2014年7月16日 (水)

科学技術立国としての日本

 
 
きょうも東京出張。
SIDの評議員会そして夕刻から平野先生との会食。
 
人口が7000万に減った時のこの国の取るべき道。
 
で、
城戸の考え。
 
単に、イノベーションを生み出すイノベーターの数を3倍にすればいいんです。
単純労働を支えるために、外国人労働者を受け入れる。
それは、従来型の産業を継続するに過ぎない。
 
だから、付加価値の高い最先端の科学技術およびビジネスを生み出すイノベーターが必要なんです。
それには、教育。
 
文部科学省の果たす役割はとても大きい。
 
それを今の官僚、そして政治家はどこまで理解しているのか。
とても疑問なんです。
 
と、先生に申し上げた。
 
 
いやあ、平野先生のような方がこんな地方大の一教授を同意見とは、
こんなうれしいことはなかった。
 
まずは、米沢の教育会を変えたいと思う。
 
 
 

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2014年7月 8日 (火)

アウトリーチ

 
 
いやあ、まあ、
長期間ご無沙汰しました。
 
まあね、調子が悪かったわけでもなくて、
ただ単に忙しくって、眠たくって、寝る前にブログをアップする暇がなかったわけで、一旦それが普通になると、なかなか再開できなくって、きっかけが必要になるわけなんですよ。
 
で、
きょうの話題、
アウトリーチ。
 
 
まず、お知らせからですけど、
ひらめきときめきサイエンス。
 
 
Hiratoki2014
 
 
今年で何回目でしょうか、
10回は軽く越えてます。
 
中学生向けの有機EL体験イベントです。
ぜひとも、山形県内、県外の中学生のみなさんに参加して欲しいと思います。
 
 
 
で、
アウトリーチその2。
 
昨日のこと、
福島市へ。
 
松韻学園福島高校で出前授業。
特進コースの生徒さんたちに、成功の秘訣を伝授。
 
担当の理科の先生は、10年以上前から山形大の城戸に注目され、いつか呼びたいとのことだった。
熱心ですよね。   
 
呼ばれたら、どこへでも行きますから。
 
 
で、
アウトリーチその3。 
 
先週のこと、
茨城県の清真学園高校のサイエンスキャンプ。
何を隠そう、JSTのサイエンスキャンプそのものを、清真学園高校のためだけに行っている。
今回で、5回目か。
 
理科の担当の先生だけじゃなく、校長の佐藤先生もおいでになられた。
 
 
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で、
結論。
 
いままでの経験から、
教育に熱心な学校というのは校長が違う。
特に公立の場合は、校長というのは公務員としてのいわゆる「あがり」のポジション。
何もやらなくても、定年を迎えれば退職金がもらえてハッピー。
 
 
だから、
正直、
いろんな中学、高校におじゃまして、校門をくぐった瞬間に、その学校のレベルがわかる。
 
校長がダメな学校は、
先生方もダメ、
もちろん、
生徒にも覇気がない。
その雰囲気が漂ってる。
 
 
その点、
清真学園高校の生徒たちの元気のいいこと。
やっぱり、校長の「色」というのが明確に生徒さんたちに反映されてると思う。
 
もし、茨城県在住だったら娘を清真に通わせたいと思った。
 
 
で、
話しは戻るけど、
ひらとき。
 
実は、米沢市内の公立中学でも熱心な校長と、それほどでもない校長がおられる。
熱心な校長は地元山大工学部の「ひらとき」を生徒に薦められる。
この10年間の統計を取ると、どこの中学が熱心で、どこがそうじゃないかわかる。
 
まあね、
ここで米沢の各中学の熱心度を公表してもいいんだけど、
それじゃあ、角が立つので、このバカブログを読んでおられる中学の教員の方には、ぜひとも校長に一声掛けていただければと思う。
 
 
天然資源のない我が国、
人材が唯一の資源ですから、
みんなで育てましょう。
 
 
 
 
 

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2014年5月27日 (火)

感謝の会

 
 
先週のこと。
水曜日の夕刻。
山形駅のメトロポリタンホテルで、
結城前学長に感謝を申し上げる会。
 
 
そうです、
山形大学学長として約6年間、
改革に継ぐ改革で、山形大学をピカリと光る地方大学にまで押し上げていただいた結城章夫前学長にその功績に対して感謝する会が開かれた。
 
山形大学は山形県にとっても知の拠点、人材の供給源、
そんなわけで、大学関係者だけじゃなく、県内からそうそうたる人たちがお祝いに駆けつけた。
 
で、 
まずは、小山学長からのご挨拶。
 
 
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吉村知事からご挨拶。
 
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文部科学省から山中事務次官がご挨拶。
 
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などなど、
他にも、感謝のメッセージ。
 
最後に、小山学長から感謝状の贈呈。
 
 
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結城先生、
これまで有機エレクトロニクスをご支援いただきありがとうございました。
先生のおかげで、研究施設が充実し、研究者も集結しました。
これからは、成果をきっちり出して行きますので、今後ともご指導のほど、よろしくお願いいたします。
 
 
 
で、
歓談の時間に、山中事務次官にご挨拶。
左は大場山形大学理事。 
 
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何を隠そう、
昨秋。
紫綬褒章の賞状は山中事務次官から手渡されました。
という訳で、
その時の御礼を。
 
 
で、翌日。
米沢にお立ち寄りいただき、
山形大学有機エレクトロニクスイノベーションセンターをご見学。
 
 
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山形大学の有機エレクトロニクス分野の活動を、たいそうお気にいられ、
 
「今後も支援しましょう。5年のプロジェクトじゃあ、短いですね。」
 
と、強く約束された。
 
いやあ、うれしい。
 
山形県のため、日本のためにも山形大学工学部はがんばります。
よろしくご支援の程、お願いいたします。
 
 
 
 
 
 

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2014年5月15日 (木)

おしらせ

 
 
一つ目:
来る5月23日、山形大学のセンター・オブ・イノベーションキックオフシンポジウムが開催されます。
我々のCOIトライアルでの取り組みをお話します。
有機エレクトロニクスが拓く20年後の社会が見えるでしょう。
 
13:15から15:15まで
リーガロイヤルホテル東京にて
 
詳細は、
http://www2.yz.yamagata-u.ac.jp/info/form140523/form-1.php
お申し込みは今すぐ。
 
 
二つ目:
 
過日、お知らせしましたが、昨秋受章しました紫綬褒章の祝賀会です。
 
5月23日 金曜日にリーガロイヤルホテル東京にて、
記念講演会 16:00〜17:30
祝賀会:18:00〜20時
 
詳細は、山形大学有機エレクトロニクス研究センターのホームページまで。
お申し込みは、こちらから→申し込みフォーム
 
特に卒業生の皆さんで、まだ申し込んでない人、今すぐお申し込みください。
 
 
 

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2014年5月14日 (水)

パナソニックの有機EL

 

 

日経新聞より: 

 

有機ELテレビ暗雲 パナソニック、量産先送り

 

液晶に続くテレビの本命といわれた有機ELテレビが転機を迎えている。パナソニックは有機ELディスプレーの量産を2015年度から16年度以降に先送りする。ソニーは開発を凍結し、韓国サムスン電子も投資凍結を決めた。量産コスト削減が難航したことに加えて、高精細な「4K」液晶テレビが値下がりしており、当面は消費者に受け入れられる商品の投入が難しいと判断したためだ。

パナソニックは印刷技術を応用して有機EL材料をパネルに塗布する「印刷方式」と呼ぶ製造技術を開発している。ソニーと12年に有機ELパネルの共同開発を始めたが、13年末に関係を解消。その後は独自で医療向けなどの商品化を目指し、15年度をメドに量産する計画だった。

しかし、製造コストの削減が難航し、現時点では55型で価格が100万円以上になる見込み。一方、画面がきれいとされる4K液晶テレビは家電量販店で30万~40万円で購入できる。価格差に見合う付加価値を消費者に訴えるのが難しいとして、16年度以降に延期する。

ソニーは有機ELテレビの商品化に向けた開発を当面凍結する。07年に世界で初めて商品化(11型)したが、今後は放送局や医療向けの業務用に特化。10年連続で赤字が続いたテレビ事業のコスト削減を進める一方で、世界市場で2割のシェアを持つ4K液晶テレビの品ぞろえを充実させる。

米NPDディスプレイサーチによると、13年の有機ELテレビの世界出荷台数はわずか4000台。12年春時点の予測(25万台)の1.6%程度にとどまった。鳥居寿一バイスプレジデントは「液晶テレビの高画質化と価格下落が進み、有機ELテレビの利点がなくなった」と分析する。

サムスンは14年中にも予定していたテレビ用有機ELパネルの生産ラインの新設を中止し、新製品の投入を原則見合わせる。55型の価格が発売当初、約150万円に達したという問題に加え、「焼き付き」と呼ぶ画面の部分的な劣化も発生していたようだ。幹部は「価格的にも技術的にももう少し完璧を期す必要がある」と漏らす。

有機ELテレビで北米などで最も売れている韓国LG電子の55型の価格は約6000ドル(約61万円)。液晶の55型のハイビジョン機種に比べ7倍以上、4K液晶の55型の機種と比べても2倍の水準だ。

有機ELは、現在の製造技術では大型化が難しく、テレビ用パネルにすると歩留まりが悪い。一方、4Kテレビ用パネルはフルハイビジョン用に近い価格まで値下がりした。有機ELパネルの製造費は液晶パネルの3倍以上だ。

ディスプレイサーチは12年時点で16年に1000万台の世界出荷を見込んでいたが、最新では170万台まで下方修正した。「液晶の次は有機EL」という見通しが崩れつつある中で、各社は新しい方向を探り始めた。

ソニーは平井一夫社長の直轄組織を設置し、家庭の壁やテーブルなどに自由に映像を映し出すコンセプト商品群「ライフスペースUX」を開発。パナソニックの津賀一宏社長は「生活の場で暮らしに役立ち、インテリアと一体となった商品づくりを目指す」と話す。

サムスンは画面が湾曲することで視聴者の没入感を高める4Kの新製品を披露し、中国勢も開発を進める。水面下で開発を進めているとされる米アップルも巻き込み、消費者に「買いたい」と思わせる商品の開発競争が激しくなりそうだ。


・・・・・

 

ということで、ソニーに続きパナソニックも大型有機ELの量産を先送り。

っていうか、もともとパナソニックの塗布型有機ELの性能は量産レベルにはなくて、量産するにもできないんで、先送りというのはちょっと表現が間違ってると思う。

まあね、まだ量産レベルにはありませんので先送りします、っていうよりも、他社と同じく4K液晶に注力します、という方が、株主に受け入れられるしね。

それにしても、国内の大手テレビメーカーは、この先、一体何を作って商売するんでしょうね。 

戦略なきビジネスに未来はありません。

 

で、

再度、大型有機ELテレビ量産の課題を挙げると、

・大型TFT基板の量産

・大型基板への有機ELの成膜

の二点です。

これができれば、部材の点数が少ない有機ELは液晶よりも製造コストが確実に下がります。

決して発光材料の値段ではありませんので、誤解なきよう。

 

で、TFTに関しては、LTPS-TFTをいかにに大型化するかがポイントで、既存のエキシマーレーザーでは困難だし、IGZOも安定性、歩留まりに問題あり。

だから、新規なa-Siのアニーリング法などを開発、実用化する必要があります。

有機ELに関しては白色ベタ蒸着、マスクなし、で歩留まり高く量産できます。

それには、ルミオテックの白色技術が使えます。


これまで、 

サムスンはマスク蒸着しようとして失敗、

ソニーはNEDOプロジェクトでレーザー転写法を開発しようとしたけど失敗、

パナソニックは時期尚早の塗布型インクジェットで失敗、

で、

LGが白色方式で一歩リード。

 

すなわち、

戦略ミスですね。

 

正しい戦略、戦術をもって事業化を進めれば3年以内に55インチなら確実に量産でき、液晶に勝てるでしょう。

 

そんなやる気のある会社があるならば、社外事業部長として責任を持って事業化しますので、ご連絡お待ちしてます。

 

 

 

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2014年5月13日 (火)

ソニーの有機EL

  
日経新聞より:
 

ソニー、有機ELテレビの開発凍結 4Kに経営資源集中

2014/5/13 2:00

 

ソニーは次世代の高画質テレビとして有望視されてきた有機ELテレビの商品化に向けた開発を当面凍結する。2013年末にパナソニックとの共同開発を解消、独自で家庭向けの開発を進めていたが、当面需要が本格的に立ち上がらないと判断した。世界1位のシェアを持つ高精細の4K液晶テレビに経営資源を集中する。人件費削減なども進めテレビ事業の収益立て直しを急ぐ。

有機ELはホタルのように自発光する有機材料を使うことで鮮明でスポーツなど動きが多い映像でもちらつかない特徴を持つ。パナソニックとの共同開発を解消、今年から独自に開発を進めてきたが、家庭向けの有機ELテレビでは韓国のLG電子やサムスン電子に先行されていた。有機ELを開発してきた厚木テクノロジーセンター(神奈川県厚木市)などの人員は4K関連製品などの開発に振り向ける。

4Kテレビでは13年の出荷金額で2割強のシェアを握る。ブランド力を発揮できると判断、4Kテレビに集中する。今夏に前期の2倍以上となる8機種の4Kテレビを発売、今期の販売台数を前期の4倍に引き上げる計画。薄型テレビの大型機種のうち4Kの比率を前期の1~2割から4~5割まで高める。4Kテレビは通常の液晶テレビよりも単価が10万円以上高いため、収益改善につながる見通し。

コスト削減も加速する。7月1日付でテレビ事業を分社して収益管理を徹底。テレビを中心とする家電販売の人件費を2割以上削減する。販売数量を追う戦略から収益重視に切り替え、15年3月期にはテレビ事業で11年ぶりの黒字転換を実現する体制を整える。

 

・・・・・

 

あらあら、という感じ。

サムスンが凍結でソニーも凍結。

だめですね、大企業というのは。

 

なぜ、大型有機ELテレビが実用化困難かというと、単純な話しで、

・有機EL用のTFT基板の製造

・有機ELの成膜 

の二点です。

 

決して材料がないわけでも、材料の値段が高いわけでもありません。

単にプロセスの問題です。

たとえば、大型TFT基板も従来のLTPSではプロセス上大型化は困難、

IGZOでは不安定。

有機ELも、従来のマスク蒸着は大型化は困難、

インクジェットは塗布型材料が性能がいまいち。

 

ということで、これらの問題をいかに解決するかが重要なのであって、

「当面需要が本格的に立ち上がらない」のを理由に開発を凍結って、戦略のあるテレビメーカーであればあり得ない話し。

4K液晶で儲かっている間に、次世代有機ELテレビを開発し、他社より先に市場に投入するのが王道であって、サムスンのような競合他社に追随するなんてもってのほかと思うんですけど。

実は、うちでは装置メーカーと新規な大型基板向けLTPS製造方法を開発中だし、材料に関してもとっくの昔に内部量子効率100%を実現し、今は理論上限を超える駆動電圧の低電圧化にも成功してるし、白色有機ELの量産はルミオテックで実証済みだし、

すなわち、 大型有機ELディスプレイの量産技術は山形にあるわけです。

 

そういう業界の最新情報がサムスンやソニーのトップがご存知ないのは、やる気以外に情報収集力にも問題があるのかもしれない。

 

まあ、極めて近い将来に大型有機ELテレビはサムスン、ソニー、以外の会社から本格的に市場に投入されますよ。

お楽しみに。

 

 

 

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2014年4月26日 (土)

MRS

 
ただいま、サンフランシスコ国際空港、
ユナイテッドエアラインのラウンジ。
いまから帰国します。 
 
 
で、
今回の目的は、サンフランシスコで毎春開催されるMaterials Research Societyでの発表のため。
 
今回は、准教授のプーさん、大学院生のセイノ、ワタナベの3人が発表。
写真はポスター発表中のワタナベ。
仕事してます。 
 
 
Photo
 
 
まあ、
研究費で外国出張に連れて行ってもらえるのは、日頃から一生懸命実験して、かつ、いい成果が出てること。
 
ということで、この二人は、
まあまあ、やってる方かな。
 
プラスの
ご褒美としては、
おいしいものを食べられること。
 
たとえば、ロサンゼルスでは、
ある夜は、中華。
 
 
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この高級中国酒をほぼ二人で空けました。
 
 
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北京ダックとか、
ロブスターとか、 
 
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お腹いっぱい。
 
 
で、
ここサンフランシスコでも、
 
 
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ダンジネスクラブ。
とくにこのお店「Crustacean」のローストクラブはアメリカ大陸で一番おいしいカニ。
フィッシャーマンズワーフでカニを食べるのは何も知らない観光客だけ。
 
 
で、
昨夕、サンフランシスコ最後の夜は、
「House of Prime Rib」でプライムリブ。
全米でステーキを食べまくった管理人、
アメリカ大陸で一番おいしいのはここです。 
 
 
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若者は動物のように骨までしゃぶります。 
どんな家庭で育ったらこういう食べ方ができるのか。
親の顔が見たい。
 
 
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〆は、
モンスターチョコレートケーキ。
 
 
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あのねえ、メニュー見て「モンスター」ってわざわざ名前をつけてる理由がわかるでしょ、って感じ。
 
いやあ、殺人的な大きさでした。
 
 
この一週間で、ワタナベは3キロ太りました。
おかあさん、ご心配おかけして申し訳ありません。
 
 
 
 

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2014年4月25日 (金)

ベンチャー

 
 
先週末から、
まずロサンゼルス。
そして、ここサンフランシスコに。
 
LAでは、UCLAで共同研究の打ち合わせなどなど。
この国では大学教授は研究ばかりでなく、ベンチャーにも絡み、一人で3〜4のベンチャーの立ち上げに関わるのはいたって普通のこと。
そのことで、研究成果の社会還元に貢献し、雇用を創出し、うまくいけば産業が生まれる 。
日本と違うね。
 
そんな話を実際にベンチャーの社長も含め、複数の人たちと情報交換を行った。
 
 
 
ベンチャーといえば、サンタモニカには電気自動車「テスラ」の展示場があってちょこっと運転席に座ってみた。
 
 
こんな感じ。
 
 
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いわゆるアナログのメーターはなく、
大型液晶モニターですべてをコントロールする。
未来の車って、こうなるのねっ、て感じ。 
 
で、
今の車。
 
 
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これは、某UCLAの教授の自家用車。
こちらの国では、大学教授も能力給。
学部長と交渉して年俸が決まる。
だからポルシェに乗れる。
 
やればやるほど、その見返りがある。
これも日本と違うね。
日本の国立大は研究をしようが、しまいが、給料はおんなじ。
だから、一旦教授になると落ち着いてしまう人が多い。 
これを正そうと、文部科学省は年俸制を取り入れようとしてるけど、
 
それは無理。
 
 
このままだと、世界どころか、アジアでもシンガポールとか、中国の大学において行かれるのは目に見えてる。
 
まず、やるべきことは旧帝国大学重視をやめ、実力のある地方大学の教員や学科に光をあてることです。
 
 
で、
サンフランシスコ。
 
 
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サンマテオにあるベンチャーキャピタルのオフィスを訪問。
受け付けがテスラを半分に切ったボディなのが洒落てる。
 
アメリカらしいオフィスで、
若手起業家のインキュベーションもおこなう。 
 
その雰囲気は、グールグか、アップルか。
白い壁に落書きのようにアイデアを書いてディスカッションする。
こういう雰囲気が、いまの日本の若者にか欠けてるところ。
 
 
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道路を挟んで、
ドレイパー大学。
 
一言で言うと、起業家養成塾。
徹底的に若者を鍛える。
若者どうしが刺激し合う。
 
 
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いやあ、
日本にないものがいっぱいあるんだなあ、
この国には。
 
 
 
 

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2014年4月23日 (水)

片手シングル

 
 
ちょっと長いですけど、読んでください。
 
 

マイナビニュースから:

 
トムソン・ロイター、高被引用論文数による日本の研究機関ランキングを発表
 
トムソン・ロイターは日本時間4月15日に、研究コミュニティに高いインパクトを持つ論文(高被引用論文)に注目することで、日本の研究機関の存在感を俯瞰する1つの指標とすることを目的とし、2014年より高被引用論文数による日本の研究機関ランキングを発表することにし、国内研究機関のトップ20のほか、国別の国際ランキングで日本が5位以内に入っている分野における国内研究機関のトップ10、そして全22分野における日本の国際ランキングなどを発表した。 今回の分析には、学術論文の引用動向データを提供する統計データベース「InCites Essential Science Indicators(ESI)」が使用された。データ対象期間は、2003年1月1日~2013年10月31日(データ取得時のESI情報に準拠)だ。学術文献・引用索引データベース「Web of ScienceR Core Collection」の収録レコードを基に、論文の被引用数から、世界のトップ1パーセントにランクされる研究者と研究機関の情報がそれぞれ収録されている。収録データの更新は2カ月ごとだ。
また今回のランキングは、「Web of Science Core Collection」に収録されているデータの内、article、review、proceeding paper(ジャーナル収録分)のみを対象とし、分母として算出された。meeting abstractなどは入れられていないため、今回のランキングにおける高被引用論文の割合を基に各研究機関の総論文数を計算することはできないようになっている。 さらにESIでは、共著者の所属機関をすべて網羅し包括的に収録する形だ。そのため、第1著者、責任著者、ほかの著者の区別なく、日本の研究機関が著者所属機関に含まれる高被引用論文の総計が順位に反映される形となっている。 加えて、「高被引用論文(Highly Cited Papers)」の定義についてだが、ESIの22の研究分野において被引用数が上位1%の論文とされている。引用は分野によって動向が異なること、一般的に論文発表から時間を経るほど多くなることが踏まえられており、各年・分野別の高被引用論文が特定され、集計されている。
 
 
材料科学(世界4位) (機関名/高被引用論文数/高被引用論文数の割合)
 
1. 物質・材料研究機構/92/1.94%
2. 科学技術振興機構/84/4.16%
3. 東北大学/60/0.94%
4. 東京大学/55/1.63%
5. 産業技術総合研究所/52/1.22%
6. 京都大学/36/1.23%
7. 大阪大学/32/0.79%
8. 東京工業大学/24/0.85%
9. 理化学研究所/16/3.25%
10. 九州大学/13/0.63% 、山形大学/13/4.74%
 
 
研究の国際化や競争の激化に伴い、大学・研究機関における研究評価のニーズは年々高まりをみせており、多角的な研究力分析には、論文数、被引用数など従来の絶対的指標と共に、高被引用論文を初めとする相対的指標の併用が求められるようになってきているという。 また相対的指標を見ることで、国・研究機関・研究者個人が、特定の集合体の中でどのくらいの位置にいるか、ベンチマークと比較してどうかなど、各自のポジションを客観的に把握し、機関の現状分析や戦略策定に活用することができるとする。高被引用論文を多く輩出する研究機関は、その分野で関心を集める傾向があり、今回のランキングは、世界的な学問・研究に対する影響力など、研究機関の世界の位置を示唆する1つの有力な指標となるとした。
 
・・・・・・
 
ということで、簡単に言うと、どれだけインパクトのある論文を発表したかという指標がこれで、我が山形大学は国内では九大と並んで10位、地方大学としてはトップにランクされてます。
 
 
しかも、
実は13報の論文はすべて城戸研究室のもので、他大学が総合力なのに対して、山形大は城戸研究室孤軍奮闘といったところ。
 
ということは、こういうランキングを大学研究室別に行えば、きっとさらに上位にランクされ、片手シングル(5番以内)ということもあり得るんじゃないかと思う。
 
 
この国では旧帝国大に大型予算が付き、地方大にはスズメの涙程度しかこない。
そんな中で、 
これってすごいと思うんですけどね。
文部科学省のみなさんにはぜひとも注目していただきたい今回のランキングでした。   
 
 
 

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2014年4月22日 (火)

ベジタブルジェラート

 
 
ただいまサンフランシスコ、マリオットマーキースホテルの9階の部屋で執筆しております。
 
あっという間に約一ヶ月、
このバカブログを更新しない日が続いてしまいました。
 
いやあ、
すまん、すまん。
 
 
まあ、いろんなことがあったわけですけど、何からお話しようかと考えたところ、まずきょうはこの話題から。
 
 
ベジタブルジェラート。
4月15日の日経新聞朝刊から:
 

Npf

 

ということで、管理人が代表取締役をつとめる山形大学発ベンチャーのナチュラルプロセスファクトリーが新たに開発に成功した野菜粉を使ったジェラートの発表です。

より詳しくは、こちら:

 

・・・・

 

山形大学発ベンチャー企業「ナチュラルプロセスファクトリー」

野菜ジェラートを開発

 

2014年4月10日

 

 常温乾燥技術や有機EL植物工場の技術開発を展開する山形大学発のベンチャー企業ナチュラルプロセスファクトリー(本社:山形県米沢市,代表取締役:城戸淳二,以下NPF)は,風味や栄養成分を残す常温乾燥方法で乾燥させた野菜を使ったジェラートをリストランテ喜右エ門の我妻喜一氏(山形県米沢市)と経済産業省の補助金制度(ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金事業)を用いて共同開発しました.

 常温乾燥は,熱を加えたり凍結したりする他の乾燥法と違い,流体力学を応用して風を自由自在に操る新技術(特許第4448008)により,乾燥機内の温度を均一に常に40℃前後で保持させ,自然に近い状態で乾燥させることができます.そのため,素材本来の味や風味,色,栄養価を維持したまま粉末加工することもでき,「乾燥しているけど,成分は生」をセールスポイントに,無添加・無着色の素材を,幅広い商品へ応用すれば,季節の変化に関わらず消費者に供給することができます.

 共同開発したジェラートに使われる野菜は,この常温乾燥法で乾燥させています.常温乾燥法は,生に近い乾燥品を提供できる特徴から好評を頂き,ブドウなどの果物や高級煎餅などの乾燥方法に採用されるなど,用途が拡大しています.特に,これまで廃棄されていた野菜や果物の傷物などのB級品を,常温乾燥して粉末化することにより,栄養価および風味豊かな高付加価値の食材として再利用できることから,農業の6次産業化に大きく貢献すると期待されます.今回、野菜ジェラートは,トマト,パプリカ,セロリ,しそ,アスパラガスなどを開発しました.

 これら野菜ジェラートを2014年5月1日から,リストランテ喜右エ門(山形県米沢市大字長手1668 TEL 0238-28-0284)にて,ランチを注文いただいた方に試験的に提供させて頂きます.

 

会社概要:

城戸淳二山形大学教授,鹿野一郎准教授は,有機EL光源を用いる植物工場,常温乾燥技術を用いた食品加工の研究開発および乾燥機の製造販売会社NPF201242日に設立しました.

992-8510 山形県米沢市城南4-3-16

山形大学工学部インキュベーション施設内

電話0238-26-3655   ファックス 0238-26-3656

メール:info@natural-process-factory.com

・・・・

で、そのジェラートの写真はこちら。

 

S31

 

なにか、わかりますか?

じつは、アスパラガスです。

裁断して、常温乾燥して、粉にして、ジェラートに。

この常温乾燥野菜粉の特徴は味や栄養素だけじゃなく、風味が残り、色がすばらしい。 

 

 

S32

 

これは、黄色のパプリカ。

見てください、このうつくしい色。

野菜嫌いのこの管理人が「うまいうま」いとおかわりするくらいのおいしさ。

他にもシソなんて目からウロコのおいしさですよ。

 

で、

食べてみたいと思われる方、

米沢市のイタリアン「喜右エ門」へ、

5月1日から試食できます。

期間限定だからね。

 

国内外のアイスクリームメーカーに技術移転しますので、ご連絡お待ちしております。

 

 

 

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