2015年3月 2日 (月)

米沢に集合!

 

来る3月14日金曜日、午前中はシンポジウム、午後は異業種交流会。

ここに来なければ、有機エレクトロニクスの分野で出遅れます。

 

午前:

 

『 有機エレクトロニクス シンポジウム in 米沢 2015 』 開催について

 
文部科学省及び独立行政法人科学技術振興機構の「革新的イノベーションプログラム(COI STREAM)のトライアル(COI-T)として山形大学の「個人ニーズ未来ものづくりで、健康・感性文化豊かな生活を目指すフロンティア有機システムイノベーション拠点」が採択されました。これまでの成果と今後の計画に関してシンポジウムを開催します。
 
題目:
個人ニーズ未来ものづくりで、健康・感性文化豊かな生活を目指すフロンティア有機システムイノベーション拠点 ~COI(センターオブイノベーション)-Tプログラムの成果と今後の計画~
 
日時:
平成27年3月13日(金)10:00~12:00
 
会場:
伝国の杜 置賜文化ホール (山形県米沢市丸の内1-2-1) 
 
参加費:
無料
 
申し込みは、大学ホームページから。
 
司会進行/高橋辰宏(山形大学工学部 学部長特別補佐)
10:00~10:05 開会の挨拶   大場 好弘(山形大学 理事・副学長)
10:05~10:10 来賓挨拶      岸本 康夫 氏(文部科学省 文部科学省 文部科学省 科学 技術 ・学術 政策局 政策局 次長 )
10:10~10:40 基調講演      三宅 徹 氏(大日本印刷株式会社)
10:45~11:55 パネルディスカッション
テーマ:
「地域の暮らしを考える ! ~未来の心豊かで快適・健康な生活と社会を目指して~」      三宅 徹 氏(大日本印刷株式会社)
加藤 守匡 氏(山形県立米沢栄養大学 准教授)
城戸 淳二(山形大学 卓越研究教授)
時任 静士(山形大学 卓越研究教授)
座長/今野 千保(山形大学 教授/国際事業化研究センター センター長)
11:55~12:00 今後の計画・閉会の挨拶          飯塚 博(山形大学 工学部長)      
 
 
で、午後。
以下、有機エレクトロニクス異業種交流会のプレゼン企業の一部です。

ジャパンディスプレイ株式会社

パナソニック株式会社

Lumiotec株式会社

NECライティング株式会社

株式会社カネカ

大日本印刷株式会社

コニカミノルタ()

三菱化学株式会社

出光興産株式会社

 


30数社の発表及び展示があります。

参加申し込みは学会ホームページから。
ということで、3月14日は米沢に集合!
 

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2015年2月16日 (月)

重要なお知らせ

 
 
恒例になりました米沢での有機エレクトロニクス研究会の異業種交流会。
今年は3月13日(金)に開催です。
この交流会に来ないと最先端の情報が入らなくなって、時代に乗り遅れるというくらい重要なイベントで、毎年200名近い参加者が集まります。
お申し込みは今すぐ、
高分子学会ホームページからお願いします。
 
有機エレクトロニクス研究会 第4回異業種交流会
趣旨:
有機エレクトロニクス分野(有機EL、有機太陽電池、有機トランジスタ、蓄電デバイスなど)では、パネルメーカーをはじめ、材料、周辺材料、製造装置、検査装置メーカーなど、多くの業種の企業が関わっておられます。これまでなかなか一堂に会する機会がなく、異業種企業間での情報交換の場がありませんでした。すでに、有機EL研究会では企業間の交流を深めるため、異業種交流会を過去開催し、関連企業約30社に5分程度のショートプレゼンテーションを、その後、約30社にパネル展示していただき、その場で名刺交換会を兼ねた交流会を行ってきました。懇親会では毎年200名近い参加があり、好評を博しております。本年も有機エレクトロニクス(有機EL、有機太陽電池、有機トランジスタ、蓄電デバイスなど)に分野を広げ、第4回異業種交流会を開催します。
自社製品をアピールしたい方、他社動向を調査したい方、商売相手を探しておられる方等、多くの方々の参加をお待ちしております。
また、同日午前中に有機エレクトロニクスシンポジウム in 米沢 2015(主催 山形大学、共催 高分子学会等、参加費無料)が開催されます。詳しくは、下記アドレスをご参照ください。http://www2.yz.yamagata-u.ac.jp/info/2015/150313elsympo.html
*ショートプレゼンテーション、パネル展示希望の方は、参加申し込みの際にその有無をお書き添えください(申込締切は12月25日(木)→2月23日まで延長)。ショートプレゼンテーションは参加者の前で企業紹介(5分/1社)を、パネル展示は当方準備のブース(パネルと机を組み合わせたもの)の範囲内を自由に使っていただき、企業紹介をしていただきます。
詳細は事務局までお問合せください。なお、ショートプレゼンテーション、パネル展示企業は、運営委員会で調整させていただきます。
主催:高分子学会 有機エレクトロニクス研究会
開催日2015年03月13日 13:00~19:00
開催場所:伝国の杜、上杉城史苑
 米沢市丸の内一丁目2番1号
プログラム:
<13:00~15:30> ショートプレゼンテーション(1社約5分、約30社を予定) (伝国の杜)
<15:30~15:50> 会場移動(徒歩約3分)、コーヒーブレイク (上杉城史苑)
<15:50~17:10> パネル展示(約30社を予定)・名刺交換会 (上杉城史苑)
<17:10~17:30> 休 憩 (上杉城史苑)
<17:30~19:00> パネル展示( 〃 )・懇 親 会 (上杉城史苑)
参加要領:
1)定員300名
2)参加費(銀行振込、ショートプレゼンテーション希望者含む)
  ①企業3,240円 ②大学・官公庁2,160円 ③学生1,080円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員1,080円
  ④有機エレクトロニクス研究会メンバー 無料
3)パネル展示料(銀行振込)(お申込頂いた希望者参加費1名分含む)
 ①有機エレクトロニクス研究会メンバー17,280円 ②有機エレクトロニクス研究会メンバー外54,000円
4)懇親会費 4,000円(参加費と併せてお振込ください)
5)申込方法 Webでお申込み後、開催当日でにご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)を順次送付させていただきます。
6)振込先 銀行振込<三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 高分子学会>
     郵便振込<00110-6-111688 高分子学会>
 振込手数料は振込人にてご負担下さいますようお願いいたします。
 銀行・郵便振替の領収書をもって本会からの領収書にかえさせていただきます。

問い合わせ先: 高分子学会 有機エレクトロニクス研究会係
〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F
TEL 03-5540-3771  FAX 03-5540-3737


※ショートプレゼンテーション、パネル展示の申込み締切は延長し、2月23日(月)です。
また、Webでの参加申込みは3月12日(木)午前までとさせていただきます。以降は上記宛お問い合わせ下さい。
 







2015年2月12日 (木)

誕生日プレゼント

 
 
昨日は、
建国記念日(建国記念の日じゃない)。
そして、トーマス・エジソンの誕生日。 
そしてそして、城戸淳二の誕生日。
 
この国のために、光で、貢献する。
運命を感じる今日この頃、
そんな昨日は、お休み返上で朝から興譲館高校へ、
SSH生徒研究発表会。
 
 
まず、2年生の口頭発表。
厳しい部活と多い宿題の中、よくぞ研究してそれをまとめて発表することができました。
それだけで、拍手。
 
特に素晴らしいと思ったのは、全体的にパワポの作りかたが、なかなかいい。  
その辺の大学生や社会人よりわかりやすい。
これは指導いただいた高校の先生のご努力の成果だと思う。
 
 
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1年生はポスター発表。
そのなかで、我が娘、グループで発表してました。
 
 
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しかも、その内容がこれ。
 
 
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父親の研究を面白いと思い、
それを題材に仲間と知恵を絞ったポスター、
 
うまれて56年、
こんなにうれしい誕生日のプレゼントはなかった。
 
ありがとう、娘よ。
こんな機会を与えていただいた興譲館高校に感謝。
 
 
で、
個人的にいちばん面白いと思ったのが、
これ。
 
 
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「犯罪ウォッチ」というアイキャッチなタイトル。
そして、理系では馴染みのない犯罪心理学のおいしいところをまとめてある。
聞いてて、なるほどなるほど、と聞き入ってしまった。
 
 
最後は、我らが城戸チルドレンたちの発表を日本語バージョンで。
やっぱり、高校レベルとくらべるとはるかに高度な内容。
きっと会場で聴いてる高校生には理解不能な内容だったに違いない。
そう言う点では、大学での発表と、高校での発表はもっと噛み砕いて内容を変えないといけない。
 
 
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最後の講評。
 
他の招待者の方々とは違い、
一言アドバイス。
 
 
研究とは、
インパクトのあるテーマを設定し、
実験に汗を流し、
結果を考察し、
結論を出す。
そして、それを人に伝えて完結します。
 
たとえば、
大学の研究者は論文を書きます。
学会発表をします。
それで、研究は完結するのです。
 
 
ところが、
1年生のポスター発表では、ほとんどの生徒さんがメモをみたり原稿を読んで発表してましたね、
それでは言いたいことが聞きに来た人に伝わりません。
人が人に話しかける時、目を見ます。
相手に言葉が伝わってるか、相手が理解しているか、人の顔を見ながら話します。
 
研究発表も同じです。
聞きに来た人の顔を見ながら発表してください。
決して下を見て、 原稿を見て、話してはいけません。
相手との距離もわからず、声の大きさも適切じゃなく、原稿を読むと伝えたいことが伝わりません。
 
次回からは人を見て発表してください。
そうすればみなさんの研究の完成度はもっともっと高まります。
 
 
こんなことを高校生に直接伝えられる機会をいただいて、
興譲館高校に感謝。
 
 
最高の誕生日でした。
 
 
 
 
 

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2015年2月 5日 (木)

博士

  
 
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きょうは、朝から博士の公聴会。
午前中2件、
午後2件。
 
熱い議論を展開して、
新ドクター誕生。
 
おめでとう!
 
 
高校生の教育も大事だけど、大学の教員としては何人の博士を輩出したかもすごく重要。
 
で、
左から、
相澤。
生粋の山形大学の生え抜き。
4月からは九州大学の助教。
 
左から二番目、
大久。
某KM社を辞めて、博士課程に入学。
好きな研究をしたいからという理由。
 
右の二人、
右から、タオジュンとワンさん。
中国からの留学生。
研究だけじゃなく、この雪国での生活に慣れるのに苦労したと思う。
 
よく頑張りました。
 
 
これから社会に出るわけですけど、誠意一杯頑張って、自分の能力の限界までやりきって欲しい。
 
 
10年後に再開する時を楽しみにしてます。
 
 
 
 
 
 

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2015年2月 4日 (水)

城戸塾

 

 

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ここ米沢市には1776年創立の藩校「興譲館」の流れをくむ米沢興譲館高校があります。 

理系教育に力を入れてくれてて、文科省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)にも認定されてます。

そのSSHのアドバイザーを仰せつかっていて、講演会の企画とか、プログラム自体に対する意見させていただいたり、結構、深く関わってます。

 

 

たとえば、講演会、

昨年は白川英樹先生においでいただきました。

その前には、宇宙飛行士の山崎直子さんにも来ていただきました。

 

 

で、昨日。

そのSSHのプログラムの一つ、

城戸淳二塾の研究発表会を行った。

 

この塾、

高校2年生を対象に、城戸のオフィスでの座学。

 

今年度は、

自己紹介に始まり、

ノーベル賞中村教授のマスコミで取り上げない裏側の話、

小学校で英語を教える必要があるのか、を議論、

白川先生との懇談会、

国際人として活躍するには、を討議したり、

 

米沢をいかに活性化できるか、

などなどをぶっちゃけ議論する。

 

それだけじゃなく、彼らは山形大学工学部の研究室に配属し、数ヶ月、大学生、大学院生と最先端の研究を行う。

そして、その研究発表会を昨日行った。

 

それが、

本格的な学会形式で、

7分の発表と3分の質疑応答、

しかも、

英語。

 

 

高校2年生ですよ。

以下、発表題目と発表者。

 

 

トップバッター、榎本慎太郎君。

Fabrication of organic thin film transistor using printing process

について発表。

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2番手、加藤 広司君。

Synthesis of silsesquioxane nanoparticles having optoeletronic functionalties

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次、佐野 舜一君。
Development of a biocontrol agent for plant fungi with chitosan assimilating bacteria
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次、新藤 弘康君。

A Study of Power Supply Circuit Using Vibration and Body Temperature

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次、曽我 虎白君。

Effect of polymer molecular weight for water structure and blood compatibility in poly(2-methoxyethyl acrylate)(PMEA)

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次、中村 翔汰君。
Effect of the particle size of rice flower on the rheological properties and baking quality
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次、山本 慎一郎君。
Fabrication of Micro-Needle Array Using Fused Deposition Modeling (FMD) and Thermal Imprinting
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最後が、鷲尾 優佑君。
Measurement of Pressure Distribution, Lift and Drag forces for an Airfoil
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いやあ、立派な発表でした。
大学レベルの研究を理解し、それを英語で発表する。
これって、大学院1年レベルですよ。
 
 
こういう高校生を見ていると、技術立国日本の未来は明るい。
結局、問題は若い研究者の卵を育てきれないいまの教育システムにあると思う。
なんでも手取り足取りじゃあ、自分の限界がわからない。
自分の限界を超えれた自信を持たせるのが能力を引き出すコツだと思う。
だから、高校2年生に、大学で研究をさせて、その発表を英語で行う。
 
限界を超えたこの8人、一皮も二皮もむけたと思いますね。
 
10年後が楽しみだなあ。
 
 
最後に、高校生を引き受け、ご指導いただいた工学部の先生方に心から感謝いたします。
ありがとうございました。
 
 
 
      
 

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2015年2月 2日 (月)

英語教育

 
 
Photo
 
 
出張の時の新幹線の中では、メールを読んだり、週刊誌を読んだり、そしていつか眠りにつく、というのがパターンなんだけども、先週金曜日の山形新幹線の中で読んだ週間新潮の藤原正彦先生のエッセイがおもしろかった。
 
何を隠そう、新潮を買うのは、この先生の文章を読むためと言ってもいいくらいで、ユーモアに富み、しかも教養を感じさせる内容で、大学教授と同業者でありながらうらやましくもあるくらい。
 
 
で、
今週号、
英語教育について物申されてて、フムフムとうなづきっぱなし。
 
要点は、「小学校で英語を授業で教えるのはいかがなものか」、ということ。
小学校での英語教育については、このバカブログでも以前とりあげてるんだけれども、お願いだからやめてほしい。
 
英語教育自体はいい。
うちの娘も小さい時から英語塾に行った。
 
なにが問題かというと、  
小学校のカリキュラムとして、 その限られた時間の中で英語を教えること。
他の何かを削らないといけなくなるわけです。 
 
じゃあ、削るのは?
理科ですか、社会ですか、国語ですか?
 
何れにしても、日本人として国際人として活躍していく上で、今、教えてる教科で削れるものはないでしょ。
英語が必要となる職業に就きたい子供は、放課後に英語塾に行けばいい。
そういう子供を地域として生み出したければ、小学校を放課後解放して、定年退職した英語教師に来てもらうとか、ボランティアの外国人に来てもらうとか、やりかたはいくらでもあると思う。
文科省が別途予算をつけるなら、欧米に限らず、公用語がフィリピンから英語がしゃべれるだけじゃなく、日本で専門の勉強をしたい若者に来てもらえばいい。
その方がアジアためでもあると思う。
 
 
限られた時間で、限られた文科省の予算の中で、いったい何をすべきなのか、よく考えて欲しい。
 
そもそも今の日本に必要とされてる人材というのは、決して英語がしゃべれる人材じゃないわけです。
特に、少子化時代に、科学技術立国を維持するためには、本田宗一郎や松下幸之助、中村修二のようなイノベーターを数多く生み出すことでしょう。
 
サイエンスキャンプのようなアウトリーチ活動を打ち切って、いったいこの国の教育は何を目指しているのか、一国民として、一教員として、まったくわからない今日この頃なのである。
 
 
 
 
 

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2015年1月30日 (金)

プリンタブルエレクトロニクス

 
 
きょうは東京ビッグサイトで開催されている「プリンタブルエレクトロニクス展」へ。
 
プリンタブルエレクトロニクスとは、印刷で製造するエレクトロニクスの意味。
これまで半導体というと、シリコン結晶を微細加工して製造したり、真空装置で製造したり、とにかく複雑な方法で製造されてたんだけど、有機半導体という分子状の半導体を使うことで、溶液状にして印刷で半導体素子ができる。それを次世代の半導体と呼んでいて、これまでにない半導体素子ができるということで研究が盛んになってきた。
その展示会で山形大学もブースを出展して各種試作品を展示。
 
 
まずは、有機エレクトロニクスイノベーションセンター(INOEL)のブースから。
 
 
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ここでは、有機ELと有機太陽電池が中心の展示。
 
 
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青色のフレキシブル有機ELパネルが曲がって展示してあります。
青色というと青色LED。
LEDは点光源でちっちゃい粒が光るのに対して、有機ELは面光源。
しかも、薄くて曲げられる。
 
 
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これは、壁にかかった有機ELパネル。
緑、青、オレンジに光ってますね。
 
 
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あーら不思議。
緑をオレンジが青に変わってます。
しかも、壁から離すと消えちゃいます。
 
なんでかっていうと、これらのパネルには電池が付いてなくて、壁から電力を受けて光ってるのです。
非接触給電ってやつです。
 
しかも、加速度センサー内蔵で、回転させるとそれを察知して発光色が変わります。
 
おもしろいでしょ。
 
 
INOELでは、有機薄膜デバイスコンソーシアムというプロジェクトが走っていて、多くの会社が参画されてます。
 
その開発テーマの一つが、 ITO(インジウムースズ酸化物)という透明の半導体電極をもっと安いもので置き換えようという研究開発。
 
 
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銀のナノワイヤーを用いたり、導電性高分子を用いたり、しかもそういう透明電極を印刷で作製したり、とにかく高価なITOがいらなくなるので、近い将来、有機ELパネルの値段もぐぐっと下がる見込み。  
 
また、基板には樹脂、ステンレスホイル、薄いガラス、など曲げられるものを用いたパネルの試作も。
 
たとえば、ガラスも50ミクロンまで薄くなると、こうやって丸められます。
そして、その上には印刷でパターン化された透明電極が形成されてるわけです。
実はすごく有用な技術なんです。
 
 
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他にもまだまだおもしろパネルがありました。
 
 
で、
有機エレクトロニクス研究センターのブース。   
 
 
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こちらでは、有機トランジスタ中心の展示。
 
たとえば、超薄いラップの上に印刷で電子回路を形成するとこうなります。
 
 
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しかも、センサーの機能を加えると、
絆創膏のようなもので、肌に貼って血糖値を測ったり、
ストレスを感知したり、
 
と、
 
病気になる前に知らせてくれるわけです。
 
 
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実用化にはまだ時間はかかりそうだけど、世の中変わりますね。
 
 
で、
実は、S-イノベと呼んでる文部科学省の科学技術振興機構(JST)のプロジェクトの展示も近くにあって、
 
うちの「印刷で製造する有機EL照明パネルの開発」プロジェクトのコーナーも。
 
 
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説明は研究員のチバです。
うちの学部を出て、修士を取得し、博士号もうち、そして今は博士研究員としてテーマを仕切る。
 
成長しました。
 
 
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展示品は、印刷で作製した有機ELパネル。
見た目は普通の有機ELですけど、
 
実は、中身がすごいんです。
 
 
 
という感じで、ブースを見学したあとで、お仕事。
S-イノベの成果報告会です。
 
 
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一般向けに成果を報告するのはこれが初めてということで、立ち見が出るほど盛況。
JOLEDが設立され、印刷で有機ELディスプレイを製造しようと国が立ち上がったもんだから、印刷有機ELが注目されてるわけです。
 
 
何を隠そう、印刷タイプは日本そして世界でも山形大学がその先頭を走っていて、1993年に高分子に色素を混ぜて白色にしたのが、世界初の塗布型白色ELで、うちの研究室が発表。
 
今回の講演では、先日、Nature Communicationsに掲載され、新聞発表した「多層構造塗布型高効率有機EL素子」など、この分野の最先端の情報を提供した。
 
とにかく、何度も言いますが、
印刷で作製する有機ELは、大日本印刷 、コニカミノルタ、山形大学からなるSイノベオールジャパンチームは世界のトップです。
 
JOLEDでディスプレイにも使っていただけるなら喜んで協力いたしますよ。 
 
 
そんなわけで、試作に次ぐ試作でめちゃめちゃ忙しかったINOEL、ROEL、Sイノベチームの皆さんでした。
 
お疲れ様でした。
すばらしい展示品の数々でした。
 
 
 
 

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2015年1月29日 (木)

リンツ

  
今週はヨーロッパ対応が続いてて、
昨日はオーストリアのリンツなどから大勢のお客様。
 
リンツ大学のサリチフチ教授らと、山形大の吉田司教授らを中心に、今後、研究者の交流を積極的にしましょうというプロジェクトが採択されて、そのキックオフシンポジウム。
 
サリ教授は有機太陽電池の中でもポリマー太陽電池の第一人者で、地域卓越プロジェクトでも学外メンバーとして協力してくれた。もう長いお付き合い。
 
他にも、ドイツなどからこの分野の研究者が月曜日から山大に滞在されていて、施設見学や二日間のシンポジウムを行っている。
 
日本側も山形大だけじゃなくて、他大学の若手研究者を中心においでいただき、講演いただいた。
 
 
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工学部100周年記念会館でのシンポジウム。
昨日、城戸からは有機ELの最新状況をお話しさせていただきました。
 
 
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懇親会では、飯塚学部長(右)からご挨拶。
その左が吉田教授。
その左がサリチフチ教授。
 
 
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有機エレクトロニクス分野の若手たち。  
と言っても、一番左の中山准教授は当年とって確か58歳。
53歳くらいに見えますけどね。
 
 
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京大の若宮先生とは、しばしゴルフ談義。
拙著の「1年で90を切る」ゴルフ本を読んで、100が切れるようになったとか。
 
 
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今は、パッティングが課題です、ということなので、パッティングの極意の30%くらいを無料で伝授した。
半年以内に90を切られると思う。
 
 
そんなワケで、ここ山形大学にはドイツのドレスデンやら、オーストリアのリンツやら、世界中から有機エレクトロニクスの研究者が集まるのです。
地方大学で、ここまでやってるところはないでしょう。
 
 
地域に根ざし、世界とともに。
 
 
いい若手研究者が育ってます。
石破大臣、一度、見学においでください。
 
 
 
 

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2015年1月28日 (水)

ドレスデン

 
 
月曜日。
朝はやく、家を出て東京へ。
 
まず、午前中は、  
田町にある大学のサテライトオフィスにてドイツのドレスデンから来られた人たちと打ち合わせ。
私の担当は照明デザーナーの意見交換。
日本を代表する有機EL照明器具デザイナーのイチカワさん(左手前)とソノベさん(左奥)が出席。
ドレスデンのNOVALED社の照明器具デザインを担当されたデザイン会社の方と有機EL照明器具のあり方、仕事の手法などなど、約2時間話し合った。
 
大きな違いとして、
日本はデザイナー一人で仕事してるのに対して、あちらではチームでブレストしながら進めるのだとか。
 
ほほう、と関心。
 
 
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午後からは東京国際フォーラムに移動して、今回で3回目になるドイツー日本ジョイントワークショップに出席そして講演。
 
これは、山形大学の城戸とドレスデン工科大学のレオ教授の長い付き合いの中から自然発生的にスタートした山形とドレスデンの交流プログラム。
大学だけではなく、企業の方々もビジネスの面から交流する。
 
ドレスデンから米沢へ、米沢からもドレスデンへ、見学会など催してて、すでに商談が進んでいたりして、ぼちぼちと成果が見え始めた。  
 
 
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講演会での技術紹介も重要だけど、ちょっとアルコールを加えてのざっくばらんなお話し合いが洋の東西を問わずとても重要。
ということで、ドイツビールをいただいた。
 
昨年はドレスデンのあるザクセン州の知事が米沢を訪問されたり、年々、その関係が深まってる。
 
 
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最近、地方創生ということばをよく見たり、聞いたりするけど、こうやって地域間の交流を活発に行い、お互いから学び、お互いの良さを生かし、お互いを活性化すると言うのも重要。
 
米沢には山形大工学部があり、世界一の有機エレクトロニクスの研究拠点であり、また、東北パイオニアやルミオテックなど有機ELパネルの生産地でもある。また、ドレスデンはドレスデン工科大を中心に有機エレクトロニクス産業の集約を進めている。
いわば、ライバルだけれでもそれぞれ特徴があり、強みも違う。
だからこそ、お互い学ぶでき所が多く、Win-Winの関係になれる。
 
 
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地方創生というのは、決して方程式があるんじゃなくて、その地域に合った方法がある。
しかも、即効性のある方法なんかなくて、このように時間をかけてその地域の特色を強化していくということが最も効果的だと思う。
 
 
石破大臣、おわかりなのかなあ。
 
 
 
 

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2015年1月25日 (日)

 
 
米沢は豪雪地帯です。
一冬で3メートルは積もります。
 
子供、喜びます。
 
 
昨日のこと、家の真裏にあるうちにとっては裏庭のような公園を覗いたら捨てられた雪で大きな山ができていて、子供がスキーを楽しんでた。
他にも穴を掘って秘密基地にして遊んだり、かまくら作ったり、とにかく近所には子供の遊び場には事欠かない。
 
 
Photo
 
 
けど、
雪が降ると、
 
大人、悲しみます。
 
特に一戸建てに住む人にとっては雪下ろしやら、雪かきやらで貴重な時間を奪われます。しかも筋肉痛になります。
 
しかも、その家での立場がばれます。
家主(ボス)は家の中でぬくぬくと、店子(子分)が外で汗をかく。
外に出て雪かきしていると、どこの家ではだれが家主なのかがよくわかる。
 
うちの隣の隣に住む山形大の准教授宅。
いつも旦那さんが雪かき。
 
 
で、その雪かき。
 
実は今の住宅は強度が高かったり、自然に落ちたりして屋根に上る必要がない。
除雪が必要なのは、カーポートの前。
道路の雪をかき分けるブルドーザーが通った後にカーポートの前に残される雪の山。
車が出られないわけですよ。
 
それと、
そのカーポートの上に積もる雪。
平らな屋根なんで積もりにくいんだけど、大雪の年にはおろす必要がある。
うちの場合、この十数年で1〜2度か。
 
で、
今年、そのレアな年。
昨年12月の爆弾低気圧の時に年間の積雪量以上を落としていってくれたおかげで、2月の本格的降雪期を前にして、ほぼ限界状態。
 
ということで、昨日、雪下ろし。
 
といっても、都会育ちで雪おろしの経験なし、しかも体重増で、ひょっとしたら自分の体重で屋根が落ちるかもしれないということで、知り合いにお願い。
 
米沢育ちのお二人、
さずがに慣れていて、約1時間でカーポートの上はきれいになった。
 
 
(写真)屋根の上では、雪をほいほいっと。 
Photo_2
 
 
(写真)下ではブルで雪捨て場に。
Photo_3
 
 
いやあ、一人でやったら半日はゆうにかかり、しかも体が無事でいられるかどうかもあやしい。
 
こんな暖かい友人がいる限り、米沢の雪はつらくない。
有難い、有難い。
 
 
 
 
 

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