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2008年4月18日 (金)

液晶は省エネか?

  
 
きょうは、午前中、都内の企業で人に言えない極秘の打ち合わせ。
とても美味しいお弁当をいただいた後、次の仕事へ急いだ。
 
 
昼一番は、青山学院大学で開催された学振166委員会での講演。
ここでは、透明導電膜の専門家が集っていて、直接有機ELとは関係ないんだけど、有機ELや有機半導体の研究会が開催された。
東工大の酸化物半導体の大御所、細野先生が、なぜ有機ELメーカーは酸化亜鉛をトランジスタ材料に使わないのだ、と質疑応答の際に聞かれたんだけど、たぶん、TFTの技術者が慣れた技術であるシリコンから離れたくないのでしょうと答えた。
聞く相手を間違われているような気がする。
 
シリコンでも、アモルファス派と低温多結晶派があって、なかなか相手を認めないので、酸化亜鉛は有機半導体と同じく、使えないもの、と認識されてるんだろうか。
 
 
卒業生で松下電工にお世話になってる小原も参加していて、「青学には美人が多いっすねえ」、などと研究に関係ない話をしてきた。
 
 
講演後、東京タワーの麓の機械振興会館で、オプトメカトロニクス協会主催の研究会で講演した。
 
話の中で、有機ELディスプレイの方が消費電力が低くて、省エネに貢献しますよ、ということと、製造から廃棄まで考えると、液晶には有機ELでは使わない多くの光学フィルムやバックライトユニットが使われていて、これらの部品を製造するのに消費する石油や電気エネルギー、そして廃棄後の廃棄物やそれを処理する為のエネルギーまで含めると、有機ELの方が圧倒的にチョー省エネかつ省資源なのです、と強調した。
 
実は、これは昨日のファインテックのセミナーで、台湾か韓国かの企業の方が講演中におっしゃったことで、座長をしていて、なるほど、なるほど、と感心したのだった。
 
 
だから、液晶テレビと言うのは、使用中の消費電力が低いと言っても、それはブラウン管と比較しての話で、有機ELよりも消費電力が高いし、製造工程まで含めると、とても恥ずかしくて省エネテレビとは言えないのだ。
 
 
経済産業省商務情報政策局の岡田秀一局長、
「省エネ」って、使用する時の電気エネルギーだけ考慮しても十分じゃないんですからね。
 
 
 
 
 
 
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