県の原発の話を読まれて、福島にも原発があるので電力料金が安くなりますよ、とトップセールスに来られたのだ。
(写真)営業副本部長の肩書きを持つ副知事。春夏秋冬4種類のバージョンがある熱の入れよう。

福島県内の工業団地を紹介されたので、有機EL工場は電気をたくさん使うので電力料金が安いのは低コスト化につながりますよという話をさせていただいた。
東北電力は東京電力や関西電力に対して電力料金が高いという話にもなって、東北というところは広い地域に人口が拡散しているのでインフラにお金がかかるし、送電ロスもあってどうしても高くなるというのだ。
けど、屋根の雪を溶かす融雪料金の基本料金がひと月に12000円もかかるのは、おかしいですよね、と管理人。
使用電力料金を合わせると、融雪にひと月2〜3万円もぶっ飛ぶというのは半端じゃないのだ。
一人暮らしの老人は一戸建てには住むなというのか、東北電力。
前向きな話として、副知事には電力料金が安いと必ず成功するビジネスに「野菜の水耕栽培」がありますよ、とアドバイスさしあげた。
蛍光灯で育てる野菜は、そのコストの大半が電気代なのだ。
だから電気代が半分になるだけで利益率は大幅に上昇する。
異常気象が異常じゃなくなった今日この頃、どこかの自治体が原発の近くで大々的に水耕栽培してくれないかと、食料が無くなるととても困る管理人は期待しているのだ。
福島というところは電気代が安い以外にも、
地震が日本一少ない、とか、
首都圏に近い、とか、
人材確保が容易、とか、
すでに産業が集積している、とか、
駄目押しに、企業立地満足度で全国第三位だ、とか、
とにかく山形に勝っていることをアピールされた。
う〜ん、
負けた。
それにしても福島県がうらやましい。
なにがって、単にテレビにでたりイベントに出席するだけのトップセールスマンじゃなくて、その中身を議論できる(ほぼ)トップがいるんだから。
秋田にしても福島にしても隣の芝生は青いのだ。
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