2021年9月18日 (土)

都の西北

   

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きょうは出身大学である早稲田大学の校友会の総会が山形市でありました。

何を隠そう、

若輩者ながら、山形支部の副支部長を仰せつかっております。

    

人生というのは不思議なもんで、

私は大阪出身、大阪育ちなので、

東京が嫌いで、

東京の大学に進学するなんて、

夢にも思ってなかったですし、

行きたいとも思ってませんでした。

   

しかし、

第一志望大学に落ちて、

早稲田大学に進学することになったんで、

そういう意味でも、入学の際には感激もありませんでした。

       

が、

当時の早稲田という大学は、

地方出身者が多くて、

結果、

多彩な多くの友人に恵まれ、

しかも、

4年生の時の研究室で生涯の恩師に出会い、

研究の面白さを知り、

アメリカに留学させていただき、

そして今の自分があります。

     

多分、

第一志望の大学に合格していたら、

それで満足してしまい、

きっと、大した努力もせずに卒業し、就職して、

今頃はどうなってたかって、

考えると、

早稲田に進学してよかった、

と心から思います。

   

ということで、

受験生の皆さんや就活している学生さんに言いたいのは、

結果的に進学先や就職先が第一志望じゃなくとも、

それが一生懸命頑張った結果であれば、

それは、なんらかの理由があって、

そういう結果になったのであって、

与えられた場で頑張れば、

最初はお先真っ暗と思っても、

一筋の光が差し込むことでしょう。

   

人生90年とすると、

最初の18年や20数年で決まるものではありません。

とにかく必死でやってみることです。

 

と、

校友会総会に出席していて、

都の西北に行ってよかったなと、

改めて思いました。

  

   

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2021年9月17日 (金)

蔵王

  

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私は大阪生まれの大阪育ちで、

スキーは中一から、

最初は滋賀の琵琶湖バレーとか、兵庫のハチ北とかで、

スキーを覚えました。

写真は高一の時ですね。

    

その後、

夜行列車で行く白馬でのスキー行が始まるのですが、

その頃から蔵王は知ってました。

大きなスキー場で、

温泉もあって、

憧れではありましたけど、

あまりにも遠いので、行くことができませんでしたけど。

      

大学の競技スキーサークルの合宿で、

一度、蔵王坊平には行きましたね。

これは、

こないだのテレビ放送の際の学生時代の紹介に使われたもう一枚の写真です。

           

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そんな山形というか、日本を代表する蔵王ですけど、

当時と比べると今はとても寂しいです。

単純に、

温泉で観光客を呼ぶ、

スキーに来てもらう、

そんな時代は終わりました。

    

昨日紹介した長野の岩岳スキー場のように、

待つんじゃなくて、

攻めが必要でしょう。

隣の八方尾根でも、山頂にビーチがあります。

     

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多分、

蔵王ならBMXのコースが何本もできるでしょうし、

ゴンドラで行ける山頂からの見晴らしはとてもいいでしょうし、

そんなところに小洒落たカフェでもあれば、

と思います。

  

他にも、

季節が逆の南半球からのスキー客を呼べるように、

宿も含めてインフラをもっと外国人向けにするとか、

できることはたくさんあるでしょう。

  

雪も毛嫌いするんじゃなく、

もっと活用するような

突き抜けたアイデアで地域活性化を

考えましょうよ。

  

    

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2021年9月16日 (木)

スキー

   

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これは、先日放送された番組で、

私が紹介された際に使用された写真です。

何を隠そう、

学生の頃はダウンヒラーで、

これも野沢の三連戦でしょうか。

   

あの頃は、

スキーといえば、

私をスキーに連れてって、というくらいの

ブームで、

私も中一からスキーを始めて、

学生時代は競技スキー、

アメリカの大学院でも冬には3〜4度は滑りに行ったでしょうか。

  

それが、

今やスキー人口激減で、

スキー場は閑古鳥がなき、

閉鎖されたスキー場も少なくありません。

   

で、

その中でも頑張ってるところが、

長野の岩岳スキー場、

ここは岩岳学生で何度も行きましたけど、

学生スキーのメッカでした。

  

それが今では、

BMXのメッカ。

夏場に多くの若者がやってきます。

   

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しかも、

ロープウェイで登った山頂には、

デッキが設備されていて、

小洒落たカフェがあったりして、

避暑に最適です。

   

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こういうのを見て思うんですけど、

斜陽産業は客を増やすことを考えずに、

そのインフラを生かして他に何ができるのか、

を過去にとらわれずに、考えることが重要なんだなと思います。

   

それには、

若い人の発想こそが役に立つでしょう。

そして、

そういう若者をどれだけ抱えられるかが、

その地域や組織にとって、

極めて重要であることは言うまでもありません。

   

長野県と山形県は気候的にもとても似ていますが、

進取の精神は長野県が一歩先のような気がします。

   

    

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2021年9月15日 (水)

能楽とクラファン

 

ちょっと遅めの夏休みをいただいておりまして、

すべての対応が遅れております。

すいません。

 

で、

新作能の講演のお知らせです。

能楽というと、古典芸能で、

古典作品ばかりかと思う方が多いかと思いますが、

落語もそうですけど、

新作があります。 

 

しかも、

それがクラウドファンディングで上演されるとあって、

能楽の新しい形ですね。

  

で、

その新作能がこれ、

  

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媽祖(まそ)というのは、

台湾の神の話です。

 

演じるのも、

片山九郎右衛門、野村萬斎、分林道治という、

現代の能学会を代表する面々です。

 

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さすがに、

サイトが公開になって、まだ日が経ってないものの、

すでに94%の達成率で、

かなり注目されてます。

    

見逃せない。この新作能、

お申し込みは今すぐ↓ 

クラウドファンディングサイト

  

  

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2021年9月12日 (日)

大学改革その7

 

知財で稼ぐ大学ですけど、

外国の場合はどうでしょう。

    

アメリカでは、大学での研究は日本の科研費に相当するNSFの研究費から、

NavyArmyその他、多くの研究助成機関から研究費を獲得します。

それらの研究費は人件費込みで、自分の給料が増えるばかりでなく、博士研究員を雇ったり、学生に奨学金を給付したり、

非常に使い勝手の良いものです。

    

しかも、

研究費の半分を間接経費として、大学が召あげるので、

大学にとっては、多額の外部資金を獲得する教授は、まさしく稼げる大学教授です。

一億円の研究費の場合、5000万円を大学が間接経費として徴収するので大きいですね。

したがって、

稼げる教授は学部長と年俸を交渉して、スター教授であれば、3000万円なんてことは普通です。

まるでプロ野球選手ですね。

    

で、

知財です。

  

稼げる教授は、研究費が多く、そのため発明そして特許出願も多くなります。

発明は職務発明となり、大学からの出願となり、出願費用、維持費用は大学が負担します。

日本のように、出願費用を教授の研究費から支出するというようなことはありません。

    

で、

違うのはこれからです。

アメリカでは。そのような特許を使用しようと、プロの起業家、すなわちCEO屋さんが教授に声がけして、顧問を依頼し、

大学から専用実施権を設定してもらいベンチャーを始めます。

多くの場合は、COE屋さんは技術の目利きであるCTO屋さんとタッグを組んで動いてるケースがあるようです。

   

そして、

国からのベンチャー支援として、

SBIR(Small Business Innovation Research)を利用して、

助成金を獲得し、フェーズ1、フェーズ2、フェーズ3と、基礎レベルの研究を、応用、そして実用化へと発展させていきます。

その間、ベンチャーキャピタルからの出資を受け、研究者を増やし、フェーズ3まで行くと、社員数も30人を超えるでしょうか。

       

フェーズ3まで行ったベンチャーは、

最終的には、上場したり、大企業に買収されたり、

その結果、創業者であるCEOは大金を掴むことになります。

発明した教授もストックオプションなんかで、株式を保有しているので、その売却益は莫大ですし、

顧問料なんかで収入アップです。

注目すべきは、

このシステムでは、銀行からの借り入れもなく、ベンチャーに関わってる人間は、

なんのリスクもなく夢にチャレンジしていることです。

    

大学にとっても、

その大学発ベンチャーの株式を保有していたり、

特許の実施料を徴収したりして、

労せずして知財収入が生まれます。

    

また、

大金を掴んだ大学教授の多くは、

大学に寄付を行い、その額も20億、30億円から、200億、300億円と

極めて高額です。

       

アメリカの大学の収入の多くは寄付であること、

これは結局のところ、

知財が有効に生かされている結果と言えるかもしれません。

    

そいうことで、

大学発ベンチャーをいかに生み出して、

支援して、成功に導くか、

というのが大学の知財の活かし方です。

     

では、なぜそれが日本ではできていないのか、

次回お話しします。

   

   

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2021年9月11日 (土)

大学改革その6

   

昨日のバカブログをファイスブックでシェアしたところ、

多くのご意見をいただきました。

主なものを紹介します。

    

Aさん:

企業と共同研究をしようとした時、先方から本事案に関わる大学の特許を無償で使用できる、という条件を出されて、大学の知財部門と企業の知財部門で揉めて、解決に半年かかったことがあります。
こちらは早く共同研究を始めたいので、タダで使わせていいじゃないと言うのですが、大学の地財部門は堅くて閉口した記憶があります。

 

Bさん:

知財はステージで価値がいろいろ変わると思います。
「知財は生モノなのです」
資金調達目的のステージか、
自社成長戦略ステージか、
飽和した世界市場のシェア争いのステージか。
とか。
廃れる知財も勿論出てくる。
知財があるからとあぐらをかいてては時代遅れで廃れます。
臨機応変にその時、その知財の価値を最大限にどう素早く活用するか、生かし方が非常に重要かと思います。
   
 
Cさん:
各社経験があると思いますが、「何でも出願しなさい」の「下手な鉄砲も・・・」の時期と、「選択と集中」の時期を行ったり来たりしています。皮肉なことに、選択と集中の時期に出願した特許は当たらず、確実に下手な鉄砲と思われていた特許が当たったりします。それと、声を大にして言いたいのは、「技術の芯がわかる」知財担当者と出会う確率は、日本人の横綱が出現するよりも小さいということですね。

  

Dさん、

大学側が自己実施をしないのですから、やり方により稼げます。どなたかが記されましたが、あまり質を追求し出願を絞らない方がよく、「こんな発明なんて。。」という特許出願が、権利化(日本はいまは権利化しやすい)されると、多数メーカーが権利侵害してしまい、大騒ぎになります。実務経験上、そんなケースをよく知っています。クレーム(請求項)の設定の仕方には、いくつか工夫があります。

  

  

こんな感じで、

少なくとも知財のエキスパートが必要なんですけど、

知財担当の理事や、知財委員会の担当が、ど素人の大学教授である場合が多くて、

なんちゃって知財戦略室となってるケースがほとんどです。

     

さてさて、

こんな状況で大学が知財で稼ぐにはどうしたらいいのでしょう。

その答えは次回。

   

    

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2021年9月10日 (金)

大学改革その5

  

稼げる大学を目指しなさいということで、

これからさらに改革が進むようですが、

たぶん、

稼ぐの意味は、

知財で稼ぐ、

も含まれてると思います。

    

では、

現状はどうでしょう。

  

多くの大学では、

発明があった場合は、

知財委員会で審査されて、

非常に重要な基本特許は大学からの出願として、

それ以外は個人帰属となったり、

企業に譲渡したりします。

      

どうも、

大学関係者は、

いい特許を保有すると、

企業がそれらを使用して、

特許使用料を大学に支払い、

大学はウハウハ

というシナリオを描いてるようです。

   

しかし、 

世の中そんなに甘くはありません。

なぜなら、

実際には企業は大学の特許を回避したり、無視することしばしばで、

特許収入なんて、こういうやり方では期待できません。

今の状況は、

特許は申請しっぱなし、

維持費はかかるし、

むしろ、負の遺産になってます。

  

 

私は知財でだけで稼ぐ企業を知ってますが、

そこでは、基本特許というよりむしろ、

周辺特許を数多く出して、他の企業がそれらの特許に抵触すると、

訴訟を起こし、力づくで特許使用料を支払わせます。

      

すなわち、

知財で稼ぐということは、

訴訟も辞さないという態度が必要です。

    

では、

大学で、そのように特許で稼ぐには、

いくらぐらい必要でしょうか。

まず、特許出願にかかる費用ですが、

年間に100件出願するとして、

一件あたり出願費用40万円かかるとすると、

4000万円かかります。

これは国内の場合で、

10件は国際特許も申請ということになると、

一件あたり300万円かかりますから、

3000万円です。

すなわち、出願費用だけでも7000万円かかります。

しかも、特許というのは維持費が必要ですから、

それを年間1000万円とすると、

合計8000万円です。

  

さらに訴訟費用とか2000万円は欲しいところですね。

しかも、

国際特許でアメリカで訴訟を起こそうものなら、

一件あたり、弁護士費用が年間数千万はかかることしばしばです。

それが何年も続く訳ですから、

気の遠くなる話です。

   

その上、

知財担当は3人から5人は欲しいですから、

その給与等で1億近くかかるでしょう。

すなわち、

本格的に知財で稼ごうとすると、

2億円ほど、知財室には確保する必要が出てきます。

   

こうやって、簡単な足し算して考えるだけでも、

貧乏な地方大学が知財で稼ぐって、

ほぼほぼ不可能であると考えられます。

  

では、

大学が知財で、

どうすれば稼げるようになるのでしょう。

   

その続きは、また今度お話しします。

    

   

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2021年9月 9日 (木)

大学改革その4

 

大学改革シリーズ、その4です。

 

まず、

稼げる大学、と言う呼び方、

なんだか卑しく聞こえますね。

   

文科省からの交付金を減らし続け

自立させよう、

少子化に向けて大学を再編しよう、

地方国立大学は県立にしよう、

と言うことなんですけど、

そもそもが、

大学とは教育機関であり、

研究機関です。

そんな大学に、稼げ

ですからね。

   

そこで、

学内では学部長から科学研究費補助金を獲得するように、

号令が出ます。

文部科学省の研究費です。

   

しかしながら、

号令かけたくらいで、

科研費が倍増すわけではありません。

そもそも、

教員のみんながみんな研究を真剣に行ってる訳ではなく、

申請すらしない人、多数いますから。

      

そんな研究に対して熱心ではない教員に科研費の申請書を書かせるというのは、

なんらかの理由で、ワクチンを接種しないと決めている人に接種してもらうようなものです。

     

では、

どうすれば教員が科研費の申請をするようになるのでしょうか。

それは単純です。

インセンティブです。

  

たとえば、 

アメリカでは給料は9ヶ月分しか支給されません。

しかし、研究費を獲得してくると、プロジェクトあたり1ヶ月分の給料が追加されます。

ですから、3つの研究費で12ヶ月分となり、

研究費を獲得しない教員の約1.3倍の給料となります。

    

考えれば、

これってとても合理的で、

研究費を獲得するということは、それだけ仕事が増えるということですから、

給料が増えて当然といえば当然です。

   

ですから、

学部長が科研費獲得を全教員に要求するよりも、

単にインセンティブを与えれば、

少しは申請書を書こうかと考える教員は増えるでしょうね。

これも学長の鶴の一声で実現可能なことです。

   

   

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2021年9月 8日 (水)

芸術品

  

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鳥取の20世紀梨をいただきました。

大阪育ちの私にとって、

梨イコール20世紀で、

そのみずみずしさ、

甘酸っぱさ、

何十年経っても、

完成された梨だと思ってます。

 

最近では、

いちごも、

ぶどうも、

マンゴも、

とにかく、日本の果物は芸術品のレベルに達してると思います。

 

まあ、

それらが外国に不法に持ち出されるのは残念ですけど、

元祖フルーツ王国として、

特に山形や福島は、

もっともっと世界的に有名になってもいいんじゃないかと思います。

  

 

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2021年9月 7日 (火)

大学改革その3

   

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昨日の続きでもないんですけど、

中国の拠点大学と日本の地方国立大学の比較です。

  

これは、

わかりやすく例えれば、

アメリカのメジャーリーグのヤンキースみたいな球団と、

日本の独立リーグの球団くらいの差みたいなものでしょうか。

  

すなわち、

資金力豊富な球団は他球団からエースピッチャーや、4番打者を引き抜き、チームを増強しますね。

しかも、

選手たちは高給もらいながら野球に専念できてハッピーです。

一方、

独立リーグのチームでは、給料が低くてバイトやりながら、なんとか生活して好きな野球続けてる、

みたいな感じです。

          

ですから、

実力のある選手なら、

資金力豊富な球団からお誘いがあれば、

喜んで移籍するわけです。

     

研究者にしても、

国の内外を問わず、資金力豊富な大学から誘いがあれば、

普通なら移籍します。

旧帝国大学は地方大に比べて、研究費の面では圧倒的に優遇されてて、

山形大学でも成果をあげてる元気な若者は、

東北大などの資金力豊富な旧帝国大学に引き抜かれていくケースが非常に多いです。

    

そんなことで、

地方大学でも卓越した研究者には、特別な研究環境を提供して、

なんの心配もなく、研究に打ち込めるようにしなければ、

地方大学は永遠の地方大学で終わり、

いつの日にか国立大学から県立大学になってしまうでしょう。

エンゼルスにしても、大谷翔平選手がいなければ、

誰も注目しない球団に成り下がってしまうのと同じです。

  

そうなれば、

大学からの地方活性化なんて、

夢のまた夢になってしまいますね。   

   

それをなんとかする方法、

あります。

次回お話しします。

     

   

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