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2007年12月 8日 (土)

恥の文化

 
 
小山副学長のブログに英語力についてのエントリーがある。
企業の社長さん方との日本人の英語のヘタさについての飲み屋談義だ。
 
・・・

日本人が他のアジアの人々に比べて英語がヘタなのはよく知られているが、わたしにとってその理由は明らかだ。
 
日本には、「恥の文化」がある。
すなわち、「恥ずかしいから〜しない」、という文化である。
これが、英語の習得の際に足を引っ張るのだ。
 
道にゴミを捨てるのは恥ずかしいことである、だからしない。
人をだますことは恥ずかしいことである、だからしない。
野球の試合で先発メンバーを直前で変えることは恥ずかしいことである、だからしない。
 
英語も同じ。
 
文法が間違っていたら恥ずかしい、だから正しい文法でなきゃ話したくない。
正しい文法で話したい、だから英作に時間がかかって会話にならない。
発音が間違っていたら恥かしい。
相手が自分よりうまいと恥ずかしい。
妙に巻き舌で話すのも恥ずかしい。
  
だから話さない。話せない。
 
 
すなわち、英語を話そうとすると、恥ずかしいことのオンパレードである。
 
外国で、他のアジアの人達が話しているのを聞くと、必ずしも文法が正しい訳じゃないのに気がつく。発音もお国なまりだ。
   
けど、会話としてちゃんと成り立っている。
 
じゃあ、どうしたら日本人でも英語がうまくなれるのか。
簡単である。
 
 
 
  
恥を捨てる。
 
 
 
 
まず、文法は気にしてはいけない。
単語を並べるだけでも通じる。
最初はそれでいいのだ。
 
しかし、発音を間違えると通じないので、単語の発音は発音記号を覚えて、正確な発音の仕方をマスターし、ここのところは努力して完璧にする。
基本的な発音はたかだか数が知れているので、これぐらいの努力は必要だ。
 
それと、ゆっくり喋る。
早く喋るのがうまい英語ではないし、早く喋っても発音がヘタだと上手に聞こえない。
 
日本人でも普段、早口で喋る人もいれば、ゆっくり喋る人がいるでしょ。
だから、キチンとした発音で、ゆっくり喋ることをまず心がけること。
 
さらに上達したければ、英語を聞きまくる。
胃が痛くなるまで聞きまくる。聞き流すなんて甘いもんじゃない。
聞いていれば、英語のイントネーションがメロディとなって能ミソのシワにしみ込まれて行くのだ。
 
とにかく、文法は無視して、通じればいいと開き直ることが最重要だろう。
わたしなど、渡米して1年ぐらい経って開き直ってからというものの、どっからでもかかって来い、状態になれた。
 
 
 
…と言うことは、
 
 
今の若い人達は、小学校で英語をわざわざ教えなくても、英語が上手になる下地がある。
 
なぜなら、道端や電車の中でへたり込んでも恥ずかしいとは思わないし、援助交際しても恥ずかしいとは思わない。だぼだぼズボンをはいて、お尻を半分出していても恥ずかしくないし、海パンいっちょうでオッパッピーっなんてやっても恥ずかしくない。
 
とにかく、「恥の文化」など知らない「恥知らず」がとても増えた。
 
だから、今どきの若者は英語などその気になれば日本語よりまともに喋れるだろう。
 
 
 
それでいいのかどうかは別にして…。
 
   
 
  
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