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2007年9月18日 (火)

国を動かす力

きょうは午後から、財務省の主計官のF氏が来室されました。

主計官と言っても、一般の人には分かりにくいのですが、英語で書くと「Budget Examiner」(予算審査官?)です。
読んで字のごとく、担当省庁から上がってきた予算の要求案を査定、すなわち審査する人達ということです。

もちろん、各省庁との力関係は、予算をつける側とつけてもらう側ですから、どっちが強いかわかりますよね。だから、昔、官官接待なんて言うのがあったぐらいです。金融機関では、財務省担当をMOF担(モフタン)なんて呼ぶのです。
我々には関係ありませんが…。

そういうわけで、財務省、主計局の主計官というのは、財務省でもエリートたちであり、官僚のトップに君臨する人達なのです。

その主計官の方に、お忙しい中、わざわざ大学にお立ち寄りいただき、城戸研究室、地域共同研究センター、ベンチャービジネスラボを見学いただきました。中でも、城戸研で多くの時間を割いていただき、有機ELの現状、将来性、課題、などなどお聞きいただきました。

ついでに、いらぬことですが、より一般的なこととして、国プロジェクトのあり方、問題点、今後の地域活性化のあるべき姿など、城戸の考えを辛抱強く聞いていただきました。特に国プロジェクトの問題点に関しては、私自身が経験したことを中心にザックバランにぶっちゃけてお話しいたしました。

国プロで私をいじめたあなた。
ゴメンなさい、チクっちゃいました。

どうも、担当省庁からは、耳障りのいい話ししか入らないようで、このような現場の声は普段届かないのか、興味深げに聞いておられました。

大学見学後、有機エレクトロニクス研究所にお連れし、種々の秘密兵器が並ぶクリーンルームを外から見学いただき、その後、有機ELサンプル工房で各種の有機ELサンプルを見て、触れていただきました。


これまで、主計官の方に財務省に呼ばれて説明に行ったこともあり、これでお目にかかるのは二人目ですが、切れ者ばかりです。このような研ぎ澄まされたアーミーナイフのような人達をだまくらかして(失礼!)予算を取らなければならない各省庁の担当者は、慢性胃炎にでもなるのではないかと心配してしまいます。
年に一度は人間ドックに行かれることをお勧めいたします。

皆さんご存知のように、国を動かすのは政治家ではなく、官僚です。そのトップに君臨するのが財務省主計局の主計官の方々です。
「国を動かす力」を発揮して、美しくて、とてつもない日本を復活させて欲しいと願います。

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(きょうは文体がいつもより丁寧な気がする。気のせいか。)


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