2012年5月24日 (木)

トップの違い

 
 
北京には月曜に行って、火曜に帰って来た。
某ディスプレイメーカーでの講演。
トップとも面談した。
 
で、きょう。
日本のディスプレイメーカーの技術トップの方と面談。
 
 
 
違いは何か。
まず、年齢。
 
中国でも台湾でも、社長、技術担当、
とにかく若い。
 
対して、日本。
定年まで何年の人達。
 
この違いは大きい。
 
若ければ、実績を上げてステップアップしたい。
だから、多少の冒険はする。
 
 
でも、日本の大企業のトップは、
自分の任期の期間は、定年までとにかく波風立てず、無理をせず、失敗をしたくない。
 
 
冒険しても実績を上げたいトップと、失敗したくないトップ、
勢いが全く違う。
 
 
 
そう言う意味で、今のこの国の大企業にこの国を託すのは間違ってると思う。
もっと若者が頑張れる環境、特にベンチャーを真剣に育てることのできる環境を整えて、第二、第三の松下幸之助や井深大が洗われる社会にしないと技術立国は存続できないと思う。
 
 
 
そんなことを実感した今週だった。
 
 
 
どう思います?
政治家の皆さん、
官僚の皆さん。
 
 
 


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2012年5月22日 (火)

技術立国の技術者

 
 
で、昨日の渡航先はここ、
デカイ空港です。
  
 
Img_3417
 
 
北京です。
 
十数年前に来た時は、みすぼらしい空港だったのに、
今や、アジアを代表する空港に変身。
 
しかも、北京自体もまったく別の国か思える程の急成長を遂げてた。
 
 
で、とあるディスプレイ会社に呼ばれての講演会。
有機ELディスプレイの将来性、素晴らしさ、そして課題を紹介し、
若くて熱心な技術者の方々とディスカッション。
 
こんなに熱心な技術者は日本には少ない。 
 
 
で、その中にも日本人の技術者の方々。
元日本の大手電機メーカーからの転職組。
 
 
で、感じたのが、
 
技術立国日本の技術者が、今や中国に出稼ぎに行かないと食えない国になってしまったということ。
もはや、技術立国とは言えないね、日本は。
 
このままだと、技術者は育たないし、この国に夢はないし、やる気のある若者ほど海外に出てしまうんじゃないかと心配してしまう。
 
 
この辺のところ、どう考えてるんだろう、
政治家、
官僚、

の皆さん。
 
 
ここらで真剣に対策を考えませんか?
 
管理人、お金はないけど、アイデアはたくさんありますので。 
 
 
 

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2012年5月21日 (月)

日経ビジネス

 
 
いやあ、ぶっちゃけブログ史上最長のお休みとなってしまいました。
すまんすまん。
 
なにせ、ここのところの忙しいこと忙しいこと。
朝から晩まで、分刻みのスケジュール。
何を隠そう、今も、成田空港です。
 
 
で、日経ビジネス。
東京駅で成田エキスプレスに乗り換えるときに買いました。
とても刺激的なタイトルですからね。
 
 
Img_3413
 

読者の皆様、ご存知のとおり、パナソニックとソニーの有機ELテレビでの協業。
まあ、このことについては近日中にコメントするのでお楽しみに。
 
で、きょうはこれ。
山形大学工学部の記事。
なんと5ページ。
 
 
Img_3414
 
 
駅弁大学すなわち地方大学がものづくりを救う、とのタイトル。
我々の有機ELを中心とする有機エレクトロニクスの研究開発について詳しく紹介されてます。
特に、JSTの地域卓越プロジェクトで超一流の研究者ががぞくぞくと山形に集結しているということ。
これがこの国で製造業を救う道であること。  
 
などなど。 
 
 
Img_3416
 
 
もちろん、管理人の有機EL研究の立ち上げ時からの苦労話も紹介されてます。
 
で、最後の下り、
読んでて目頭が熱くなりました。
  
ここに紹介します。
 
 
・・・
 
平等主義がはびこる大学において、一部のスター研究者に資源を集中させることは難しい。だが、山形大学はそれを実行し、城戸のその期待に応えた。山形大学の規模ゆえに可能だったと見ることもできる。それでも、人口減少によって沈下を続ける地域社会に大学が何をできるか。その答えが米沢にあるのではないだろうか。

・・・
 
 
 
 
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2012年5月 2日 (水)

有機EL補助

 
 
河北新報Web刊から:
 
 
有機ELを基盤産業に 山形県、補助設け製品化支援
2012年05月01日火曜日
  
有機エレクトロルミネッセンス(EL)の照明用パネルを使った新商品開発を支援しようと、山形県が補助制度を実施している。山形県内に事業所がある企業や団体、個人を対象に、開発費用の半額を最大100万円まで補助する制度。山形大工学部(米沢市)が展開する国内最先端のEL研究を、地元の産業振興に結び付ける狙いがある。
 
補助制度は2010年に新設。これまでに企業延べ9社と個人1人に約420万円を補助した。薄型化できる有機ELの特徴を生かし、デスクスタンドや展示ケースの照明を作った例があった。
 
県工業振興課によると、縦横14.5センチの有機EL照明用パネルに、電源など付属品を合わせた現在の価格は約4万円。補助制度を新設した10年当時の約半額まで下がっている。同課は「調達費用は今後さらに下がる」と、新商品開発の好機到来とみている。
 
山形大工学部は昨年、有機ELの基礎研究を進める研究センターを開設。13年には産業化の拠点となる別の施設も設置する方針を示している。県内では、同大の有機EL研究を基盤産業に発展させようという機運が高まっている。
 
補助の申請は来年3月29日まで随時、受け付ける。連絡先は県工業振興課023(630)2368。
   
・・・・・・
 
ということで、皆さんも一家に一台の有機EL照明器具を。 
 
 
 
 
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ビッグイベント

 
 
まあ、下のチラシ見てください。
 
 
77

 
イタリアンフェア。 
米沢で、このイベント。
 
片岡護シェフ+鎧塚俊彦パティシエが腕をふるいます。
このコンビネーション、
なかなか体験できません。
 
で、なんでこんな企画を立てたかと言うと、
 
ナチュラルプロセスファクトリーの社長として、常温乾燥の野菜やフルーツを使った料理やデザートをぜひ味わっていただきたいから。
 
 
超一流のシェフ、パティシエとMade in Yonezawaの技術の融合。
こんな機会は他のイベントでは味わえません。
 
 
チケットある程度確保してますので、参加したい方、城戸までご連絡を。
junjikido@me.com
 
 
 
 
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2012年5月 1日 (火)

シンポジウム近づく

 
  
時間が過ぎるのがとても早い今日この頃、
あっという間に、ブログをアップせず一週間が過ぎてしまいました。
 
すまんすまん。
 
  
で、
河北新報社NET版から:
  
  
有機EL研究、世界へ発信 国際シンポ、来月東京で 山形大
 
有機エレクトロルミネッセンス(EL)の研究・開発分野で国内を先導する山形大は、同大有機エレクトロニクス研究センター(山形県米沢市)の研究成果などを世界に発信する初めての国際シンポジウムを5月11日、ノーベル賞受賞者らを招き、東京・一ツ橋の学術総合センターで開催する。
 
基調講演には、有機ELと関連が深い、導電性高分子研究で2000年にノーベル化学賞を受賞したアラン・J・ヒーガー米カリフォルニア大教授を招く。
山形大からは、有機EL分野の第一人者である城戸淳二・同研究センター卓越研究教授が参加し、最新技術を用いた次世代照明などについて講演。有機太陽電池の世界的権威として知られる同研究センターのニアジ・S・サリチフチ特別連携卓越教授らも講演する。
有機EL研究に取り組む大学や企業など約20のブースが設けられ、それぞれ試作品や研究成果を紹介する。

有機ELは照明やディスプレー用の次世代光源として期待される先端分野で、同大は昨年、基礎研究施設となる同研究センターを開設。有機EL関連製品の事業化を推進する開発拠点の設置を進めるなど、同分野研究の拠点化を進めている。
同大工学部研究プロジェクト支援室は「有機エレクトロニクス研究の基礎、応用、産業の各分野で活躍する研究者らが一同に集まる場にしたい」と話している。
シンポは同時通訳付。参加費は一般3000円、学生1000円。連絡先は山形大工学部研究プロジェクト支援室0238(26)3590。
 
 
・・・・・・
 
 
ということで、この世紀の大イベント、
参加しないと有機エレクトロニクスのことは語れません。
 
 
申し込みは今すぐ!
 
https://asp.science-server.com/isoe2012/form.php
  
  
 

 
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2012年4月24日 (火)

花見

 
 
いやあ、すまんすまん。
またまたご無沙汰してしまいました。
まあ、ここのところ忙しいこと忙しいこと。
 
 
そんな中、
恒例の研究室の花見。
昼から上杉神社へ。
 
 
Img_3363
 
 
で、
桜はどこやねん。
   
この長い冬のせいで、開花は約一週間遅れ。
平年並みなら、きょうは満開やのにねえ。
 
これも幹事の日頃の行いのせいか。
 
 
で、幹事のイデタと四年生たち。
 
 
Img_3360
 
 
チバのジュニアも登場。
 
 
Img_3356
 
 
来年は満開の桜もお願いします。
 
 
 
 
 
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2012年4月18日 (水)

史上初の講演会!

 
 
先週土曜日に、無事サンフランシスコから帰って来たと思ったら、東京出張とか、来客の連打とか、とにかく超多忙な毎日をおくる今日この頃、みなさまお元気でしょうか?
 
 
で、きょうのタイトル「史上初の講演会!」。
まあ、読んでください。
 
 
・・・・・・
  
山形大学 有機エレクトロニクス研究センター
第一回国際シンポジウム
 
 
世界をリードする有機エレクトロニクス研究者の方々に各分野の最先端の研究状況を発表していただくと共に、山形大学における有機エレクトロニクス研究の取り組みを紹介致します。また、ポスターセッションも予定しており、企業・大学・研究所から有機エレクトロニクス研究の最新状況に関する多くのポスターを出展致します。
 
 
日時:
平成24年5月11日(金) 11時00分~17時50分
 
会場:
東京・竹橋「学術総合センター ( 東京都 千代田区 一ツ橋2-1-2)
http://www.nii.ac.jp/access/
 
参加費:
一般 3,000円 学生 1,000円
 
お申し込み:
お申し込みはこちらから
 
 
 
プログラム:
 
10:30 受付開始
 
11:00~13:00 ポスター展示(軽食あり)
 
13:00~13:05 開会挨拶 山形大学長 結城 章夫
 
13:05~13:15 来賓祝辞 独立行政法人 科学技術振興機構
        理事長 中村 道治 氏
 
13:15~13:30 有機エレクトロニクス山形 最近の進展
        山形大学有機エレクトロニクス研究センター長 大場 好弘
 
13:30~14:15 基調講演 “Future Technologies Enabled by New Materials and Creative New Ideas”
        カリフォルニア大学サンタバーバラ校
        アラン・ヒーガー 教授 (ノーベル化学賞受賞者)
 
14:15~14:45 特別講演 “Progress in Organic Heterojunction Devices”
        ロチェスター大学/山形大学 連携卓越研究教授
        C.W.タン 教授
 
14:45~15:15 休憩・ポスター展示
 
15:15~15:45 特別講演 “Achieving High Performance Organic Tandem Solar Cells”
         カリフォルニア大学ロサンゼルス校/
         山形大学 連携卓越研究教授 Y.ヤン 教授
 
15:45~16:15 招待講演 “Recent Progress in Small-Molecule Organic Solar Cells”
         ドレスデン工科大学 カール・レオ 教授
 
16:15~17:45 研究講演 “N-type organic semiconductors for optoelectronics”
         N.S.サリチフチ 特別連携卓越研究教授
             “Organic Thin-Film Transistors for Flexible and Printed Electronics”
         時任 静士 卓越研究教授
             “Organic LED for general lighting”
         城戸 淳二 卓越研究教授
 
17:45~17:50 閉会挨拶 山形大学 副学長・理事 小山 清人
 
主 催 :国立大学法人山形大学
 
後援(予定):独立行政法人科学技術振興機構・財団法人山形県産業技術振興機構・米沢市
 
お問い合わせ : 山形大学有機エレクトロニクス研究センター 研究プロジェクト支援室
TEL: 0238-26-3590
FAX: 0238-26-3240
E-Mail: koupjshien@jm.kj.yamagata-u.ac.jp
 
 
・・・・・・
  
 
ということで、こんなメンバーが一堂に会するのは史上初。
有機エレクトロニクスの最先端を知りたい人は、今すぐ申し込みを。
 
特に首都圏の学生さんたち、
この機会を逃すと二度とないからね。
 
 
 
 
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2012年4月12日 (木)

MRS



ということで、どこでしょうクイズの正解は、
成田発のUAでサンフランシスコ、でした。
ちょっと簡単すぎたので、回答も少なかったです。
  
で、MRS学会の参加。
管理人の招待講演が昨日、今夕が学生たちのポスター発表。
何を隠そう、MRSに参加できるのは研究室でもすばらしい成果を上げてる学生のみ。
すなわち、MRSに行って来たというのは一流の証。
 
で、その写真集。
 
 
清野です。ドクター候補です。
Photo_4
 
 
修士一年、チョン、といいいます。イミグレーションで小部屋に連れて行かれました。
Photo_2
 
 
九大安達研女子部です。キュートな彼女はいい仕事してます。
Photo_3
  
 
九大、北陸先端の珍しいツーショットです。
Photo_5
 
 
で、最後に集合写真。 
Photo
 
 
番外編として、
 
クラレの中原さん。
Photo_6
 
 
クラレの森原さん。
Photo_7
 
 
何を隠そう、クラレでも有機太陽電池をこっそりやってました。
でも、城戸研との共著でもよかったんじゃないかなあと思うんだけど・・・。
 
 
 
 
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2012年4月11日 (水)

流出



中小型有機ELディスプレイの動向です。
http://flat-display.dreamlog.jp/から。
 
 
・・・・・・ 
 
AUOと出光興産、有機ELで提携
February 04, 2012
 
液晶パネル大手、友達光電(AUO)は2日、有機EL(OLED)分野で出光興産と戦略提携を結んだと発表した。出光興産よりデバイス構成を含む高機能OLED材料、関連特許の提供を受け、OLEDパネル製品の開発に取り組む。戦略提携について証券会社は、AUOが今後アクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネルに取り組む上で大きなプラスになると評価した。3日付工商時報などが報じた。
台湾液晶パネルメーカーは、OLED分野では、現段階で韓国メーカーに1?2年の後れを取っている。AUOは出光との提携により、製品開発時間の短縮や、材料や特許の不足を補うメリットが期待できる。
 
AUOは現在、3.5世代生産ラインでOLEDパネルの開発と生産を行っており、宏達国際電子(HTC)やノキアなど、複数の携帯電話メーカーが製品の認証中で、下半期に量産に入れる可能性がある。また、シンガポールでも4.5世代低温ポリシリコン(LTPS)TFTパネルの生産ラインを構えており、AMOLEDパネルの生産への転用を計画している。 
  
彭双浪・AUO総経理は出光との提携について、「ディスプレイ産業の世界的な競争が激化する中、1社単独で戦うことは困難になっており、相互補完的な提携を求めることが現在進行中の目標だ」と述べ、さらに「出光は米UDCと並ぶOLED材料の2強で、提携は当社のOLED事業の長期的展開にとってメリットが少なくない」とコメントした。
 
韓国メーカーはサムスン電子が既に5.5世代ラインでAMOLEDパネルの量産に入っており、LGディスプレイ(LGD)も昨年、第8世代AMOLED生産ラインへの投資を発表している。両社とも今年、AMOLEDパネルテレビの投入を予定しており、同パネルの量産実績がなく、先端材料、設備、特許を欠いた台湾パネルメーカーは焦りを感じていた。日本メーカーは材料、技術開発の基礎力を持つものの、リスクを冒す投資は厳しい。AUOにとっては材料・特許の強化、出光にとっては量産化の実現と、今回の提携は双方にとって恩恵があると言える。
 
出光は2007年に静岡県御前崎市でOLED材料の生産を開始するなど、近年OLEDサプライチェーンの強化に取り組んできた。なおAUOは、今後OLED以外の他の分野でも、出光との提携の可能性を検討したいとしている。
  
 
・・・・・・  
 
ソニー、台湾AUOに技術者派遣しAMOLEDとIGZO開発か
March 20, 2012
 
ソニー(Sony)の技術者がパネル大手、台湾AUO(友達)に駐在し、共同でアクティブマトリクス型有機EL(AMOLED)と酸化物半導体(IGZO)を採用したハイエンドのテレビ用パネルの開発に取り組んでいる模様だ。3月19日付の台湾紙『経済日報』がAUOサプライチェーンの話として伝えた。
 
消息筋によると、AUOの第6世代工場「L6B」にSONYの技術者が派遣されているとのことだ。両社は大型のAMOLED(アクティブマトリックス有機ELデイスプレイ)やIGZO(InGaZnOx)などの先端技術による次世代液晶パネルの技術を共同開発する予定だとのこと。開発が終了すると、この技術をより大型のパネルを製造する第8世代のL8A、L8B工場へ導入するとみられている。
AUOはすでに日本の出光興産とAMOLED材料の調達で提携。さらに大手ブランドとなるSONYと提携して受注と技術面で協力することになれば、AUOはAMOLED技術を使った大型パネルの受注を大幅に増やすチャンスともなる。
また新技術の導入に伴って、台湾の内部のサプライチェーンでも新たな顧客を得る可能性も高い。AUOが将来SONYのIGZO製造技術を導入すればこれまでAUOとシャープに対してIGZOターゲット材を供給してきた光洋応用材料科技(SOLAR APPLIED MATERIALS)の業績向上も見込まれており、台湾と日本の企業連合が世界の新世代ディスプレイ市場により大きな存在感を示すことができる。
 
 
・・・・・・ 
 
AUO、ソニー携帯にAMOLED供給
April 06, 2012
   
5日付工商時報によると、友達光電(AUO)が第2四半期にアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネルを量産、出荷する。出光興産からの材料供給、ソニーとの技術提携で歩留まり率改善を果たした。当面はソニーの携帯電話用4.3インチパネルに全力投球し、大型パネル開発も進めて、サムスンモバイルディスプレー(SMD)、LGディスプレイ(LGD)を追いかける。
AUOは今年2月に戦略提携を結んだ出光興産から有機EL(OLED)材料、関連特許などの提供を受け、2年にわたるAMOLED技術開発が実を結んだ。共同開発のため、ソニーがAUOに技術者を派遣したとの観測も出ていた。
 
ソニーは昨年末から今年年初にかけて、液晶パネル合弁会社、S-LCDの持ち株を合弁相手のサムスン電子に売却した一方、エリクソンから株式を買い取り、携帯電話事業をソニーモバイルコミュニケーションズ(旧ソニー・エリクソン)として完全子会社化したところだ。今年はハイエンドのAMOLEDパネル搭載携帯電話の多数発売を計画している。
 
AUOはまず、月産能力8,000枚の第3.5世代工場をAMOLEDパネル生産に充てる。下半期にはシンガポールの第4.5世代低温ポリシリコン(LTPS)パネル工場(同4万5,000枚)を加えて、供給量を増やす予定だ。4.3インチパネルなら、第3.5世代のガラス基板から1枚当たり50枚、第4.5世代ガラス基板から70~75枚切り出せる。将来的には、第6世代の薄膜トランジスタ(TFT)パネル工場もAMOLEDパネル用に変更する。
 
AUOは今年、AMOLEDパネルに重点的に投資する。年間の設備投資額400億台湾元(約1,110億円)のうち、第1四半期に90億~100億元を第4.5世代工場に投じて、AMOLEDパネル開発強化、タッチパネル生産能力増強などに充てた。TFTパネルの生産能力は拡大していない。
 
一方、AMOLEDパネルへの投資額を年々つり上げるSMDに、昨年から投資計画を展開するLGDを合わせれば、韓国パネルメーカーの昨年の投資額は5兆9,000億ウォン(約4,300億円)に上った。今年は8兆ウォンで過去最高を更新する見通しだ。
市場調査機関、ディスプレイサーチの統計によると、今年のAMOLEDパネル生産額は80億米ドル以上へと倍増する予測だ。
 
・・・・・・ 
 
 
ということで、日本の有機EL技術が最初はNECから韓国のサムスンへ、今度はソニーから台湾のAUOへ。
日の丸有機ELディスプレイメーカーのジャパンディスプレイは有機ELでのソニーの協力が得られずいったいどうするんだろう。
 
 
いずれにしても、このままでは有機ELディスプレイの技術は全部海外に出てしまうんだなあ。
 
 
 
 
 
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