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2008年4月11日 (金)

名古屋

   
  
日帰りで米沢から名古屋を往復すると、山形新幹線から東海道新幹線に乗り継ぎ、一日中、新幹線に乗っている。
名古屋にはおいしいものがないので、昼も夜も新幹線の中で駅弁を食べた。
  
ちょっと、さびしい食生活。
 
 
実は、きょうは名古屋大学で光デバイスの研究会があって講演に行ってきた。
天敵の液晶人はいなかったけど、発光素子の濃い面々が演者で、LEDの京大の川上先生、無機ELの明治大の三浦先生、有機ELの管理人、そして有機ELの松下電工の菰田さんと勢ぞろい。
 
 
LEDの川上養一先生は、LEDの高効率化や白色化新技法について講演され、次世代照明の主役はLEDだと言わんばかりの勢いだった。
川上先生が絡んでおられるベンチャー企業であるヤンチャーズは、芸達者な京都府立医大の島田先生なんかもイッチョ噛んでおられて、最近では京都の坊さん達となにやらビジネスを進めておられるらしい。
 
坊さんとお医者さんが組むとは、なんだか怪しい匂いがするな。
 
   
無機ELは有機ELと名前は似てるけど、技術的にはまったく異なるもので、研究者も無機は有機とは違って頭の硬いひとが多い(ウソです)。
 
三浦先生は、しょっぱなから「無機EL研究者は絶滅危惧種」だと、城戸先生が言ったと言われたので、うしろで聞いていて、うちのバカホームページやバカブログをたくさんの人達が読んでくれているんだなあと、と感謝しつつ、ちょっと反省しようかと思ったけど、先生が真剣に怒っておられないようなので、反省しなかった。
 
実は、三浦先生はスゴイ人で絶滅しかかっていたティラノザウルスのような無機ELを「高効率青色発光素子」を開発することにより蘇生させた張本人で、カナダのiFire(アイファイヤー)社に技術指導してテレビを作らせている有機ELの敵と言えば敵なのだ。
 
困るんですよね、静かにしておいていただかねば。
 
 
管理人の後は、松下電工の菰田(こもだ)さんで、いつものとおり、有機EL照明に関して、松下は世界のトップを走っていて、実用化にも一番力を入れているのですよ、と威勢のいい講演を聞かせていただいた。
 
ご本人は、もともと無機半導体の人なので、有機材料に関して質問がでたらどうしようと、心の中で心配していたら、聴衆のお一人が有機物の毒性に関して質問された。
材料メーカーにまかせてあります、とのご返事だったんだけど、正確には、材料メーカーでは大量に生産する場合には、変異原性など毒性試験を行うので問題ありません、とキッパリとお答えになられるのがよろしいかと思う。
 
 
講演後、NECラボの長谷川悦雄さんと菰田さんが名刺を交換されている現場に遭遇し、日本毒舌家連合組合の二人が出会ったとおもしろがった。
長谷川さんは、大学研究室の大先輩で、かつ、他の毒舌家組合員の一人である有機エレ研の小田敦PMのかつての上司でもある濃い関係だ。
  
他にも、元富士ゼロックスのこれまた毒舌家の夫(プー)さんが、参加されてて、毒舌家が集る研究会と化していた。
 
 
それにしても、LEDも、無機ELも、有機ELも、日本人研究者達が業界を引っ張っぱてるんだなあと実感した名古屋だった。
 
 
 
 
 
 
  
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