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2008年5月

2008年5月31日 (土)

100万アクセス御礼

 
 
ここのところ外国出張やら国内出張やら共同記者会見やら目が回るような忙しさで、時差ボケもあってか少々血圧が高い。
下が94で、上が130だ。
そこで、いつもお世話になってる「羅医院」へ家内と共に検査に行ってきた。というか、連れて行かれた。
 
血をとられて、レントゲンを撮られて、血管の年齢を測定されたら、レントゲン異常なし、そして血管年齢、なんと、
 
20代後半。
 
正確には、動脈の硬さの程度が右側が30代前半で、左側が20代後半なのだ。
動脈の詰まりの程度も正常範囲。まったく問題なし。
日頃の食生活が正しいと言うことが証明された。
 
看護婦さんもあっと驚く健康優良児であった。
 
帰りに、検査結果の紙を見ながら、ホーホッホッホッホッホッホッ…
と勝ち誇ったような変な笑い方をしたら、
家内が、いい気になっちゃダメよ、とクギを刺した。
 
きょうはすこぶる気分がいい。
   
 
 
ところで、
 
昨年の8月23日からこのバカブログを始め、約9ヶ月で累計100万アクセスを突破した。
いやー、読者の皆様に感謝感謝です。
 
1000000をピッタリ踏んだ人に豪華絢爛有機ELシャンデリアセットを贈呈しようと思ってたんだけど、いつのまにか過ぎ去って、しかもどなたからも踏んづけたと言う連絡もないので、今回は商品ナシと言うことで。
 
次回、1000万アクセスでは、ぜひとも何かお贈りしたいと思いますので、これからもご愛読、そしてご支援の「ポチッ」をよろしくお願い致します。
 
 
 
 
 
 
 
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2008年5月30日 (金)

西出先生のお祝い

  
  
きょうも、あいかわらずの旅の人となり、東京から横浜方面へとうろついていた。
 
朝早く起きて、米沢7時3分発の「つばさ」で学生の元山といっしょに東京ビッグサイトで開催されてる「環境・エネルギー材料研究展」にでかけた。
 
これは、物質・材料研究機構が主催している催しで、プログラムによると昨日は終日講演会で、最初に小池百合子元環境大臣が基調講演を行ったようだ。外国からも数名の環境エキスパートを招待していた。
 
きょうは、ポスター展示で、大学や研究機構の88もの発表がずらりと並んだ。
しかし、ほとんどが無機材料の研究に関するもので、有機デバイス系は、うちと隣で発表されてた千葉大の工藤教授のグループ、それとあと一つ、二つ、だけだった。
 
残念ながら、あまり得るものはなかった。
  
 
Photo
 
Photo_2
 
  
元山と寿司を一緒に食べてから、一人横浜に移動して、早稲田大学の西出宏之教授の「高分子学会会長任期満了祝賀会」に出席した。
 
西出先生は、何を隠そう管理人の恩師で公私共にお世話になりっぱなしなのだ。
2年間、会長職を務められ、会長を学会員が投票で決める公選にしたことなど学会を改革された功績はとてもとても大きいと思う。
これまでは、自民党政治のように料亭で次期会長が決まってたんだから。(ホンマかいな)
 
これもひとえに先生のお人柄、調整能力、バランス感覚の賜物だろう。
このあたり、管理人に欠落しているところなので、学ぶところが大きい。
  
そんなわけで、
早稲田大学西出研の多くの門下生や関係者があつまり、和気あいあいとした雰囲気で、2時間ほどおしゃべりした。
ここにくるのはいつも楽しい。
  
 
(写真)現役学生から先生へのプレゼント 
Photo_3
(ケーキに似顔絵、これは城戸研の特許やぞ!科学者ならオリジナリティーを大事にしなさい!)
 
 
大学教員になっているものも多くて、お互いの大学の話なんかをしたら、山形大学学長の評判はいいねえ、と誰か言ったので、そうですねえ、人柄はとてもいいですよ、と答えた。
 
最近、教養教育を改革すると、おっしゃてるんです、と付け加えると、教養を持たないアホ教授が教えるから学生に教養が身に付かないんだから教養を有するまともな教授を配置すれば、それだけでいいんだよ、と別の口の悪い先輩が言った。
 
自転車っていうのは、小さい時に一度乗り方を覚えれば、大人になってから久しぶりに乗ってもすぐに乗れる。教養教育も、それとオンナジで感動するような授業をすると一生覚えてるし、くだらない授業は、すぐに忘れられる。だから、カリキュラムを変更したぐらいじゃあ、まともな教養教育はできなくって、教員の「質」が重要なのだ、って一つ上の龍谷大学の大柳教授が言った。
 
この先輩は坊さんらしくて、いいことをおっしゃる。
たまにだけど。 
 
 
午後8時36分発の最終の「つばさ」で帰宅しようと、東京駅にいくと少々早く着いたので、地下一階に降りて、明日の朝ごはんのベーグルを買って、メールをダウンロードしようと椅子の並ぶ休憩所でパソコンをいじくっていた。すると、午後8時ピッタリになったら二人の警備員が来て、ここは8時で閉鎖します、と言って、くつろいでいるお客さん達を無慈悲にも追い出し、シャッターをガラガラと引いた。
 
 
Photo_4
 
 
週末の東京駅は混んでいてゆっくり座るところがない、しかも今日は朝から立ちっぱなしで少々お疲れなんだよこのオレは。
そんな時に、出て行けとは、あんたら、
 
鬼か。
 
それに、こんな場所、ずっとあけてて何の問題があるんだ。
JR東日本と言う会社は、いまだに国鉄的で、とにかく客を客と思ってなくて、「おもてなしの心」なんてカケラも持ってないようだ。
  
 
パソコンをたたみながら、駅長は大学でまともな教養教育を受けてないんじゃないのか、とつぶやいた。
 
 
 
 
 
 
 
 
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2008年5月29日 (木)

新聞記事

  
 
ウソついてました、予知夢なんぞ見ておりません。
すべて計画通りでした。
 
スマン、スマン
 
 
しかし、いっぱい出てましたなあ。
多くの新聞や新聞のネット版でLumiotec社のことが報道され、お告げどおり(?)、「城戸淳二」の名前もビシバシでてました。


529
 
 
ただし、中には三菱重工、ローム、凸版印刷、三井物産まで名前を出して、管理人を「ら」や「他」で済ませたところもある。
 
産経新聞、京都新聞なんて企業4社の名前しかでていない。
「ら」もなし。
 
あのね、今後、取材拒否するからね。
 
ひどいのは、毎日新聞大阪版で、「木戸淳二」と字を間違えてる。
大阪出身の管理人、故郷に錦を飾ると言うか、幼なじみや悪友や恩師にも晴れ姿を見てもらいたいのに、これやったら他人やで。
 
サイテーやな。 
 
 
1
(謝辞:コピーは毒舌の江草先生よりお送りいただいた。)
  
 
山形新聞や河北新報はさすがに地元紙と言うことで詳しい。
山形県知事や米沢市長の談話まで掲載している。
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・
 
5月29日の山形新聞より引用:
 
プロジェクトに対する総額43億円の助成が区切りを迎える09年度まであと2年。09年度以降の支援については「有機エレクトロニクス研究所、新会社。県として、それぞれとの関係がどうあるべきなのか、どういう支援の仕方があるのか、どういう要望があるのか、これから考えていく必要がある」と話した。
 
また、米沢市の安部三十郎市長は「照明用の有機ELパネルは将来の蛍光灯に代わる省エネ照明として期待されており、商業生産化が一気に加速することで本市の産業立地が進み、市の産業界はもとより、経済全体の活性化につながる」とのコメントを発表した。
 
・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
正直言って、知事談の「これから考えていく必要がある。」というのには、戸惑いを隠せない。
山形の産業活性化の中核プロジェクトを「これから〜」じゃあ、ねえ。
 
バレー構想推進者として、2年前から新会社の設立は知事のお耳に入れ、すでに第一フェーズ終了後の第二フェーズへの移行に関しても具体的に提案してるんだけど…。
 
それに、もともと、この構想はパネル会社を一社設立することだけが目的じゃない。
そんなチッポケな話じゃない。
これからさらに企業や人、お金を集積し、シリコンバレーのように発展させるのだ。
 
だから、ルミオテックの要望を聞くだけじゃなく、バレー構想推進者である管理人とじっくり話をして欲しいと思う。
バレー構想そのものをご理解いただきたいと思う。
 
 
安部市長のコメントは、まるで他人事のようだしなあ。
 
ふ〜〜〜〜〜〜
 
まだまだ、手放しでは喜べんな。
  
 
 
近々、ルミオテック誕生物語を連載で書きますね。
お楽しみに。
  
 
 
 
 
 
 
 
 
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2008年5月28日 (水)

Lumiotec誕生!

  
 
きょうは昼から品川で開かれた新会社設立の共同記者会見に出席した。
 
この新しい会社は、Lumiotec(ルミオテック)と言って、照明用の高輝度高効率白色有機ELパネルを製造販売する会社で、50名を越えるテレビや新聞のマスコミ関係者の方々を前にして、出資者の一人としてヒナ壇に並んでフラッシュを浴びた。
 
記者会見でのヒナ壇からの景色なんてなかなか見ることができないので、記念に写真を撮ろうかと思ったんだけど、そんな不謹慎なことはできないだろうと少しばかり良心が働いて撮り損ねた。
 
 
Photo
(写真は日経BP Tech-Onから拝借しました)

 
会場で配られた資料の内容は以下のとおり。
三菱重工のサイトでも見られる。
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
2008年5月28日
 
三菱重工業株式会社
ローム株式会社
凸版印刷株式会社
三井物産株式会社
城戸淳二
 
 
照明用有機ELパネルの事業性検証会社を設立
三菱重工業、ローム、凸版印刷、三井物産他合弁で
 
三菱重工業株式会社、ローム株式会社、凸版印刷株式会社、三井物産株式会社他は5月28日、照明用の有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)パネルの事業性検証会社「Lumiotec株式会社」を、合弁で設立した。新会社は2009年春からサンプルパネルの販売を開始する計画。その後、事業性を見極めた上で、本格的な量産・販売体制を構築していく。
 
同社は、各親会社が保有する技術や資源の結集を図って、有機EL照明の事業化を実現していく推進母体として設立した。具体的には、有機ELパネルの更なる性能向上のための開発を加速させるとともに、サンプルパネルの販売を通して、既存光源の代替だけでなく、幅広い用途への応用や、新しい需要開拓の可能性を追求していく。当面の主業務は事業性の検証となるが、照明用有機EL専業会社の設立は、同社が世界で初めて。
 
同社の資本金及び資本準備金は14億円。三菱重工が51%を出資し、残りをローム(34.0%)、凸版印刷(9.9%)、三井物産(5.0%)、城戸淳二(0.1%)の各社・個人が出資した。社長は三菱重工から重永久夫(機械・鉄構事業本部副事業本部長)が就任した。本社所在地は山形県米沢市で、山形県の支援も受ける予定。当面は従業員20人体制で運営していく。
 
有機ELパネルは、白熱球・蛍光管などの従来型光源や、LED(発光ダイオード)にはない優れた特長を有し、次世代の照明用光源として期待されている。具体的には
  
①面発光で、極薄・軽量であるため、これまでにない照明デザインや演出を生み出し、住宅やオフィス、店舗、航空機や車両などの乗り物で、新たな居住空間を創出する。
 
②紫外線を含まず均一でムラのない柔らかい光は、肌や目にやさしいばかりでなく、演色性も高いため、美術館や商品ケース、化粧台などで、安全かつ付加価値の高い照明を実現する。
 
③水銀など有害物を含まないことに加え、将来は蛍光管の電力効率を上回って、省エネルギー化による二酸化炭素(CO2)の削減効果が期待できる、など。
  
今回の合弁会社設立は、これまでトレードオフの関係にあるとされてきた、高輝度化と長寿命化を両立させる素子構造の開発や、材料の利用効率を格段に高める高速で大型の製造装置(大型リニア蒸発源式インライン成膜装置)の実現に目処がついたことを受けたもので、今後、照明用有機ELパネルの事業化を強力に推し進めていく。
 
新会社の概要
社  名       :Lumiotec株式会社
事業内容       :照明用有機ELパネルのサンプルパネル製造・販売とパネル事業の事業性評価
資本金及び資本準備金 :14億円(資本金7億円、資本準備金7億円)
出資者及び出資比率  :三菱重工業(51.0%)、ローム(34.0%)、凸版印刷(9.9%)、三井物産(5.0%)、城戸淳二(0.1%) 
代表取締役社長    :重永久夫(三菱重工業株式会社 機械・鉄構事業本部副事業本部長)
本社所在地      :山形県米沢市八幡原
従業員数       :20人
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
この会社の設立でお世話になりました関係者の皆様、どうも有り難うございました。
ご心配もおかけしました。すいませんでした。
 
それと、
 
照明用白色有機Eパネルの実用化は、多くの人達の汗と涙の結晶なので、この場で御礼申し上げます。
 
まず、城戸研で15年前に白色有機EL素子を世界で初めて作った本川健一君、二番目に作ってScience誌に論文が掲載された木村昌人君、その他の卒業生、現役学生のみんな、ポスドクや共同研究員の皆様、スバラシイ研究環境を与えていただいた山形大学工学部、サポート体制バッチシの工学部事務の皆様、感謝、感謝です。
 
白色パネルの実用化技術は、有機エレクトロニクス研究所の研究員や技術員およびスタッフの皆さんの努力の賜物です。
世界初の有機EL照明器具はここで産声を上げました。 
心から感謝致します。
 
研究開発の支援は、山形県庁、山形県産業技術振興機構にいただきました。
特に、提案させていただいた有機エレクトロニクスバレー構想を受け入れ、スタートさせていただいた高橋前山形県知事、そして引き続きご支援いただいております斎藤現山形県知事に、御礼申し上げます。
 
最後になりますが、経済産業省、NEDOのプロジェクトによる支援がなければ、ここまでこれませんでした。
 
心の底から御礼申し上げます。
引き続き、ご支援のほどよろしくお願い致します。
 
        ・
        ・
        ・

ということで、今回の新社設立はとても多くの人達の努力、貢献、御支援がなければ有り得なかった。
 
こんなに注目される研究分野で仕事ができることを有り難いと思う今日この頃である。
 
 
 
 
 
 
 

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2008年5月27日 (火)

有機EL時代

 
 
きょうは、午前中に市内の中学校の校長先生が見えられて、秋の講演会の打ち合わせを行った。
この中学は前校長により数年前から生徒とその親向けに年に一回の講演会を開いていて、最近、市内進学ナンバーワンの座も手にした。
やはりトップが気合いのはいっている組織は強いと思った。
 
大学でも中学でも同じだ。
 
今朝、来られた現校長も理系で元気いっぱいの人でついつい話し込んでしまった。できれば、うちの娘を越境させてでもここにやりたいなあとチョッピリそんな気になった。
 
午後一で、各種の展示会を手がけるリードエグジビションジャパン社の方々が見えられて、前回の展示会や併設セミナーの報告をいただいた。
おみやげにいただいた「爾比久良(にいくら)」は、口の中でほころびながらとろけるタマゴの黄身が上品でまろやかだ。しかも、栗と餡のマッチングが優雅。
ひと言、
 
おいしい。
  
 
Photo
 
 
この会社も展示会やセミナー関係では業界トップで、いまだに右肩上がりの成長を続ける。
トップがいけてる会社の典型だな。
そして社員の仕事に対する真摯な態度に好感が持てる。

と、これぐらいでよろしいでしょうか。田中さん。
 
なんでも、社長の石積氏は、最近「正直者はバカをみない」という本を出版して多くの人を感動させているとか。
とても、いい本だとおっしゃるので、じゃあ、読みたいなあと言ったら、ずいぶん前にお送りしましたよ、なんてことをおっしゃる。
いいえ、いただいてませんよ、送りましたよ、なんてキャッチボールをしていると、お一人が、ほら、あそこに、と散らかった本棚を指さされた。
 
ほんとだ、いただいてた。
スマン、スマン。
今度、出張の時に読みますね。
 
 
最後は、関西の会社の方で、いろいろ有機ELの情報交換をして、「いろり」に行って、炭火焼き米沢牛をいただいた。
関西では、テレビメーカーのシャープや松下が元気で、プラズマや液晶の大規模工場が立地している。
けど、いずれは、コモディティー化してしまうので、今から次のネタを探さないといけないとおっしゃる。
そして、やっぱり次は有機ELですねと言うことで意見が一致した。
 
 
有機ELと言えば、きょうの日経産業新聞に「有機EL時代、実用化へのマグマ」というタイトルで一面にデカデカと有機EL照明の紹介がされていた。
ここでは、どういうワケか、GEのフレキシブルパネルの写真とともにその技術が紹介されてたけど、GEの白色有機ELは、輝度(明るさ)が1000cd/m2と暗くて、照明には使えない。
照明には、最低でも3000cd/m2、理想的には5000cd/m2必要なのだ。
 
しかも、写真のパネルは欠陥だらけで、製造プロセスも確立しておらず、実用化レベルにない事を意味している。
 

527


有機EL照明と言えば、山形県の有機エレクトロニクス研究所だと思うんだけど、記者さんはそう思わないのかなあ。
 
竹田忍さん、よろしくお願いしますよ。
 
 
予知夢の29日が近づいてきた。 
 
 
  
 
 
 
 
 

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2008年5月26日 (月)

予知夢

  
 
昨夜は、時差ボケもあって、ちょっと睡眠が浅いのか夢をたくさん見た。
その中で、今週29日、木曜日の朝刊に自分の名前が出ているのだ。
 
なんだろう。
  
 
Photo
 
 
  
 
 
 
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ソニーと出光の青色発光素子

 
 
先週出張してる間の新聞をまとめ読みしたら、5月20日の日経産業新聞に「発光効率高い青色、ソニー・出光、世界最高水準」の見出しで記事が掲載されていた。
 
 
なんでも、内部量子効率が28.5%の高効率青色素子を共同で開発したとのこと。
 
ただ、それだけ。
 
 
有機EL素子の効率と言うのは、実用化に際しては量子効率ではなく、視感効率あるいは電力効率といわれる効率が重要で、消費電力もこれで決まる。
それに、ご存知のとおり連続駆動寿命が重要だ。
さらに、付け加えさせていただくと、青色でも純青なのかスカイブルーなのか、青緑なのか、色度も考慮しなくてはならない。
 
 
だから、内部量子効率だけ高くても、どれだけ素子としてのトータル性能が高いのか、まったく判断できないのだ。
 
プレスリリースの資料から記者さんが重要ポイントを見落としたんじゃないかと、出光興産のサイトに行くと詳細が公開されていた。
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
出光興産のサイトから引用:
 
 
出光興産株式会社(以下、出光)とソニー株式会社(同、ソニー)は、次世代テレビとして注目される有機EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ用材料の共同開発の成果として、NTSC標準を超える深い青色色度をもつ有機EL素子において世界最高レベルの発光効率を達成しました。出光の材料技術とソニーのデバイス技術の融合により、25%が限界と言われている蛍光型発光材料を用いて、素子の内部発光効率(内部量子収率※1)を28.5%まで高めることに成功しました。これにより、有機ELディスプレイの低消費電力化を実現することが可能です。両社は今後も共同開発を積極的に推進し、有機ELディスプレイのさらなる高性能化を目指してまいります。
 
出光とソニーは、2005年11月29日に有機ELディスプレイ用材料の共同開発を発表し、発光材料から周辺輸送層に至るまで、有機ELテレビを実現する高性能な有機EL材料の開発を進め、順次ソニー製品へ展開してまいりました。今回の世界最高レベルの青色発光素子についての成果も、今後、製品への導入を目指して両社で検証を進めてまいります。
 
本成果は、出光が開発した蛍光型青色発光材料およびキャリア注入輸送材料とソニーが開発したデバイス構造の融合によって達成されたもので、さらにソニー独自のスーパートップエミッション構造を導入することにより、NTSC標準(CIE(x,y)=(0.14,0.08))を超える深い青色色度(CIE(x,y)=(0.137,0.065))を28.5%という高い内部発光効率で実現したものです。
 
この技術は、RGB3原色の中で現在最も消費電力の大きい青色素子の駆動電流を大きく低減する事が可能な技術であり、有機ELディスプレイの低消費電力化を実現し、今後の中大型有機ELテレビ実用化への貢献が期待できる成果です。
本
成果については、2008年5月18日より米国ロサンゼルスで開催しています「SID2008(Society for Information Display)」にて発表する予定です。
 
 
方    式:蛍光型青色有機EL
内部量子効率:28.5%
輝度半減時間(寿命):3万時間以上
  (初期輝度200cd/m2、環境温度50度)
電流輝度効率:3.9cd/A
色    度:x=0.137, y=0.065
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
そういえば、この発表、先週のSIDでありましたワ。
 
色純度の高い青色で、寿命も長いし、自慢できる青色素子です。
 
ハイ。
 
 
 
それから、
 
出光と言えば、SIDでお目にかかった出光の偉いさんに、管理人の姪(メイ)がこの4月からお世話になってることに対してお礼を言うとしたら、すでにご存知で、それどころか入社の前からバレてたらしい。
 
いや〜、学生がお世話になるばかりか、姪までお世話になるとは、夢にも思わなんだ。
 
 
マリコ、がんばりや。
 
 
 
 
 
 
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2008年5月25日 (日)

SID速報:その4

  
  
先ほど、自宅に無事到着。
結構な長旅だった。

ふ〜〜〜。
 
 
ということで、SID速報も今回が最後となります。
 
SIDでは、オーサーインタビューと言うのがあって、発表者があとで参加者と試作品などのブツを展示しながらディスカッションする場が設けられる。
 
ここでは、展示会場に本格的に出展する前の開発ほやほやのディスプレイなんかが見られるので、なかなかオモシロイ。
 
 
たとえば、コニカミノルタの電子ペーパー。
電子ペーパーと言えば、代表的なものにアメリカのe-Ink社の電気泳動式のものや、ブリジストンの電子紛流体式、それに富士通のコレステリック液晶式が知られている。
 
コニカミノルタのは、発表を聞いてなかったので詳しく知らないんだけど、見た感じ、画質は他社方式よりも
 
いい。
 
いまの電子ペーパーの課題は、白が真っ白じゃなくて、黒も真っ黒じゃない。だから、極端なはなし、うす灰色のバックに、濃い灰色の字を表示しているようなもので、正直あまりキレイじゃない。
 
けど、コニカミノルカのは白がずいぶん白いし、黒も黒くなってて、画質が向上している。
 
あとは、寿命や生産コストの壁をクリアすれば、一気にトップランナーとして躍り出てくる可能性があると見た。
 
やるなあ、コニカミノルタ。
 
 
Photo
 
  
有機ELでは、サムスンSDIが、白とカラーフィルターを組み合わせて、3インチでVGAの高画質を実現していた。
 
いま、製品化されてるのはQVGAという精細度のもので、それよりも4倍の精細度だ。
精細度が高くなると、RGB三原色の形成にシャドウマスクが使えないので、白とカラーフィルター方式で実現した。
これからは、小型でもVGAになるだろう。
 
 
Photo_2
 
  
最後に、スリーエム(3M)がとても小さいプロジェクターを展示していた。
これは、LED光源を使ったものだそうで、明るい会場でもちゃんと映像が映っていた。
ひょっとしたら、これから携帯電話なんかに組み込まれて、ビジネスマンはプレゼンテーションをこういうのでやるのかも知れない。
  
  
Hp
 
 
Hp_2
 
 
なんだか、未来的やなあ。


  
 
  
 
 
  
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2008年5月24日 (土)

SID速報:その3

  
 
現地時間のきょう、金曜日は学会の最終日で、午前中の「White OLED」の朝一のセッションでトップバッターとして招待講演を行った。
 
白色有機ELと言えば、うちの研究室で初めて実現して、94年に「Applied Physics Letters」、95年に「Science」に論文が掲載された。それ以来、数々の白色を生み出して、他の研究室や企業にも広まり現在に至る。
学会のセッションにまでなったのだから、

うれしい。
  
ちなみに、当時、管理人は35〜6歳だった。
第一線級の科学者たちは、30代ですでに有名になってる人が多いので、30代でいかに飛び抜けるかで研究者人生が決まるような気がする。
 
講演では、いつものように、白色素子の最前線をお話ししたんだけど、20分で70枚近くのパワポを使ったから、かなりついてくるのが大変だったかも知れないなあ。
 
知り合いのアメリカ人がマバタキできなかったよ、と言っていた。
 
 
スマン、スマン。
 
 
 
さて、ここからは、展示会での様子を引き続き紹介したい。
 
まず、大きいところでは台湾のCMEL(チーメイ)が、25インチを展示。
画質が昨年のパネルよりも高くなっていて、ここも着々と実力をつけている。
 
 
Cmel25
 
 
Cmel
 
 
エプソンは昨年国内でも展示した8インチのカラーパネルを展示していた。
このディスプレイは、白色有機ELとカラーフィルターを組み合わせたものだ。
ここでも、黒がキレイと評判が高かった。
 
 
Photo
 
 
Photo_2
 
 
小型では、東芝松下ディスプレイ(TMD)が3.2インチを展示していたけど、画質がスバラシイ!
もう、完全に製品レベル。


32


まだ、量産しないのですか、と聞いたら、自社の液晶の方が安いので本社(東芝)が使ってくれないのです、とのこと。
 
Mottainai
 
東芝はディスプレイパネルの生産から撤退する雰囲気なので、幹部の人に「TMDは、シャープあたりに売り飛ばされるんじゃあないですか」と、失礼なことを聞いたら、「そんなことないですよ、何いってんですか」と瞬間否定された。
 
 
京セラでは、アモルファスシリコンTFTを使った3.5インチパネルを展示していて、画質もなかなかなんだけど、目に見える製品がまだ出てこない。
屋外で液晶より視認性が高いと言うことで、ガス検針機に数百台使われているらしい。
早く民生用に量産して欲しいものだ。
 
 
35


TDKはパッシブ型で頑張っている会社で、今回もパッシブとしては比較的大きなカラーパネルを展示していた。
なかなかキレイなんだけど、他社のアクティブ型と比べると、輝度が少し落ちるようだ。
 
パッシブのつらいところか。
 

Tdk


同じく、台湾のライトディスプレイも製品化されてる小型のパッシブ型ディスプレイを数多く展示してたけど、小型のディスプレイはすでに携帯やMP3プレイヤーに多く搭載されてるので、珍しくなくて見物客もまばらだった。
 
また、会社の業績も良くないと言うことで、雰囲気がさびしい。
 
 
Photo_3
 
 
Photo_4
 
 
展示会に関しては、続きをまたあした。
 
 
 
夕食は、卒業生でドイツのB社に勤める渡部と、その同僚ドイツ人の計4名でステーキハウスに行った。
ここは、ニューヨークのマンハッタンが発祥の地で、留学していた頃に2〜3度行った事がある店だ。
 
おいしいワインをいただきながら、今回の学会全体の印象や、各発表に関して、いろいろと情報交換やブッチャケ議論を展開したんだけど、やはり競合会社の動向が気になるようだ。
そこは、第三者として冷静なコメントをした。
 
もちろん、英語で話をしているんだけど、急に、ドイツ語を何年習ったんだと聞くので、2年間(3年か?)学生の時に習ったと答えて、けど、「イッヒ・ビン・スチュデント」としか言えないんで、これは今では使えないな、と言ったら、プロフェッサーはドイツ語でもプロフェッサーだと教えてくれた。
「イッヒ・ビン・プロフェッサー」と機会があれば言ってみたい。
 
渡部は若いので脳みそが柔らかくて、渡航して1年ですでにドイツ語をしゃべれるようになった。
 
会場周辺にはあんまりレストランがないので、他社の人達と隣どうしになることがアルよねえ、ということで、昨日、一昨日のレストランでの出来事をはなしたらキョロキョロしながら、いまからドイツ語で話をするかと言って笑った。
 
 
ホテルがよくないゼ、と言う話になって、バカ高ホリデイインの話や、知人の滞在する○×グランドホテルが、内装がイマイチで壁が薄いうえ、昨日の雨ではエレベーターが止まってえらい目にあった、なんて話をして、いづれにしても、LAのダウンタウンには滞在するもんじゃあないと言う結論に達した。
  
 
ご参考まで。
   
  
(写真)店内の壁にはセレブの顔が描かれていて、雰囲気がアメリカらしくていいなあ。 
Photo_5
 
 
(写真)リブ・アイステーキが香ばしく焼かれてきた。あっさりしていて適度に弾力があり、おいしい。
Photo_6
 
 
(写真)お店から、ということで出てきたチョモランマ級チョコケーキ。もちろん、みんなでつついた。
Photo_7

The Palm
1100 South Flower Street, tel. 213-763-4600
 
 
 
 
 
 
 
いつも、最後まで読んでいただいて有り難うございます。
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2008年5月23日 (金)

SID速報:その2

 
 
きょう、現地時間の22日は午前中から午後まで研究発表を聞いた。
 
材料関係の発表では、着実に有機ELの効率があがり、寿命が伸びるのが報告されたけど、材料メーカーの発表には分子構造が一切出ず、コードネームで語られるので聞いててフラストレーションがたまった。
 
タンデム型の有機ELのセッションがあったけど、この素子構造は元アイメス社の松本敏男さんといっしょに開発した技術で国内特許も登録されてるんだけど、それが学会の一つのセッションにまでなってることは、研究者冥利につきる。
 
ねえ、松本さん。
 
 
 
ということで、
研究発表の内容はここでは触れずに、展示会の様子をきのうに引き続き紹介したい。
 
 
まずは、デュポンから。
 
ここは、かつては住友化学と同じくパイ共役高分子の材料を開発してたけど、数年前から塗布型低分子材料に宗旨替えし、いまでは塗布型リン光材料および素子の開発を行っている。
効率や寿命が低分子蒸着系にせまる勢いで、それは、発光材料を塗布で成膜し、その上から電子輸送層などを真空蒸着で成膜するハイブリッドな構造になってるからだろう。
これが、純粋な高分子系と違うところで、効率と寿命が伸びてる理由だ。
 
デモとしては、発光層を大日本スクリーンのノズルジェットでRGB三原色を塗り分けたフルカラーディスプレイを出展していた。
 
出来栄えはなかなかのもので、輝度も十分、見た目は実用レベルに達していると見た。
感心した一品。
 
どうする純粋高分子の住友化学。
  
 
(写真)発光層を塗って作ったディスプレイ。
Photo_10
 
  
一方、純粋蒸着型では、コダックやLGなど量産会社のパネル展示があった。
 
コダックでは、得意技のムラ補償回路の実演や、タンデム型白色とカラーフィルターを夢見合わせたディスプレイのデモなど、地味ながら実力派らしい展示内容だ。
 
なぜ、ソニーは白色カラーフィルターを使わないのだと日本人の説明員と意気投合してしまった。
RGBWだと効率も問題ないし、色再現性もNTSC比で100%以上を達成しているのにね。
 
 
(写真)ご覧の通り、きれいです。
 Photo
 
 
(写真)うわさのムラ補償。
Photo_2
 
 
(写真)LGのパネルを使ったワンセグテレビも。
Photo_3
 
 
LGは、製品の展示はなく、開発中の次世代型パネルの展示をしていて、たとえばガラス基板二枚にそれぞれTFT回路と有機ELを成膜し、それらを張り合せてディスプレイに組んだデュアルプレートOLEDをデモしていた。
 
おもしろいけど、アイデア倒れと思う。
 
 
(写真)変ったパネル。
Photo_5
 
 
(写真)その説明。
Photo_4
 
 
ステンレスホイルを用いたフレキシブルディスプレイは、有機ELの方向性を示しており、これはなかなかいい線を突いている。
 
 
(写真)液晶には不可能な、超薄型ペラペラテレビ。
Photo_6
 
 
(写真)説明です。
Photo_7
Photo_8
 
 
この会社は技術力があるので、方向性と投資のタイミングさえ間違えなければサムスンに勝てる可能性があるだろう。
 
ということで、
 
展示会の続きは、また明日。
 
 
 
夕食は、ロチェスター大学のChing Tang教授、UCLAのYang Yang教授とその家族とJapanese Restaurantに行った。
 
ホテル周辺のダウンタウンエリアには、商店やレストランが少なくて、とりあえずいちばんよさそうな店を選んだ。
焼鳥や天ぷら、カリフォルニアロールや握り寿司を注文し、有機ELや有機太陽電池の話、アメリカの大学のことで盛り上がった。
 
Tang教授はイーストマンコダック社から大学に2年ほど前に移って、これまで文化の違いにいろいろと戸惑いがあったようだ。
それと、UCLAのようなお金のある大学をうらやましがっておられた。
 
 
まあ、管理人にしても地方大学にいるので、東大のような国の研究費の半分がくるような大学は、ある意味うらやましくもあるけど、雑用が少なくて自分のペースで研究を進められる山形大学は悪くないと思っている。
 
事務も「協力的」だしねえ。
 
たぶんTang教授は、地方大学の良さにまだ気がついていないのだろう。
 
 
このレストランでも、どこかで見たことがある日本人がはいってきたなあと思ったら、長野県の某社の人達だった。
 
 
肝心の味は日本人にはso soかな。 
 
 
(写真)デザートの「もちアイス」。
Photo_9

Takami
811 Wilshire Blv., tel 213-236-9600
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2008年5月22日 (木)

工学部の事務の方へ

 
 
こんな記事が出てました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
「海外出張で疲労蓄積」労災訴訟、原告が逆転勝訴…東京高裁
 
5月22日21時1分配信 読売新聞
 
 
約1年間に計10回、183日間の海外出張をした後、くも膜下出血で死亡した「セイコーエプソン」(長野県)の社員の妻が、松本労働基準監督署長を相手取り、労災と認めるよう求めた訴訟の控訴審で、東京高裁は22日、請求を棄却した1審・長野地裁判決を取り消し、男性の労災を認める判決を言い渡した。
 
青柳馨裁判長は「残業や休日出勤は少なかったが、多数回の海外出張で疲労が蓄積し、病気を発症した」と述べた。
 
亡くなったのは、長野県松本市の犬飼敏彦さん(当時41歳)。判決によると、犬飼さんは2000年11月〜01年9月、アジアや南米などに計183日間出張し、人材育成などの業務に当たっていたが、最後のインドネシア出張から帰国した6日後、国内の出張先のホテルで死亡した。
 
犬飼さんの発症前の半年間の時間外労働は月30時間未満だった。厚生労働省は月45時間未満の場合、病気の発症と業務との関連性は弱いとしており、1審も「過重な業務だったとはいえない」と判断していた。
 
これに対し、控訴審判決は「海外出張は生活が不規則。言葉や生活風習も違い、相当の疲労を蓄積させる」と指摘、業務と死亡との因果関係を認めた。
 
原告代理人は「労働時間や仕事量ではなく、海外出張自体の負担の大きさを認めた意義は大きい」としている。
 
長野労働局労災補償課の話「主張が理解されなかったことは残念。上告については関係機関と協議し、対応したい」
  
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
昨日の秘書からの連絡によると、サンフランシスコでの空港→ホテル間のタクシー利用が認められなかったとのこと。
 
裁判所も、「海外出張は生活が不規則。言葉や生活風習も違い、相当の疲労を蓄積させる」と認めているんだよ。
 
長距離飛行で疲れ切っている身体に鞭を打って、バス、電車などを乗り継ぎ、空港からホテルに移動しろと言うのか。
 
しかも、3人で行動しているので、タクシーの方が料金が安いと言うのに…。
  
しかも、他大学では認められているのに…。
 
 
 
タクシー問題に関しては、これからも引っ張らしてもらいます。 
 
ボチボチ切れるで。  
 
 
  
 
   
 
 
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SID速報:その1

  

ただ今、現地時間の5月21日の午後11時30分。
 
 
きょうは、ブレックファーストミーティングで始まった。
日本の企業の人たちといろいろ打ち合わせ。
山形県の某コイルメーカーの社長の話題で盛り上がり、某ハイエナ会社の話でさらに盛り上がった。
 
有機ELのセッションは午前と午後にあったんだけど、ここで報告するような目立った報告はない。
展示会もあって、一時間ばかり見て回ったのでその報告を今回から連載したい。
 
 
まず、一番力がはいっていて、実力も伴っているのがSamsung SDI。
ここのブースでは、近々製品化される14インチのディスプレイと、実用化レベルで世界最大の31インチのデモが目立った。
 
関係者に聞くと、まず韓国内で発売するとのこと。
値段はソニーの11インチよりも高くなるとのことで、14インチだからね、とおっしゃてた。
 
 
(写真)製品レベルの画質、14インチディスプレイ 
14
 
 
(写真)そのスペック
14_3
 
 
(写真)31インチディスプレイ。画質は完璧、でも滅点が…。 
31
 
 
(写真)そのスペックです。
31_2
 
14インチは、画質はperfect!
31インチは画面の中央部分に滅点が十数個目立っていて、これはご愛嬌。
  
他にも、玄人好みの展示として、TFTを酸化物半導体で作ったパネルも展示していた。
これが量産されれば、シリコンの時代は終わる。
しかも、酸化物半導体は透明なのでディスプレイも透明にできて、そんなパネルの展示もしていた。
 
 
(写真)画質は問題なし。安定性は?
Photo
 
 
(写真)スパッタ方式で作る酸化物トランジスタ。G10サイズも問題ないとか。
Photo_2
  
 
(写真)このとおり透明(半透明)にもできます。
Photo_3
 
 
(写真)そのスペックね。
Photo_4
 
かつて、韓国企業は日本の猿まねだったんだけど、今や技術力は日本企業を部分的に超えている。
恐るべしサムスン。
 
  
(写真)他にも曲がる有機ELが展示されてた。
Photo_5
Photo_6
Photo_7
 
 
(写真)構造はこうなってます。
Photo_8
 
 
夕食は、アメリカ企業の方がたと、イタリアンレストランへ。
共同研究の打ち合わせ、研究情報交換、次期大統領の話、その他もろもろ。
 
このお店は、いただいたすべての料理がmore than perfectで、その雰囲気がLAらしくないのが組み合わさって、アメリカ西海岸にいることを忘れさせてくれた。
 
ただし、ウェイターやウェイトレスはカリフォルニアらしくとてもフレンドリーで、このお店はアメリカと言う国が誇ってもいいと思う。
  
 
(写真)アール・デコ調のインテリアは圧巻!
Cicada
 
 
(写真)アメリカ人が調理したとは思えないくらいDelicate!More than Perfect!
Photo_9
Photo_10

CICADA
617 S. Olive St. Los Angeles, CA 90014 - 213.488.9488


学会期間中なので、たまたま日本の某化学メーカーの方々もテーブルを囲んでおられたんだけど、企業の人達は会社の接待費でこういう場所で毎晩食事をしているのかと思うと、ちょっとばかしうらやましい。
  
 
 
いろんな分野のパーフェクトに出会った一日だった。
 
 





 
 
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2008年5月21日 (水)

UCLA

 
 
きょうは、まだSIDで有機ELセッションが本格的に始まっていないので、UCLAにいってきた。
 
中学生の頃だったか、兄が買ってきた「POPEYE」という雑誌に、アメリカの西海岸が紹介されていて、それがとても新鮮で好奇心を著しく刺激したのでアメリカにいつかは行くのだと心に決めていた。
中でもUCLAは西海岸文化の発祥地のようなイメージで、そのころの自分にとってはある意味アメリカの象徴であり、あこがれの地でもあった。
 
そんなUCLAなんだけど、今ではYang Yang教授と言うとても親しい友人がいて、数年前にはひと月ほど滞在してLA生活を堪能できたし、やっぱり夢をもって信じていればそれはいつかかなうのだと言うことを体験させてもらった大学でもある。
 
そんなことをウツラウツラ考えながら、キャンパスを歩いて数名の教員達の研究室を訪問して情報交換した。
中には、ノーベル化学賞を受賞された故マクダイアミッド教授のお弟子さんがいて、いまでも導電性高分子の研究をしておられる。
たとえばポリアニリンという導電性高分子の研究は、やり尽くされていると思ってたんだけど、この人の研究室では目からウロコが落ちるような研究成果が目白押しだった。
 
たとえば、ガスセンサーにも応用されていて、極めて低濃度で人間の鼻でにおわない程度のアンモニアを検出できたり、いま社会問題になっている硫化水素ガスの検知も簡単にできてしまう。
 
ほかにも、鋭い切り口で研究を展開されていて、その鋭さにゴメンなさいと頭を下げようかと思ったくらいだ。
 
彼は学生の頃は、ポリアセチレンという導電性高分子の研究を行っていたんだけど、結局この高分子は安定性が低くて実用化に至ってはいない。
「ポリアセチレンは実用化されなかったけど、多くの博士を生み出すのに貢献した」と冗談を言ったので、ゲラゲラ笑った。
 
今回もいい知り合いができた。
 
この20年、こうやって知人を世界中に増やしてきた管理人なんだけど、最近の若手教員は国際学会に出席しても、関連機関を訪問しない。
だから、世界を股にかけて活躍できる人が育っていないんじゃないかと心配していて、もっともっと、積極的になって欲しいと思う今日この頃なのだ。
 
 
講演しろと言うことだったので、ナノテク研究所(California Nano Systems Institute, CNSI)のすばらしいオーディトリアムで、例のごとく有機EL照明の開発の話をして14cm角のパネルを光らせて見せた。
Yang教授によるとナノテク関係の話で初めて実用化の話を聞いたと言って聴衆が感心していたらしい。
  
そうだなあ、ナノテクの名の元に研究されてるのは基礎研究が多くて、ほとんどのものは実用化を目指したものじゃあないからね。
 
 
夕食は、Yang教授に連れられて関係者らと行きつけの中華レストランに行った。
朝から歩き、しゃべりまくった一日だったので、青島ビールが格別にうまかった。
 
 
Photo
 
 
Photo_2
 
V.I.P. Harbor Seafood
11701 Wilshire Blvd., tel. 310-979-3377


 
 
 
 
 
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2008年5月20日 (火)

感謝

 
 
ただいま、LA時間の5月19日午後11時です。
本日のSociety for Information Displayのバンケットの場にて

Fellow Award

をいただきました。
 
 
Photo_2
 
 
日本支部からご推薦いただき、学会委員会で選考の結果、受賞の運びとなりました。

推薦いただいた方々、選考委員の方々、そしてこれまで研究室で雨の日も風の日も雪の日も実験に精を出してくれた学生やポスドクの皆さん、実用化に向けて開発を進めていただいてる共同研究企業の方々に、
 
心から感謝致します。
 
そして、これまで家庭をかえりみず研究に没頭することを許してくれた妻の杏林、いつも笑顔で癒し続けてくれた娘の春香に、心の底から
 
ありがとう
 
の言葉を贈ります。
 
 
 

 

 
 
 
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LAX

  
  
ロサンゼルス空港に無事到着。
 
ここは、コード名でLAXという。だから、こちらの人は、ロサンゼルス空港のことをエル・エイ・エックスと呼ぶのだ。
 
ロサンゼルスのことも、エル・エイと呼ぶんだけど、日本人はロスと呼んでいる。だから、こちらに来て、ロスっていっても通じないからね。
興味深いのは、日本でもアメリカ在住の日本人が日本に帰ってきて、エル・エイって呼ぶのに対して、日本在住でアメリカかぶれの日本人はロスっていう。
 
まあ、ハーフの管理人(ウソです)からしたら、ロスって呼ぶのはダサイね。
 
 
空港からタクシーで会場近くのホテルにチェックイン。
LAは広くて、公共の交通機関が発達していないので、タクシーに乗った。
山大工学部事務の方、よろしいですか。
 
正当な理由がないとタクシー代が支給されないのだ。
 
 
ホテルは、Holiday Innで、アメリカでは中の下のホテル。
マリオットとか、シェラトンが中の上だから、部屋のデコレーションやその他のサービスが、イマイチ。
学会レートで、190ドルもするのに、その雰囲気がないのが残念だ。
これも、予約が遅れたために他の中の上のホテルは完売で、ここしかなかった。
まあ、会場にいちばん近いので許したるか。
  
 
Photo
 
 
今回はSociety for Information Display(情報ディスプレイ学会)での招待講演のためにやって来た。
コンベンションセンターに学会登録に行くと、知り合いにバタバタあって、やあやあなどと言って、ホテルに戻ってきた。
  
 
Sid
 
 
今夜は、バンケットがあるのでシャワーを浴びてヒゲを剃って小奇麗にしていこうと思う。
 
 
ただ今、現地時間で5月19日の午後3時40分。
 
 
 
 
 
 
 
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2008年5月19日 (月)

寿命が短いって言うなよ

  
 
きょからロサンゼルスに出張なので、朝から慌ただしく準備してたんだけど、オフィスに書類を取りに行ったら電話がかかったきた。
知らない企業の会長さんで、今朝の日経新聞に出ていた長寿命有機ELについて話を聞きたいので来室したいとのことだった。
 
そうか、今日だったのかと思いだし、米沢駅で日経新聞を買うとうちの研究室の成果が「有機EL寿命蛍光灯の30倍」という見出しで大きく報道されていた。
 
これは、先日、日経の記者さんが研究室に来られた時にお話しした内容で、3月のサンフランシスコでのMRS学会で発表した成果だ。
 
 
有機ELは寿命が短いなどと、液晶屋から言いがかりを付けられてたけど、実際には十分過ぎるほど長寿命で、大型テレビにも十分使える。
 
さらに、
 
今回発表した素子は、どこにでもある材料を使いながら素子の構造を工夫することにより、大幅に長寿命化することに成功した。
具体的には、複数ある有機層の界面を濃度勾配を付けながら混合する「傾斜構造素子」と呼ばれるもので、従来とは異なる「インライン方式」の蒸着機を開発することで作製可能となった。
 
しかも、
 
学生が「適当」に作った初期段階で30万時間の寿命を越えてるので、「最適化」したり、より耐久性に優れた材料を使うことにより「100万時間」はもつだろう。
 
100万時間と言えば、100年以上やで。
生きてるか?
 
技術者のカンとしては、実際にこのウルトラ長寿命素子の開発には2年とかからないと思う。
 
ちなみに、
 
装置メーカーは、埼玉県の「サイエンステクノロジー」だけど、昨年倒産したので、同じ装置は手に入らない。
 
 
Photo
 
 
この技術にご興味ある会社の方は城戸までご連絡を。
共同研究で有機EL技術を究極にまで高めませんか?
 
 
 
 
 
 
 
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2008年5月18日 (日)

かわいい子には旅させよ

 
 
きょうはバレー教室の練習が山形市であったので、娘は米沢から山形まで電車でいってきた。
 
この教室はもともと山形市に本拠地があって、米沢市に分室がある。
この夏に発表会があるので、きょうは山形の教室で最初の全体練習するということなので、いってきたのだ。
 
小学校4〜5年生の友達6人だけで米沢から電車に乗っていくと言うことで、娘は昨夜から目を輝かせていた。
 
その母親(家内ね)はといえば、子供だけで電車に乗ることが心配で、できることなら車で連れていきたいのだけど、外せない用事があっていけないのを残念がっている。
 
朝の10時過ぎに米沢駅まで送っていって、まず駅のコンビニで昼食のおにぎり一個とペットボトルのお茶を買ってやった。
券売機で切符を買ったんだけど、いつものクセで820円で買ったらこれが大人の料金で、改札で若い駅員さんが親切に切符を払い戻してくれたので子供切符を買い直して手渡した。
 
JR東にしてはなかなかのサービスじゃないか。
 
帰りの切符代やお菓子代として千円札2枚と500円玉二枚、100円玉5枚を小さいガマ口に入れてある。
 
ちょっと多過ぎかとは思ったけど、バカ親としては心配なのだ。
 
子供たちはプラットフォームを駈けていき、向かいのホームに停車している電車に次々と飛び乗った。
 
 
(写真)きのう庭に植えたマリーゴールド
Photo
 
 
夕方5時過ぎに、駅に迎えに行くとニコニコしながら娘がでてきたので、楽しかったか聞いたらとても楽しかったとのこと。
特に、コンビニで自分の好きなものが買えたから、それがうれしくて仕方がなかったようだ。
 
みんなでお菓子を買いに行った時、目に入ったのがチーチク(チーズの入ったちくわ)で、これは彼女の大好物なんだけど、さすがにバレーの格好をしてお茶飲みながらチーチクを口にするのは、「似合わない」、と判断したようでジャガリコ(スティック状のポテトチップ)にしたとのことだった。
 
そやなあ、チーチクなんて酒のつまみなんやから、そんなん食べてたらお前はオッサンかっ、て突っ込まれるでえ、と忠告してあげた。
 
それと、振って飲む炭酸水を飲んだとのことで、これはどういう飲料水なのかわからないけど、そのような胡散臭い飲み物は城戸家では禁止されているので、娘にとってはこれがチャンスと思ったようだ。
 
なかなか抜け目ないんだなあ、父親に似て。
 
結局は、財布の中身はあんまり減ってなかったので、車の中で返せよと言ったら、エエ〜、といったので、じゃあお札だけ返せと言ったら、しょうがないなあと言っていた。
 
べつに、2千円ぐらいあげてもいいんだけど甘い親と思われるとなめられるので、とりあえず言っといたのだ。
 
 
 
友達と一緒だったけど、一人で無事に行動できたことがうれしい反面、これから親抜きで行動することが多くなるんだろうなあ、とちょっと寂しく感じた一日だった。
 
 
 
 
 
 
 
 
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2008年5月17日 (土)

やらまいか精神

  
 
先週の浜松西高校訪問の際に、学校が紹介された新聞記事の切り抜き集と、浜松信用金庫が発行した雑誌「イジャ」をいただいたので、きょうはのんびりと目を通した。
「イジャ」にも、浜松西校のことが紹介する記事があって、ここは県内初の公立の中高一貫校として注目されている。
 
  
Photo_6
 
 
ほかに、「浜松今昔物語」という特集記事があって、これがとてもおもしろかった。
特に、浜松の産業を研究しておられる静岡文化芸術大学の坂本光司教授の記事だ。
 
浜松が今のように発展した理由は、
かつて浜松県が静岡県に合併された時に、「なにくそ、今に見ていろ!」「県庁はなくても、産業力はオラたちの方が上だ!」という反骨精神がむくむくとわいてきて、それが、自らやってみよう、誰かにやらせてあげようという、積極果敢な「やらまいか精神」として今日まで続いているから、
とのことだ。
 
そういう精神的な土壌の上に様々な条件が重なって、浜松は独自の発展を遂げた、そうだ。
 
その様々な条件とは、
1. よそ者を受け入れる開かれた市民性
2. 大学の支援
3. 地元財界や行政のリーダーシップ
4. 地域金融機関のサポート
とのこと。
 
う〜ん
 
うなったね。
 
よそ者を受け入れる市民性については、浜松地域で起業したベンチャー企業の創業者のうち20〜25%が浜松地域以外の出身者。他の地域では、せいぜい数%であるとのこと。
ベンチャーに限らずヤマハ、浜松ホトニクス、などの大手企業も創業者は他地域出身である。
 
米沢では、他地域出身者を「旅の人」と呼んで区別するのとは大違いである。
 
また、静岡大学工学部(旧浜松工業専門学校)の存在が大きく、テレビのブラウン管は当時助教授だった高柳健次郎氏が開発したし、ホンダ創業者の本田宗一郎氏が金属学の基礎を学んだのは有名だ。
 
米沢には、山形大学工学部があるけど市との連携は進まず、利用すべきなのにその気配すらない。
 
大正時代には米沢高等工業学校(現・山形大学工学部)の秦逸三教授が日本で初めて人絹の生産に成功。米沢市に帝国人絹株式会社(現・テイジン)が創設された。
しかし、米沢はもともと絹織物の町、人絹などが普及するとたいへんなことになると市民が協力しなかったので、会社が移転したということだ。
いろいろ説はあるけどね。
  
財界や行政のリーダーシップという面では、浜松ではトヨタ創業者の豊田佐吉氏が自動織機を発明した際、その販売を浜松商業会議所(現浜松商工会議所)が支援したし、静岡県立工業試験場浜松分場などが地元織機メーカーに対して積極的な技術指導を展開し、スズキやエンシュウなどが発展する礎を築いた。
 
米沢市内には、山形県が設立した有機エレクトロニクス研究所があるけれど、米沢市は積極的に利用しないのが、もったいない。
 
金融機関では、明治時代には静岡県内の金融機関の6割に相当する54もの金融機関が浜松に集中していて、起業家へ積極的に融資したそうだ。
一方、山形県内でダントツでいちばん大きい山形銀行は、ベンチャーや中小企業に「冷たい」との評判で、県内ではなかなか中小企業が育たないのだ。
 
 
坂本教授は、浜松は国内でも有数の都市になったけど、今後も高い目標を掲げ、挑戦し続けることが必要である、と締めくくられている。
 
 
 
発展する町、しない町の違いが明確に見えたね。
相田克平市議、なんとかしませんか。
 
 
 
 
 
 
 
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2008年5月16日 (金)

無機の人達

  
  
日本学術振興会の光電相互変換第125委員会の50周年記念講演会がお茶の水の明治大学で開かれたので出席してきた。
 
この委員会はもともと無機ELの研究者達が始めたもので、今では無機ELに限らずLEDや有機EL、その他もろもろの発光素子や受光素子を扱う。
今の委員長は鳥取大学名誉教授の小林洋志先生で、無機ELの大御所だ。
 
きょうの講演会も50年の歴史を振り返るような内容で、名誉教授の先生方や企業の相談役など昔からこの分野を牽引して来た方々がメインで、現役はカリフォルニア大の中村修二教授だけだった。
 
無機だらけな中で、有機ELは九州大名誉教授の筒井先生が過去20年を語られた。
 
 
 
懇親会で、久しぶりですねえ、ということで中村教授とビールを飲みながら話をしてたんだけど、
開口一番、

中村教授「なんで城戸さん、講演しないの?」
私「大御所じゃないですからねえ」
中村教授「日本やなあ」
 
アメリカに移られてずいぶんたつので、日本の大学の事情を教えてさしあげた。

私「うちの大学では知財は個人帰属ですよ。」
中村教授「ええっ、それやったら城戸さん億万長者や」
私「いえいえ、特許はありますけど、使われてナンボですからね。ところで、日本帰ってきません?」
中村教授「う〜ん」
 
 
学術的な講演は初めて聞いたけど、とても中村教授らしかった。
この人は2万パーセントB型に違いない。
  
 
(写真)講演中の毒舌教授
Photo
 
 
絶賛発売中です。在庫が少なくなってきたので、注文はお早めに。
Photo_5
 
 
同世代の比較的「若手」も来られてて、いろいろ情報交換したんだけど、無機ELの救世主でB型の明治大三浦先生は、今回の会場の手配をされたりずいぶんご活躍された。
 
このバカブログもご覧になってて、明治大では旅費支出に関して、
「タクシーを使ってもいいし、新幹線も60キロ以上の距離ならグリーン車にも乗ってもいいんですよ。」
とのことだった。
 
やっぱり、私大は国立と違って民間企業のように事務がフレキシブルでリーズナブルで、教員のことを考えてくれるんだなあ、と感心した。
 
 
(写真)左、三浦先生。
お疲れさまでした。青色蛍光体のことは忘れてしばらくお休みください。
Photo_2
 
 
小林先生もB型なので、無機の人達はB型ばっかりや、と思っていたらフィールドエミッションディスプレイの大家であるフタバ電子の伊藤さんはAB型とのこと。
どおりで、人当たりがよくて、かしこくて、信念を持って研究されてるんだなあ、と納得した。
  
 
(写真)左、伊藤さん。頑固一徹FEDオヤジってところでしょうか。
Photo_3
 
 
 
個性的なB型に囲まれた一日だった。
 
 
 
 
 
 
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2008年5月15日 (木)

浜松

  
 
ちょうど昼飯時に浜松駅に着いた。
 
浜松と言えばウナギ、ということで、ウナギ博士と呼ばれるくらいウナギが三度の飯より好きな管理人、駅から歩いて5分程度の「あつみ」の暖簾をくぐった。
 
特選二段丼というのを注文すると、20分ほどで焼きたてのアツアツがでてきた。
けど、期待より小さめのウナギで、しかもタレが少々濃過ぎる。
 
う〜ん
 
ハフハフハフと10分ほどで食べ終えてしまった。
神田きくかわ」の方が好みやな。
 
 
Photo
 
 
Photo_2
  
 
きょうは、別にウナギを食べにわざわざ浜松に来たワケじゃなくて、浜松西高校から講演を頼まれたのだ。
高校生と付属中学の3年生合わせて約600人を前にして、「一流の科学者になる秘訣」をお話した。
 
管理人のような二流科学者が一流の話をするなど、片腹痛いと言われるかも知れないけど、二流の科学者になる秘訣なんて話をしても誰も聞いてくれないからね。
 
ここの生徒さんたちは、なかなか集中力があって、体育館と言う広くて集中しにくい環境ながら熱心に聞いてくれた。
 
もちろん中には、目を閉じて瞑想しているような生徒さんもいたけど、たぶん二流研究者の話がつまらないか、昨夜徹夜で勉強したか、たんなるお馬鹿さんなんだろうなあ。
 
 
液晶やプラズマを家で使ってる人、と質問したところパラパラとしか手が上がらなかった。
地元の高柳健次郎博士の発明したブラウン管を大切にしているのか、このあたりの家庭は貧しくてまだ液晶が買えないのか、使ってるけど手を上げるのが面倒くさいのか。
 
どれや。
 
先生方の中では浅羽校長ともうお一人が手を上げられた。
校長は年収が高いだけじゃなく、新しもの好きに違いない。
もうお一人はご実家がウナギの養殖で一財産築かれたのだろうか。
 
この辺に、地域色が現れてるね。
(ほんまかいな)
 
 
 
印象として、浜松西高はレベルが高くて、これまで行った高校の中でも上位にランクされる。
とくに理系の生徒が文系より多くて、さすが、ホンダやヤマハを生み出したモノづくり帝国浜松、技術者魂が脈々と受け継がれているように感じた。 
 
 
この中から第二、第三の高柳健次郎が生まれて欲しいと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
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2008年5月14日 (水)

分煙

  
 
きのう、講演後に研究室から外に出たら建物の入り口のところで、N教授がタバコを吸っておられた。
つい最近までは、4階に喫煙スポットがあったんだけど、大学でも分煙が進み、キャンパス内でも限定した数ヶ所でしかタバコが吸えなくなったようだ。
 
「上で、吸えなくなったんですか?」とたずねたら、「そうなんですよ、城戸先生もお客さんが吸えなくなって困るでしょう。」とおっしゃったんだけど、うちにはタバコを吸うような品格の低いお客さんはこない。
 
「タバコなんて税金高くして一本1000円くらいにした方がいいんですよ」、といったら、「そうですよね」、と軽く流された。
副業でかなり収入がありそうだ、このひと。
 
ここは建物の入り口で、人目につくので、誰が中毒かよくわかる。
学生の鈴木文人とはいつも、というか、より正確には80%ぐらいの確率でタバコを吸っている時にでくわすので、かなりの重症だ。
 
ちょっとは、実験せえ。中山先生にチクルぞ。
 
 
 
きょうの東京出張でも、東京駅で山形新幹線のプラットフォームにある喫煙スペースが目に入った。
ガラス張りの小さいスペースに、サラリーマンらしき男達が寿司詰めになり、紫色の煙の中で麻薬中毒患者のような表情でタバコを吸っていた。
  
そこまでして吸いたいか。
 
中に入らずに、というか入れずに、外で吸ってる無法者オヤジがいたので、注意しようと思ったけど逆ギレされてホームから突き落とされても困るので見過ごした。
この点、AB型は弱い。 
 
今度は、こっそり写真を撮って公開してやるからな。
 
 
なんておぞましい光景だと思いつつ、その場を去ろうとしたら喫煙ボックス中に30前後の女性が一人混じっていて、これまた無表情にうまそうでもなく不味そうでもなくタバコをふかしている。
 
無人島で二人っきりになっても、お前とは結婚しない。

  
  
きのうから人を見ては血液型を想像している管理人、こうやってタバコを吸い続けるガンコでひとの言うことを聞かず意志の弱い中毒患者達は圧倒的にA型が多いんだろうなあと勝手に判断している。
 
あたってるか。
 
 
 
 
 
 
 
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2008年5月13日 (火)

血液型談義

  
  
きょうは忙しかった。
 
まず、午前中は共同研究企業との打ち合わせ。
B型の学生が実験結果を報告し、特許申請の請求項や、今後の研究方針についてはなした。
 
粉名屋小太郎でにしんソバをいただき、午後は有機エレ研に向かった。
 
  
きょうは、県議会の商工労働観光常任委員会の議員メンバーの方々が視察に来られたのだ。
「有機ELの研究開発、製品化、事業化に向けた取り組みの現状」と題して30分お話した。
 
課題の一つに、あと2年しか残っていない第一フェーズ終了後に次の5年の第二フェーズに入るための予算獲得がまだなされていなくて、このままだと研究員は徐々に企業に再就職してしまい、優秀な人材が流出する、ということをお話した。
 
第二フェーズに関しては、A型の斎藤知事と一昨年の2月21日に知事室でお話しした時には、「成果がでていれば続ける」との回答を得ているし、今年2月26日の有機エレ研外部評価委員会の席上で、当時の高橋博商工労働部長が同じように「成果がでていれば続ける」と私の問いに対して答えられたことを議員さん達に伝えた。
 
有機ELパネル新会社が設立され、米沢で照明用のパネル製造を始めることが決まった現段階で、「大きな成果がでたと見なせる」ので、ぜひとも第二フェーズ予算を獲得し、続けるべきだと主張した。
そして、もし不可能であれば、他府県に有機エレ研自体を引っ越して、新たにバレー構想をスタートしますよ、ともお伝えした。
 
もし、こうなれば山形の有機エレクトロニクスバレー構想自体があと2年で、しかも中途半端なまま終わることになるワケだけど、県議のみなさんは県民の代表なので、それでもいいと言うことであれば、それは山形県民がそれでいいと言うことであり、それはそれで構わないと思う。
 
ただし、県民の意思と異なる場合は、次の選挙での議員さん達の得票数に大きな影響を与えるかも知れないし、来年の知事選にもなんらかの影響があるんだろうなあ、と思う。
 
とにかく、AB型の管理人、論理的に物事を考えるクールな一面がアルからね。
後援会の皆さんも、支援する県議の方々にぜひともご自分の意見をおっしゃっていただきたいと思う。
 
 
 
視察終了後に、車を飛ばして大学に戻り、有機デバイスセミナー「血液型と気質の関係について~人間関係、人材活用に役立つ~」に出席した。
講師は元樟蔭東女子短期大学教授の倉田直次氏で、各血液型の気質と相性、そして歴史上の人物を例にあげて血液型と行動パターンの関係を説明された。また、企業にお勤めの頃の実体験から血液型による組織での役割分担など役立つお話もいただいた。
  
 
(写真)真ん中が倉田さん。向かって右が横山先生。
Photo
 
 
全体的に、B型がおおかたの予想に反して高く評価されていて、B型の千葉が終始ニコニコしていた。
一方、A型の評価が低い。
なぜかと思ったら、倉田さんご自身がAB型でこれまで何度もA型に痛い目に合わされた結果、そのような評価に至ったようだ。
とにかく、A型の悪いところをあげると、根に持つ、ガンコ、創造性に欠ける、チャレンジしない、ということで、そういえばそうだなあ、と管理人もまわりのA型をみて納得した。
 
社会を変革したり、部下を引っ張っていく政治家や企業の社長には、OやBが向いてるようで、A型はその補佐役だ。
 
 
懇親会は、「こんどう」に行った。
 
肉尽くしの特別メニューはその辺の米沢牛専門店を蹴散らすほどの内容で、これまで食べたことないような美肉に舌鼓をうった。
話題も参加者がAB型三人、O型三人と言うことで、A型バッシングで盛り上がり、日本酒のピッチが上がった。
 
 
(写真)このシャブシャブはお見事。生で数枚いただいたけど舌の上でとろけた。
Photo_2
 
 
倉田さんにこのような飲食店の経営は、何型がいいんですかねと聞いたら「O型」と即答された。
近藤さんが席に挨拶に来られた時に血液型を聞いたら「O型」ということで一同、納得。
お店を手伝っておられる奥様がB型ということで、これはベストカップルで、しかも副料理長の女性の方がA型でこまやかに気を配られると言うことも加わり、このお店繁盛の秘訣がここにありと一同うなずいた。
 
 
 
しかしまあ、濃い一日だった。
 
 
 
 
 
 
 
 
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2008年5月12日 (月)

技術者のプライド

 
 
今朝、日経産業新聞を見たら「愛子スマイル支えた日本製」と題して、フリースタイルスキーのワールドカップで総合優勝した上村愛子選手の記事が出ていた。
  
 
Photo
 
 
なんでも、上村選手の実力が発揮できたのも、特注のスキーブーツやスキー板があってのことだとの内容。しかも、それらを開発したのが日本の中小、中堅企業だと言うことでうれしくなった。
 
記事を読み進むと、スキー板を開発したのが大阪の会社で、その社長が「藤本誠」と出ていて、またまたうれしくなった。
 
実は、藤本とは東大阪市立金岡中学校の同級生で、大阪体大に進んで今は上村選手絡みの仕事をしているとは風の噂に聞いてたけど、上村選手復調の立役者とは知らなかった。
 
がんばれや、藤本。
 
 
新聞を読んでから、近所の「りんせんじ歯科」にこないだの虫歯治療の検査に行ったら、いきなり看護婦さんたちからブログで紹介していただき有り難うございました、とお礼をいわれた。
 
いえいえ、どもども、などと気の利かない返事をして診察台にあがったら、こないだ取った歯石がまたまた成長しているといわれてキレイにしてもらった。
さらに、いろんな説明を歯科衛生士さんからしていただき、これからは歯をキチンと手入れしようという気になった。
 
なかなか時間をかけて歯の状態を説明してくれてその対応まで指導してくれる歯科医は少ないきょうこの頃、とても有り難かった。
 
 
これも歯科医師のプライドか。
 
 
診察料を払う時に気がついたんだけど、美人衛生士さんは、松岡医師の奥さんだった。
 
 
 
午後は、有機エレ研で月例報告会を行って、夕方からは毎年恒例の歓送迎会を東京第一ホテル米沢で開いた。
 
行く人にも来る人にも、もうすくMade in Yonezawaの有機EL照明パネルを市場に出すので、その開発に携わったことをぜひとも誇りに思って欲しい、と思った。
 
 
 
 
技術者のプライドというものをあらためて感じた一日だった。
 
 
 
 
 
 
 
 
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大日本スクリーンとデュポン

 
 
一昨日、オッチョコチョイの職人Sさんからメールが届いた。
 
 
・・・・・・・・・・・・
 
城戸先生
 
お早うございます。
 
今朝、NHKニュースで、大日本印刷が新型OELパネルを開発したとの報道がありました。
この方法は40インチパネルでもOKとか・・・。
 
来年発売されるとか言うておりましたが・・・いよいよですねぇ〜!!
 
城戸ブログからの情報、楽しみです。
 
職人
 
・・・・・・・・・・・・
 
 
この技術に関しては、金曜日の日経産業新聞にも掲載されてた。
「大日本スクリーン」と米デュポンが共同で有機EL発光材料の塗布装置を開発した、というもの。
ただし、これは3年前にすでにアメリカのディスプレイ学会で発表された技術で何をいまさらという感じがするんだけど、みなさんいかがでしょうか。
詳細はここに。
 
ちょっと説明すると、これまでは塗布成膜ではインクジェットが主に使われてきたけど、この方法はインクジェットより吐出安定性がすぐれているというのがメリットのようだ。
  
NHKがニュースで報道するほどのネタでもない。 
 
 
 
 
だから、Sさん、大日本印刷と大日本スクリーンと大日本インキ(DIC)は別々の会社ですからね。
 
 
 
  
 
  
 
 
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2008年5月11日 (日)

研究拠点の形成

  
 
おとといの続き。
 
 
そんなわけで、アメリカでは大学と教授がwin-winの関係で、お互い利用しあっている。
一方、日本では公務員的な雇用関係でどこの大学に移動しようが、国立大学(法人)間では給料は変らないし、まあ、特別昇給なんかが有り得るんだけど、移動による給料面での待遇の大幅アップは望めない。
 
最近では、外部資金によるプロジェクトのメンバーとして高給で雇われるケースが出始めたけど、これもプロジェクト期間の5年間とか一時的なものなのだ。
それに、同じ能力、実力、実績を有する教授が外部から来たと言うだけで2倍3倍の給料を得るとなると、教授間でやっかみやら、あつれきを生ずる可能性があり、日本の大学、社会にはなじまないと思う。
 
だから、給料面での待遇のアップよりもむしろ、研究環境を整える方がのぞましい。
たとえば、移籍時にスタートアップの研究費として1億円、次年度から年間3000万〜5000万の研究費を5年間支給する、とか。
研究スペースは、通常の2倍。
それに、研究に集中できるよう、委員会や入試など、学内の仕事は一切ゼロ。
知的財産は個人帰属で、兼業は自由。
学外でなんぼでも稼いでもらう。
 
 
大学にとって重要なのは、研究拠点を作ることで、特定の研究分野の代表的な教授を最低5名は集めること。すなわち、学会のセッションで発表者の所属がその大学が過半数を占めるぐらい集中したい。
したがって、教授5名、准教授5名、助教5名程度が集れば、教員間の共同研究も進むし、そういう意味での研究環境も飛躍的にアップする。
 
このような特定研究分野のCOE(center of excellence)を形成できれば、外部資金も獲得しやすくなるし、大学の知名度アップ、受験生の増加にもつながる。
 
 
ただし、学部内で特定の分野の人材を増やす、予算を多く付ける、と言うことは、他の分野の人材を減らす、予算を削る、ことにつながる可能性があり、学部内で猛反発を食らうことは必至である。
 
したがって、学部長、学長は町内会長的な調整型ではなく、改革型でリーダーシップが発揮できる人でなければならない。
  

地方大学で、このような方法で特定分野の研究者を呼び集めることは資金的に難しいので、国すなわち文部科学省や経済産業省が重点的に研究費を付けることが不可欠と考えられる。
  
現在、文部科学省がCOEとして限られた大学に予算を付けてるけれども、これは大学院重点化で大量生産した博士君たちを再教育する為にポスドクとして雇いあげる費用としてばらまいてるものであり、本来の研究拠点を形成するためのものではない。
しかも、東大を中心とした旧帝大に重点的にCOE予算を付けてるので、地方大にはまわってこない。
  
この際、文部科学省や経済産業省がすすめる○×クラスター計画や、各種プロジェクトをやめて、地方大学の拠点形成に使ってくれれば、地域産業との結びつきの大きな研究分野の拠点を地方大学に形成することにより、大学ばかりでなく地域も活性化するんだけど。
 
 
まあ、このような大それた改革は大学の学長や学部長あたりが動くだけでは実現せず、文科省や経済省、あるいはそれらの外郭団体であるJSTやNEDOのトップが動かなければ実現しない。
 
 
 
大学にしろ企業にしろ、地方自治体にしろ、これからはリーダーシップの発揮できるトップを有する組織しか生き残れない世の中になんだけど、山形大学や山形県、米沢市はどうなんだろうか。
 
 
 
 
 
 
  
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2008年5月10日 (土)

プライド

 
 
予定では、内容が昨日の続きだったんだけど、ちょっと脱線させて欲しい。
 
実は、明日が母の日なので、家内(娘の母)の食べたい夕食と言うことで、日曜(明日)が定休の「こんどう」に出かけた。
 
いつもどおり、期待どおり、とてもおいしい創作和食をいただいたのは言うまでもないことだけど、きょうは、市議会議員の相田克平さんや、元城戸研秘書の徳田さんご夫妻とカウンターでご一緒させていただいた。
 
米沢市の活性化法とか、いろいろ話題が出たんだけど、盛り上がったのが日本酒の話と米沢牛の話。
 
もともと山形は日本酒が有名だけど、プライドをもって商売している酒蔵が少ないと言う話になった。
きょうも、カウンターで「東光」の粕取り焼酎とか、古酒をいただいたんだけど、これが絶品だった。
 
粕取り焼酎なんて、超高級な紹興酒なみの香りだし、古酒はいかにも年輪を重ねた日本酒と言う感じで、米沢で暮らして良かった言うぐらいのうまさだ。
 
量がないので、地元で消費してしまうからここでしか味わえない。
 
これだけのお酒を造れるんだから、プライドを持って醸造して欲しいんだけど、大量生産品を市場に出して評判を下げてるのは余りにももったいない。
 
 
Photo
 
 
Photo_2
 
 
米沢牛もそうだ。
 
これだけのコンテンツを持ちながら、この本物を提供するレストランが少な過ぎる。
すきやきでも、しゃぶしゃぶでも、焼き肉でも、首都圏の超高級店に値段でも味でも勝てる店が少ないのはなぜなのだ。
 
結局、ここでもプライドがないのだ。
 
このままだと、県外からのお客さんがリピートしてくれないですよねえ、と言うことでみんな意見が一致して、「Yonezawa Kido Survey」として、米沢牛店をバッサリ切ろうと言うことで皆同意してくれた。
 
折りに触れて、米牛ランキングを発表するのでお楽しみに。
 
 
 
 
 
 
 
 
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2008年5月 9日 (金)

教授移籍の条件

  
 
本日、無事予定どおりの帰国。
シカゴでの乗り継ぎも問題なく、寝てるうちに成田に到着した。
今回は主催者がビジネスクラスを準備してくれたので有り難かった。
 
 
 
きのうの続きになるけど、大学教授がどんな時に大学を移るのかちょっと考えてみたい。
 
というのも、
アリゾナ大からジョージアテックに来られたSeth Marder教授や、会議に参加されてた旧知のプリンストン大学のAntoine Kahn教授らと大学教授の移籍についてあれやこれや話を聞いたのだ。
 
大学教授の移籍というのは日本やヨーロッパでは珍しいことだけど、アメリカではよく見られる。
この場合、准教授が教授の席を求めて大学を移ると言うのではなくて、教授が教授として他大学に移ることで、日本では教授が地方大から旧帝大への移籍はよくあるけど、地方大学への移籍や地方大学間での移籍は日本では「極めて希」である。
 
では、アメリカでは教授たちがどのような場合に、移籍するかと言うと、
基本的には、自分を高く買ってくれるところに移るのである。
ようするに、企業でもより良い条件を求めて転職するのが日本でも増えてるけど、アメリカでは昔からそうだし、大学でも移動は当たりなのだ。
特に最近では、大学が生き残りをかけて特定の研究分野を重点化して人材を集めて、研究開発センターのような物を構築して、大学の知名度をあげたり、国の予算を獲得しようと積極的に動いている。
 
アメリカの大学では、日本のように公務員的に号俸が毎年一つあがることではない。給与に関しては実績をベースに交渉できる。
だから、移動する際には、給料とスペースだけではなく、スタートアップの研究費も重要であって、研究室の立ち上げに必要な装置類の購入に必要な予算も交渉の対象になる。
個々の教授によって条件は異なり、それが具体的にいくらかというのはその人の能力、実績次第と言うところか。
 
 
この3つがクリアされて教授は真剣に移籍の検討にはいる。
 
というのも、
大学のロケーションや学生の質、学科内の教授メンバー、住居環境なども重要な因子であり、単身赴任という考えのないアメリカでは、家族があれば家族メンバー全員の同意が不可欠だからだ。
 
したがって、大学の場所が最終的な判断材料になることもあり、その地域に魅力がない場合は、給与やスペースなどのインセンティブを高めに設定しなければスター教授は招けない。
 
 
ジョージアテックへの大移動に関しては、この大学が有機半導体分野に力を入れようとしていたこと、アリゾナ大での活動が必ずしもかれらの条件にあってなかったことなどあって、教授4人、ポスドクスタッフ、学生など40人の受け入れを認めさせ、教授たちの給料や十分な研究スペースなど、満足の行く条件を提示されての大移動成立となった。
 
もちろん、このグループは大学の評価を高め、外部資金も潤沢に獲得するので、大学側としては収入も増えて、win-winの関係となっている。
 
逆に、アリゾナ大ではスッポリと有機半導体のグループが抜けたので、このホットな分野で一気に取り残されることになったし、外部資金獲得額の高い教授たちや優秀な学生までゴソッとがジョージアテックに集ることになってしまった。
 
 
話は前後するけど、
いまから10年ほど前にアリゾナ大のある教授のところを訪ねた時に、カリフォルニアのある大学から引きがあって、スタッフの席も含めて移籍に関して考えておられた。
カリフォルニアの大学からは教授の要求を全面的に受け入れたらしいけど、アリゾナ大から強力な引き止めがあって結局は残られた。
 
別の見方をすると、
他大学からの引き抜きを利用して交渉し、アリゾナ大での給与やスペースなどの活動条件を大幅にアップさせることに成功し、地位を不動のものとされた。
 
野球やフットボールと一緒で、大学でもスター教授の引き止めには金がかかるのである。
しかし、スター教授は大学のステータスをあげてくれるし、潤沢な外部資金を確保してくれて大学の収入が増える。
 
だから、金をかけても元が取れるのである。
 
 
こうやって考えると、日本の大学は考え方がどこまでも生ぬるくて、とくに地方大学では旧帝大に引き抜かれまくるし、大学側も為す術がない。
  
 
では、どうしたらいいのか、明日、つづきを書いてみたい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2008年5月 8日 (木)

役人天国

 
 
ちょっと、ジョージアの話はおいといて、この国の役人天国ぶりについて投書があったのでご紹介。
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・
 
差出人:○×さん
 
日本は今更ですが、役人天国です。
 
道路の問題とガソリン税で話題の尽きない国土交通省ですが、
彼らは40歳半ばにして黒塗りの運転手つきでの車を乗り回し、ちょっとした用事で一日を過ごす。
もちろん残業も少なくて、毎日、目立たなく賢いでしょう。
 
こんな事は常識の世界です、運転手も有給休暇が有りますから、予備の運転手も準備しなければなりません。
車3台に4人ほど運転手が居るのが常識です、別世界ですよ!
道路作りは口実のようなもの、ガソリン税を死守しなければなりません。
 
ご理解 頂きましたでしょうか?
 
最寄の国土交通省関連事務所を確認すれば解る事。

・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
いやはや困ったものです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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Big Move

  
  
ジョージアテックでの話がつづく。
 
きょうは、丸一日、COPEのメンバーのオフィスを回って個別にディスカッションをした。
アメリカの大学や企業を訪ねるとこういう予定を組まれるんだけど、友達を増やすには格好の機会でもある。
 
個別のディスかションで明らかになったのは、アメリカの企業は実際は「ケチ」で、大学には大金を投じないとのことだった。企業は、大学発ベンチャーがモノになりそうな時に買収あるいは投資をするけど、大学研究室に長期的テーマで、共同研究はしない。
 
Solvay社はもともとベルギーの会社なので、そのへんのメンタリティーが違うんだろう。
 
それから、建物に人の名前がついてるケースがキャンパス内にとても多くて、訪ねたところ5〜10億円寄付したら名前を付けてくれるとのこと。
個人にボランティア精神が旺盛なのは間違いなかった。
 
 
ここの中心人物はJean-Luc Bredas教授で、もともとはベルギーの大学で教鞭をとっておられて、10年ほど前にアリゾナ大学に移られた。
そして、5年前にジョージアテックに移動されたのだ。
 
実は、この時に教授4名と主任研究員、ポスドクや学生の合計40名がゴソッと移籍したのだった。教員の家族を含めると80名の大移動(Big Move)とか。
すなわち、ジョージアテックが有機半導体の拠点を作るべく、アリゾナ大から主要メンバーを研究室ごと引き抜いたのだ。
 
このようなBig Moveはアメリカではよく見られることで、大学が拠点形成の為に予算を組んで人を集める。
だから、目当ての教授と待遇面で交渉し、現状よりもいい条件を提示することが必要不可欠なのだ。
 
 
 
それに対して、日本の場合は志の低い教授たちに限って旧帝大指向なので、東大や京大から声がかかるとそんな地方大の教授は待遇関係なしに喜んで移動する。
アメリカには優秀な大学が各州にあるので、いわゆる東海岸のアイビーリーグに人気が集中するなんてことがない。
 
だから、ジョージア州のアトランタと言う地方都市でも、ジョージアテックのような優秀な大学は十分に経営は成り立つし、実際に研究環境もスバラシイ。
州外からの学生が6割占めるらしい。
 
日本の場合は、悲しいかな文科省は東大を中心とした旧帝大に研究費を集中するので、アメリカの州立大学に対応する山形大のような地方大学はどこも研究環境面において旧帝大に負けるし、ネームバリューでも負けるので、教員の流れは一部の例外を除いて常に地方大→旧帝大である。
 
だから、教員は都市部にあつまり、地方大学のレベルは低下しつづけ、産業も都市部に集中し、若者も都市部に移動して、地方は過疎化する。
この構図を作っているのが文科省のお役人で、役人さん達は縦割り社会の中、自分の担当しか目に入らない。
 
トップダウンでしか動かない役所のこと、結局は大臣か事務次官が言い出さないと何も変らないんだけど、前文部事務次官の結城さんがうちの学長なんでなんとかして欲しいと思うんだけど、結局は結城さんが事務次官の時に何も変えられなかったので、今の事務次官にも期待できない。
 
 
いずれにしろ、日本と言う国は人も国も明治時代を頂点としてすべてが劣化しているような気がするんだけど、気のせいだろうか。
 
 
 
明日もつづく。
 
 
 
 
 
 
 
 
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2008年5月 7日 (水)

Solvay-COPE Conference



昨日のつづき。

夜の12時過ぎにホテルにチェックインしてシャワーを浴びたり、メールをチェックしたりウダウダしていると2時頃になったので、寝ようかと思ったら逆に時差であまり眠たくなくて、ベッドの中で小説を読んだりしたけど結局は熟睡しないままに朝6時になった。
 
だから、一日中、アクビがでた。
 
シャワーを浴びて顔を洗ったりヒゲを剃ったりしてから服をきて朝食を食べて迎えのリムジンで7名ほどの他の会議参加者と会場に向かった。
今回は、Georgia Institute of Technology(ジョージアテック)のCenter for Organic Photonics and Electronics(COPE)が主催するSolvay-COPE Conferenceでキーノートスピーチを頼まれている。
 
午前のセッションはロチェスター大学のChing W. Tang教授のキーノートで始まった。古巣のコダックでの有機ELの話が中心で、その歴史的な背景から最前線までをディスプレイ中心に。
 

Solvay


昼食後の午後のセッションは、管理人のキーノートから。
有機EL照明の歴史から最先端を山形の研究成果を中心にお話した。
写真がたくさんあるので、初めて聞く聴衆も興味津々で聞いてくれて、14cm角の白色パネルを光らせたら会場で、オオ〜、って声があがった。
  
これやから、やめられへん。
 
 
 
この会議はその名が示すように、Solvay社がスポンサーだ。
この会社は、鉱業で始まり、その後、プラスチックや化学工業に進出した会社で、製薬事業も行う大手の化学会社で、最近では有機半導体の研究開発に力を入れている。
たぶん、ジョージアテックとも提携し、結構な額の研究費も支援しているに違いない。
 
それに引き換え、日本の化学メーカーは、国内の大学と密接に提携して研究を支援したり、学生の教育をサポートしたりする風習やボランティア精神がなくて、○○化学主催の国際会議とか、××興産主催のシンポジウムなんて聞いた事がない。
 
○○化学-山形大学主催の有機デバイスシンポジウムなんて開催できれば最高なんだけど、
どこかの化学会社さん、
何百億円も企業買収に使わずに国内大学の研究環境の充実や学生教育のためにその100分の一でも使っていただけたらなあと思う。
それが、将来の日本の化学工業へ必ずお返しできることになると思うんだけど…。
  
アメリカという国は、金持ちは個人も企業も気前がよくてボランティア精神に富んでいて、それがこの国を活性化しているんだと強く感じた。
 
 
 
つづく 
 
 
 
 
  
 
 
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2008年5月 6日 (火)

ジョージアへ

  
 
きのうの続き。
 
成田午後6時半発のシカゴ行きは時刻どおりに飛び立ったものの、シカゴ空港で予定の便がキャンセルになって約4時間ほど待たされた。
まず、delayedのサインが出て、2時間ほど待たされることになり、途中でcancelledに変って、さらに2時間。
 
まあ、旅の達人と呼ばれる管理人、オロオロすることもなくラウンジでちょうど良かったとばかりに明日の講演のパワポを作成した。
 
結局は、ジョージア州のアトランタ空港に着いたのが現地時間の午後11時40分で、そこからタクシーでホテルについてチェックインしたのが12時20分だった。
時差があるにも関わらず日付が変ってしまった。
 
 
空港から市内のホテルに向かうタクシーの中で、40ドルほどかかるであろうこのタクシー代ははたして出張旅費として支払ってもらえるのか疲れた頭で考えたんだけど、こないだの事務の説明では自腹を切らなければならない。
 
というのも、出張中の移動は公共交通機関を使わなくてはならないのと、市内の移動は日当から支払わなければならない、ということなので、
夜の12時であっても、地下鉄かバスに乗って市内まで移動して、駅からホテルまでは人気(ひとけ)のない通りをポツリポツリと重いバッグを引きずり、強盗やなんかに襲われないかビビリながら危険を冒して歩いていかなければならないのだ。
 
と考えると腹が立ってきた。
 
やっぱり、大学事務は鬼や。
 
 
 
  
 
 
 
 
 
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2008年5月 5日 (月)

飛行機

 
 
昨日は朝から忙しくて、7時に起きて、8時に近所のセレブ宅へ向かった。
K氏はラジコン飛行機が好きで、朝から飛ばしに行くのだと言う。
娘も見たいと言ったので連れていった。
  
K氏の高級車には大きな飛行機が2機も積み込まれていて、運転手以外に座るスペースはないので、奥さんを連れていかないのかと思ったんだけど、たぶん、奥さんにとってはラジコン飛行機飛ばしはおもしろくないんだろう。
 
 
車で15分くらい行ったところの河原に小さな「空港」があって、着いたら朝早いと言うのに、飛行機飛ばしがメシより好きそうなコアなオッサン達が5〜6名、すでに準備をしていた。
みんなお友達みたいだ。
 
 
その中のヘリコプターの名人が、「城戸教授ですよねえ」と声を掛けてこられたので、
「はい、そうです。わかりましたか。」
などと、ワケのわからない返答をした。
こういう時は、どう答えればいいのだろうか。
 
 
ラジコン飛行機にもいろいろあって、数万円から数十万円までピンキリで、それぞれ特徴があって、飛び方も違うし、飛ばし方も違うし、それぞれオーナーの個性があるんだろうなあと思って1時間ほど見ていた。
自分で操縦するとなかなかおもしろそう。
   
このミニ空港は楽しそうなのだ。
 
 
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昼からは、学生が自宅にきて庭の雑草取りをしてくれた。
千葉に電話をしたら、城戸邸でバーベキューをするので集れと言ってすぐに7〜8名集めてくれた。
学生達は草むしりのことは聞いていないとブツブツ文句を言いながら1時間ほどでキレイにしてくれた。
 
4時頃からバーベキューを始めたら佐藤畜産で買ってきた2.5キロの特選カルビが瞬く間に若者たちの胃の中に消えたので、近所のスーパーにいかせてあるだけの肉を買ってこさせた。
最後は、〆の焼きそばで、これも12玉があっという間にブラックホールに吸い込まれていった。
 
こいつら動物や。
 
 
 
日が変って、きょうはアメリカに出張なので、午後から新幹線で成田に向かった。
実は、ユナイテッドのラウンジでこのバカブログを書いている。
  
東京駅で成田エクスプレスに乗り変えたんだけど、お腹が空いたんで駅構内の回転寿司近くのパン屋さんで、パンを買おうと入店したら、お客さんの一人で上品なご夫人が
「城戸教授ですよねえ、いつもブログ拝見してます。」
と声を掛けられた。
「はい、有り難うございます。」
などと、気が利かない返事をまたしてしまった。
 
どうも、この風貌は目立つようで、うかうかバカなこともしていられないので困る。
 
 
成田空港では、駅をおりたところでパスポートをチェックするんだけど、あれは意味ないやろ、といつものように憤慨しつつ、チェックインして手荷物検査するところで、歯磨きとシェービングフォームをジップロックに入れろと言われて、またもや憤慨しつつ、何の意味があるのかと問うたら、液が漏れないようにとのことだった。
 
 
この空港は、納得いかん。
 
 
 
 
 
 
 
 
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2008年5月 2日 (金)

三菱重工 有機EL事業参入へ

 
 
朝のNHKのニュースで報道されました。
ネットバージョンもあるので、引用します。
 
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NHKニュースから:
 
5月2日 7時3分
 
 
環境に配慮した照明として注目されている有機ELの技術を活用した照明用のパネルの生産に、大手機械メーカーの「三菱重工業」が、半導体メーカーや印刷会社などと共同で乗り出し、家庭などへの本格的な普及を目指すことになりました。
 
有機ELはガラス基盤に塗られた有機物を電気によって発光させる技術で、少ない消費電力で発光させることができるとされていることから、環境に配慮した照明として注目されています。
関係者によりますと、「三菱重工」は、大手半導体メーカーの「ローム」や、大手印刷会社の「凸版印刷」などと提携し、この有機ELの技術を活用した照明用のパネル事業に本格的に乗り出す方針を固めました。
「三菱重工」などは近く山形県米沢市に製造会社を設立し、年内にもパネルの生産を開始し、その後は家庭用の蛍光灯などの代わりにもなる照明用パネルの生産に乗り出す計画です。
「有機EL」を使った照明用パネルをめぐっては、大手精密機器メーカーの「コニカミノルタホールディングス」がアメリカのGE=ゼネラル・エレクトリックと提携して事業化を目指していますが、大手機械メーカーの三菱重工の参入で普及に向けた動きがいっそう進みそうです。
 
 
 
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近い将来、詳細についてお話できると思います。 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2008年5月 1日 (木)

人気の歯医者さん

  
 
午前中、歯医者さんに行ってきた。
 
大学生の頃、治療した虫歯の詰め物が去年の8月にとれて穴が空いてたのを直してもらったのだ。
歯は別に痛くはなかったんだけど、半年以上も放っておいて、穴が大きくなってきたような気もするし、最近、ちょっとしみるような気もするし、本格的に痛くなる前に治療したいと思ってたんだけど、なかなか時間がとれなかった。
 
これまでは、人間ドックで指摘された時に歯石を掃除しに行くぐらいで、比較的近所で比較的新しいT歯科に行ってたんだけど、ここはとても混んでいて予約しても待ち時間が長いので行く気になれなかった。
 
と思っていたら、数週間前にうちのごくごく近所にR歯科がオープンしたので、調査も兼ねてこれを機会に行って見た。
 
 
ここは、もちろんすべてが新しくて、院内もボサノバがかかってたりして大人の雰囲気がして待合室の雑誌も好みのものが多い。
もちろん、X線など設備も最新だ。
 
松岡先生は山形大医学部の口腔外科におられたということで信頼性高く、見た目は「吉亭」の若旦那にちょっと似ていてやさしそうだ。
ご出身は関東だけど、奥様が米沢出身なのでここで開業したという奥さん思いの歯医者さんでもある。    
 
予想どおり腕は確かで、
セラミック製の詰め物も完璧に収まった。
加えて、女性の助手の方々もチャーミングな方々ばかりで、歯石をすごく丁寧に掃除してくれた。
 
これで万全の体調となり、喰いまくるでえ、どっからでもかかってこい、状態になった。
 
  
 
こないだのインドア花見の時に学生の千葉にどこの歯医者に行くのかね、と訪ねたら、T歯科に行くと言った。
理由を聞いたら、設備が新しくて美人の看護婦さんや助手さんがいるからとか。
こいつには、歯医者さんの腕、人柄、信頼性は関係ないらしい。
 
たぶん、会社選びも受付の女性の美人度で決めるのだろうなあ。
 
お前は松下電工の小原か。
 
 
 
とにかく、最近では歯医者さんも、人気、不人気、勝ち組、負け組がはっきりしていて、はやってないところは閑古鳥が鳴いている。
 
そこで、鋭意調査した結果(どこがや)、客というか患者を集める重要なファクターは、重要な順に、
 
1. 美人の看護婦さんや助手さんがいる
2. 装置が最新である

そして、最後に
 
3.お医者さんの技術力
 
ということがわかった。
 
 
はやってない歯科医のみなさんご参考まで。
 
 
 
 
 
 
 
 
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ヤナセのヒーロー

  
 
ベンツオーナーの皆さん。
この私が今月号のヒーローです。
驚きましたか?
 
個人的にはベンツじゃなくてショーモナイ車に乗ってます。
もちろん、ヤナセさんからベンツ贈っていただけましたら喜んで乗らさせていただきますが…。
 
 
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写真撮影はプロフォトグラファーの「いしだまこと」さん。
 
 
 
 
 
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