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2008年4月 3日 (木)

ノブレス・オブリージュ

 
 
昨夜は、京都のこ洒落た店でベンチャー企業の松本さんと酒を酌み交わした。
 
松本さんは有名な有機EL研究家であり、グルメ研究家、そして古神道研究家で、十数年前に共同研究員という形で大学に来られて以来の長いお付き合いだ。
当時の学生にとっては「松本さん」というと、冬の寒い夜に研究室のガスストーブでスルメを焼きながら日本酒をチビチビやっていたと言う印象が強いらしい。
 
有機ELの話題では、外国の某社がかつて学会発表した内容について、アホやのう、わかってませんよねえ、なんて言いながら、けど、最近ではようやく理解し始めたようですなあ、ハッハッハッと笑った。
 
とか、企業でも大学でも研究して特許を取得するだけだと、場合によっては業界の足を引っ張ることになるのですよねえ、なんて、ある企業、ある事例を取り上げて、あれやこれや批判していた。
 
 
早稲田の同窓生であり、年齢も同じということで、いつも、お互いわが意を得たりとばかりに話が合うんだけど、今回も、我が国の初等、中等教育について意見を交換したらこれまた同意見でうれしくなった。
 
というのは、我々が小学校の時の教育が果たして素晴らしくて、いまがとてつもなくダメになってるかというと、そうでもない。
当時、一クラス55人の教室でたいした教育を受けたという思い出もないし、当時の教師が今より教育者として優れているかというとそうじゃないと思う。
 
結局は、子供を取り巻く家庭環境が随分変り、甘やかし放題のバカ親の存在や、友達みたいな親子関係、とにかく家庭が教育や躾に関して、その義務を果たしていないと言う結論だ。
 
だから、ちょっと過激かも知れないけど、小学校から全寮制にしてバカ親から切り離して、昔ながらの躾をしながら教育すれば、まともな大人になるんじゃないかと提案したら、松本さんはイギリスのエリートは中学から全寮制の学校に入れて、とことん身体と心を鍛えるのですよと教えてくれた。
 
そういえば、以前、ケンブリッジ大学を訪問した時に、カレッジディナーに招待されて、教授や学生達と夕食を共にしたんだけど、黒いガウンを羽織って少し高くなった壇上で教授たちがテーブルを囲み、そして低く見下ろされる場所で学生がテーブルについてウェイターのサービスを受けた。
 
すなわち、教育する側とされる側の立場を明確にするのだ。
決して友達関係ではない。
 
だから、イギリスでは今でも家庭では、養う側と養われる側の立場を明確にして躾し、考え方、生き方、を教えるのだと思う。
特に、エリート階級では、「ノブレス・オブリージュ」(高貴な者の義務)、すなわち「恵まれた環境にあるものが立派に振る舞うことが当然である」という考え、騎士道の精神をたたきこむ。
  
だから、西洋では大金持ちが引退後に巨額の寄付を行ったり、ボランティア活動に精を出すのをよく見かける。
 
恥ずかしながら、我が国では武士道精神がすたれてしまい、金持ちは単に贅沢な暮らしをして、子供たちを甘やかし、高級車を買い与え、まともな躾や教育をしない。
 
 
こんなことでは、将来のニッポンはお先真っ暗なので、管理人はいつの日にか個人資産100億円ためて、そのうち50億円を使って、地方に教育の拠点をつくり、そこでは全寮制でエリートを育てて、「ノブレス・オブリージュ」を実践できる武士道精神を有するエリート人材を育てたいと言った。
 
そしたら、「100億円全部使ってくださいよ」、といわれたので、「ハイ、すいません、99億円使います」と言って、許してもらった。
 
 
 
第二の人生を新の教育者として捧げたい管理人なのだ。
 
 
 
どこかのお金持ち、いっしょにこの国を救いませんか? 
 
 
 
 
 
 
 
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