お祝い
さて、人間ドック2日目。
まず、超音波でホルモンを調べる。
ちょっとレバー周りに脂肪が少しだけ人より多くついてるものの、ほかは異常なし。
いつの間にか腎臓の石も消えていた。
ハッハッハッ。
これも日頃の修行の成果。
次いでエックス線。
昨年とまったく変わりなく、健康体。
ハッハッハッ。
これも日頃の修行の成果。
そして待ちに待った胃カメラ。
最近では鼻から入れる痛くない方式もあるらしいけど、日本男児なら迷わず口から入れろ、と言いたい。
男のくせに鼻からなんて、女、子供みたいな女々しいことをするヤツはキ○タ○がついてるのかと一喝したい。
組織の長、たとえば会社の社長とか、大学の学長、副学長の立場に立つものは医者から胃カメラを取り上げて自らノドに突っ込むくらいの勇気が欲しいモノだ。
最初。
胃を洗浄する液体を紙コップで一気飲み。
フッ。
おかわりしたろか。
次。
ノドしびれさせるドロドロ液体を口に含む。
所定の5分経過。
フッ。
1時間でも余裕やで。
なんやったら追加しますか。
そして、薄暗い検査室に呼ばれる。
オッ、切れ長の目をした美人の看護婦さんだ。
なんだか、いい予感。
ベッドに横たわると、口に下にティッシュのような紙をこれでもかと敷かれた。
たぶん胃カメラ初心者が唾液を垂れ流したり涙を流すんだろうなあ、と想像。
フッ。
オレを誰やと思てんねん。
胃カメラエキスパートやで。
なんやったら自分で胃カメラ飲み込んで自分で操作しましょか、と言うくらいのベテランにこんな量の紙はいらんで、と目でうったえるが無視。
先生登場。
予想に反して、
若い。
ちょっとイヤな予感。
なぜなら若い人は余裕がなくて、決して患者に話しかけることはない。
そうすると患者はまさぐられてる胃の中とかノドの違和感に神経が集中してしまい気持ち悪くなるのだ。
でもまあ修業を積んだ身、誰が操作しようが関係ないのだ。
はい、入ります、の合図と共に先っちょが赤、緑、青にピカピカ光るチューブが喉を刺激した。
そのとたん、
オエッ。
修業の成果発揮できずパブロフの犬のように条件反射的に嗚咽。
そして、グリグリ喉の奥にはいって胃とか十二指腸をつんつん突かれだすと産卵中のウミガメのように涙が自然にチョチョ切れ始める。
止まらない。
美人看護婦さんはといえば、最初は背中をさすってくれるんだけど途中何かの操作をするのか手が離れるので、おいおい、ダメダメ、そこでやめちゃあ、と背中で訴えるけど無視。
二時間はかかったんじゃないかと思うくらいのウミガメの産卵を終えて、ベッドから起きようとすると口元がヨダレでベトベトな上に鼻水まで垂らしてた。
ふっ、
オレは胃カメラ初心者か。
やっぱし、あのティッシュの量は必要やったんや、と看護婦さんの経験に脱帽。
まだまだ修業が足りんぞ、教授。
最後に内科の検診。
読者の皆さんは信じられないかも知れないけど、
異常なし。
平均的な日本人よりもほんの少し脂肪分が若干多いだけで、ガンマGTP正常、糖代謝正常、コレステロール正常、尿酸値正常。
フッ、
ひとは見かけで判断したらあかんぞ。
ということで、夜はお祝いに「こんどう」へ。
カウンターに座ってると店に入って来るグループのすべてが知り合いという特異日。
元祖座敷童の高橋教授のグループ。
NECからこられた柴田教授が若手を鍛える会なのだ。
そこにご近所セレブの鹿野准教授もおられて二度ビックリ。
次に市議の相田克平さんのグループ。
きょうは稲刈りイベントがあったとかでお仲間の人達と打ち上げ。
そして、有機エレ研の小田マネージャー。
いつものように、きょうは珍しくネクタイしてますねと言ったら。
毎日してますよと、いつものように反撃した。
カウンターにはもちろん病院の副院長先生。明日から院長先生。
いつものようにロゼワインをご馳走していただいた。
とどめは、あの市役所のツチノコ職員本田氏(仮名)の奥様。
なんと若くて美人のうえ、日立の有機EL携帯をお持ちなのだ。
なんでもツチノコ一家では有機ELを応援してるとか。
見直したぞ、ツチノコ。
というわけで、
お客さん全員でというか米沢市民全員で管理人の健康を祝ってくれてるようで涙がチョチョ切れそうになるくらい楽しく愉快な夜だった。
(写真)あっさりかつ柔らかい「いちぼ肉」(うしのお尻)680グラム。天然マイタケと蒸焼きにされたスライスは香り高くジューシーで舞い上がるほどおいしゅうございました。
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