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2008年4月

2008年4月30日 (水)

大学教授はそんなにワルか

  
 
「不正経理防止対策に係る学内説明会」が工学部で開かれた。
簡単にいうと、大学教授は放っとくと不正を働くので、物品の購入やら出張旅費の支出なんかは、これから厳しくチェックするからね、ということなのだ。
 
会計事務運用マニュアルなんかが配られて、5月1日から実施すると言う。
えっ、明日やないか。
 
 
Photo
 
 
実は、4月22日にも開催されたんだけど、出張とか会議で出席しなかった人向けに再度開催されたのだった。
 
まあ、社保庁のいい加減ぶりやら、防衛省での不正、文部科学省での不正と公務員による不正が次から次へと明るみに出るきょうこの頃、本省では自分たちですら不正してるんだから大学教員も絶対悪さをしているに違いない、と大学教授性悪説に基づき、大学事務にお達しでもあったのだろう。
 
日頃、本省(文科省ね)を向いて仕事そしている事務部門としては大本営の命令をそのままスルーして教員に押し付けてきたのだ。
 
 
きょうの説明会では、テニス焼けの石井事務長自ら説明されたのでいわゆる役人的な答弁ではなく、まともな質疑応答をしてくれた。逆に、事務の人達はヒヤヒヤもんやったんやないかなと思う。
 
全質問のうち、ひょっとしたら半分ぐらい管理人がさせてもらったかも知れないんだけど、最も気になったのが旅費の取り扱い。
とにかく、空出張を取り締まる目的で、出張したら打ち合わせの場合は相手の名刺の提出とか、宿泊したら領収書とか、とにかく旅行した証しを提出しなければならなくなった。
 
面倒くさいけど、まあ、これはええ。
 
おかしいのが、出張の際に友人宅や実家に泊まっても宿泊代は定額支給されると言う。
住所を「旅行確認シート」とやらに書けばいいらしい。
 
「娘が東京の自分名義のマンションに暮らしていて、そこに泊まったら、宿泊費はでますか?」
と訪ねたら、 
「でます」との答えだった。
 
よし、それならウチの娘は東京の大学に進学させて、マンションをローンで購入して、その月々の返済を出張旅費で支払ってやるぞ。
 
今、小学4年だけど。
 
「旅費の定額支給はやめて、実費精算にしてくれませんか?」
と訪ねたら、
「反対が多くて変更できませんでした」
と答えられた。
  
誰や反対したのは。
少なくとも、オレのところに、アンケート調査は来なかったぞ。
賛成や、賛成。
 
「教授の先生達は、学会なんかで定額支給してもらい、安ホテルに泊まって出張費を浮かして、学生との会食代にしたりするので、定額の方がいいのでしょう」
とのコメントだったけど、それなら学生との会食代を会議費として研究費の中から支出すれば済むことである。
 
その方が、情報公開やで。
結局は、事務が単に旅費の計算を簡単にしたいからだろう。
 
 
交通費に関しては、新幹線の場合は領収書を出さなくても「普通の指定席」の料金が支給される。
飛行機を使った場合は、領収書を提出して実際に払った額だけ支給される。
要するに「何とか割」で差額をポッポナイナイするのを防ぐためだ。
 
「学生と飲むのには飛行機代も定額支払ってもらった方が有り難いんですけどね」
と発言したら、みんな笑ってくれた。
 
笑いとってる場合か。
 
「新幹線でグリーン車に乗ったら、グリーン料金は支払ってもらえますか?」
と少々お馬鹿さんな質問をしたら、やっぱり
「ダメです」
と言われた。
「学内ではどなたが乗れますか?」
と聞いたら
「役員以上でしょうね」
との答え。
 
「学長がグリーンに乗れて、教授は乗れないのですか?」
とひつこく聞いたら
「学長が乗れるかどうかわかりません」
と答えられたので、
「グリーン車で学長見ました」
といったら、
「それは料金をご自分で負担されてるのかもしれません」
と苦しい事務長。
 
そんなハズないでしょ!
  
学長や副学長などは、大学の経費で出張されるのに対し、我々は自分で集めてきた研究費や寄付金を使う。
すなわち、自分が外部から得た収入の範囲内で出張するのだから、どう使おうが勝手のハズだ。
静かな空間で、ゆっくり寝て帰りたい時など、グリーンに乗ってもいいでしょ。
 
それに、だいたい学長と教授を旅費の面で差別するのが許せない。
結城学長、何とかしてくださいよ。
 
それから、みんな疑問に思ってた
「出張でタクシー代はでないのですか?」
とズバリ質問したら
「出張には旅費以外に日当もついてるので、市内の移動はそこから支出してください」
とのこと。
  
日当と言うのは、「昼食代が半分で、市内の交通費が半分」とのこと。
確か2〜3千円。
だから、公共交通機関であるバスや地下鉄を使おうが、タクシーを使おうが、それは教員の勝手で、足が出たら自腹を切れとのことだった。
 
しかも、これは外国出張でも一緒で、タクシー代は基本的にはでませんとのことだった。
 
チョット、待てや。
 
て言いそうになったけど、こらえて、
「外国は日本ほど公共交通機関が発達してないし、日が暮れたら地元の人は地下鉄には乗らないところとかあったりして、とにかく外国は日本の常識が通用しないのに、そのまま旅費の計算をするのはおかしいですよ」と、唾を飛ばした。
 
実は、先のサンフランシスコ出張で、空港から市内のホテルまで教員3人でタクシーに乗ったので、レシートを提出して立て替えた分を支払ってもらおうとしたけど、いまだに検討中ということで支払ってくれてない。
 
いつまで、だれと、検討してるんですか、担当さん。
3人でシャトルバスで行く方がタクシーよりも高いんですよ。
それに、同じ市内と言えどもアメリカと言う広大な国と日本の箱庭のような狭い国では市内の感覚が全然違うんだからね。
 
それから、ついでに言わしてもらえば、欧米の大都市部のホテルは学会指定で割引料金であっても、一泊3万超えるなんてのがあったりして、ニューヨークやロンドン出張では、大赤字で3泊もすれば二ヶ月は昼飯抜きや。
  
そのうえ、タクシー代も自腹切れって、鬼か。
自分が出張する身になって考えてね。
 
 
とにかく、一生懸命研究して、研究費をいっぱいもって来て、大学に管理費を上納しても、そんなアクティブな教員ほどもちろん出張が多くて、結局は毎月何万円も自腹を切る羽目になる。
年間で月給一月分は消えてるね。
  
しかも、学長はグリーンで、ヒラ教授は普通やで。
これって不公平やと思いませんか、ガクチョー。
 
とにかく、出張旅費は実費精算にして、タクシーも新幹線のグリーンもオッケー、領収書のとれない地下鉄やバス料金は、出張経路を提出させてかかった経費を自己申請させればいい。
民間では、常識でしょ。
とにかく、事務のための事務処理はやめて、教員が理不尽な自己負担を強いられることなく、気持ちよく仕事ができる会計事務制度に改革していただきたいと思う。
 
 
 
他の教員から、
「領収書など3日以内に提出しないと支出しない、なんて言いながら、旅費の精算に一ヶ月以上かかるとはどういうことか」
とまっとうな質問があって、
「それは努力します」
と珍しく役人のような答弁をされた。
  
別の教員から
「出張で実家に泊まっても宿泊代がでるとおっしゃいましたが、過去2年間、支給されませんでした」
と爆弾発言が飛び出した。
 
だれかと振り向いたら、あのN准教授だ。
 
出張で実家方面に行った時には実家に泊まられてたそうだけど、会計の担当からは
「実家に宿泊されては宿泊代出せません」
と言い続けられたそうだ。
N准教授には、たぶん、さかのぼって旅費不足分が支払われるだろうから、
「ボーナスやね」
と言ったら、
「飲みに行きますか」
とニコニコされた。
  
もし、
「過去のことだからゴメンね、許してチョ。これからは宿泊代だしてあげるから」
なんて事務から言ってきたら、すかさず、
「事務長宛に内容証明を送り、それでも支払われなかったら、大学に対して少額訴訟を起こせばいいのですよと、費用もたいしてかからないし簡易裁判所で簡単に判決が出ます」
と入れ知恵しようと思う。
 
 
とにかく、大学事務は教員と敵対するんじゃなく、教員のために仕事をして欲しいと思うきょうこの頃なのである。
 
 
 
 
 
 
 
  
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血液型の講演会

 
 
まあ、自分自身科学者なんで非科学的なものは鵜呑みにしないんで、血液型で性格判断なんていうのもなんやら胡散臭いような胡散臭くないような。
そこで、それなりの人に血液型を語っていただき議論しようと講演会を企画しました。
 
参加料無料でどなたでも参加できますので、学内外を問わずご興味のある人はおいでください。
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・
 
第11回 有機デバイスセミナー
 
日時:5月13日(火) 16:30〜17:30
場所:山形大学工学部 9号棟2階会議室
演題:血液型と気質の関係について
   〜人間関係、人材活用に役立つ〜
講師:近畿化学協会化学技術アドバイザー   
   元樟蔭東女子短期大学教授
   工博 倉田直次氏
要旨:
人間の先天的特長は、すべてDNAで遺伝される。中でも、体質は見えるので誰にもよく解るが、気質は優れた洞察力なしでは見分けが難しい。今後学問的裏付けも必要だが、これを上手く使えば、人材活用、人間関係に大変役立つことを、いろんな事例をまじえて述べたい。

・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
 
 
 
 
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2008年4月29日 (火)

人気大学研究室の条件

  
 
東大の准教授が大学院の入試問題の漏えいで懲戒解雇になった。
18年度には学生がこなくて、自分の研究室に来て欲しかったから漏らしたんだそうだ。
人気なかったんだねえ。
 
しかし、
 
37歳にもなってここまで非常識とは、まったくトホホな准教授がいたもんだというか、よく東大の准教授になれたね、というか、こんなもんなんですか東大って。
 
ちなみに、
 
基本的に大学研究室の人気っていくつかのファクターで決まってて、
 
・ 楽できる(厳しくない)
・ 就職がいい
・ 研究がオモシロイ
・ 先生が有名
 
この4つが支配的なのだ。
 
「楽できる」で学生を集めると研究が進まないので、研究がしたくていい学生を集めたい時には、これは使えない。
けど、楽したい教授も多くいるので、卒業まで楽して過ごしたいこれら一部の学生の要望にも大学側はきちんと答えている。
うちの学部の場合は、xx研究室とか、○○研究室ね。名前は明かせないけど。

「就職がいい」は、社会で必要とされてる最先端の研究をやってると、就職時に引く手あまたになる。しかし、最先端は競争がきびしいので、楽したい学生や根性なしの学生はついてこれない。

「研究がオモシロイ」は、いろんな意味があるけど、必ずしも最先端ではないけれど、自分の興味のあるテーマを扱ってる研究室のことか。
必ずしも一般受けするとは限らないので、お客さん(学生)はマニアに限定される可能性あり。

「先生が有名」だと、卒業した時に人に説明しやすいのと、自慢できるメリットがあり、集客には持ってこい。けど、一朝一夕には有名にはなれない。
 
 
ちなみに、ウチの場合には、「就職が良くて、研究がオモシロクて、先生が有名で、しかもカッコいい(自分で言うな!)」ので、入試問題を漏えいしなくても優秀な学生やマニアックな学生や女子学生がたくさんやってきてくれる。
一説には、ご褒美に米沢牛を食べさせてくれるからと言う噂もあるけどね。
  
たぶん、この東大の先生は、「楽できないし、就職も良くなくて、研究もつまんなくて、先生も無名」なんだろうなあ、とちょっと同情もするけど、人間的にもつまらない人なんだろうなあと想像してしまった。
 
 
 
 
 
 
 
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2008年4月28日 (月)

子育て

 
 
こないだのインドア花見の時にプーさんの奥さんと「ちりとてちん」がおもしろかったねえ、という話をした。
この笑いあり涙ありのNHKの朝ドラはうちの家内も大好きで、春休みに娘を連れて実家に帰っていた時も最終回の週はハードディスクに撮りだめして見ていたのだ。
 
特に最終回の前の日の回は、主人公である貫地谷しほり扮する和田喜代美が和久井映見扮する母親に、落語をやめて母親に徹することを打ち明けるんだけど、その時の母親の反応に夫婦とも涙がチョチョ切れた。
 
個人的には、この場面が5本指にはいる感動的な名場面だと思うんだけど、子供が自分が家族の為に長年やってきたことを理解してくれたと思う母親の気持ちを和久井映見が渾身の演技で表したものだから感動したんだと思う。
 
子育て真っ最中の管理人にはグッと来るものがありましたな。
 
しかし、この女優さんは最初は演技がヘタだし、あの明るい母親役にあってないし、一人浮いてるなあと思ってたんだけど、後半はずいぶんしっくり来てたし、最後の最後には結局この番組のヒロインはこの人じゃないのかと思えるくらいにまで存在感があったように思う。
  
恐るべし和久井映見。
 
子育てと言えば、プーさんの奥さんと保育園のことで体験談をお話しした。
うちの娘の保育園を探した6〜7年前に、同じ保育園に二年連続で入園申し込みをしたんだけど、二度とも入れてもらえずに、第三志望の保育園にすら割り当ててもらえなかった。
結局、空いてた保育園を紹介してもらったんだけど、1ヶ月で退園してファミリーサポートセンターに登録してメンバーの家庭で預かってもらった。
 
この経験および多くの人々からのヒアリングの結果、人気のある認可保育園と言うのは競争率が高くて、保育園か市役所にコネがないと入れないんじゃないか、と言う結論に達した。
だから、いまだにあの保育園の園長と市役所の確か福祉課だけは許せない。
いちばん子育てが大変だった時期に市は何もしてくれなかったという事実だけは脳のシワだけじゃなく、DNAにも刻みつけられたかも知れない。
 
そんな話をプーさんの奥さんにしたら、どうしたらヨンアちゃんの保育園見つかりますか、と聞かれたので、安部三十郎市長に頼むしかないなあ、と言ったら、同じ稲門会メンバーと言うことだけじゃあねえ、と言われた。
 
 
しかし、少子化でしかも過疎化が進んで市の人口が9万人を切りだした状況で、いまだに保育園も十分に完備されてない米沢市って何なんだって考えたきょうこの頃なのだ。
 
 
 
 
 
 
 
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2008年4月26日 (土)

春の京都

 
 
昨夜は京都の「たん熊北店」でアイサプライの増田さんと会食した。
 
大兄とは数年前に講演会で名刺交換してからずいぶんと御指導いただいてる。
山形大の客員教授もお願いしていて、テレビ業界のこととか、会社での生き方とか、学生が日頃聞けない話をしていただいてるのだ。
 
カウンターで店長と四方山話をしながらの京料理は季節感あふれるだけじゃなく、新鮮な素材と絶妙の味付けが味蕾を刺激してくれる。
 
一部をご紹介。
 
 
(写真)カウンターです。京都らしい飾り付けで落ち着いております。
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(写真)まずは、「そら豆」でビール。
Photo
 
 
(写真)ブドウエビは甘いし、淡路産のウニは甘いし、口の中でとろけました。
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(写真)旬の朝掘りのタケノコ。京都やねえ。
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(写真)出始めた賀茂茄子もこのとおり田楽で。気品を感じる程のお味噌との組み合わせが絶品です。
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(写真)たぶん琵琶湖産の小鮎。ほろ苦さが何とも言えません。
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(写真)このアナゴは生きたのを調理したとかで表面の香ばしさと身の柔らかさがこの世のものとは思えませんでした。
Photo_3
 
 
 
ここのカウンターは小さくて、8人も座れば満席なんだけど、昨日も他の4人連れが季節の料理を楽しんでた。
その一人が有名なある会社の社長さんだと増田大兄が教えてくれたので、帰られる時に「山形大の城戸です。お世話になっております。」と挨拶したら、「城戸先生ですか」と初対面だったんだけど先方も気づいてくれて、両手で握手をしてくださった。
  
単純にうれしかった。
 
こんな有名なひとに顔を知られてるとは、驚きだし、だいたい一つのカウンターで同席させていただいたこと自体が、普通だったら確率的にはほとんどゼロに近い。
 
さすが、大兄、行きつけのお店が一流なんだなと感心した夜だった。
 
 
皆様も是非一度。 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2008年4月24日 (木)

花見

 
 
満開である。
 
 
(写真)オフィスの窓から見える桜
Photo
 
  
午前中、県庁工業振興課の課長さんがお見えになった。
4月から替わられたので、有機エレクトロニクスバレー構想のビジョンと現状について、推進している本人から話をうかがいたいとのことでこられたのだ。
 
ずいぶん勉強家で、蛍光とリン光の違いにはじまり、塗布型と蒸着型、マルチフォトン素子に至るまで話が及んだ。
こちらからは、有機エレクトロニクスバレー構想は、第3フェーズまでいかないと中途半端に終わることや、その為の予算の確保をお願いした。
 
いい意味でお役人らしくない方なので、チョット期待できる。
 
 
午後は、研究室みんなで上杉神社に行って花見の予定だったんだけど、あいにくの雨。
そこで、昨年のように会議室で窓越しに桜を見ながら飲み会を行った。
幹事の橋本は、自分の日頃の行いの悪さがたたったというのに、研究室全員の日頃の行いが悪いからとお馬鹿さんな挨拶をした。
 
親の顔が見たい。
  
 
(写真)窓の外には満開の桜が
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(写真)若者向けおつまみは「ヒデ坊」から
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途中、中山さんの奥さんと赤ちゃんの悠希(ゆき)ちゃん、プーさんの奥さんとお嬢ちゃんのヨンアちゃんも参加してくれて賑やかになった。
 
中山さんは奥さんが実家から帰って一緒に暮らし始めてまだ2週間なので赤ちゃんを抱っこするのがぎこちなくて、それなら管理人の方がウマイよとお手本を見せてあげた。
 
ヨンアちゃんは泣き虫で、ママが離れるとすぐに泣き出した。
特に、学生の則定や高橋はかなりキモいらしくて目と目が合っただけで気持ち悪くなって大泣きした。
まあ、こいつらはヨンアちゃんじゃなくてもキモいわな。
 
親の顔が見たい。
  
 
(写真)ワインはやっぱり「城戸ワイン」
Photo_4
 
 
(写真)足をバタバタさせて嫌がるヨンアちゃんと則定
Photo_5
 
 
(写真)プーさんでは泣きやみません
Photo_6
 
 
(写真)〆はやっぱり角屋のシュークリーム
Photo_7
 
 
(写真)ヨンアちゃんも大好きです
Photo_8
 
 
中山さんには、先輩父親として、娘に嫌われずに未来永劫仲良くする方法として、小さい時からいっしょにお風呂にはいることを勧めた。
 
母親は、料理の準備や片づけに時間をとられるので、娘と風呂にはいっても事務的に事を済ませるんだけど、父親はいっしょに遊ぶ。
これを続ければ、娘は風呂に父親とはいりたがり、たぶん高校生まではいっしょにお風呂にはいってくれるだろう、と自分自身の戦略をお話した。
 
しかし、他人から見たら高校生の娘と一緒に風呂にはいるオヤジってめちゃキモいやろうなあ。
 
 
 
 
 
 
 
 
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2008年4月23日 (水)

地方活性化

 
 
午後のお客さんのうち、お一人は他大学の博士課程の学生さん。
 
テーマが「地域における知識創造とイノベーション・システム」ということで、日本でどうすればシリコンバレーのような科学・技術・産業の結節地となる拠点形成が出来るのか、ということを研究されてる。

だから、理系じゃないの。
 
山形の有機エレクトロニクスバレーについて聞きにこられたんだけど、さすがに前もって随分勉強されてた。
いつも講演会で言ってることだけど、日本の地方自治体のバレー構想は、企業誘致型でこの何十年やり方が何一つ変ってない。
今なら、どうやってトヨタを始めとする自動車関連企業を誘致するか、どこの地方でも同じことを考えてる。
 
山形も、最近ではアホのひとつ覚えみたいに、自動車、自動車、トヨタ、トヨタとまじないのようにとなえてるんだけど、ここが他の地方と違うところは、他に有機ELの産業も生み出そうとしていることだ。
 
これは、山形大学発の白色有機ELの技術をつかって有機EL照明など新しい製品を開発し、それで新しい産業を生み出そうと言うものだ。その為に、実用化研究や製造装置開発、製品開発を行う有機エレクトロニクス研究所を設立した。
 
 
まあ、ここまではご存知だったんだけど、ご存知なかった新しい情報として、
 
バレー構想スタート時の知事(高橋知事ね)はもういなくて、今は、別の人が知事(斎藤知事ね)で前知事ほど有機ELに対して情熱をお持ちじゃない(ようだ)、ということ。
 
有機エレクトロニクスバレー構想の第1フェーズの最初の7年があと2年で終わるので、知事はその次の5年間の第2フェーズの予算を確保しなければならない、ということ。
 
役人と言うのは中央でも地方自治体でも上司から命令されたことしかしないので、結局はトップ、すなわち知事が決断しないと何も始まらないと言うこと。
 
さらに、そんな知事をサポートすべく県議会議員(すなわち民意ね)が有機ELをもっと勉強して、バレー構想を理解することも必要であること。
 
など、が課題ですネ、とお話した。
 
 
さらに、
 
私は県からたのまれて産業活性化のお手伝いをしてるだけで、本来、国立大の教授であって県にはなんの恩もないし義務もない、だから県が有機ELを必要としないというのなら、いつでもバレー構想から手を引きますよ、そして、有機ELを必要とする、私を必要とする他の地方の活性化をお手伝いします、と正直な意見を述べた。
 
 
そして、最後に、地方活性化に一番必要なのは、お金でもなければ研究所でもない、「人」なんですよ、と付け加えた。
 
ベンチャーが盛んなアメリカ、地域がそれぞれ独自の産業を生み出し活性化しているアメリカの地方都市、アメリカにあって日本にないものと言えば、結局はベンチャーを始めたり地域活性化してやろうという情熱のある人材なのだ。
 
ベンチャーマインドを有する大志を抱いた人材と言うのがこの国ではまったく育っていない。
だから、単に予算を確保して研究所を建てただけじゃあ、なんの成果も生まれないのです。
地方は活性化しないのです。
と、もっとも見過ごされている最も肝心なキーポイントを追加した。
 
 
現に、私がいなければ山形の有機エレクトロニクスバレー構想は生まれなかったし、ここは単に、東北六県の一地方自治体で終わっていると思う。
たまたま生まれた突然変異のような大学教授にオンブに抱っこじゃあ、継続的な発展は望めないヨ。
 
 
だから、人材育成こそが今の日本にもっとも必要なことだと思うのだ。
 
 
山形県民のみなさん、そうは思いませんか?
 
 
 
  
 
 
 
 
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2008年4月22日 (火)

液晶ワンセグ vs 有機ELワンセグ

 
 
注文していたソニーの液晶ワンセグテレビが生協から届いた。
これは、一人のユーザーとしてその画質を公平な立場で比べてみたいからだ(どこがや)。
   
左がソニーのブラビア液晶で右がコダックの有機EL。
どちらも3インチで画面サイズは同じ。
けど、有機ELは圧倒的に薄い。
  
 
Photo
 
 
さて、画質の比較。 
 
実際に見てみると、液晶は正面から見ると悪くないんだけど、少しでも傾けるといきなりコントラスト比が低下して白っぽくなる。
正面からでもクロの沈み込みがなくて有機ELと比べると階調表現が劣る。
あと、いかにもきれいに絵を作っていると言う画質が不自然。
 
だから、全体的に液晶を見てるって感じで安っぽくて、「ブラビア」を名乗って高画質を強調するのはよした方がいいと思う。
デザインに金をかけてるだけに惜しい。
 
その点、クロがきれいし、有機ELは角度を変えても自然な見え方で、テレビを見てるって感じで違和感がまったくない。
ただし、デザイン的には少々安っぽい感じがするのが惜しいところ。
 
結論として、
デザインや機能はソニーにして、厚みと表示部をコダックにすれば完璧になる。
 
 
天はニ物を与えずか…。
 
 
 
 
 
 
 
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2008年4月21日 (月)

後藤社長

  
 
午前中、有機エレ研にイタリア人の企業の方が打ち合わせにこられた。
同じヨーロッパ人なのに、英語でしゃべってもドイツ人とはずいぶんアクセントが違う。
 
イタリア英語ってやつね。
 
午後は、同じく有機エレ研にトヨタ自動車を含む系列の会社の方々が見学に来られた。わざわざ、愛知県から来られたのだ。
 
ありがたい。
 
午後二番目は、これまた有機エレ研に、後藤社長とか共同研究者の方々が、新しく開発した有機ELパネルを持ってこられた。
これは、まだどこにも発表していないので、いつプレス発表しましょうかと言う話になり、そうですなあ、これを発表すると天と地がひっくり返るような騒ぎになりますよねえ、タイミングが重要ですなあ、という結論になった。
 
ちょっと大げさやけど。
 
夜は、みんなで吉亭に会食にいった。
そこで、寿司職人のような風貌の坂本さんが後藤社長に「女性に惚れたことはあるのか」と問うたところ、「惚れられたことはあるけど、惚れたことはない」と突き出たお腹をさすりながら返事した。
 
後藤社長は、年のころなら55〜6なんだけど、見かけは50そこそこ。
最近、孫ができた。
何がキッカケだったか忘れたけど、女性は子供を産むと身体がリセットされるので若返る、と言う持論を繰り広げたら、他のメンバーが、そういやあ、そうかなあ、だから男性は平均寿命が短いのか、ということになった。
  
この人の武勇伝としては、若かりし頃、中国語が話せなかったのに単身乗り込んで、日本企業として初めて上海に工場を建てた、いうのがある。
 
この人の辞書には「不可能」と言う文字はないようだ。
 
きょうも、ワインを飲みながら娘さんのことをずっと自慢していた。
 
 
 
 
 
 
 
 
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2008年4月20日 (日)

先輩と後輩

  
 
昨日の祝賀会には約100名もの卒業生が参加してくれた。
長井研では、助手として6年間お世話になったので、その間に在籍した学生とはとても親しい。
 
 
Photo_2
 
 
その中でも、今は郡山の旭硝子電材に勤める佐竹は、いじられキャラの人気者で、しかも地元米沢出身ということでよく遊んだ。
当時、実家は女子短大生向けのアパートを経営してたんだけど、いつも風呂をのぞいていたと、同期の小畑が言っていた。
彼によると会社でこのバカブログを読んでる人がぜんぜんいないので、いくら紹介しても社内でだれも声を掛けてくれないとのことだ。
 
お願いです。
 
どなたか、旭硝子郡山電材に知り合いがおられる方、このブログのこと教えてあげてください。
 
 
(写真)わけのわからない祝辞を述べる佐竹
Photo_6
 
 
その小畑といえば、学生の時はいつも「実験がわかってない」と長井先生に叱られてた。
転職して今はコニカミノルタに勤めてるんだけど、長井研1年先輩の久保と同じ職場になり、久保が、またコイツといっしょですよ、と困ってた。
顔は笑ってたけど。
 
けど、このタコ入道はカメラを向けるといつもフザケルので、もう少し大人になるように、北さんはじめコニカミノルタの諸先輩方、注意していただきますようお願い致します。
 
 
(写真)左に丸善石油の西下、右に藤倉化成の岡田をしたがえる小畑
Photo_7
 
  
その久保は、管理人が着任した時に修士2年だったので研究室のドンのような存在で、当時から若手助手でウブだった管理人をナメきっていて、酒を飲め飲めと毎夜のように無理やり飲まされた。
今でもたまに会うと子分のように扱うので、北さんはじめコニカミノルタの諸先輩方、注意していただきますようお願い致します。
 
こうやって考えると、コニカミノルタには問題児が多いなあ。
 
 
(写真)二次会でタコ入道にいじめられる久保先輩 
Photo 
 
 
久保の一年先輩が浅田で、管理人が着任前に講演会に来た時に長井先生が開いてくれた飲み会で初めて会った。あとで、社会人ドクターとして研究室に戻ってきた長井研のドクター第一号だ。
東北リコーに勤めているので、コピー機を安くリースしてくれそうなもんだけど、そんなことないので、この男は使えない。
ゼロックスに変更するよ。
 
 
(写真)いつでもどこでも佐竹に足を引っ張られる浅田 
Photo_5 
 
 
その浅田の先輩の会社社長の増井君も今回参加してくれて、お久しぶりですと言われてちょっと困ったんだけど、昨年、品川駅構内のソバ屋でタマタマ出くわして声を掛けてくれたのを思い出した。
 
他にも、懐かしい面々が揃った。
 
 
(写真)左から、藤倉化成の岡田、三井化学の腹話術人形小林、佐竹とタコ入道 
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(写真)左からScienceの木村、アイジー工業の嶋貫、竹本油脂の酒井、ますますオッサン化した栗田工業の村野、独身の大三工業の西澤
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(写真)福島大の画伯、金沢等先生も参加いただいた。お嬢さんは福島高校のピカピカの1年生。 
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大学というところ、給料は安いけど、おもろいな。
 
 
 
 
 
 
 
 
  
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2008年4月19日 (土)

長井先生に感謝

   
 
きょうは長井勝利先生の退職記念祝賀会。
 
東京第一ホテル米沢に早めに行ったら、東京工業大の人達が来ていると言うことで、部屋をのぞくと旧知の彌田智一教授がおられたので挨拶したら、「いやー、城戸さん、モゴモゴモゴ」と言葉を濁された。
 
どうも、山形大の学生を一本釣りに来られたようだ。
大兄、勘弁してくださいよ、ホントに。
  
 
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祝賀会には、実行委員長として出席させていただいたんだけど、川口先生が実質切り盛りしてくれた。
 
有り難うございました。
 
 
委員長の挨拶として、まず長井先生の数々の業績、たとえば高分子学会「高分子科学功績賞受賞」などを紹介させていただいた。
そして、個人的には助手時代の6年間に、大学教員としてのイロハをご教授いただいたり、両親媒性ポリマーの研究でもご指導いただき、私も長井研卒業生の一人です、と感謝した。
 
 
長井先生、今の自分があるのは、あの6年間の御指導のおかげだと心から思っております。
 
有り難うございました。
 
これからのますますのご活躍をお祈りしております。
 
 
 
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2008年4月18日 (金)

液晶は省エネか?

  
 
きょうは、午前中、都内の企業で人に言えない極秘の打ち合わせ。
とても美味しいお弁当をいただいた後、次の仕事へ急いだ。
 
 
昼一番は、青山学院大学で開催された学振166委員会での講演。
ここでは、透明導電膜の専門家が集っていて、直接有機ELとは関係ないんだけど、有機ELや有機半導体の研究会が開催された。
東工大の酸化物半導体の大御所、細野先生が、なぜ有機ELメーカーは酸化亜鉛をトランジスタ材料に使わないのだ、と質疑応答の際に聞かれたんだけど、たぶん、TFTの技術者が慣れた技術であるシリコンから離れたくないのでしょうと答えた。
聞く相手を間違われているような気がする。
 
シリコンでも、アモルファス派と低温多結晶派があって、なかなか相手を認めないので、酸化亜鉛は有機半導体と同じく、使えないもの、と認識されてるんだろうか。
 
 
卒業生で松下電工にお世話になってる小原も参加していて、「青学には美人が多いっすねえ」、などと研究に関係ない話をしてきた。
 
 
講演後、東京タワーの麓の機械振興会館で、オプトメカトロニクス協会主催の研究会で講演した。
 
話の中で、有機ELディスプレイの方が消費電力が低くて、省エネに貢献しますよ、ということと、製造から廃棄まで考えると、液晶には有機ELでは使わない多くの光学フィルムやバックライトユニットが使われていて、これらの部品を製造するのに消費する石油や電気エネルギー、そして廃棄後の廃棄物やそれを処理する為のエネルギーまで含めると、有機ELの方が圧倒的にチョー省エネかつ省資源なのです、と強調した。
 
実は、これは昨日のファインテックのセミナーで、台湾か韓国かの企業の方が講演中におっしゃったことで、座長をしていて、なるほど、なるほど、と感心したのだった。
 
 
だから、液晶テレビと言うのは、使用中の消費電力が低いと言っても、それはブラウン管と比較しての話で、有機ELよりも消費電力が高いし、製造工程まで含めると、とても恥ずかしくて省エネテレビとは言えないのだ。
 
 
経済産業省商務情報政策局の岡田秀一局長、
「省エネ」って、使用する時の電気エネルギーだけ考慮しても十分じゃないんですからね。
 
 
 
 
 
 
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2008年4月17日 (木)

人類は三度驚く

  
 
ファインテック2日目、まず午前中はセミナーに参加して座長を務めた。
「薄型ディスプレイの本命!有機ELの最新技術」というテーマで、日本代表としてソニーの石橋氏、韓国代表としてサムスンSDIのリー氏、そして台湾代表はチーメイELのパク氏に講演いただいた。
 
ソニーは、パネルの構造から特性、有機ELテレビの将来構想までをきれいにまとめられて、内容濃く聞き応えがあった。
最初は赤字事業であっても、技術のソニーをアピールする為に旗艦商品としてやり遂げるという意思がヒシヒシと伝わってきた。
  
SDIは、アクティブ型有機ELトップメーカーとして堂々の講演で、利益を出しながら大型化を進めると言うこれまた確固たる信念を持って社運を懸けて事業を進めておられることがよくわかった。
 
CMELは、液晶で儲けた金をタダ単につぎ込むだけではなく、償却の終わった液晶のインフラを活用しつつ、儲ける為に有機ELをヤルと言う台湾らしい講演であった。
 
三社とも実力は伯仲しており、今後、業界を間違いなく、そして確実に業界を引っ張って行ってくれるであろう事を確信し安心した。
 
 
午後は、ときどき名刺交換しながら展示会場をぶらついた。
 
 
三菱重工のブースでは、有機EL量産装置や有機EL工場のパネルと数枚の有機ELパネルの展示。
有機照明を使ったモデルハウスまであったのには驚いた。
 
メタボ検診に確実に引っかりそうな説明員の方は、重工は社運を懸けてこの事業を進めております、と言われた。
社運までかかってるとはちょっと大げさやろ。
原発や航空機事業とはケタが違うで。
   
 
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同じく、装置メーカーでは長州産業のブースがあって、蒸着源、蒸着機、スパッタ装置などの実物やパネルの展示があった。
封止膜がスパッタでできると言うことで、薄膜封止したパネル数枚が水槽の中で点灯してあって、面白い絵なので写真を撮ろうとしたら「撮影禁止」と注意書きがあったので撮れなかった。
  
ところで、このミラートロンスパッタ方式はいわゆる対抗ターゲットスパッタであって、これってFTSコーポレーションの特許じゃないの?
それから、この方式を使った有機EL封止膜は、うちと共同研究企業で持ってる特許のような気がするけど別物なのか。
  
 
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同じく装置関係では、協真エンジニアリングのブースがあった。
ここでは有機EL材料昇華精製装置を扱っていて、うちでも愛用してるんだけど、とても良くできてる。
実験用ばかりじゃなくて、1キロ程度一度に精製できる量産用もあるので、研究室だけじゃなく材料メーカーでの量産にも対応できるとのことだ。
 
もっと、「有機EL材料精製用」とデカデカとかかがた方がいいですよとアドバイスしておいた。
  
 
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電子ペーパーを展示しているブリジストンのブースに行くと電子紛流体電子ペーパーのデモがあって、のぞき込んでいたら、早稲田の大先輩の田沼さんが説明員でおられて、恐縮してしまった。
 
しかし、この展示は米沢では政治的な理由で「絶対に」でけへんで。
 
 
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ドイツの企業が集る一角があって、知り合いがいるかと訪ねたらノバレッドの連中がヒマそうにしていた。
昨日の管理人の講演を聞いたよと、一人が言ったので、ダンケ、ダンケとお礼を言ったら、ノバレッドのことを紹介しなかったな、と注意された。
 
昨日の講演ではドイツでの有機EL照明への取り組み、特に、オスラムが照明デザイナーと組んで有機EL照明器具をフランクフルトのライティングフェアで展示したことを紹介したのだ。
 
Early Future」と名付けられたデザイナーズ卓上スタンドは、15,000ユーロだそうだ。
約200万円か、
 
驚いた。
 
 
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ソニーのブースでは、11インチがずらりと並び、他にも27インチと、0.3ミリのウスウスのディスプレイが2台展示してあった。
これは、「紙」やね。
 
見てる人達、驚きを隠せない。
そのハイクオリティな画質とチョーがつく薄さに2度驚いている。
 
 
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そう言えば、
 
昨日のレセプション会場で、確か九大の服部励治先生だったか、「ソニーのテレビは二度じゃなくて、三度驚きますようねえ。」と言われた。
 
 
そうだった、ソニーのテレビに人類は3度驚くのだ。
 
 
高い画質と
 
その薄さ
 
そして高い値段に、ね。
 
 
 
 
 
 
 
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2008年4月16日 (水)

ファインテックジャパン

 
 
液晶やプラズマ、有機ELなどのディスプレイに関する展示会がきょうから東京ビッグサイトで始まった。
管理人は、併設セミナーの委員で、一日目からの参加だ。
 
午前中は、基調講演。
経済産業省商務情報政策局の岡田秀一局長、ソニーのテレビ事業本部の吉岡浩本部長、シャープのディスプレイ技術開発本部長の水嶋繁光取締役、とそうそうたるメンバーが続いた。
 
岡田氏は経済省はディスプレイ産業をこれまでバックアップしてきた、とか、これからもグリーンITが重要なので、支援していくと言うような趣旨のことを話された。
 
講演態度は立派で、さすがに局長と思ったけど、実際の経済省プロジェクトはディスプレイに限らず額が少ないし、タイミングを外すし、成果がでてないのが実態だ。
 
この点、選択と集中で、しかも十分な支援をする欧米のプロジェクトを見習って欲しい。
 
ソニーの吉岡氏の講演は、ソニーの宣伝色が強くて、個人的には期待が外れた。
もっと有機ELを全面的に出された方が講演が光り輝いたように思う。
 
管理人もよく存じ上げるシャープの水嶋氏は、いつも熱い。
シャープの液晶にかける思いがヒシヒシと伝わってきた。
この人とは、講演会などで「液晶vs有機EL」で戦うことがあるんだけど、とても強敵なのだ。
シャープと言う会社は片山社長や水嶋さんなど、強烈な個性がひっぱてるんだなあと改めて感心した。
 
最後は、野村証券チーフリサーチオフィサーの海津政信氏。
サブプライム問題について解説された後、日本人の貯蓄額はとても多いので、みんなが貯金などせずに株を買ってくれれば経済が活性化するんだよ、というようなことをおっしゃったんじゃないかと思う。
というのも、途中で目を閉じて休憩してたんで正確なことを覚えてない。
 
 
昼は、レセプションへ。
 
 
会場にはディスプレイ関連会社の社長やら役員やら、とてもえらい人達がたくさん集っていた。
 

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ここではいつも名刺交換が続いて食事ができないんだけど今回もそうだった。
九州大の服部励治先生と話をしてたら、「経産省が省エネとか二酸化炭素の排出量削減と言うんなら、国民に休みの日は外に出ずに家でテレビでも見てるように言えばいいんだよなあ。人が動くからエネルギーを使うし、二酸化炭素がでるんだよ。」と言われた。
 
この先生は真面目な顔をしておもしろい。
 
広島県の企業誘致担当の方々が5〜6名で来られていて、有機EL照明のパネル製造会社をぜひ広島へと誘われた。
有機EL照明はパネル製造ラインが最終的には国内の需要に応えるだけでも、200〜300ほど必要なので、一ヶ所で製造するのは無理だから、広島にも工場を建てる可能性はありますよと返事した。
 
管理人の知る限り、広島県は企業誘致に最も積極的な県だ。
山形県も見習わんか。
 
企業誘致と言えば、関西の某電力会社の方が名刺交換した後、電気料金を安くするのでぜひとも大阪で有機ELの研究開発とパネル製造をしてくださいと言われた。
 
大阪出身の管理人としては、大阪の地盤沈下を見過ごす訳には行かないので、もし山形県が有機ELを支援しないのなら有機エレクトロニクス研究所をそのまんま大阪に引っ越してもいいかなと思った。
 
東北電力は電気代が高いしなあ。(特に屋根融雪用の電気料金!)
それに、最近、知事は冷たいし。
 
しかし、この人は一人で5人分のパワーがあったで。
さすが、大阪やね。
 
 
展示会ではソニーが0.3mmの有機ELディスプレイを展示していると言う噂を聞いたので、明日、見に行こうと思う。
 
 
みなさんも、どう。
  
 
 
 
 
 
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カネカの有機EL照明

  
  
今朝の東京へ向かう「つばさ」の中で読んだ日経産業新聞に「カネカ」が照明用の有機ELパネルを3年後に実用化するという記事が掲載されていた。
大阪大学と共同研究するらしい。
 
 
ノーコメント。
 
 
 
 
 
 
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2008年4月15日 (火)

台湾の有機EL

  
 
午前中は、米沢のT社の方々が情報交換のため研究室に来られた。
 
おみやげに、隣町の赤湯で有名な「白いくも」のフワフワのおいしいお菓子を大量にいただいた。
ハングリーな扶養家族(学生ね)が多いので有り難い。
 
ごちそうさまでした。
 
 
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お昼は、学科にこられた新任の熊木先生の歓迎会ということで、先生方みんないっしょにお弁当を食べた。出席率高く、日頃外国にばかり出ていて見かけないクリちゃんがいたので驚いた。
 
アキちゃんケンちゃんのお二人は、きょうも隣同士でヒソヒソ話をしていたので、その隣に座って、ブログで二人の関係は全国250万人の読者にばれたよと言ったら、困っちゃうなあ、と言ってたけど顔は全然困っていなかった。
 
 
午後は、台湾からのお客さんが来室されて情報交換した。
 
台湾では、かつて6〜7社の有機ELメーカーがあったけど、今では4社に減った。
資金も技術力も将来性もあるのがアクティブ型パネルを量産しているチーメイで、ここは日本や韓国の大手メーカー並の実力を誇る。次がトッポリで、パッシブ型パネルのライトディスプレイやユニビジョンはきびしい状況が続いているようだ。
 
 
夕食は、「吉亭」でシャブシャブをいただいたんだけど、台湾の方々にはいつも大好評だ。
 
おかみさんが挨拶に来られて、いろいろ四方山話をしたんだけど、ここでは書けないようなこともお聞きして、おかみさん業も大変なんだなあと思った。
 
 
米沢牛は食べるに限るで。 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2008年4月14日 (月)

岩盤浴

 
 
こないだ京都で松本さんとあった時に、岩盤浴にハマってるんですよと言われたので、ちょっと行ってみたくなった。
そこで、きのう家内といっしょに昼から市内の温泉に行ってみた。
 
岩盤浴ってどんなもんか知らなかったんだけど、松本さんによると熱くなくって長時間入ってられて、汗もかいてとっても気持ちいいとのことだった。 
けど、行った所は室温が48度あって、サウナみたいな感じで結構熱くって、敷き詰めた石も熱くて、タオルをしかないと直には触れないぐらいだ。
 
注意書きを読んで、5分腹ばいで、仰向けで10分、けどあまり汗をかかなかったので、もう10分延長して20分汗をかいた。
そして、外にでて、水を飲んでから、また、腹ばい5分、仰向け20分ねっころがっていた。
 
これが、標準的な岩盤浴かどうかはわからないけど、胃腸の活動がとても活発になって、夕方にはお腹がペコペコになっていた。
そして、夕食後、ソファにだらしなく寝そべってテレビを見ていると、とてつもない睡魔が襲ってきてこのまま天に召されるのかと思うぐらいまぶたが重くなった。
 
いったい、なんなんだろうねえ、この効果は。
そう言えば、家内は身体が軽くなったと言ってた。

一夜明けたきょうは、お腹の調子がとても良くて、トイレに三回も行った。
身体を芯から温めて胃腸の活動や新陳代謝を活発にして老廃物を身体から出すと言うのが、岩盤浴の効果なのだろうか。
 
 
そこで、ネットで調べてみると、あるサイトにこんな説明があった。
カッコ内は管理人のひとりごとね。
  
  ・・・
 
ブラックシリカの効用は「遠赤外線」と「マイナスイオン」。遠赤外線の温熱効果は、対象を均一に温めてくれるのが特徴です。
 
(ほほう、遠赤外線とマイナスイオンね)
 
中略
 
遠赤外線が持つもう一つの優れた作用は「共鳴振動」。血液や汗の水分を揺すって粒にすることでさらさら流れやすくさせる上に、皮脂腺の分泌機能をさかんにします。
 
(なんやこの共鳴振動で血液を揺するって。工学博士のオレでも知らん言葉がでてきた)
 
マイナスイオンは鉄を活性化させ、酸素との結合力を強くする働きがあります。赤血球と酸素を結び付けることにより、身体中の組織により多くの酸素を運び、身体の酸欠状態を解消するのです。
 
(マイナスイオンが出てくるって言うことはニセ科学なのでしょうか、天羽先生)
 
皮脂の酸化も予防することにより、皮脂腺のつまりが改善。新しい皮脂がどんどん皮膚面に放出されるようになります。また、界面活性作用により水の粒子を細かくするため、遠赤外線効果とダブルで血液や汗を細かくし、さらにさらさらにしてくれるのです。
 
(マイナスイオンの界面活性作用で血液や汗を細かくするって? これってニセ科学ですよねえ、天羽先生)
 
 
  ・・・
 
 
 
アホらしなって、これ以上読むのやめた。
 
どなたか、岩盤浴のことを教えてくれるまともなサイトを教えていただけないでしょうか?
 
 
 
 
 
 
 
 
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2008年4月13日 (日)

コダックの有機ELテレビ

  
 
注文していたコダックの有機ELワンセグテレビが届いた。
薄くて軽くてもちろん画質はいうことなし!
持ち歩くポータブルテレビというよりも、机の上のパソコンの横にちょこっと置いたりして仕事の合間にニュースを見たりするのに最適だ。 
 
 
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一般大衆の人達はauのワンセグ携帯に、すでに韓国サムスンSDI製の有機ELパネルが搭載されているので、何が新しいのか疑問に思われるかも知れない。
実は、今回の製品は玄人好みの技術が投入されてて、有機ELテレビのバラ色の将来を決定的にする
 
「大幅な低コスト化」
 
に成功している。
 
 
電圧駆動の液晶と違い、電流駆動の有機ELはTFTの回路が複雑になり、そのぶん歩留まりが低くなるんだけど、さらに、多結晶シリコンの場合は、レーザーアニールの際の不均一性によるトランジスタ特性のばらつきによる輝度ムラが歩留まりをさらに低くしていた。
  
だから、有機ELパネルの高いコストは有機EL発光素子そのものより、有機EL用のTFT基板の製造が非常に難しいことによっている。
 
 
そこで、コダックでは、というか日本コダックでは、というか日本コダックの元日本IBMの精鋭技術者とメンバーが、ムラを補償する為の補償回路を外部のドライバICに内蔵することにより各画素に配置される回路を簡略化する技術を開発した。
よって、TFT基板製造時の歩留まりが飛躍的に向上し、しかも輝度ムラがまったくないという、高い画質の提供をも可能にした。
 
 
だから、今回のパネルの製造コストは液晶並に抑えられ、ソニーの11インチのテレビのように製造原価が販売価格よりも高いと言うことがない。
とうとう、有機ELパネルを搭載した製品で、パネルメーカーもセットメーカーも利益が出せる状況になったのだ。
 
 
シャープの関係者の方々には片山社長にこのことをお伝え願いたい。
 
 
ちょうど、ソニーも「液晶」を使ったワンセグテレビを発売したけど(なんで液晶やねん!)、同じ画面サイズだけど厚みに関してはコダックテレビが8mm、ソニーテレビが14.3mmとかなりブ厚くて、しかも液晶なので画質が低くて、そのうえ値段がコダックテレビが29800円に対して、38000円と1万円も高い。
  
ソニーブランドとデザインの良さを考慮しても、この差は埋められへんな。
  
コダックの勝ちです。
ハイ。
 
 
 
 
辻村さん、おめでとう! 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2008年4月12日 (土)

宮田のケンちゃん

 
  
きょうは夕方から、新築の忍者屋敷で久しぶりの覆面座談会を開催した。
いつものメンバーに宮田のケンちゃんが加わり、議論がヒートアップした。
  
 
(写真)リビングで見かけたサンヨーの液晶テレビ。
    普通はサンヨーは買わんでしょ、と突っ込むと以前のマンション購入時にタダでもらったそうだ。
    それにしても珍品やな。
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(写真)実家は病院を経営してるんですう〜。と見せびらかすボンボン准教授。
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この家の世帯主のN准教授は札幌出身なので、きょうは北海道の特産品が山ほどでてきた。
まず、羅臼の蛸で、この辺で蛸と言えば外国産なんだけど、天然の国産ダコのしかもルイベと言う食べ方でいただいたのは初めてだった。
  
 
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極め付けは本場の毛ガニで、きめ細やかな白い身がギッシリ詰まったこの海からの贈り物は他のカニの追従を許さない気品が漂っていた。
 
ズワイ、お前の負けやで。
 
 
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他にも美香夫人のおいしい手料理が次々とテーブルに並んだので、参加者のK准教授が、ここは居酒屋みたいだなあ、と言ったら、その奥方の京子ちゃんがその辺に暖簾をかけましょうよ、と言った。
 
似た者夫婦やで。
 
 
ケンちゃんがどうもいろいろ悩み多き年頃のようでVBLの運営に関していろいろと話をお聞きした。
特に、組織に所属する博士研究員達が雑用が多くてなかなか研究ができずその結果論文が少ない、とか、組織の本来の役割は何なのかという誰もが疑問に思っているタブーに触れた。
 
 
(写真)右、N准教授、左、ケンちゃん
    ホクロの位置まで知る間柄だそうだ。
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まあ、管理人も学内のVBLや地域共同研究センター、インキュベーションセンターなど多くの組織の運営やその存在意義に関して多少なりとも疑問を感じるところもあるんだけど、自分の研究を中心に考えてこれまであまり注意を払わなかったので、これからは立場上もうちょっと積極的に意見を述べようかなと思った。
 
 
他には、事務が4月から人事異動で担当がガラッと変ったんだけど、業務の引き継ぎがキチンと行われたか疑問で、これからしばらくは事務とケンカが絶えないだろうということで意見が一致した。
 
事務と言うのは教員あってはじめて存在価値があるのであって、事務だけでは大学の存在価値はないのだと言う認識で、教員の方を向いて仕事をして欲しいと皆感じている。
しかし、実際にはつねに本省(この場合、文部科学省ね)の方を向いて仕事をする人がほとんどで、前例のないことはしないし、下(教員ね)からの要望など聞く耳をもたない。
 
外国では、学部長はもとより事務長も教員が兼ねることがあるので、自然と事務は教員の方を向かざるを得ないんだけどこの国では違う。
 
根本的な改革が必要なんじゃないかなあ。
 
 
あと、不満が爆発したのは、研究費からピンハネされる管理費のこと。
 
たとえば、科学研究費補助金(科研費)をいただくと15%の管理費が自動的についてくる。しかし、若手向けの科研費にはそれがないんだけど、それなのに事務は15%の管理費を要求する。
 
他の補助金や寄付金をもつ教員はそこから支出させられるけど、科研費以外の収入がない若手は、支払うことができないので、結局は来年度に持ち越されて結局は担当が替わりうやむやになる。
 
もともと、大型予算をもってくるとその為の事務手続きが多くなるので、非常勤の事務員を雇うことがあるし、光熱水費もそれだけ増える。スペースも必要になるだろう。
だから、文科省は管理費を別途付けるんだけど、若手の比較的額の小さい科研費に関しては、事務員本来の仕事の範囲内と判断され、管理費がつかない。
 
だから、本来、管理費と称して研究費からピンハネするのはおかしいのである。
 
 
交付金を毎年1%削られる大学としては、教員にできるだけ外部資金を稼がせて、そこからピンハネするしかないんだけど、まだまだそのやり方、制度として確立してると言えず、このあたりも抜本的な改革が必要だと思う。
 
でないと、いつか教員が暴動を起こすで。
まあ、その首謀者になりかねないN准教授など、外国出張に行った時に再入国を拒否した方がいいかも知れない。
 
 
こんな重要な話をしている時に、ケンちゃんはネムイネムイと言ってオケツをこちらに向けて寝てしまった。
  
 
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今週は、よほど大学でイジメられたのか、家庭でコキ使われたのか、お疲れのようだ。
 
ウチのますます小林麻央に似てきたオッパッピー娘がつまようじでオケツを突っついたら痛い痛いと言って目をさました。
 
 
 
 
 
 
  
しかし、これって「覆面」座談会になってないんやないか。
 
 
  
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2008年4月11日 (金)

名古屋

   
  
日帰りで米沢から名古屋を往復すると、山形新幹線から東海道新幹線に乗り継ぎ、一日中、新幹線に乗っている。
名古屋にはおいしいものがないので、昼も夜も新幹線の中で駅弁を食べた。
  
ちょっと、さびしい食生活。
 
 
実は、きょうは名古屋大学で光デバイスの研究会があって講演に行ってきた。
天敵の液晶人はいなかったけど、発光素子の濃い面々が演者で、LEDの京大の川上先生、無機ELの明治大の三浦先生、有機ELの管理人、そして有機ELの松下電工の菰田さんと勢ぞろい。
 
 
LEDの川上養一先生は、LEDの高効率化や白色化新技法について講演され、次世代照明の主役はLEDだと言わんばかりの勢いだった。
川上先生が絡んでおられるベンチャー企業であるヤンチャーズは、芸達者な京都府立医大の島田先生なんかもイッチョ噛んでおられて、最近では京都の坊さん達となにやらビジネスを進めておられるらしい。
 
坊さんとお医者さんが組むとは、なんだか怪しい匂いがするな。
 
   
無機ELは有機ELと名前は似てるけど、技術的にはまったく異なるもので、研究者も無機は有機とは違って頭の硬いひとが多い(ウソです)。
 
三浦先生は、しょっぱなから「無機EL研究者は絶滅危惧種」だと、城戸先生が言ったと言われたので、うしろで聞いていて、うちのバカホームページやバカブログをたくさんの人達が読んでくれているんだなあと、と感謝しつつ、ちょっと反省しようかと思ったけど、先生が真剣に怒っておられないようなので、反省しなかった。
 
実は、三浦先生はスゴイ人で絶滅しかかっていたティラノザウルスのような無機ELを「高効率青色発光素子」を開発することにより蘇生させた張本人で、カナダのiFire(アイファイヤー)社に技術指導してテレビを作らせている有機ELの敵と言えば敵なのだ。
 
困るんですよね、静かにしておいていただかねば。
 
 
管理人の後は、松下電工の菰田(こもだ)さんで、いつものとおり、有機EL照明に関して、松下は世界のトップを走っていて、実用化にも一番力を入れているのですよ、と威勢のいい講演を聞かせていただいた。
 
ご本人は、もともと無機半導体の人なので、有機材料に関して質問がでたらどうしようと、心の中で心配していたら、聴衆のお一人が有機物の毒性に関して質問された。
材料メーカーにまかせてあります、とのご返事だったんだけど、正確には、材料メーカーでは大量に生産する場合には、変異原性など毒性試験を行うので問題ありません、とキッパリとお答えになられるのがよろしいかと思う。
 
 
講演後、NECラボの長谷川悦雄さんと菰田さんが名刺を交換されている現場に遭遇し、日本毒舌家連合組合の二人が出会ったとおもしろがった。
長谷川さんは、大学研究室の大先輩で、かつ、他の毒舌家組合員の一人である有機エレ研の小田敦PMのかつての上司でもある濃い関係だ。
  
他にも、元富士ゼロックスのこれまた毒舌家の夫(プー)さんが、参加されてて、毒舌家が集る研究会と化していた。
 
 
それにしても、LEDも、無機ELも、有機ELも、日本人研究者達が業界を引っ張っぱてるんだなあと実感した名古屋だった。
 
 
 
 
 
 
  
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2008年4月10日 (木)

福島

  
 
米沢市は山形県で一番南に位置していて福島県に接している。
山を越えるとすぐ福島市。
車なら法定速度を少々超える程度の速さで45分ぐらいで行ける。
  
福島に通ずる国道沿いで、ちょうど郊外にでたあたりに、一本の老松があって、「万歳の松」という。
とても立派で神様が降臨されそうなので、いつも横を通る時は「いってきます」「ただ今帰りました」と心の中で挨拶することにしている。
  
今朝も、その老松に挨拶をして福島市に向かった。
 
 
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ある企業でちょっとした実験を行って、おもしろいおもしろいと結果に満足して、昼過ぎに米沢に戻ると、福島から内堀副知事が来られた。
 
内堀さんとは昨年11月にお目にかかって以来で、きょうは山形県庁に行かれるので立ち寄られたのだ。
  
副知事ながら県の「営業副本部長」を兼ねられていて、トップセールスも積極的に行われる。
そのかいあって、デンソーの工場が福島県に立地したりして、山形と違って福島はここのところ元気がいい。
  
 
Photo_3
 
 
産業ばかりじゃなく、福島では教育にも力を入れておられて、スポーツ選手を育てる目的で、公立の中高一貫校を設立された。
サッカーでは、あの川淵チェアマンが指導にこられる。
 
スポーツ特待生は全員寮生活をさせて、イギリスのエリート達のように人格形成にも力を入れておられるのだ。
単なるスポーツバカをつくるんじゃないからね。
 
普通科の生徒達も目標を持って努力するこれらの生徒の影響で、頑張る生徒が増えてレベルが大幅にアップしたそうだ。
 
施設の整備に随分かかったそうだけど(聞いたけどナイショ)、福島のため、日本のために教育にこれだけの予算をつけられた福島県知事、副知事、サポートした県議会には頭の下がる思いがした。
 
 
同じ東北でも、太平洋側と日本海側でどうしてこれだけ気質が違うのだろうか。
大阪人としてはちょっと不思議やね。
 
 
 
最後に、副知事に「福島には高校に講演でよく呼ばれるのですよ、実は、近々、福島高校にも講演に行きます」、と話したら、「息子が通ってるんです」、と言われた。
 
ひょっとして父親似でズバズバモノを言う息子さんだったりして、講演会で突っ込まれたら困るんだけどなあと思いつつも、楽しみが一つ増えた。
 
 
 
 
 
 
 
 
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2008年4月 9日 (水)

宮崎

 
 
と言えば、
 
一般的には元お笑い芸人の知事を思い浮かべられるかも知れないけど、管理人にとっては「日向夏」だな。
この果物は、柑橘系の中で一番好きで、いつも季節になると思い出す。
 
というのも、以前うちの研究室には宮崎出身の学生がいて、卒業してからも送ってくれるのだ。
今年も送ってくれたので、スライスして白い皮ごと食べたら甘酸っぱさが口いっぱいに広がった。
 
岩崎君、ありがとう。
 
 
Photo
 
 
 
 
 
 
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2008年4月 8日 (火)

千葉

 
 
きょうは、千葉の化学会社に呼ばれて講演に出かけた。
東京駅までは順調だったけど、京葉線が強風で止まっていて、結局は予定より1時間遅れでたどり着いた。
 
千葉と言えば、首都圏でその地位を埼玉と競っているんだけど、洗練度と言う点では、埼玉が一枚上手かと思う。しかし、千葉には海があるんで管理人にとってはポイントが高い。
 
トータルでは魚のおいしそうな千葉の勝ちやね。
 
夕刻からの懇親会では、話題が多岐にわたり、有機ELでは低分子か高分子なのかとお決まりの議論に突入し、今は低分子、あとから高分子と言うことを説明した。
 
どれくらい後かと言うと、最低5年、いいとこ10年はかかりますよ、と正直ベースでお話して、今から高分子で実用化に走ると体力は続きませんね、たとえれば42キロのマラソンを100メーター走の速さでダッシュするようなもんです、とお答えした。
 
と言うことは、今から高分子で実用化を目指すと、いづれ息切れして、金がアルからと言って企業買収に走ったりすると、間違いなくあとからボディブロウのように効いてきますよ、と言った。
 
 
組織と言うもの、トップが代わるとがらりと方針が変わることがあるので、社長が交代したら、高分子有機ELもかなりやばい立場に立たされるんじゃないでかねえ、と予想した。
 
あの高分子有機ELの権化のようなセイコーエプソンが低分子に寝返った時点で、高分子は長期戦に突入してしまったのだ。
 
 
実は、
 
こんな仕事の話はじつはゴクゴク一部で、残りはアラブの砂漠の夕日はスバラシイのですよ、とか、ドバイのリゾートは世界一なのです、とか、ラクダの乗り心地はあまりよろしくない、とか、ニューヨークのフォレストヒルズのテニスクラブの会員はコネがないと入会できないのです、とか、12月のシベリアはとてつもなく寒いのです、とか、一方的にお話をうかがっていた。
 
会社の経営に携わる人と言うのは、これだけ情熱的じゃないと務まらないんだろうなあと、感じたのであった。
 
 
 
 
 
 
 
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2008年4月 7日 (月)

血液型

  
 
きょうは、午後から有機エレ研で四半期に一度の季報報告会が開かれて、共同研究企業の方々に対して、成果報告を行った。
 
所長と言うことで、最初に挨拶させていただいたんだけど、昨日の経済産業大臣の「電球はなくす」発言を取り上げて、不勉強な大臣でも有機ELを次世代の照明器具として認識されるように、とてつもない成果を今年度はぜひとも上げましょう、と申し上げた。
 
それから、有機エレクトロニクスバレー構想の第1フェーズがあと2年で終了するので、第2フェーズ5年間の予算を確保するためにも、今年度はある意味とても重要な年なので、不勉強な知事さんにアピールする意味でも、気合いを入れていきましょうと言う意味のことも申し上げた。
 
久しぶりに会った、あるメーカーの人とソニーのテレビについて立ち話をしたら、
「もちろん、うちでもつくれますよ」、と、軽く流されて、これがハッタリでも何でもないことを知ってるので、ここの社長に早いとこ、決断して欲しいと心から思った。
 
 
中央官庁でも地方自治体でも民間企業でも、トップの人達は現場のことを御存じないと言うのは共通らしい。
 
 
報告会終了後、顧問の先生方と第二会議室「こんどう」に移動して今後の打ち合わせを行った。
 
 
(写真)山形地鶏のレバ刺し。とにかく絶品。
 臭みなく、口の中でシコシコ溶けていく様は何にたとえれば良いのだろうか。 
Photo
 
  
有機EL以外にも血液型の話になって、B型は我が道を行くので、なかなかつきあいにくいとか、O型は親分肌だとか、A型は気が利くとか、なんだかんだ言ってたら、でも一番問題なのは二重人格のAB型だと声が上がった。
 
AB型は、沈着冷静かつ発想豊かな天才型と信じる管理人は、ここで反撃しようと思ったけど、感情的な相手に対しては理論が通用しないことをよく知っているので、ニコニコして太っ腹なところを見せた。
 
横山技術顧問の知り合いに、血液型の専門家がおられると言うことで、5月12日の週に大学でセミナーを開くと言うことが決まった。
 
 
これで、だれがお釈迦様で、だれが孫悟空か、決着を付けたいと思っている。
  
 
  
 
 
 
 
 
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2008年4月 6日 (日)

白熱電球がなくなる?

   
 
たとえば、毎日jp
 
 
温暖化防止:白熱電球やめ蛍光ランプに 消費電力5分の1−−経産相提案
 
甘利明経済産業相は5日、地球温暖化防止策の一環として、家庭などで使用される白熱電球を2012年までにすべて、電力消費量の少ない蛍光ランプに入れ替える目標を打ち出した。強制力はなく、国民に広く理解を求めるとともに、産業界に蛍光ランプの性能向上を要請するという。
 
北海道・洞爺湖で開かれた「地球温暖化問題に関する懇談会」で表明した。
蛍光ランプの消費電力は白熱電球の5分の1程度で、すべて入れ替わることで相当量の温室効果ガスの排出削減につながるという。
 
  
・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
甘利大臣、ご存知ですか?
 
ドイツでは、電球や蛍光ランプに代わる次世代照明として、有機ELの開発に、5年間で160億円もの予算を付けてます。続く5年間でも160億で、合計320億円の予算ですよ。
蛍光ランプなんて「水銀」含んでいて、ヨーロッパでは蛍光ランプすら無くそうと努力しているのです。
 
口だけじゃダメですよ。
勉強してください。
そして、もっと有機EL照明の開発に予算を付けてください。
 
とりあえず、100億でいいですから。 
 
 
(写真)山形発の有機EL照明
    有機ELパネルby有機エレ研、器具byコイズミ照明  
El
 
 
 
 
 
 
 
 
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2008年4月 5日 (土)

女忍者の美香ちゃん

  
 
つちのこ公務員氏からメールが来たので無断で紹介します。
 
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はじめまして。
先日、竿師の忍者屋敷調査に潜入したつちのこ公務員と申します。
先生のブログで忍者屋敷という情報を入手していたお陰で、無事脱出することができました。

ありがとうございます。

知らないでいたら屋敷に隠された数々のトラップに危うく陥いり、お仕置き部屋に監禁され、今頃は米粉と同様に加工され、ジャンボつちのこパンとなるところでした。
ちなみに竿師は、当日具合が悪いふりをしていて、ベットの中で密かに私らが落とし穴に落ちる瞬間を楽しみにしておったようです。
  
しかし、
 
私らも調査のプロです。残念でした。
 
しかし、しかし、
 
トラップに掛からず、無事脱出を謀ろうかというその時。
「お茶でもいかがですぅ」という奥様。
 
ムムッ・・・。
 
「マズい。」と思いながらも、そこは市民の公僕である市職員。お茶をいただき、再選して強気でいる市長へ、市民からの貴重なアレコレも聞かなくてはならない。身の危険を感じつつ、「いただきま~す」。
奥様とは以前のお仕事の話やら竿師との出会いなど、この奥様なかなかの話上手で、こちらもついつい油断してしまった。
 
「もう一杯お飲みになりません?」
「やばい!」と思ったときは足が痺れて動けない。
「どーなさったのぉ。さ、さ、もう一杯」
 
それからのことは意識が遠のき、記憶が定かでなく、意識が戻ったときは、同行した20代の独身女性職員が車の中で「ホントに山大の独身センセーと市役所独身女性職員が合コンするんですか?」などと話しかけてくる。
 
記憶がなくなってからの話を確認すると、山大の先生には独身が多い。市役所にも独身女性が多い。なら、合コンさせましょう!ということになったらしい。市役所側の段取り役が私ということで奥様から約束させられたということ。
軽自動車の狭い車内で、彼女は「合コンの席でサランラップの話なんかされてもイヤですからねっ!」などと唾を飛ばしてくる。
 
奥様が「うちの独身らは女性と話す機会がないから話題がなくて、自分の研究テーマとかを持ち出すの。例えば、このラップは食器にくっつくかとか、なぜつかないのかとか、真面目に説明しようとするのよ。そーなったら勘弁してね。」と言ってたらしい。
それに対し、「面白い話じゃないですか!」と。
そして、「必ず実現させましょう!!」と。
 
覚えていない・・・。
 
あの家は構造が忍者屋敷だったのではなく、女忍者の屋敷だったのだと気づいたのでした。先生も忍者屋敷に招待された際は気をつけてくださいね。
 
さて。
 
先生のブログを、毎夜冷水で身を清めてから拝読させていただいております、私つちのこ公務員ですが、下記は正式な所属と氏名です。
 
所属:米沢市ひまつぶし部お茶飲み課ひらの係長(本当の所属が書いてありました。管理人)
氏名:つちのこ ひろし(本名が書いてありました。管理人)
 
先日の忍者屋敷調査は、違法建築かどうかではなく、来年からしっかり固定資産税という市税をお願いするために、税額を算出するための調査にお伺いしたのです。
ちなみに、私の担当地区には南部地区があり、山大の先生が多数おられます。
福田町にシェルターホームを建築された、旬菜こんどうの座敷わらしT先生の自宅も私が伺わせていただきました。
 
城戸先生がブログで書いていたことを話すると、奥様は笑っておられ、T先生は「あいつのブログはやめさせんといかん!」と熱くなっておられましたよ。
ちなみに、私も妻も旬菜こんどうの常連ですが(明日も行きます)、その後もこんどうにお邪魔するたびにT先生がおられたので、やっぱり座敷わらしだったのだと再認識いたしました。
 
今年からメタボ検診がスタートします。くれぐれも暴飲暴食にはお気をつけください。
ますますのご活躍をご祈念申し上げます。
 
つちのこ公務員
 
 
 
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管理人の返事:
 
つちのこ ひろし様、メール有り難うございます。
 
あの竿師夫婦は、一見とぼけてますが、実はすべて計算づくなので注意が必要です。
合コンの話も、市役所に恩を売っておいて、固定資産税をできるだけまけてもらおうという魂胆ですね。
金持ちほどセコイんですが、この夫婦も例外じゃなく、先日も、米パンの副収入が25億円ほどあったんですけど、申告せずに札束をマンションの押し入れに段ボール箱に詰めておいたらカビが生えていたと言ってました。
とにかく、固定資産税はしっかりと取ってやってください。
できれば、うちの分も向こうからとっていただければ有り難いです。
 
それと、座敷童T教授ですが、これまで一度も正式に招待されたことがないので、先日、偶然のフリをして車で家の前をとおりました。
すると、ご本人が家の前を寂しそうにホウキで掃いておられたので、ああ、やっぱりご夫婦の力関係はこうだったんだと、男のプライドを傷つけてはいけないと思って、声を掛けずに素通りしました。 
 
「こんどう」は、唯一、心休まる隠れ家だったんですね。
見かけたら、優しい言葉をかけてあげてください。
 
では、三十郎市長のイジメに負けず、くじけず、いつの日にか課長になることを夢見て頑張ってください。
 
なせばなる、のです。
 
 
山形大学学長 城戸淳二
 
 
 
 
 
 
 
 
最後まで読んでいただき感謝します。
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2008年4月 4日 (金)

ドイツの柿

  
 
午後遅く、共同研究相手のドイツのB社の研究者がやってきた。
ドイツ人ふたりと、うちの卒業生で社員の渡部、そして日本法人の担当の方の4名様。
 
うちの博士課程の学生、元山、が英語でプレゼンし、2時間ほど研究室でディスカッションした。
3日前に元山のパワポをチェックした時は、内容だけじゃなくて英語の文法やスペルのミスが目立ち、激怒した。
その効果があってか、きょうは予想を遥かに上回るできで、ちょっとした感動とうれしさを味わった。
  
やればできるんだなあ、若者は。
 
もちろん、パワポと発表原稿に手を入れてくれた助教のプーさんの貢献は計り知れないけどね。
 
 
 
ドイツ人二人は、米沢が初めてと言うことだったので、それなら米沢を代表する米牛レストランへ行こうと言うことで「吉亭」に行った。
彼らのリクエストで、シャブシャブをいただいたんだけど、うまいうまい、と箸を巧みに使いこなしながらお肉をほうばっていた。
 
 
Basf
 
 
シャブシャブの名前の由来を、薄くスライスした牛肉は、お湯の中ですぐにwell doneになってしまうので、箸からはずさずに、こうやってシャブシャブするからシャブシャブと言うんだよ、と説明したら納得していた。
 
真ん中に煙突のあるこの特殊な形をした鍋を、温度が下がらないように表面積を大きくするために、こんな形なんだよと、ドイツ人に説明したら、元山は、この煙突が熱いので、この肌でお肉を焼くのだと思ってました、と愚かなことを言った。
 
その時は、日本語だったのでよかった。
 
過日、ケルンの路上で見た柿売りの話をドイツ人にして、実はこれは日本からイタリアに最初に伝わって、それからドイツに行ったんだよ、と言ったら、渡部は実際に食べたことあるらしくて、あまり美味しくないのです、と日本語で言った。
 
やっぱり、日本のフルーツは柿に限らず、リンゴもイチゴも芸術品なんだなあと言うことで日本人一同納得した。
 
 
渡部はドイツに渡って1年経つけど、会うたんびにしっかりして、今では社会人研究者として、どこへ出しても恥ずかしくない程だ。 
大学教員を芸術家とすると、彼は管理人の代表作の一つと言える。
 
 
 
二人の優秀な弟子の成長した姿を見て、今夜は出羽桜が格別だった。
 
 
 
 
 
 
 
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2008年4月 3日 (木)

ノブレス・オブリージュ

 
 
昨夜は、京都のこ洒落た店でベンチャー企業の松本さんと酒を酌み交わした。
 
松本さんは有名な有機EL研究家であり、グルメ研究家、そして古神道研究家で、十数年前に共同研究員という形で大学に来られて以来の長いお付き合いだ。
当時の学生にとっては「松本さん」というと、冬の寒い夜に研究室のガスストーブでスルメを焼きながら日本酒をチビチビやっていたと言う印象が強いらしい。
 
有機ELの話題では、外国の某社がかつて学会発表した内容について、アホやのう、わかってませんよねえ、なんて言いながら、けど、最近ではようやく理解し始めたようですなあ、ハッハッハッと笑った。
 
とか、企業でも大学でも研究して特許を取得するだけだと、場合によっては業界の足を引っ張ることになるのですよねえ、なんて、ある企業、ある事例を取り上げて、あれやこれや批判していた。
 
 
早稲田の同窓生であり、年齢も同じということで、いつも、お互いわが意を得たりとばかりに話が合うんだけど、今回も、我が国の初等、中等教育について意見を交換したらこれまた同意見でうれしくなった。
 
というのは、我々が小学校の時の教育が果たして素晴らしくて、いまがとてつもなくダメになってるかというと、そうでもない。
当時、一クラス55人の教室でたいした教育を受けたという思い出もないし、当時の教師が今より教育者として優れているかというとそうじゃないと思う。
 
結局は、子供を取り巻く家庭環境が随分変り、甘やかし放題のバカ親の存在や、友達みたいな親子関係、とにかく家庭が教育や躾に関して、その義務を果たしていないと言う結論だ。
 
だから、ちょっと過激かも知れないけど、小学校から全寮制にしてバカ親から切り離して、昔ながらの躾をしながら教育すれば、まともな大人になるんじゃないかと提案したら、松本さんはイギリスのエリートは中学から全寮制の学校に入れて、とことん身体と心を鍛えるのですよと教えてくれた。
 
そういえば、以前、ケンブリッジ大学を訪問した時に、カレッジディナーに招待されて、教授や学生達と夕食を共にしたんだけど、黒いガウンを羽織って少し高くなった壇上で教授たちがテーブルを囲み、そして低く見下ろされる場所で学生がテーブルについてウェイターのサービスを受けた。
 
すなわち、教育する側とされる側の立場を明確にするのだ。
決して友達関係ではない。
 
だから、イギリスでは今でも家庭では、養う側と養われる側の立場を明確にして躾し、考え方、生き方、を教えるのだと思う。
特に、エリート階級では、「ノブレス・オブリージュ」(高貴な者の義務)、すなわち「恵まれた環境にあるものが立派に振る舞うことが当然である」という考え、騎士道の精神をたたきこむ。
  
だから、西洋では大金持ちが引退後に巨額の寄付を行ったり、ボランティア活動に精を出すのをよく見かける。
 
恥ずかしながら、我が国では武士道精神がすたれてしまい、金持ちは単に贅沢な暮らしをして、子供たちを甘やかし、高級車を買い与え、まともな躾や教育をしない。
 
 
こんなことでは、将来のニッポンはお先真っ暗なので、管理人はいつの日にか個人資産100億円ためて、そのうち50億円を使って、地方に教育の拠点をつくり、そこでは全寮制でエリートを育てて、「ノブレス・オブリージュ」を実践できる武士道精神を有するエリート人材を育てたいと言った。
 
そしたら、「100億円全部使ってくださいよ」、といわれたので、「ハイ、すいません、99億円使います」と言って、許してもらった。
 
 
 
第二の人生を新の教育者として捧げたい管理人なのだ。
 
 
 
どこかのお金持ち、いっしょにこの国を救いませんか? 
 
 
 
 
 
 
 
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2008年4月 2日 (水)

白のBMW

  
 
先日、研究室に機械学科のK准教授、米パン学科のN准教授がやって来て、研究の話とか、ベンチャーの話とか、学科は冷たいという話とか、企業に騙されない方法とか、幽霊の話とか、いろいろバカ話をした。
というか、このメンバーの話題はいつも99%がバカ話なのだ。
 
実は、N准教授は最近家を建てたんだけど、違法建築かどうか、家の検査に米沢市の担当がやってきたらしい。
 
奥様がドアのチャイムにでられたんだけど、まず担当氏が、
「忍者屋敷の検査に来ました〜。」
 
そして、室内を見ながら、
「ほほう、ここが例の抜け穴ですか。」
 
などと言って、最後に、
「竿師のご主人は、ご不在ですか。」
 
なんて、おバカさんなことを口にしながら仕事をしていったらしい。
 
こういうノリの職員さんは、なかなか役所にはおられないツチノコのような貴重な存在なので、ぜひ一度、お目にかかって取材させていただき顔写真入りで、ここで紹介させていただきたいんだけど、うちに来ていただけないですか。
 
けど、あまり大きな声で言えないここだけの話だけど、あの忍者屋敷には屋根裏の三階の隠し部屋と地下にお仕置き部屋があって、ホントは違法建築なんだけど、それは見破られなかったらしい。
 
それに、聞くところによると、どうも、このバカブログは米沢市役所で役人さん達が仕事もせずに、じゃなくて、仕事の合間に見てくれてるということだ。
 
 
ちゃんと、仕事し〜や。
再選されて浮かれてる三十郎市長にちくりまっせ。
 
 
 
N准教授と管理人はコテコテのマックユーザーで、科学者としての能力とともに美的センスが一流なんだけど、K准教授はウィンドウズユーザーなので、二人であんな使い勝手が悪くて、ダサくて、ウンコみたいな機械を使っていると研究者としての能力を疑われるし、研究成果もでないのだから、早くゴミ箱に捨てて、マックを買いなさい、とさんざん説得したら、奨学寄付金の残高が10万円しかないので、一度パーっと飲んだらなくなっちゃうので買いたくても買えないと言っていた。
 
あのね、10万円では、マックは買えないし、奨学寄付金で「パーっと飲む」こともできないんだからね。
  
 
 
車の話になって、科学者たるもの、何事でも独創性とオリジナリティを追求せなあかんから、白のトヨタに乗る科学者は大成しないんだ、という管理人の持論にお二人とも賛成してくれて、白色じゃないけどトヨタ車に乗るN准教授はBMWの3シリーズが、欲しい欲しいと言っていた。
しかも、彼のトヨタは、たまに後ろのドアがギーと勝手に開くらしくて、霊が乗り込んでくるのかも知れないとビビっていた。
 
 
聞いていた二人は、科学者として、工学博士として、「それは間違いなく霊やね」、と断言した。
 
 
やっぱ、BMWはいいよなあという話で盛り上がったら、最近、工学部キャンパスの正面の事務棟の前にピカピカの白いBMW325が駐車されてる話にギアが切り替わった。
 
事務棟だから、教員じゃなくて事務員の誰かさんなんだろうけど、学部長のように建屋の真ん前という一等地に駐車している根性というか、その傍若無人ぶりはタダ者やないで。
 
教員を含め大学職員は一般企業と比べて給料が低いので、普通は地味な生活をしてるんだけど、この職員はきっと影で悪さをしているか、実家がお寺で土日坊主で丸儲けしてるかに違いない、しかも、こういう輩は娘や息子にもBMWをほいほい買い与えてるのだろう、という結論に達した。
 
 
やっぱり、事務の改革が必要ですなあ、学長、学部長。
 
 
 
なんて、
東京から京都に向かうN700系新幹線の中でパカパカとMacBookで書いていると、隣の50代のオヤジが、週刊アサヒ芸能と言う大衆向け雑誌を座席背面の網の雑誌入れの中に入れたまんま、名古屋で降りた。
「朝青龍「ホステス流血」モミ消し」、なんてデカデカと表紙に書かれてあって、もし隣に人が来て管理人のものと勘違いしたら大学教授としてちょっと恥ずかしいなあと、心配していたら女性の車掌さんが持っていってくれた。
 
 
ホッとしたんだけど、普段買うことないゴシップ雑誌をちょっと読んでみたかったので、ちょっとだけ残念だった。
朝青龍が酔っぱらって暴れたら、うちのプーさんどころやないで。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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