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2008年11月

2008年11月30日 (日)

釜飯プリン

 
 
米沢でプリンといえば「おっぱいプリン」が有名だけど、東京の某社では釜飯プリンがマイブームのようである。
 
知人からのメールをご紹介。
 
 
・・・・・・・・・・・・・
 
城戸先生

さて、下の写真一体なんだと思いますか??
器は、「峠の釜飯」で有名な、JR信越本線横川駅の釜飯用器です。
 
 
1
 
 
中身、実は、プリンであります。
小生、名付けて、釜飯プリン!!
 
弊社、知財部の女子社員が・・・。
「どうしても、デカプリンを食べたい!!」。
「どうしても、プリンを腹いっぱい食べたい!!」。
 
との欲求にて、造ったのでごじぇ〜やす。
そして、実際に喰らいやがったのでごじぇ〜やす!!
 
その、女子社員の言うことにゃ!!さの、言うことにゃ!!
「美味しかったぁ〜!!」⇒「もう、死んでもいい!!」。
更に、続けて・・・。
「プリンのど真ん中・・・」。
「スプーンを底まで突っ込んで、グリッと半回し・・・」。
「そこから、カラメルソースがジワッと出てきたときは、ヨダレが出ました」。
 
さすがに、一人で平らげることは出来ず、友人3人でやっつけたとのこと・・・。
 
なんとも、ガッツキ女どもでありますが、その行動力、意気や良し!!
「お前ぇ〜、見直したぞッ!!」とハグしたくなった、ジジイであります。
(「お前にだけは、ハグされたくねぇ〜」と言われるに決まっておりますが・・・)。
 
弊社にも、かようなユニークな社員が居ると言う事は、実に心強い!!
 
願わくば、野郎どもにも、これぐらいの発想力と行動力のある奴が居ないものか??
いや、きっと出てくるだろう!!
 
そんな、思いの今日この頃であります。
 
それでは、又。
 
・・・・・・・・・・・・・
 
 
角屋のシュークリームなら5個、このサイズのプリンなら軽く食べられる管理人なのであった。 
 
 
 
 
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2008年11月29日 (土)

DeepでCheapでヤミツキ

 
 
お昼頃、東根市の大富中学に到着し校長先生らとソバ屋に行った。
 
このソバ屋にぜひとも管理人を連れて行きたいという大学職員兼土日坊主の森岡氏のオススメなのだ。
山形はソバ街道と呼ばれていて、どこの店で食べてもハズレナシ。しかも個性満点で細目の更科系から極太の田舎ソバ系までよりどりみどり。

その中でもきょうの「伊勢そば」はかなりdeep。
 
 
1
 
 
というか、
 
 
 
 
deeperを越えて、
 
 
 
 
DEEPEST!
 
  
 
 
外観は単なる古いソバ屋だけど、内部は古いだけでは描写しきれない。
英語で言うと、
 
 
 
 
 
Cheap。
 
 
 
 
というか、
 
 
 
 
Cheapest。
 
 
 
 
とにかく内装に金をかけない。
 
壁は手あかで黒くすすけて、畳はすり切れ、テーブルは昔懐かしい四つ足。
壁には一応額縁が。でも、百円ショップで買ったのか、見た目がチョー安っぽい。
古時計は6時を指して止まってる。
 
 
ひや〜〜〜。
 
 
壁に貼られた手書きの紙切れメニューから定番らしい「そば天750円なり」をみんなで注文。
 
15分ほどでオバサンが持ってくるもニコリともしない。
そう、この店には「サービス」の文字は存在しないのだ。
  
 
1_2
 
 
どこかのスーパーの安売りのチューブタイプのワサビをお汁に溶かして極太ソバを口の中にねじ込んだ。
 
 
 
味はというと、
 
 
 
 
 
 
 
 
ソバの香りのする








固い粘土。
  
 
 
 
 
 
 
食べ進むほどにアゴが疲れる。
 
ソバに飽きたらタマネギのかき揚げをかじる。
これがチョーサクサク。
以前はサクサクかつガチガチで箸が刺さらないほどだったとか。
 
 
 
食べ進むほどに、このゴワゴワ、サクサクの絶妙コンビネーションがワンツーパンチのように前頭葉を刺激しはじめ止まらなくなる。みんな無口になり黙々とゴワゴワ、サクサクを繰り返した。
 
 
いつもはアッという間にソバを食べきる管理人だけど、きょうは4人中で一番遅かった。
東根のコアな客達にとってはなんでもないらしい。
 
 
もう一度行くとクセになるやろな。
このDeepなソバ屋。
  
 
  
いや〜、喰った喰ったと中学に戻り1時間半の講演。
対象は約100名の全校生プラス保護者の方々約30名ほど。  
いつものように有機ELの話をして、成功は成功を呼ぶのだ、と熱弁した。
 
 
1_3
 
  
質疑応答の時にもずいぶん質問が出てきた。
山形の子供たちは元気で素直で明るいのだ。
 
 
夢を聞かれたので、この中から将来ノーベル賞を受賞するような科学者がでたり、県知事がでて行政を改革して山形を活性化することです。
 
と答えた。
 
 
 
大富中学のみんな、ソバ食べてがんばりや。 
 
 
 
 
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2008年11月28日 (金)

隣の芝生

 
 
お昼休み、「らあじゃ」で大好物の「空絶辛」のスープカレーをいただいて研究室の戻ると、山形県内の高校の校長先生が講演依頼のあいさつに来られた。
県内の高校の問題点、課題などいろいろお話したんだけど、気になったのが山形県の教育レベル。
 
一応、教育県と呼ばれる山形だけど必ずしも学力レベルは高くない。
隣の秋田が文部科学省の全国学力テストでは、2年連続でトップクラスに輝いたのとは対照的だ。
 
「秋田では2005年度から、保護者や地域住民が自由に学校を訪問できる「みんなの登校日」を実施し、昨年は県民の4分の1にあたる延べ28万人が訪れた。01年度からは全国に先駆けて小1、小2、中1の3学年で30人程度の「少人数学級」を導入。家庭や地域と連携した、きめ細かな指導が実を結んだという分析だ。」読売新聞
  
 
山形が見習うべきは、子供の学力アップを願う地域住民の努力と、こういった制度を始めた行政だと思う。
トップのリーダーシップ次第で教育レベルは上がるのだ。
 
それにしても、このままだと山形は教育県という名を返上した方がいいだろうなあ。  
  
  
校長先生に続き、お隣福島県から内堀副知事が企業誘致担当の職員さんと見えられた。
このバカブログの島根県の原発の話を読まれて、福島にも原発があるので電力料金が安くなりますよ、とトップセールスに来られたのだ。
 
 
(写真)営業副本部長の肩書きを持つ副知事。春夏秋冬4種類のバージョンがある熱の入れよう。 
1
  
  
福島県内の工業団地を紹介されたので、有機EL工場は電気をたくさん使うので電力料金が安いのは低コスト化につながりますよという話をさせていただいた。
東北電力は東京電力や関西電力に対して電力料金が高いという話にもなって、東北というところは広い地域に人口が拡散しているのでインフラにお金がかかるし、送電ロスもあってどうしても高くなるというのだ。
 
けど、屋根の雪を溶かす融雪料金の基本料金がひと月に12000円もかかるのは、おかしいですよね、と管理人。
使用電力料金を合わせると、融雪にひと月2〜3万円もぶっ飛ぶというのは半端じゃないのだ。
一人暮らしの老人は一戸建てには住むなというのか、東北電力。
 
 
前向きな話として、副知事には電力料金が安いと必ず成功するビジネスに「野菜の水耕栽培」がありますよ、とアドバイスさしあげた。
蛍光灯で育てる野菜は、そのコストの大半が電気代なのだ。
だから電気代が半分になるだけで利益率は大幅に上昇する。
異常気象が異常じゃなくなった今日この頃、どこかの自治体が原発の近くで大々的に水耕栽培してくれないかと、食料が無くなるととても困る管理人は期待しているのだ。
  
福島というところは電気代が安い以外にも、
 
地震が日本一少ない、とか、
首都圏に近い、とか、
人材確保が容易、とか、
すでに産業が集積している、とか、
駄目押しに、企業立地満足度で全国第三位だ、とか、
  
とにかく山形に勝っていることをアピールされた。
  
  
 
う〜ん、
 
 
 
負けた。
 
   
それにしても福島県がうらやましい。
なにがって、単にテレビにでたりイベントに出席するだけのトップセールスマンじゃなくて、その中身を議論できる(ほぼ)トップがいるんだから。
   
  
  
秋田にしても福島にしても隣の芝生は青いのだ。
 
 
 
  
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2008年11月27日 (木)

有機EL照明と株価

  
 
昨夜は品川のホテル泊まりで、朝早くの「つばさ」で米沢に戻ってきた。
直接有機エレクトロニクス研究所に向かいテレビの取材。
 
テレビといってもスカパーテレビの「ダイワ・証券情報TV」と言って一般大衆は目もくれない株屋さんたち向けのテレビなのだ。
 
有機EL照明の現状やら将来展望やらをしゃべりまくり、ブツ撮りとしては各種有機ELパネルに照明用高輝度白色パネル、それに「音のでる有機EL照明パネル」や「音のでる有機EL誘導灯」など最新の試作品を撮られた。
そして、最後は有機EL照明ルーム。
この未来空間はいつ見ても幻想的だ。
 
「プレスウォッチ」
(月、水、金)21:30-22:00
(土日・祝)10:00~10:30
という番組で、12月15日頃から1〜2ヶ月繰り返し放送される。
 
有機EL照明が企業の株価に影響を与えるようになるのも近い。
  
 
1_3
 
  
午後はある企業の方々と秘密の打ち合わせ。
ここにいると様々な技術が持ち込まれてきて脳が刺激されて新しいアイデアが浮かぶ。
 
夜は隣国の某大企業の方々が来られて「吉亭」にて秘密の会合。
ここのところ秘密だらけなのだ。
 
吉亭の雰囲気は米沢一で、高貴でゆったりした時間が流れる。
お客さんも満足。
   
きょうはオマケがあって、吉亭の女将さんから米沢市に貢献する提案をいただいた。
いや〜、これは素晴らしいご提案ですよ、ということで管理人全面協力することを誓った。
 
近日中に市議会議員さんたちを交えて戦略会議を開きたいと思う。
 
 
実りの多い一日だった。
 
 
 
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2008年11月26日 (水)

西へ

 
 
酒田は山形県でも日本海側の港町。
きょうは朝早く電車に乗ってまず新潟へ。
日本海を見ながら約2時間。
途中、真鯛が手招きする粟島をなつかしく見送った。
 
 
1_2
 
 
新潟からは上越新幹線。
2時間弱で東京へ。
ここで東海道新幹線に乗り換えて京都まで。
約2時間。
 
京都駅でスパゲティカルボナーラを食べてから瀬田までローカル線で15分。
タクシーに乗って龍谷大に到着したのが午後2時頃だった。
 
いや〜、日本は長い。
  
  
龍谷大ではファインセラミクスフォーラムが20周年とかで記念イベントが開かれて特別講演を頼まれた。
担当の大柳教授は何を隠そう管理人の早稲田の先輩で、きょうも可愛い後輩を招待してくれたのだ。
 
まず最初にセラミクスの「セ」の字も出ませんことお許しください、とお詫びしていつものように有機ELと産官学連携の話を予定の1時間を超えてしゃべりまくった。
50名程度の参加者の中には、グンゼに就職したうちの卒業生も聞きに来ていた。
卒業生が頑張っている姿を見るのはうれしい。
  
懇親会の後、大柳大兄にこじんまりした和風懐石っぽいお店につれていただき四方山話。
大兄はお若いのに4月から学部長に就任されるとのこと。
ボージョレヌーボーで乾杯した。
 
とても忙しそうで、体だけは壊さないようにして欲しい。
バイタリティの塊みたいな人だから問題ないと思うけどね。
 
 
本日の〆は最終の新幹線で東京まで。
ずっと電車に乗っていたような一日だった。
 
 
 
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2008年11月25日 (火)

酒田

 
 
朝9:30の「つばさ」に乗って新庄まで、ここで乗り換えて各停で酒田まで。
着いたのが12:00。
同じ山形県でもここは東京より遠い。
 
 
1
 
 
先日お知らせした地域活性化講演会が酒田で開催され、講師がとても濃い面々で個性的な講演が続いた。
なかでも管理人の講演はストレートパンチでこれでもかこれでもかの30分だ。
  
ふ〜。
 
実は齋藤弘山形県知事が出席されるとのことだったので、ある意味、知事に向けての講演だったんだけど、最初に挨拶されて知事は会場を後にされたので空振り。
 
う〜ん。
 
まあ、県庁の課長が来られてて懇親会で久しぶりに意見交換することができて少しは実りがあったかもしれない。
でも同じく出席していた有機EL担当職員は管理人が恐いのか、ぜんぜん近づいてこなくて何をしに来たのか小さい疑問符が付いた。
  
 
ところで、
  
人の話できょう一番感心したのは加藤紘一代議士の講演。
 
いや〜、笑いあり涙はないけど人を惹きつける話術は相当なもんだ。
20分じゃなく1時間でも聞きたかったな。
やっぱし政治家というのはこうじゃないと民衆を惹きつけられないのだなと感心しきり。
そういう意味でも、口下手な管理人、政治家にはなれないなあと思った。
 
 
 
二次会でも加藤議員と意見交換させていただいて、今の研究開発の状況、教育現場の問題点、その他もろもろ管理人の思うところを述べさせていただいた。
真摯に耳を傾けられまともな議論をされるこの人は、山形県選出の代議士の中でも敬愛する遠藤利明議員とともに頼りがいのある政治家だと思った。
 
 
 
刺激の多い酒田だった。
 
 
 
 
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2008年11月24日 (月)

鷹山公はもういない

 
 
11月20日(木)の朝日新聞朝刊の山形版に「有機ELバレー〜明日への岐路〜」連載の三回目が掲載された。
内容は地元企業の積極性について。 
今回も杉本記者の切り口は鋭い。
 
 
1
 
 
積極性と言えば、山形の人達はおとなしい。
というか、おとなし過ぎる。
 
たとえば、新しく開発した技術を新聞発表する。
聞きに来られるのは県外の会社ばかりで、県内からはナシのつぶて。
 
研究所主催で研究会を開く。
県内よりも県外からの出席者が多かったりする。
 
そこで有機エレ研ではこちらから積極的にでていき、有機ELのよさ、すばらしさ、将来性を伝えることにした。
 
 
その一例が「有機ELヤマガタ」という交流広場。
ホームページから登録してもらうだけで、メールマガジンをお送りし、ニュースやイベント情報をお知らせする。
 
参加費無料の研究会やセミナーをこれまでどれだけ開いたことか。
 
有機EL照明デザインコンペももう3回目だ。
これは照明デザイナーの人達に有機を知ってもらうために開催している。
 
ライティング・フェアやCEATECなどの展示会への出展もそうだ。
有機のあかりを見たことがない人達に見てもらい、知ってもらうためなのだ。
 
7月には初めて有機EL照明器具の技術公開を行った。
これは、有機ELの照明器具にどのような部品や技術が使われているのか公開して、地元企業の方々に有機ELの産業に少しでも関わってもらおうと開催したのだ。
 
これまでさまざまな技術が大学や研究所に持ち込まれ相談を受けてきた。
これも県内企業より県外企業の方が多い。
  
 
なぜなのか?
 
    
それは、徳川時代から山形人に限らず日本人は平和で安寧な時代を送っており、民は与えられた仕事だけをコツコツしていればよかった。
なにか問題があれば、それはお殿様が解決してくれたのだ。
民が政治に口出ししたりする必要はなかった。
それが遺伝子にしっかり刻み込まれている。
 
典型的な農耕民族ね。
特に山形県。
 
だから、今でも政治家や県庁、市役所に頼っていれば世の中良くなると思っているのだ。
  
社保庁、国交省に限らず、官僚は民のことを考えるより自分の立場を守ることで必死だし、政治家は票を取ることだけを考えて耳障りのいい公約やマニフェストを掲げるだけ。
2兆円のバラマキなんて開いた口がふさがらない。 
これだけの予算があればどれだけの地方活性化プロジェクトを立ち上げられたことか。 
 
 
高度経済成長時代なんて昔の話、今や自分の身は自分で守るしかなくて「待ち」とか「現状維持」イコール「衰退」である。
どこまでも積極的にどん欲にチャンスを掴みに行かないと逃げてしまうか、誰かが持って行ってしまう。
 
 
山形もそう。
 
県の産業活性化も「山形県庁」が何とかしてくれるんじゃない。
だいたい山形県庁って何?
単なる建物。
  
具体的に産業の活性化を担当してるのは、たとえば商工労働観光部であって、より具体的には工業振興課で、実際にはそこの課長や課長補佐なんだから。
彼らにしても上司からの命令で事務仕事してるだけ。
 
だから産業の活性化を県庁に任せるなんていうのは、課長や課長補佐の方がたに県民120万の未来を託すことで、そんなこと無茶なの誰でもわかる。
 
基本的に民間が努力しないと何も変らないのだ。
 
 
だからチャンスを掴みに来て欲しい。
大学や有機エレ研には仕事のネタがいっぱいある。
こんな機会を与えられた山形県内の企業はラッキーだよ。
 
とにかく門を叩いて欲しい。 
 
 
 
鷹山公のような政治家はもういないのだから。 
 
 
 
 
 
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2008年11月23日 (日)

心はラムネ色

 
 
昨日から第51回自動制御連合講演会という会合が大学で開催されていて、きょうは朝一番で特別講演をさせていただいた。
機械系の学会で全国から450名もの参加者があった。
 
 
いつものように有機ELと地域活性化の話をさせていただき、有機EL関連の実験として、「溶液での化学発光」や「音のでる有機ELパネル」を見ていただいた。
 
化学発光の実験では、会場から「おお〜っ」て声が上がるくらいうけた。
 
これ、うれしい。
 
こんなにうけるのは小学生が相手の時ぐらいで、中学、高校と年齢が上がるにつれて声が小さくなる。
感動しなくなるんだなあ。
 
そういう意味では、参加されてる大学の先生方、そこそこの年齢なんだけど、心はまだまだラムネ色なのだ。
  
 
音のなる有機ELにも講演後ひとがいっぱい集ってきて、「これ欲しい」なんて声も聞かれた。
  
いいでしょ、これ。 
 
 
科学者って、好奇心と感動する気持ちはいつまでたっても小学生と変らないんだよなあって改めて実感した。
  
 
 
 
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2008年11月22日 (土)

もしも私が知事だったら…

 
 
管理人のいない時に齋藤弘山形県知事が工学部キャンパスにこられて学生とトークされた。
 
「おきたま夢未来キャンパストーク」と言って、卒業しても県内に就職する割合の低い山形大学の学生をぜひとも夢のある山形にのこってもらおうとの趣旨で開催されたのだろうと思う。
 
来年1月の選挙が近づいたので学生票を集めるための活動だと言う人がいたけど、齋藤知事はそんなセコイことをするような人だとは思わない。というか、思いたくない。
 
 
会場で学生からの質問を受け付けたらしいんだけど、有機ELに関しても修士の学生と以下のやりとりがあったとのこと。 
 
紹介しながらコメントしたい。
(Qは学生の質問、Aは知事回答、Cは管理人コメントね。) 
 
 
 
Q1. 山大をでても研究機関の少ない山形県内に残るのは難しい。知事はどう思うか?
 
A1. 学生は社会を知る上で企業を見る権利・特権がある。どんどん世の中を見るべきである。県内にはとてもいい企業が多数存在している。企業にも山形県にも就職相談用窓口がある。臆せず足を運び実際に話しを聞くことが大切である。この特権を活用して欲しい。
 
C1. 山形県内には工場が多くて開発はやってても、研究を行ってる会社はとても少ない。学生はそのことを聞いてるんだけど「県の就職相談用窓口」を紹介されてもなあ…。
 
 
Q2.修士を取得した後は、有機エレクトロニクス研究所に就職したいが、できますか?
 
A2. 有機エレクトロニクス研究所はいい局面を迎えたと思っている。
 先般城戸先生の貢献によって設立された合弁会社により、これから照明用パネルのサンプル供給が始まる。照明器具に関しては、将来的にも有機ELはその地位を確立できると思う。
 
C2. 研究機関の少ない山形県。工学部のある米沢には「有機エレクトロニクス研究所」があるので、学生も興味があるのは当然。就職できるかどうかと聞かれれば、もちろん答えは「Yes」です。最近立地した民間会社や有機ELの地位を聞いてるんではないと思うんですが…。
 
 
Q3.予算があと1年少しで切れるらしいが、その後、研究所を継続する気はあるのか?
 
A3. 山形県がどう考えるかではなく、今後、県民に対する説明責任に全てがかかっていると思う。
 
C3. 有機エレクトロニクス研究所は財団法人山形県産業技術振興機構に属します。山形県が運営団体みたいなもんですね。ですから、県庁およびそのトップである知事の意向で決まります。もちろん最終的に議会(県民)が認めたらの話ですが…。
だから知事に聞いたんだと思います。 
 
  
 
これが法廷での相手側弁護士による質問に対する回答だったら、質問に答えてない!と言ってバッサリ切られるだろうなあ。
  
 
 
もし、管理人が知事だったとしたら、こう答えて若者を山形に惹きつけるんだけど。 
 
 
Q1. 山大をでても研究機関の少ない山形県内に残るのは難しい。
  知事はどう思うか?
 
A1'. そうですね。
やはり研究職に就きたい学生さんにとっては研究機関の少ない当県は魅力がないかも知れません。
ですから米沢に「有機エレクトロニクス研究所」、鶴岡に「慶應義塾大学先端生命科学研究所」を開設しました。これからも可能性を見つけて研究機関を設立したいと思ってますし、工場ばかりでなく企業の研究所を誘致したいと思ってます。
研究職を目指す皆さんにも夢のある地域を目指しますので期待してください。
 
 
Q2. 修士を取得した後は、有機エレクトロニクス研究所に就職したいが、できますか?
 
A2'. もちろんできます。
すでに山大工学部の修士卒業生が活躍してますし、修士以外でも学部、それに博士課程修了の学生さんも就職することができます。
地元大学の卒業生はWelcomeですよ。
 
 
Q3. 予算があと1年少しで切れるらしいが、その後、研究所を継続する気はあるのか?
 
A3'. すばらしい成果がでているので、知事として個人的には、ぜひとも続けなければならないと思っている。
しかし、潤沢でない県の予算の中でやりくりしないといけないので、わたしの一存では決められない。今後、担当部局の職員や関係者と前向きに検討していきたいと考えている。
また、最終的には議会の承認も必要なので有権者である皆さんのご支援も必要です。
 
 
 
 
こう答えれば夢があるよね、山形県。
 
 
 
 
 
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2008年11月21日 (金)

オバマ次期大統領と握手

   
  
きょうは帰国の日。
 
ホテルで朝食をいただいてから仲間に「Good Luck!」と声を掛け、タクシーでワシントンDCのダレス空港へ向かった。
 
道路も混んでないし、空港でのX線身体検査も混んでなくて、止められることもパンツを脱がされることもなく、なんなく通過して目的のターミナルについた。
人のよさそうな顔をしていると得だなあ。
  
バスを降りたらちょうど靴磨きがあったので、ヒマだったので靴を磨いてもらった。
日本の靴磨きはとても丁寧にしてくれるので、靴を磨いてくれてる間、心も磨かれているような清々しい気持ちになるんだけど、こちらの靴磨きといえば、少々粗っぽくて、しかも時には仲間とおしゃべりしながらするもんだから心までピカピカにはならなかった。
 
 
 
これがアメリカの靴磨きか、なんて思いながらエアラインのラウンジに向かおうとしたら、何と目の前にオバマ次期大統領が…。
 
 
 
「やあ、やあ、やあ、お久しぶり!」と言って、握手しに近づいたら、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
  
  
1
  
 
紙だった。
 
 
   
「またか」と思われた読書の皆さん、ゴメンなさい。 
 
 
正直に申しますと、かつてヒラリー・クリントン氏が宿泊しているホテルにたまたま泊まって厳戒態勢の中、一夜を過ごしたことがあるくらいで、それ以上あの国の要人に近づいたことはございません。
 
 
  
とにかく、無事、予定どおり帰宅した管理人なのであった。
 
 
 
 
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2008年11月20日 (木)

山形イノベーションセミナー

 
 
が、来る11月25日、酒田市で開かれます。
管理人以外はそうそうたるメンバーが集りますので、ぜひとも御参加ください。
 
  
1_4
 
 
プログラムは以下のとおり:
 
・・・・・・・・・・
  
14:10-14:25 来賓ご挨拶
 
齋藤 弘 山形県知事
結城 章夫 山形大学学長
 
14:25-14:45 特別講演 
■第一部 基調講演■
 
14:45-15:15 
「鶴岡に『若手の楽園』を:慶應義塾大学先端生命科学研究所の挑戦」
慶應義塾大学 先端生命科学研究所  冨田 勝 所長
       
15:15-15:45
「技術開発による産業集積:山形有機エレクトロニクスバレー構想」
山形大学 大学院理工学研究科  城戸 淳二 教授
 
15:45-16:15
「イノベーションによる経済発展と人材育成」
日本アイ・ビー・エム株式会社 北城 恪太郎 最高顧問
 
■第二部 パネルディスカッション「イノベーションによる地域活性化」のあり方■
16:30-18:00 発表・討議
  
コーディネーター:
東北大学 大学院工学研究科 原山 優子 教授
 
パネリスト:
マイクロトモグラフィー株式会社 松村 澄男 代表取締役
山形大学 大学院理工学研究科 野長瀬 裕二 教授
科学技術振興機構 小原 満穂 審議役(地域事業担当)
東北公益文科大学 大島 美恵子 副学長
 
・・・・・・・・・・
  
 
参加申し込み等、詳しくは主催者ホームページまで。
  
 
 
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ご褒美

 
 
きょうは朝の9時から夕方の5時までかなり体力と神経をすり減らした。
こんな仕事は今回だけにしたいものだ。
時差ボケなんか感じる余裕もないネ。
 
 
夜は仲間とイタリアンレストランへ。
よくやった自分にご褒美。
  
 
(写真)ポルチーニ茸のスープ。香りがいい。
1
 
 
(写真)脳が肉を欲した。炭火焼きのニューヨークストリップは香ばしくって予想以上のうまさ。
1_2
 
  
(写真)〆はティラミスとエスプレッソ。
1_3
i Ricchi, 1220 19th Street, NW
tel. 202-835-0459
   
 
  
 
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2008年11月19日 (水)

真冬

 
 
きょうのワシントンDCは真冬だった。
初雪も降った。
 
米沢も雪が降るんだけど、その量が平均より少し多いだけで寒さに関しては知れてて、子供たちは雪が降ると犬のように喜んで庭を駆け回る。
寒い、寒いと言って凍える日がそんなにあるわけじゃないのだ。
 
けど、ここDCはニューヨークやボストンと同じく、冬は耳が凍りそうになるほど寒い日が続く。
とくに風が吹くと体感温度はマイナス20度くらいに感じる日が多くて、きょうも体感温度はマイナス5度くらいじゃないかと思う。
  
昼間はオフィスで仕事をしたので寒さは感じなかったけど、日が落ちた後、食事をしに外出した時は耳が冷たくなった。 
でも、そんな苦労したかいがあって、仲間と行ったシーフードの店は結構おいしかった。
 
 
DCのレストランはあまりいい印象がなかったんだけど、人と町は見かけで判断してはいけないということを人生で初めて経験した。
 
 
(写真)昨夜、Embassy Suitesホテルのイタリアンレストランでいただいたパスタ。シコシコ腰があってなかなかのもの。
1
 
 
(写真)今夜の夕食。味付きのカラマリは目からウロコ。
1_3
 
 
(写真)スパイシーなマリナラソースもこの店オリジナル。
1_4
Grillfish, 1200 NewHampshire Ave. NW, tel. 202-331-7310




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2008年11月18日 (火)

時差ボケ解消法

  
 
昨夜はメールの調子がおかしくてダウンロードにしこたま時間がかかるし、送信にも無限大に時間がかかるようで、飛行機の中で仕上げたNEDOに提出するとても重要な報告書がなかなか送信できなくてあせりまくった。
 
たぶん、パソコンの不具合じゃなくてモバイルミーのサーバーが調子悪くて時間が経つと直るだろうと思っていたら、一晩たったいまはスカスカとメールのやり取りができるようになっていた。
 
 
結局、昨夜は夜中の1時頃までベッドにはいれずに、日本を発ってからかなりの時間おきていたことになる。まあ、2時間くらいは飛行機の中でウトウトしたかもしれないけど。
 
しかし、そのおかげで今朝は7時までグッスリと睡眠をとることができてなんだか快適だ。
ちなみにこのエントリは現地時間の朝10時に書いている。
 
 
実は時差ボケ解消法その1は、到着した日は我慢して夜中の1時、2時まで起きていて、朝まで熟睡することなのだ。
眠たいからといって、夜の10時に寝たりしたら夜中の2時、3時に必ず目が覚めて、結局、昼間に眠くなってつらい時差ボケに悩まされる。
 
 
ネットで仕事ができる今は、とにかくバカブログ書くなりメールの返事するなりして夜更かしするのが時差ボケ解消に効果てきめん。
  
  
ぜひお試しを。
 
 
 
 
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2008年11月17日 (月)

師は走る

 
 
さて、ここはどこでしょう。
 
 
1_3
 
 
何を隠そうワシントンDCのホテルなのだ。
日曜日に高畠の中学で講演したと思えば、月曜日の夜にはワシントンDC。
 
午前中に新品のパスポートを受け取って、午後の電車で成田空港まで。
遅れず飛び立ったユナイテッドは定刻にシカゴ着。
乗り換えの時に早めの便に乗ることができて予定より早く目的地到着。
 
ほんとはANAの直行便に乗りたかったんだけど、人気があるのかいっぱいで、「サービス」という言葉が辞書にはないユナイテッドにしかたなく乗った。
 
 
ワシントンDCではオバマ次期大統領と面会して、アメリカ版の有機エレクトロニクスバレーの構築についてアドバイスすることになっていて、あすからホワイトハウスに行くのだ。
 
 
 
というのは大ウソです。
そんなはずないでしょ。 
 
 
 
今回はちょっとしたビジネストリップで、学会とか共同研究とかは関係なし。 
かといって、のんびりできる旅でもなくて実は人に言えない極秘任務を背負って来ていて両肩が思い。
 
 
 
ご存知のようにアメリカはバブル崩壊して景気はどん底で、ホテルの部屋でテレビを見ていると各自動車メーカーがローンの金利がゼロパーセントというコマーシャルをしきりに流している。
 
そんなどん底景気の時に「change」をとなえる次期大統領が出現したアメリカと、これからどん底に向かう景気で総理大臣が2兆円ばらまくしか思いつかない日本と、いったいどっちがマシなんだろう、と考えてしまったワシントンDCの一日目であった。
 
 
 
 
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2008年11月16日 (日)

高畠第二中学

 
 
日曜日なんだけど早く起きて、隣町の高畠まで自家用車をぶっ飛ばした。
高畠第二中学に9時頃について、まず校長先生にあいさつ、9時半から11時まで全校生約160人プラス保護者約20名に講演させていただいた。
 
高畠の中学生はとても元気があって、挙手して質問する生徒さんがたくさんいて、中には「奥さんと仕事とどちらを愛してますか?」なんていうキワドイ質問があった。
たぶん、この家庭ではお母さんがいつもお父さんに「家庭と仕事のどっちが大事なのよ」なんて詰め寄っているのかも知れない。
   
 
(写真)いただいた高畠名産のラ・フランス(洋梨)。こんな立派なの初めて。
中川洋梨園、山形県高畠町大字泉岡161、tel&fax 0238-52-1726
1
 
 
11月16日といえば娘の誕生日で、講演会が終わり次第、ケンタッキーフライドチキンを買って帰った。
帰宅したらすでに友達がたくさん来ていて、ピザをほうばっていた。
 
中学生も小学生も純真でかわいい。 
 
   
子供たちの教育環境を考えると、米沢や高畠は自然が一杯だし、犯罪も少なくて理想的。
けど、教育施設が老朽化していて耐震基準すら満たさない校舎が多く、ほんとに大きな地震が来たらどうなるんだろうと不安になる。
  
それに加えて、首都圏と比較すると少子化が加速度的に進んでいて、わずか10年後には中学生の数は1/3にまで減る。
地方から若者がいなくなるのは時間の問題なのだ。 
 
 
じゃあ、地方自治体が何か手を打ってるかといえばお手上げ状態で国まかせだし、国は国で地方の活性化どころか少子化対策すらできてないしね。
 
若者に夢を与えるような町を造らないと地方は滅びるぞ。
 
 
なんて、元気いっぱいの子供たちに囲まれて考えていた。   
 
 
 
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2008年11月15日 (土)

ひらめきときめきサイエンス

  
 
中学生ではまだまだ理科離れしてなくて、きょうの「ひらめきときめきサイエンス」でも目がキラキラ輝いている未来の博士たちが研究室にやって来た。
このイベントは文部科学省が科学研究費補助金の成果を一般の人達に知ってもらうために予算を付けたのだ。
 
遠くは千葉県から15人の博士候補生が、有機ELの材料の合成と素子作製までを行った。
もちろん大学研究室に立ち入るのは初めてだし、大学の最先端の研究を体験するのも初めて。
みんなとっても喜んでくれて主催者としてもうれしい。
  
この中から一人でも未来のトーマス・エジソンに育ってくれれば教育者として本望だ。
  
 
1
 
  
今回は地元のケーブルテレビ、NHK、毎日新聞、などなどマスコミの方々の取材もはいって、子供たちも一層熱がはいったようだ。
でも、一番喜んでたのは、学部事務担当の池野さんで、テレビのインタビューを受けた時にNG出さず、スタッフからすばらしいですねえ、とお世辞を言われたのをマジにとって「あたしって、女子アナ?」みたいな得意顔がきょう一番印象に残った。
  
 
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よく勘違いするんだよなあ、女性って。
 
 
 
 
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2008年11月14日 (金)

裏話三題

 
 
今夕は「山形の将来を考える会」の第1回会合を「旬菜こんどう」で開いた。
個性的なメンバーが集り、絶品の日本酒をいただきながら時にはゲラゲラ笑いながら、まじめに討論した。
あまりにも多方面の議題で盛り上がったので、ほとんど憶えていないんだけど、印象的な話題を三つ。

一つ目。

2週間前から韓国が日本海でメタンハイドレートを採掘し始めたらしい。
韓国の経済状況は「待った無し」らしくて背に腹は代えられない状況ということだ。
このスクープ、日本政府も把握していない。

二つ目。

金はバクテリアの糞だという新説(珍説)。
金鉱というのは層状ということで、これを説明するにはバクテリアの糞が金になったとしか考えられないというのだ。
 
科学者の端くれの管理人、すぐさま反論。
 
バクテリアでも動物でも構成物質は有機物。
有機物は炭素化合物。
といことは、炭素が金に変ったということですか?
これは錬金術師も知らなかったことですよ、地球上では炭素は金には変りません、と指摘した。
 
けど、よくよく考えると、太古の昔、金元素を含む化合物を蓄積する植物があったとして、その植物を主食とするバクテリアなり昆虫がいたとすると、その糞なり死骸に金が濃縮されていたとしてもおかしくはない。
 
三つ目。

年明けの山形知事選での現職に対する対立候補として浮上した吉村美栄子氏。
大江町という山形で最も偉人を輩出している地域のご出身で、そのネットワークは山形の経済界を動かせるほどだということだ。
おまけに、お茶の水大学を首席で卒業したほどの才媛で、しかもこれまで「1998年から県教育委員を2期務めたほか、県総合政策審議会委員などを歴任した。今年3月に開かれた知的障害者のスポーツ大会「スペシャルオリンピックス冬季山形大会」でボランティアスタッフを務めるなど、地域活動にも積極的に参加している。」(山形新聞
 
 
山形を愛する心は疑いない。
齋藤知事にとっては、現職強しで楽勝モードだった選挙で、もっとも想定外、寝耳に水、かつガンダム級の強敵ということだ。
 
昨日のバカブログでも書いたように、齋藤知事が有機エレクトロニクスバレー構想の継続を正式に表明する前に、吉村氏が継続を声高に訴えると山形の将来を考える人達は、どっと雪崩のように吉村氏に清き一票を投じるだろう。
すくなくとも管理人は立場上、有機エレクトロニクスバレー構想を継続するひとを応援する。 
 
 
齋藤知事、ピンチ!
 
 
 
 
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2008年11月13日 (木)

夢への投資「決断して」

 
 
朝日新聞山形版の連載第二回目。
 
「有機ELバレー〜明日への岐路〜」
 
今回も記者さんは鋭い。
っていうか、するど過ぎる。
県民の生の声を紹介され、知事に決断を迫っている。
 
知事がバレー構想プロジェクトの継続をいまだに正式に決断されないので、県内産業界、県民、実施者、研究員、などのいらだちを的確に描写されているのだ。
 
 
1
 
 
ゲスの勘ぐりだけど、知事は年明けの知事選を睨んで慎重になっておられると思われる。
なぜかというと、継続を表明したら対立候補である吉村美栄子氏は反対を表明して反対票を取り込むし、終了を表明すれば継続をうったえる。
 
だから、満遍なく票を獲得するにはどっちつかずが一番いいのだ。
でも、吉村氏が今「プロジェクト継続」をマニフェスト中に明確に掲げれば、齋藤現知事は窮地に追い込まれるに違いない。
なぜかって言うと、県内の産業界は継続を望んでいるのだから。
 
このままズルズルと日が経てば、「齋藤知事は県の将来にとって最も重要な案件を決断する能力がない」という烙印を押されるし、いずれにしてもタイムリミットは近い。
  
  
それにしても朝日の杉本記者は目の付け所がシャープだね。
ほんとは山形新聞がこの特集を組むべきだったのに…。
 
 
 
 
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2008年11月12日 (水)

島根県

 
 
朝8:36発の「つばさ」に乗って東京経由で大阪へ。
きょうは「電気材料技術懇談会」で特別講演をさせていただいた。
この研究会は大阪大学名誉教授の吉野勝美先生が現役の頃から引っ張っておられ、吉野先生から直々に講演を頼まれたのだ。
  
お世話になった先生には「No」と言えない管理人。
 
とても古い歴史を持っていて、なんでも600回を越えるとかで、研究会の「徹子の部屋」みたいですねと吉野先生に申し上げた。
  
企業では関西電力が中心になって事務局を引き受けて今まで続いてるとかで、東北電力がこのような地域貢献をやってたのかなあと関西がうらやましかった。
  
 
講演会の後、関西電力の方々や吉野先生、講師の阪大の大森先生や府大の内藤先生らとワインをチビチビいただきながら情報交換した。
 
吉野先生は今は故郷の島根に帰られて、地元の産業活性化プロジェクトを推進しておられる。
県民の税金を使い最先端の科学技術を開発して産業を活性化するのだ。
 
なんだか管理人に似ている。
 
すでに色素増感型太陽電池は効率、寿命ともども実用化レベルのものが開発できたということだった。
 
 
知事の話題になって、プロジェクトスタート時と今では知事が替わっていて、現知事に理解してもらうのに、とても時間がかかったとのことだった。
 
なんだか管理人に似ている。
 
でも今は吉野先生は知事室に電話して直接アポをとる仲とのことだった。 
このあたり、
  
ぜんぜん管理人に似てない。
 
山形では担当の工業振興課を通してしか情報を上げられないし、知事と直接あうことなどもってのほかだし、末端の研究所長とトップの知事との間には何枚ものぶ厚い壁が立ちはだかっていて、たぶん現場の情報の極一部しか知事の耳に入ってないんじゃないかといつも心配しているのだ。
 
大阪府大の内藤先生には橋下知事が行政改革の一貫として府立大を民営化するとか閉鎖するとか言い出すんじゃあないですか、と口を滑らした。
 
まあ、実際、大阪には阪大があるし、市立大もあるし、優秀な私学もたくさんあるし、借金まみれの大阪府が大学を運営するなんて、ホームレス大学院生がホテルオークラのバーで水割りを飲むようなもんだ。
 
 
って、言うのは冗談だからね、橋下知事。
  
 
こんなザックバランな懇親会、吉野先生は2時間のうち1時間半は島根のいいところを宣伝されていて、聞いているうちにナルホドナルホドと思うようになって、最後に島根の活性化のために有機ELの工場を建ててくれよと頼まれた。
  
「No」と言えなかった管理人。
  
というのも、島根には中国電力の原子力発電所があってその近くに工場を立地すると電力料金が半分になるというのだ。
 
有機EL工場は基本的に電気しか使わないし、しかもその電力量が半端じゃないし、雪の降らない島根だと屋根や駐車場の融雪に使う電力も必要ないし、徹底的にコスト削減を目指すなら理想的な環境だ。
東北電力の融雪電力料金の基本料金は目の玉が飛び出るくらい高いのだ。
ここだけの話だけど。  
  
 
と、いうことで、もし万が一、山形県庁がフェーズ2の予算を付けなかったりしたらみんなで島根に行って有機エレクトロニクスパラダイスを構築するというのも名案だなあ、と思った。
  
でもまあ、うちの齋藤知事は日銀出身で、財務省出身の島根県知事以上に切れ者だから、トンビに油揚げをさらわれるようなことはされないね。
  
 
 
たぶん。 
   
  
  
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博士研究員募集!

  
  
山形大学城戸研究室では「博士研究員」を募集しております。
有機ELなど有機半導体の材料やデバイスに関する研究です。
ご希望の方は下記までご連絡ください。
 
   記
 
山形大学大学院理工学研究科有機デバイス工学専攻
教授 城戸淳二
メール:junjikido@me.com
 
 
 


2008年11月11日 (火)

政府インターネットテレビ

 
 
きょうは講演が多かった。
午前中は、博士課程の学生のセミナー。
リン光デンドリマーについて発表し議論した。
 
午後はまず産総研大阪の清水先生に「液晶半導体」の話、次いでアイ・サプライの増田さんに「ためになる雑談」をしてもらった。
 
普通半導体といえばシリコンで、有機半導体でも低分子とか高分子が一般的だけど、液晶性を持つ有機分子の半導体は珍しい。
何が特徴かって言うと、人体を構成する細胞が有機分子でできていて、秩序立った構造をしているように、液晶性半導体も有機分子らしく、自動的に自ら配列するのだ。
自己組織化っていうんだけど。

だから、半導体がシリコンのような無機物から、有機物に変り、自己組織化能を持つ液晶性になって生物のレベルにほんの少し追いつくのだ。

現代化学はすごいね。
 
 
増田さんの講演は2部構成:

第一部
「英語をよく知ってるけれど話せない、通じない症候群」
先日、米人と某社の国内線に乗った。
客室乗務員が日本語と英語のアナウンスをしたが、米人曰く、英語らしきものを聞いたが、何処まで日本語で何処からが英語か、それも英語かどうかもさっぱり判らへんという。
これがビジネスなら、じゃ、お判りいただけたか!?と聞くしかない。
ビジネス現場で英語で言いたいことを通じさせるコツは何か!
多数の失敗談より選別して。
 
第2部
「固体ディスプレイ時代は来るのか」
ディスプレイデバイスが真空(CRTテレビ)、ガス(プラズマテレビ)や液晶体(液晶テレビ)技術を利用して発達し、完成品テレビとして何ら不自由はない。
しかし、物理的視点で見れば電子回路や撮像素子がそれらの技術から脱却して固体化されて久しいが、ディスプレイは未完である。
固体ディスプレイは色々挑戦があったが、どうやら有機ELがその実現の切り札である。固体化は製造段階や使用電力に省エネをもたらす可能性も秘めている。ならば単に次世代というよりも積極的に開発を進める必要がある。民生機器市場はテレビが命、業界再編が進む中、有機ELの本格的開発競争が密かに始まった。
ディスプレイデバイス市場の動向を斬る。
 
 
 
ためになりました。
実際に、国際線に乗るとスチュワーデスさんのジャパニーズイングリッシュにはあきれるもんね。
 
懇談会は「旬菜こんどう」へ。
ここで写真を掲載すると、城戸は贅沢している、と麻生総理のようにバッシングされそうなので今回はやめときます。
 
一言、絶品の「海鮮づくし」でした。 
 
 
 
ところで、政府インターネットテレビをご存知ですか。
有機エレ研の中川さんからメールがあって、管理人が登場しているとのこと。
そういえば、ロケがあったもんなあ。

見てみると研究所の有機照明ルームや有機EL照明器具がけっこうじっくりと紹介されている。
興味のある方は、まず、ここをクリックして投票↓
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11
 
 
11_2
 
 
そして、政府インターネットテレビのサイトへ↓
                  ここをクリック
 
「地球を冷ます!エネルギー革新技術」
をのぞいてみてください。
 
後半が有機EL照明です。
 
 
 
 
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2008年11月10日 (月)

志乃

 
  
朝一で講義をして、その後研究室の3年生と研究テーマについて話し合った。
学生の気持ちを考えると、自分のやりたいテーマだからこそ、つらくても耐えられる。徹夜もできる。
だから、教員が学生の意向を無視してテーマを押し付けることはしたくないのだ。
学生が納得するまで話し合いたい。
 
午後は有機エレ研での月例報告会。 
今回は新しいネタに関する報告があった。
初めて聞いた感触としては、これはひょっとしてひょっとするかも知らないという本能を刺激する内容だった。

それに付け加えて、有機ELでも世界最高のパネルを開発した報告があって、所長として新聞発表しようと提案したんだけど、来年のライティング・フェアにあわせて発表しようということになった。
ここだけの話ですが、
 
 
ブレークスルーが生まれました。
 
   
引き続き研究開発推進会議という幹部だけの会議があった。
そこでの嬉しい知らせとして、小田プロジェクトマネージャーと鈴木室長が「第56回電気科学技術奨励賞」を受賞したこと。そして、小林洋志顧問が「EL国際会議」で功績賞を受賞されたこと、が報告された。
  
研究所の活動および成果が賞という形で認められて、所長としてこのうえない喜びだ。
 
夕方から地元金融機関の方々と「志乃」で情報交換会。
志乃は何を隠そう管理人のお気に入りの三本指の一本で、ここの郷土料理はオイシイ。
 
ふつう、郷土料理といえば「名物にうまいもん無し」、なんだけどここはオススメ。
  
 
味は見た目どおりです。  
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おひたし。絶妙。 
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山形のこの季節といえば「芋煮」。 
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トロよりうまい米沢牛の寿司。 
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このカキフライなら20個はいけるカキフライ中毒の管理人。  
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カルビを炭火焼きでいただきます。 
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ここの〆は焼きおにぎりと何とも言えないお味噌汁。
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特に、ここのおかみさんは、若かりし頃はとっても可愛くて美人だったに違いないことを今もなお香らせるチャーミングな人で、この店は常連客で予約が一杯なのだ。
 
オイシイ食事をいただきながら、今後の山形県および山形県民のなすべきことを話し合って、今なら間に合いますよね、特に自治体の首長の果たす役割は大きいねえ、ということで意見が一致した。
 
 
こういう前向きな会合は元気が出るなあ。
 
 
 
 
  
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2008年11月 9日 (日)

有機エレクトロニクスバレー構想の本質

 
 
先週11月6日の朝日新聞山形版で「有機ELバレー〜明日への岐路〜」というタイトルで連載が始まった。
毎週木曜日、四回の連載なんだけど初回からツッコミが鋭い。
  
 
1
 
 
現場を預かり状況を知り尽くす実施者としては、少々訂正させていただきたいことがあったり、県民の方々の中にもこのバレー構想を誤解しておられたり、理解しておられない方も結構多いと見受けられるので、ここにそのエッセンスを紹介したい。
    
 
まず、有機エレクトロニクス研究所ホームページから:
 
 
・・・・・・
 
所長メッセージ
  
有機エレクトロニクス研究所へようこそ。所長の城戸です。有機ELは、すでに携帯電話の表示部などに使用され、有機半導体技術の代表格として知られていますが、他にもトランジスタや太陽電池、メモリーなど、多くの有機デバイスが研究されています。大面積化が容易で、高性能、低コスト、などシリコンに代表される無機半導体とは、まったく異なる技術を提供するのが有機デバイスです。
 
山形県では、城戸の提案により今後大きな規模になると期待される有機半導体産業の集積を目指して、有機エレクトロニクスバレー構想を打ち上げ、中核研究開発拠点として平成15年に有機エレクトロニクス研究所を設立しました。
山形大学工学部と連携しながら、バレー形成に向けて、研究開発と産業の集積をフェーズ2,3と段階的に進める構想を提案しています。
  
最初の7年間のフェーズ1では、有機ELパネルの実用化技術の開発に主に取り組み、有機白色照明の実現を目指します。次の5年間、フェーズ2では、有機EL白色パネルの普及とともに他の有機デバイスの実用化技術の開発を推進し、企業誘致、ベンチャーの創出、と産業を集積し、さらにフェーズ3での5年間で、他の有機デバイスの実用化も実現し、山形を有機半導体デバイスの研究開発拠点だけではなく産業の集積地へと導きます。フェーズ3終了時には、100社の有機半導体関連企業を集積したいと思います。
 
有機の山形をよろしく。
   
・・・・・・
 
 
この様に本バレー構想は、有機半導体産業の集積を「研究開発で行う」という、これまでの補助金などの「インセンティブをメインにした企業誘致」とはまったく異なるのが特徴。
お手本はアメリカのシリコンバレー。
 
具体的には米沢には山形大学工学部という有機ELを始めとする有機半導体材料やデバイスの研究で世界のトップを突っ走る研究教育機関が存在するので、これを基礎研究の核にする。そして実用化研究を行うために県が予算を付けて有機エレクトロニクス研究所を設置した。
だから、県は大学の基礎研究成果を地元企業に還元、産業活性化のために予算を付けたのである。
 
 
ということで、
 
 
訂正その1。
 
「有機ELバレー」ではなくて「有機エレクトロニクスバレー」であり、研究所では有機ELの実用化研究のみを行うのではなく、太陽電池やトランジスタなど他の有機半導体の研究開発も行う。
  
 
訂正その2。
 
「補助金」という呼び方。
 
補助金というのは本来、特定の事務または事業を補助するために交付する金銭をいう、はずなのでバレー構想のように新規に事業を立ち上げる場合は県の「予算」じゃないのかなあと思うのである。
補助金と呼ばれるとちょっと違和感があって、山形大学工学部の我々の研究成果の実用化のための「補助金」的なニュアンスがあるので、実際にはそうじゃないということを知っていただきたい。
 
あくまでも主体は山形県であり、私はそれをお手伝いしているだけなのである。
 
立ち上げ当時の高橋知事や野村商工労働観光部長から「予算」を付けるので有機ELを使って県内産業を活性化して欲しいと依頼されてスタートしたのであって、私から有機ELの実用化のために「補助金」を付けて欲しいと頼んだわけではないのだからね。
  
 
訂正その3。
  
シリコンバレーのような産業集積地を作るのには20年はかかる。だから、当初から開発期間もフェーズ1(7年)、フェーズ2(5年)、フェーズ3(5年)あわせて17年間を予定しており、それぞれのフェーズの終了時には成果を評価する、ことになっている。
だから、我々実施者としては「17年続くことを前提」に研究者や技術員などの人材を集め、研究開発を進めてきた。 
 
しかし、ご存知のとおり、高橋知事から齋藤知事へ替わり、商工労働観光部および担当の工業振興課の職員も替わり、県庁には当初のビジョンを共有する人達は誰もいなくなってしまった。
今回の朝日新聞の記事でも「補助の継続、県は慎重」と大きな文字で紹介されてるとおり、今になってフェーズ2の予算をどうするのか、まだ正式決定していない状況なのである。
  
もちろん、フェーズ1で終わればバレー構想は中途半端に終わる。
これまで蓄積したノウハウ、技術、知財、人材、すべての努力は水泡に帰す。
ようやく実をつけ出した木を切り倒すようなものである。
 
  
でも県民として安心していいのは、知事が積極的なこと。
忘れもしない2006年2月21日、私が初めて齋藤知事と知事室にてお目にかかった際、これまでの成果を報告してこれからの予定もお話した。そして最後にフェーズ2の件を確認したところ、「成果がでていればもちろん続けます。」と明言されたのである。
ご存知のとおり、今回の選挙のマニフェストでも「有機ELの支援」を掲げておられる。ここでいう有機ELとは有機ELバレー、すなわち有機エレクトロニクスバレーのことであろう。
 
また、今年2月26日に研究所で開催された外部評価委員会においてオブザーバーとして出席しておられた高橋商工労働観光部長にフェーズ2の予算について尋ねたところ、ここでも「成果がでていれば続ける。」との返事を得たのである。
 
さらに、議会に関しても今年の5月13日に後藤源議員を始めとする商工労働観光常任委員会のメンバーが研究所に視察に見えられ、その時にこれまでの成果やフェーズ2を含む今後の予定についてお話し、議論させていただいた。
継続に関してもご理解いただけたようである。
  
 
だから、記者さんが「補助の継続、県は慎重」と書かれるのは、いまだフェーズ2の予算化の話が県庁から正式に発表されないからであろう。
お役人というのはトップダウンでしか動かないし、そのトップすなわち知事は年明けの1月に選挙があるので動きづらいのだと思う。
   
齋藤知事はオバマ大統領と同じく「変革(Change)」には前向きで、県庁の体質を変えようとされている。
次の選挙で、どなたが対抗馬なのか存じ上げないけど、バレー構想を支持されることを一県民として期待したい。
 
 
だから、県民の皆さんにも有機エレクトロニクスバレー構想の本質と、山形県民120万人にとってのプロジェクトの重要性をご理解いただきたいと思うのである。
  
   
 
 
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2008年11月 8日 (土)

スイングガールズ小学生版

 
 
昨日からちょっとのどが痛くて、きょうも朝起きたらなんだか調子が悪い。
どうも助教のプーさんから風邪をうつされたようだ。
そこで常備漢方薬を飲み始めた。
   
まあ、熱もないし体もだるくないので昼からは米沢市民文化会館に行ってきた。
娘が出場する米沢市の小学校のバンドクラブの演奏会が開催されたのだ。
会場では写真・ビデオ撮影禁止なのでライブ中継された地元ケーブルテレビの録画画面をパチリ。 
 
 
(写真)NCV、正式名称をニコニコケーブルテレビといいます。
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(写真)正式名称を愛宕小学校金管バンドクラブといいます。
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(写真)練習風景も取材されてました。娘、映らず。
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(写真)全体写真。市民文化会館は立ち見の大入りでした。
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(写真)まずは娘のオデコの部分がチラリと1秒ほど。
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(写真)娘がチラリと。2秒くらい。
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2秒でも娘がテレビに映るとうれしい。
 
チョー親バカ。
  
1年程前からユーフォニウムというラッパを始めた。
今でも4年生の小さな体にはとても大きいんだけど一生懸命吹いていた。
そんな娘が頑張ってる姿を見たらちょっと心が暖かくなって、自分自身が小学校5年の時に鼓笛隊で大阪万博を行進した時に、それを見ていた母親はこんな気持ちだったのかと思うと心が熱くなった。
 
 
ラッパというと、先週、年齢不詳のスピーカー職人と飲み会で話をしていたら、昔はスピーカーのことをラッパと言ってたのだ、と自慢された。
そう言えば昔の蓄音機はラッパの形をしたスピーカーがついてたもんなあ。
 
そしたら同席していた台湾出身の女性が中国語でスピーカーのことをラッパというのですよ、と勝ち誇ったように言った。
 
ということは、ラッパという言葉は中国からやってきて、トランペットのような金管楽器を呼ぶ総称にとなって、それと形が似ているスピーカーがそう呼ばれたということなのか。
 
豆知識ふえた。
 
 
今では、そんな(光る)ラッパを父親が開発し、娘も演奏しているとはなんの因果か縁なのか、オモシロイじゃないか。
  
 
そう思いませんか、坂本さん。
 
 
 
 
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2008年11月 7日 (金)

正念場

  
 
午前中にYBC山形放送の取材があって、その夜、6時台のニュースで早速放送された。
最近開発した音のでる有機ELを取材に来られたのだ。 
  
テレビで自分自身を見るというのは最初の頃は照れ臭くて見られたもんじゃなかったけど30回もテレビにでていると、結構冷静に見られる。
 
 
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今回の印象としては、一言、
 
太った。
 
 
いや〜、この数ヶ月羽目を外して毎日のようにオイシイものをいただき続けたもんなあ。
 
 
 
番組の内容に関しての感想はと言うと、アナウンサーさんが最後に言った一言、
 
(有機エレクトロニクスバレー構想)これから正念場を迎えます、
 
なのだ。
 
 
 
一般の人には、成果がこうやって出てきてバレー構想の夢が実現に近づいているのに、なぜ正念場かと思ったと思う。
ということで、実施者としてここで解説。
 
 
バレー構想の予算は7年間で43億円。
この予算が再来年の3月で終了するのだ。
 
もし、ここで引き続き予算を付けなければ、たった一社誘致しただけで、バレー構想は中途半端で終わる。
そこで、次の第二フェーズの5年間に予算を付けるか、どうするかということを今年度末までに決定する必要がある。
この数ヶ月の間にね。
 
齋藤山形県知事は来年の1月の知事選に向けてマニフェスト中、有機ELを引き続き支援することを表明しておられる。
 
だから、正念場というのは「現職の齋藤知事が再選する」こと、そして「県議会が継続を認める」こと、この二点がバレー構想にとって、極めて重要なのである。
知事や県議員は県民の代表なので、結局は県民の意志によりバレー構想の継続が決まる。
 
 
ということは、今度の選挙は山形県の将来を左右するのだ。
 
 
いやあ、正念場だなあ。
  
 
  
 
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2008年11月 6日 (木)

小学生もビックリ

 
 
朝から近所の南原小学校の5年生50人が研究室にやって来た。
有機ELを見たいということなので、助教のプーさんがわかりやすく原理を説明し、ソニーのテレビや白色照明など見てもらった。
  
溶液を混ぜ合わせて光らせる化学発光の実験では、みんな大喜びで見てるこっちも嬉しくなった。
有機ELテレビの薄さや画質の高さにはビックリしていて、なかにはお父さんに買ってもらうなどと非現実的なことをいう子供がいた。
 
20万、するんやで。
 
それに白色有機ELパネルからコブクロの歌が流れてくるのを不思議そうに見ていたのも印象的だった。
いずれにしろ、南原の小学生たちはとても礼儀正しくて、元気で、素直で、箸がころげても楽しいみたいなのだ。
 
 
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また来たい、という子供が多かったので、勉強して入学しておいで、とアドバイスしてあげた。
最後に玄関で記念写真をとったあとサインぜめにあったんだけど、どういうわけか修士の肥田もサインをせがまれていた。
  
  
心が洗われた朝だった。
  
  
 
 
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2008年11月 5日 (水)

オーストラリア人もレイ・チャールズもビックリ

  
  
午前中は初夏のオーストラリアから大学教授がお見えになった。
もともと半導体の専門だけど、今はスポーツ医学のご研究をされていて秋田で開催される国際会議に参加するために来日されたのだ。

オーストラリアでも地方の過疎化が問題になってるとか、コアラの国も日本と同じような問題を抱えていて、普段聞けないお話の連打だった。
 
 
大学オフィスでひととおり有機ELの説明をさせていただいてから自慢の有機EL照明から音楽を鳴らした。

ビックリ。
 
その後、有機エレ研にお連れして、これまた自慢の有機EL照明ルームを見学いただいた。
米沢牛を召し上がったことがないとおっしゃるので、お昼は「金剛閣」へ。
 
何度も紹介するようだけど、米沢牛ステーキと言えば金剛閣の「赤星」なのだ。
ここのステーキは松阪、神戸を蹴飛ばすね。
 
オージービーフとは一味も二味も違うテンダーかつジューシーかつ風味のある米沢牛にビックリされた。
日本人でもホッペが落ちるんだから。
 
 
午後は教授昇進人事の会議。
対象となってる本人から研究内容と教育の実績、それに今後の抱負を聞いたんだけど、教育に関して意見させていただいた。
 
何かというと山形大の学生にはすべてを求めるんじゃなくて個性を伸ばすことが重要。
一芸に秀でることで自信を持てるし人にも勝てる。
教員というのは学生の個性を見つけてそれを伸ばすのが仕事なのですよ、とコメントした。
  
その後、共同研究企業かつ遊び仲間と今後の方針について打ち合わせ。
ひと通り議論した後で「旬菜こんどう」でぶっちゃけ談義。
  
研究開発だけじゃなくて、山形県の将来にかかわる真面目なテーマも取り上げて作戦を練った。
さすがに内容はここでは書けない。
 

左、近藤さん、右、仲間の一人 
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しかしまあ、プロフェッショナルどうしというのは業界が違えども波長はピッタシ合うんだよなあ。
 
 
 
 
 
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2008年11月 4日 (火)

大学発ベンチャーと地域活性化

 
 
朝早く米沢をでて、午前中は東京駅近くのホテルでコーヒーを飲みながらアメリカのベンチャーの方と情報交換。
 
この会社は太陽電池を印刷技術を用いて製造するという、かなりチャレンジングなテーマで開発を進められているこの分野のリーディングカンパニーなのだ。
もちろん材料は高分子(ポリマー)で、溶剤に溶かしてインキ状にして使う。
できたものは、このとおりペラペラ。
 
 
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通常の太陽電池はシリコンのような無機半導体を真空技術を用いて成膜するので、性能は高いけど製造装置の初期投資がバカにならない。
その点、有機半導体の場合は特に高分子を用いると印刷技術なので真空を用いず、初期投資がとても低くて製造コストも低いのだ。
  
今の課題といえば3%の変換効率を5%にまで引き上げることで、このレベルに上がれば普及させることができる。
 
  
電気を光に換える有機ELの場合は、照明市場の世界市場規模は数兆円だけど、光を電気に換える太陽電池はその数倍はあって、しかも市場は今後拡大する一方ということで社会に与えるインパクトはとても大きいとのこと。
   
それもそうだなあ、と思い山形有機エレクトロニクスバレーでもそろそろ本格的に有機太陽電池の実用化を考える時が来たかなと確信した。大学研究室では2年前から研究は始めたんだけどね。
 
 
午後は品川に移動。
 
港南口をでて三菱重工本社ビルの隣の建物に向かった。
文部科学省の外郭団体であるJST(科学技術振興機構)主催の「地域大学サミット」に出席したのだ。
 
地域大学といえば聞こえはいいけど、地方大学のこと。
要するにイナカ大学のことね。
  
地方から若者が減り続け首都圏に一極集中していること、研究費が旧帝大に集中していていい研究が地方大学でやりにくいということ、少子化問題もあって、このままでは地方大学は崩壊してしまうということ、これでは地方は活性化できないという危機感からこの会議は開催された。
  
地方大学の副学長レベルの方々の話やJSTの審議官の方、その他、管理人のようなヒラ教授から見れば雲の上の方々の話をまずお聞きした。
  
正直言って各大学の取り組みの紹介は組織図ばかり見せられて、その説明を聞いてもちっともおもしろくなかった。
やっぱ、雲の上の方がたは霞を食べておられるんだなあと実感。
 
唯一、高知工科大学の学長が地方私立大学の憂鬱を激白されて、そうだそうだとひざを叩いた。
 
  
後半はパネルディスカッションのパネラーとして壇上に座った。
山形大学の取り組みを紹介したんだけど、なにせ5分間という限られた時間ではとてもじゃないけど話しきれなくて、討論の時間にも思うところの10分の一ぐらいだけど追加でお話させていただいた。
  
要するに、今の国の地域活性化プロジェクトは所詮は箱物プロジェクトで、最も重要な人材育成の部分がすっぽ抜けている。いくら研究開発センターや理想的な研究環境を整えても、まともな学生が来なければいい研究はできないということ。
 
大学発ベンチャーによる地方の活性化も議題に上がってたけど、ベンチャーマインドを持った若者をいかにその分野に引き込み、地方大学に来てもらうか、それができれば箱物なんてなくてもベンチャーはできる。
  
それに、ベンチャーといえばその支援方法としてアメリカのSBIRのような制度抜きには語れないのに、いまだにこの国にはそれが整備されてない。
ベンチャーの社長ができる人材もいないしね。
  
とにかく、1700社できた大学発ベンチャーのほとんどが事業計画もまともに立てられない会社なんだから、補助金が切れたら潰れるのは当たり前だ。
 
行政側としても予算をばらまくのじゃなくて、選択と集中。
地域を決めたら省庁の枠を越えて横の連繋をしながらバレープロジェクトとして地域を活性化すべし。
 
徳島大学では文部科学省の予算で糖尿病関係の研究開発を行うバレー化を進めているという話があったんだけど、なぜここに厚生労働省が相乗りしないのか、これがおかしいんじゃありませんか?と疑問を投げ掛けた。
  
  
 
まあ、きょうもあいかわらず偉い方々相手に野蛮人ぶりを発揮したのであった。
 
 
 
 
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2008年11月 3日 (月)

FPDインターナショナル〜その4〜

 
 
週明けで久々にアクセスした方。
その1からお読みください。
 
 
   ・・・
 
 
連載の最終回は材料メーカーや装置メーカーに関してご報告。
 
 
まず、トップは住友化学。
 
ここはイギリスのベンチャーであるCDT(ケンブリッジディスプレイテクノロジー)を200億だか300億で買収した化学メーカーの中では最もやる気のある会社で、しかもマイナーな高分子系材料を開発しておられる。
最近では特性向上著しく小型ディスプレイには応用できるところまで良くなった。
 
  
発光ポリマーインク
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これはポリマー(高分子)を有機溶剤に溶かして溶液状にしたもの。
インクジェット方式やスクリーン印刷法で成膜する。
 
たとえば、CDT傘下のベンチャーAdd-Visionでは、スクリーン印刷で発光ポリマーから陰極の銀電極まで作製する技術を有している。
 
  
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寿命が1000時間程度で、現状では保存時間もあまり長くないので、ナマもの扱いだけど製造コストが安いので用途はありそう。
 
 
出光は低分子蛍光材料の雄。
 
今回の展示は赤色リン光素子の周辺材料。
アメリカのベンチャーUDC(ユニバーサルディスプレイ)と共同でリン光素子材料を開発されており、今回は赤色でいいのができたとこのこと。
新日鉄化学もリン光素子材料を開発されており、今後、競争が激化すると開発速度も速くなって業界にとっては有り難い。
  
 
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最近では外国勢も実力をつけていて、その代表が韓国のLGケミカル。
学会発表も活発で、今回の展示も材料、パネル、素子構造など説明があって、とても綺麗にセンスよくまとまっていて好感が持てる。
 
 
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韓国ではパネルだけじゃなく、製造装置や材料も自前の韓国産を国が目指しているので薄型テレビでは国対国の争いになっているのだ。
日本の場合は国のプロジェクトは公共事業のようなバラマキが主体なので、国対国の戦いになった瞬間負けてしまう。
まちがいなく、近い将来LGケミカルは材料市場での存在感を大きくしてると思う。
 
 
 
さて、次は装置メーカー。
 
アルバックやトッキはパネルのデモ展示がないのでパス。
そこで、長州産業から。
 
この会社では有機EL関連では、真空蒸着に使用する蒸着源(ルツボ)から真空蒸着機、スパッタまで扱っている。

デモ展示は低分子系のパネルを組み合わせてユニークなものを。
  
 
会社のロゴも有機EL 
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他にも薄膜封止したパネルを水槽の中に浸けたものもあったけど、「撮影禁止」と言われたので撮れなかった。
なぜ、禁止か理解できず。
 
 
大日本スクリーンはノズルプリンタで有機EL業界に殴り込み。
ここの会長さんはとても元気な方で、まさしく「殴り込み」という表現が的確なのだ。
発光インクをノズルプリンタで塗り分けると簡単に高精細ディスプレイができる。
 
 
アメリカのデュポンディスプレイがノズルプリントで試作したディスプレイ
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そのスペック
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一般の方々には想像できないかも知れないけど、テレビが印刷でできる日は近いのだ。
 
 
トリを務めるのはルミオテック。
 
今年5月に誕生したばかりのこの会社は照明用有機ELパネルの製造会社としては世界初。
本社は山形県米沢市。
 
15センチ角で5000cd/m2という他のメーカーでは到底実現できない高輝度白色パネルを組み合わせたデモ展示。
 
1.6x1.6メートルの小さいブースながらその存在感は展示場一。 
手前味噌で恐縮してしまうけど、山椒は小粒でピリリと辛いのだ。
 
 
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女性ブース来訪者マリコ(仮名)と説明員マリオ(仮名)の会話を盗み聞きしたのでご紹介。
 
マリコ「すいません、ちょっとお聞きしたいんですけど」
マリオ「なんでしょうか」
マリコ「有機ELに使うプラスチックに求められる特性は何ですか?」
マリオ「曲がることです」
マリコ「ポロプロピレン使えますか?」
マリオ「わかりません」
マリコ「このパネルは何が光ってるんですか?」
マリオ「秘密です。」
マリコ「有機ELって何層構造ですか?」
マリオ「いっぱい」 
マリコ「…」
 
 
代わりにお答えします。
 
まず、基板に樹脂材料を使うには水蒸気に対するバリア性が必要です。
そこで、通常、酸化物や窒化物の薄膜でバリア性を付与します。
あと、真空蒸着の時に水を放出しないよう、吸水性は低い方がいいです。
透明電極にITOを用いる時はガラス転移点は低くとも170~80度は欲しいし、平滑性も重要です。
 
ということで、ポリプロピレンは基板には使いにくいけど、パネルに張るような用途なら使えるかも知れません。
 
あと、展示したパネルで光ってる物質は低分子系の発光材料です。
真空蒸着で成膜してまして、通常の素子を重ねた構造の「マルチフォトン構造」なので陽極と陰極の間には10層以上の薄膜が形成されてます。
 
だれでも作れるというものではありません。
 
よろしいでしょうか?
 
 
 
最後に総括。
 
有機ELディスプレイは着実にサイズが大きくなり、精細度も上がり、薄くなり、究極のディスプレイとして完成されつつある。
けど、国内勢元気なくて、韓国台湾両国の大手が着実に市場を大きくしていて、このままだと液晶のように市場が席巻されてしまう。
 
こんな時は一発カンフル剤を打たないとダメだろうなあ。
 
 
麻生総理、せっかくの補正予算、予算をばらまいてる場合じゃないですよ。
 
 
 
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2008年11月 2日 (日)

FPDインターナショナル〜その3〜

 
 
さて、韓国勢意外はどんな状況かというと、次に来るのが台湾勢。
なかでも液晶大手のチーメイの子会社のCMELがすごい。
 
 
CMEL。
 
たとえば、25インチのディスプレイ。
画質文句ナシ。
薄さ0.9ミリ、文句ナシ。
  
 
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液晶屋、文句あっか?
みたいな。

他にも製品をこのとおりずらり。
7.6インチはコダックのフォトフレームに使用されたもの。
 
  
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量産技術は日本勢を越えたといっても過言ではない。
 
 
 
では、その日本勢。
 
 
東芝松下ディスプレイテクノロジー(TMD)。
 
今回は展示パネルの枚数がこれまでより多い。
しかし、4.15インチのパネルは完成度は高いものの、精細度がQVGAとサムスンSDIに負けている。
 
 
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来年量産開始というので早く海外勢に追いつき追い越して欲しい。
潜在的な技術力は世界一なんだからね。
 
 
 
エプソン。
 
今回は新作の3.5インチパネル。WQVGA(400xRGBx240)
 
 
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車載用ということでインパネに組み込んだデモが。
真っ黒から浮き上がる映像は高級感満点。
量産予定を聞くと「まだ」とのことだった。
来年も「まだ」だったら、やばいでしょ。
 
 
 
TDK。
 
こちらはTFTを使用せず、パッシブ型で頑張っておられる。
3インチのパッシブ型。WQVGA(432xRGBx240)。
製品化はまだなのか。
 
 
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日本精機。
 
こちらもパッシブ型。
車載用で実績があり、アメ車にも搭載された。
  
  
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他にも使い方を提案。
真っ黒から浮き上がったり、鏡の中に表示されたり。
有機ELの使い方は無限大なのだ。
 
 
 
しかし、有機ELディスプレイ発祥の地日本としてはこれじゃあアカンよなあ。
  
 
  
ということで、このつづきはまたあした。
 
 
 
 
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2008年11月 1日 (土)

FPDインターナショナル〜その2〜

 
 
全体的な印象として韓台両国のディスプレイメーカーがイケイケ状態なのに対し日本勢は元気なし。
パナソニック、ソニーは展示すらなし。
 
嗚呼。
 
  
ということで、元気のいい韓国メーカーの状況から。
 
 
 
サムスンSDI。
 
 
14インチから40インチまでをずら〜り。他にも製品化されてる小型も展示。
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40インチの有機ELディスプレイ。
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この明るさでこの大きさは世界一。青いスジの線欠陥や滅点があるけどこれはご愛嬌。
量産段階では消える。
 
 
31インチ、フルハイビジョン有機EL。ボトムエミッション。
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CGが映されてたけど、その迫力といったら液晶など目じゃない。
再来年製品化されたら間違いなく「買い」ですな。 
 
 
14インチのフルハイビジョン。 トップエミッション方式。
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画質は製品レベルで、実際に来年市場に投入され世界最大の有機ELテレビとなる予定。
有機ELのソニーの座、危うし。
 
  
3.3インチのワイドVGA(480x854)で厚みが1.01ミリ。
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精細度で液晶に追いつき、コントラスト比などで液晶を上回り、完璧に液晶を越えた。
携帯電話に搭載。
 
 
 
他にも有機ELは透明にもできるので、こんなデモも。
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向こう側が透けて見えてる。
12.1インチのパネルを4枚使用。
 
 
さすが、リーディングカンパニー。
勢いが違う。
 
 
 
次はLGディスプレイ。
 
高画質の19インチ。
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特徴はアモルファスSiTFTを使ってるということ。
TFT基板と有機EL基板を張り合せて作製しているということ。
意欲的な作品ですなあ。
  
 
4.3インチのフレキシブル有機EL。
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トップエミッションなので基板は不透明でも構わない。
だから金属ホイルを基板に使用。 
 
かなり意欲的な作品ですなあ。
しかし昨年と同じなのでフレキ関係は進展ナシというところか。
 
 
 
2〜3年前までは有機ELは試作品の展示だったけど、製品がたくさん並び出し、しかも大型化が技術が着実に向上しているということで関係者としては一安心。
 
 
 
けど、日本勢がんばれヨ、というところで、
 
またあした。
 
 
 
 
 
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