2017年4月26日 (水)

東北でよかった?

 
 
 

 
 
 
先週の出張時、
お供にしたのがこの本。
 
 
被災地での霊体験を綴ったものですが、
科学者のはしくれとして、
冷静に判断すると、
いわゆる脳内現象だと言えるものがほとんどです。
 
 
 
ただ、
間違いなく言えることは、
肉親を失った人たちのとても深い悲しみ。
 
 
 
これは、
その地域が復興しようとも、
商売が繁盛しようとも、
その深い傷が癒えることはないでしょう。
 
 
 
東北でよかった、
 
 
 
なんてよく言えたものです。
 
 
 
 
 

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2017年4月24日 (月)

10年連続

 
 
 

 
 
 
いやあ、忙しいですねえ。
年度始めの研究報告会、プロジェクト打ち合わせ、新会社の立ち上げ、その他もろもろ、
忙殺されてます。
 
 
 
で、
遅くなりましたが、先週のこと、
大学本部に出かけて、表彰式。 
 
 
 
クラリベイト・アナリティクス(旧トムソン・ロイター)によるHighly Cited Researchers(HCR)に選出されて学長から表彰状を授与されました。
 
詳細はこちら→大学ホームページ
 
 
日経でも、
 
 
として、
報道されています。
 
 
 
表彰式のあとの記者会見で、記者さんたちに申し上げました。
 
 
 
・・・
 
HCRはプロ野球に例えると、
メジャーリーグで3割バッターになること、
30本のホームランを打つこと、
でしょうか。
 
それを3年連続行ったということです。
 
3年連続を記録すると、
野球ファンなら翌年も3割打つことを期待します。
30本ホームラン打つことを当然と思います。  
 
だから、
前人未到の
 
連続10年を目指します。
 
・・・
 
 
 
まあね、
一度でも選出されるのは大変です。
今年は世界で3000人ほど 選ばれましたけど、
日本人はたったの70人程度。
 
 
 
2年前は140人いました。
この2年で半減です。
 
 
 
3年連続となると、
10数名程度でしょうか。
 
 
 
何を隠そう、
専門の有機ELも含まれる材料科学の分野では、
 
 
 
昨年から、私たった、ひとり。
2年前は3人でした。  
 
 
 
科学技術レベルが低くなったと言われる日本ですが、
こうやって世界のトップで張り合ってる研究者がまだ山形にいるわけです。
山奥に生息するオオサンショウウオみたいなもんでしょうか。  
 
 
 
そんな絶滅危惧種に指定されてる日本のHCR、
国は国策で保護してほしいと思います。
 
 
 
特に科学技術振興機構JSRには、研究費という形でのご褒美、ご支援をいただければ有難いです。
 
 
 
でないと、
ほんとに絶滅しますからね。
 
 
 
最後に、
城戸研究室のスタッフ、学生、共同研究者の皆様、
今回の受賞も皆さんの汗と涙のおかげです。
 
 
 
あと、7年、
お付き合いよろしくお願いします。   
 
 
 
 

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2017年4月19日 (水)

 
 
 

 

 
 
きょうは、天童で開催されてる国際会議で基調講演をさせていただきました。
 
 
天童というところは、将棋の駒で有名ですが、実は天童木工がプロの間では評判の会社。
リオ五輪の卓球台にも使われたくらいで、日本を代表する木工会社だと思います。
 
 
で、
大学に戻って企業の方とAIに関する打ち合わせをして、
 
 
そのあと、
久しぶりに、
うちのS准教授と飲み会。
笹部ですけど。  
 
 
そこで、
成功の秘訣「その一」だけをこっそり教えてあげました。
 
 
人生には波があります。
ついてる時、
ついてない時、
追い風が吹いてる時、
向かい風の時、
 
 
それをきちっと感じれる人は成功します。
わからない人は、凡人のまま終わります。
 
 
うちの研究室、
今の11号館に引っ越した去年から、
追い風が吹き始めました。
 
 
しかも、
今年は、
かなり強い。
 
 
そんな時は、人生の転機でもあるから、
仕事も、
プライベートも、
 
 
とにかく、
突っ走る。
 
 
ここで遠慮したら、
次の風が吹くまで、
鳴かず飛ばず、
気がついたら50歳、60歳、
パッとしない教授で終わるかもしれません。
 
 
そんな話をしながら、  
いったい、
風の向きを感じて仕事をしてる大学教員てどれくらいいるんだろうなあ、
 
 
と思いました。
 
 
 
 

 

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2017年4月18日 (火)

大学改革の方法

 

 

日経Web刊から

 

 

科学技術立国の堅持へ大学改革を

2017/4/16 

フォームの終わり

 

日本は科学技術立国を堅持できるのか。そんな不安を抱かせる指標や分析が発表されている。なかでも新しい産業の芽や社会的価値を生む役割が期待される大学で、活力の低下が指摘されている。

人口が減る日本では研究者数や研究費を右肩上がりでは増やせない。科学技術立国を標榜し続けるには、研究の多様性を保ちつつ、生産性を高めるという難題を乗り越えねばならない。遅々として進まなかった大学改革に、いまこそ危機感をもって取り組むときだ。

 

 

年功崩し若手登用: 

 

「日本の科学研究はこの10年で失速し、この分野のエリートの地位が揺らいでいる」。英科学誌「ネイチャー」は3月、日本の科学研究の弱体化を厳しい表現で指摘した。

同誌によれば、この10年間に世界で発表された論文数は80%増えたが、日本は14%増にとどまる。日本の世界シェアは2005年の7.4%から、15年には4.7%に低下した。お家芸だった「材料」や「エンジニアリング」などでもシェア低下が目立つ。

国連の専門機関である世界知的所有権機関によれば、日本は研究開発の産物である特許の登録件数で長く世界首位だったが、15年に中国に抜かれ2位に落ちた。有力研究機関が公表する競争力ランキングでも日本はじりじりと順位を下げている。

日本では研究開発投資の約8割を企業が担い、科学技術全体が急速に弱っているかどうかは議論の余地があろう。だが大学の活力低下は国際化の遅れなど他の指標からも見て取れる。ネイチャーの警告は重く受け止めるべきだ。

何が活力を奪っているのか。大学関係者からは、国が支給する運営費交付金の削減をあげる声が多い。交付金は教員数などに応じて配分され、大学運営の基礎となってきた。政府は04年度の国立大学法人化を機に毎年減額し、この10年間で約1割減った。

しかし、大学予算全体はそれほど減っていない。政府は交付金を減らす代わりに、公募方式で研究者に資金獲得を競わせる「競争的研究費」を増やしてきた。本質にあるのは研究費不足ではなく、もっと構造的な問題とみるべきだ。

ひとつが研究者の高齢化だ。ノーベル賞級の独創的な成果は若い頭脳から生まれやすい。1980年代、大学では40歳未満の若手教員が4割を占めたが、いまは25%にまで下がった。代わりに5060代が半数近くを占める。産業界などでは崩れてきた年功序列が、大学ではいまだに残ったままだ。

政策も失敗が続いた。文部科学省は博士号をもつ若手を任期付きで雇用する「ポスドク」を増やしたが、任期後の就職先がなく、収入や身分が不安定な「高学歴ワーキングプア」と呼ばれる若手研究者が増えてしまった。

閉塞感を打ち破るには、若手を積極的に登用する政策が欠かせない。政府は科学研究費補助金を若手に重点配分したり、国のプロジェクトで登用したりする制度を始めたが、これだけでは足りない。

各大学が若手に責任あるポストを用意し、意欲を引き出す改革が不可欠だ。企業の研究との兼業を認める「クロスアポイントメント」という制度も活用すべきだ。

 

 

企業の資金生かせ:

 

研究費を国だけに頼るのではなく、企業などから受け取れるように「稼ぐ力」もつけるべきだ。

日本は欧米に比べ産学共同研究が大幅に少なく、金額ベースでは米国よりも1桁少ない。連携を仲介する専門人材を増やしたり、企業の設備を借りたりすることで共同研究を増やす余地は大きい。

研究評価の方法も見直しが要る。公募型の研究が増え「数年先に実用化が見込める研究ばかりが評価される」との声があがる。実用性が不透明な基礎研究はさらに資金を得にくくなる心配がある。

研究の多様性を保つには、研究費を配分する日本学術振興会などの役割が重くなる。欧州では「経済効果は基準に含めない」「論文の本数だけでは評価しない」などと、10年単位の長い目で研究の価値を評価する例が増えている。日本でも参考にしたらどうか。

政府の総合科学技術・イノベーション会議は昨年度から5年計画で始めた科学技術基本計画に数値目標を盛った。大学についても40歳未満の若手教員を3割にする」「企業などからの資金調達を5割増やす」などと掲げた。

それらの達成に向け、政府が細かく指示を出し、研究活動を縛っては、かえって大学の活力をそぐ。大学の自発的な改革を加速させるときだ。

 

 

しかしまあ、

好き勝手な意見をおっしゃいますね、現場もわからずに。

 

 

ナンセンス

 

 

ですよ。

 

 

うちの研究室は、

昨日のエントリーで紹介したように、

こんな状況ですけど、

いまだに世界トップランキングです。

 

 

その秘訣はなんなのか、

それを一番知ってるのは教授である私です。

 

 

だから、

大学改革の方法も、

私がこの国で一番知ってるでしょう。

 

 

なぜ、

聞きにこないのか、

 

 

意味不明。

 

 

この国が科学技術立国として

復活するには、

 

 

城戸メソッド

 

 

しかないですね。

 

 

いつでも伝授しますから、

文部科学大臣殿、

 

 

米沢においでください。

 

 

 

 

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2017年4月17日 (月)

研究室のレベル

 
 
 

(本文とまったく関係ありません)
 
 
 
昨日から大阪出張で、すでに米沢なんですけど、
新幹線の中で、嬉しいニュースが飛び込んできました。
 
 
 
山形大学が材料科学の分野で10位と評価されました。
 
 
 
実は、
昨年もそうでした。
 
 
 
まあ、それだけだと、
特になんてことないんですけど、
 
 
 
実は、
評価されてる論文は、
 
 
 
すべて、
 
 
 
うちの研究室関連。
 
 
 
ということは、
他の大学は、
大学として、
研究者が寄ってたかっての、
 
 
 
ランキング。
 
 
 
それを
うちは、
一研究室で、
 
 
 
勝負してる。 
 
 
 
9位が東工大なんで、
 
 
 
まあ、
言ってみれば、
東工大が寄ってたかっても、 
 
 
 
うちの研究室レベルなのか。
 
 
 
まあね、
日本の科学技術レベルが地盤沈下してるのも、
こういうところからも、
わかる。
 
 
 
マスコミなり、
文科省なり、
政治家なり、
 
 
 
まず、
うちに話を聞きにこないと、
 
 
 
トップを走り続けるための
解決策なんてわかりませんね。
 
 
 
秘訣があるんですから。
 
 
 
 
 
 

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2017年4月16日 (日)

Brown Lecture

 
 
 
With_negishi_sensei
(左、渡邊雄一郎。右、根岸先生)
 
 
 
また、やってくれました。
うちの研究室のリーディング大学院3年、渡邊雄一郎が受賞です。
 
 
 
The 34th Annual H. C. Brown Lectures in Organic Chemistry
 
 
  
で、
 
 
 
Y. Watanabe, H. Sasabe, T. Beppu, H. Katagiri, D. Yokoyama, J. Kido, “Highly Orientated Electron-Transporters Using Weak Hydrogen Bonds for Low Operating Voltage Organic Light-Emitting Devices”, The 34th Annual H. C. Brown Lectures in Organic Chemistry, West Lafayette, USA (April 2017)  
 
 
 
の論文、
ポスター発表で、Poster awardをいただきました。
共同研究いただいた先生方に感謝申し上げます。
パデュー大学に留学して早1年が経とうとしておりますが、着実に成長しているようです。
 
 
 
科学研究の地盤沈下が甚だしい我が国で、
アメリカでも高く評価されてる我々の研究です。
 
 
 
文部科学省(学振、JST)にも、
 
研究費という形で、
 
もっと褒めていただきたいです。
 
 
 
 
 

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2017年4月13日 (木)

ベンチャーキャピタル

 
 
 

(写真と内容は関係ありません) 
 
 
 
きょうは午前中に東京から戻って、
研究室の報告会とか、
事務との打ち合わせとか、
金融機関との面談とか、
ある装置メーカーとの情報交換とか、
 
とにかく、
 
 
 
忙しい。
 
 
 
特に最近多いのが、
最近立ち上げたベンチャー企業への出資の話。
きょうの金融機関もそうでしたし、
明日も2件面談。
 
 
 
食品会社のベジア、
有機EL会社のフラスク、
 
 
 
とになく、夏までにはシリーズAの資金調達を終了して、
両者とも本格的な活動に入ります。
 
 
 
しかも、
両者とも5年後には上場予定なので、
 
 
 
儲けたいVCさん、
 
 
 
早いもん勝ちですからね。
 
 
 
正直言って、消極的な金融機関、VCさんとは、あまりおつきあいしたとは思いません。
お金を出して、かつ、これらのベンチャーのために何をしていただけるのか、
そんなことを真剣に考えていただける人たちと仕事をしたいと思います。
 
 
我々とこの国を活性化したい人、    
城戸までご一報ください。
 
 
 
 
 

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2017年4月12日 (水)

高分子同友会

 
 
 

 
 
 
きょうも東京。
高分子学会の高分子同友会講演会。
 
 
 
有機ELの現状と将来展望について話させていただきました。
これからの製造業、科学技術立国日本。
 
どうやって、
食べていくかというと、
とにかく、
 
 
 
最先端を突っ走るだけ。
 
 
 
そういう意味でも、  
大学の基礎研究がいかに重要か。
 
 
 
けど、
大学が疲弊してます。
 
 
 
政治家の皆さんには、
ささいなことをずるずる引きずるんじゃなくて、
この国の将来を真面目に議論してほしい。
 
 
 
そんな、
議員さんに清き一票を入れましょうね。
 
 
 
 
 

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2017年4月11日 (火)

新年度会

 
 
 

 

 
 
 
昨日から講義も始まり、
きょうは研究室の新年度会。
 
 
 
長岡高専からリーディング大学院に来てくれた某E女子とか、
 
社会人の博士課程に入学されたF共同研究員の歓迎会とか、
 
某S助教の科研費採択祝いとか、
 
某K教授のHighly Cited Researchersの3年連続選出祝いとか、
 
 
 
研究室のみんなで祝いました。
 
 
 
もちろん締めは、
城戸研究室御用達の
富士屋のおにぎりと、
角屋のシュークリーム。
 
 
 
4年生の顔も全員覚えたし、
 
 
 
さあ、
今年度も元気一杯やりますか!
 
 
 
 
 
 

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2017年4月10日 (月)

熱中先生

 
 
 

 
 
 
きょうは東京で熱中小学校の第一回教員会議でした。
 
 
 
今年度から理科の教員として参加するんですけど、初めて他の教員の皆さんとお目にかかりました。 
 
 
 
元ホンダの技術者の方、
奥会津のマタギの方、
他にも、
普段、お目にかからないような、ユニークな方々。
 
 
 
共通項は、
みなさん、
ボランティアで、熱中小学校のコンセプトに賛同されてること。
 
 
 
なんか、熱いんですよ。
 
 
 
私自身の授業は7月に高畠で行いますが、
八丈島とか、
高岡とか、
会津の分校でも、
ぜひ、
授業をさせていただきたいなあと、思いました。
 
 
みなさんも、入学しませんか?
 
 
 
 
 
 

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